1975-06-10 第75回国会 衆議院 法務委員会 第25号
○田中参考人 私どもといたしましてはこれを制限債権に入れていただきたいということを考えておりましたが、今回の法案によりましてこれが無限責任、無限絶対の責任ということになっておりますので、保険につきましては、この法案のお取り扱いが変わるまではやはりアンリミテッドの、無限の保険をつけざるを得ないと思うのです。
○田中参考人 私どもといたしましてはこれを制限債権に入れていただきたいということを考えておりましたが、今回の法案によりましてこれが無限責任、無限絶対の責任ということになっておりますので、保険につきましては、この法案のお取り扱いが変わるまではやはりアンリミテッドの、無限の保険をつけざるを得ないと思うのです。
○田中参考人 お答えいたします。 三十二年ごろにおきましては、先ほども御説明申し上げましたように、船主の経営基盤も弱く、引受機関も欠いておりましたために、業界におきましても意見が分かれまして、これの批准に消極的であったわけでございますが、その後、海運会社の合併、それかも自主努力等によりまして基盤も強化されましたし、さらに引受機関も充実してまいりましたので、批准を四十二年にお願いしたわけでございます
○田中参考人 私は、日本船主協会の業務委員会副委員長をいたしております田中でございます。あいにく業務委員長が海外に出張いたしておりますので、私がかわりに出席いたした次第でございます。 ただいま議長から御質問のありました船舶の所有者等の責任の制限に関する法律案につきまして海運業界の見解をお答えいたします。 御承知のよう仁、わが国の商法は、明治三十二年に制定されて以来、今日まで委付主義をとり続けてきたわけでありますが