1948-12-23 第4回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
○田中(松)委員 提案者に一つお伺いしてみたいのでございますが、実は私ども本日そういう余裕がないので、そういう処置がとれませんが、これについて何か直接組合関係の方の意見を求められたかどうか、そういう点についてどうでございましようか。
○田中(松)委員 提案者に一つお伺いしてみたいのでございますが、実は私ども本日そういう余裕がないので、そういう処置がとれませんが、これについて何か直接組合関係の方の意見を求められたかどうか、そういう点についてどうでございましようか。
○田中(松)委員 この改正案のようなぐあいになつた場合、数字の上でどういう結果になりますか、たとえば、これも概算でよろしうございますが、月額何ほど收入がふえて來るか、この点をお尋ねいたします。
○田中(松)委員 ちよつとよんどころない用事で席をはずしておりまして、申訳ございません。多分榊原委員からお尋ねがあつたことと思いますが、直接案には関係がないようでございますが、しかしまた別な面から非常に密接な関係のある國民健康保險でございます。これに対して、そういう影響があるかないかわかりませんが、もしそういう影響があつたとした場合に、この健康保險法とバランスのとれるように國民健康保險の方のことを考慮
○田中(松)委員 ただいまの問題に関連いたしまして、取扱いの間違つているというか、不衞生的なことをやつたために問題が起つたような場合、その不注意な取扱いをした医師には何か罰則というか、そういう方法が講ぜられているのでしようか、この点お伺いいたします。
○田中(松)委員 表面に現われた問題は予防接種の問題でございますが、それを通じて私はつくづく感じておるのでございます。予防接種はああいうふうに集團的に行うので、社会的な問題になりまするが、普通の病人というものはばらばらにできておりまして、それぞれ主治医の監督のもとにいろいろの投藥が行われておりまするが、予防注射においてああいう問題が起るということになりますると、そのほかの藥において、病氣のためでなく
○田中(松)委員 あるいは予防局の方と関連することがありましたならば、あとで相談の上、まとめてお答えを願いたいのでありますが、実はこの前もちよつとこの点に触れておきましたが、この予防注射の問題から起つて來たいろいろな問題について、その責任の所在について、藥務局と予防局との間で意見の対立がある云々という新聞記事が出ました際に、私は、それはたいへんなことだ、事実そういうことがあろうとも私どもは思いませんけれども
○田中(松)委員 ただいま榊原委員から要望せられましたことは、私の方も全幅的に賛成でございます。内容につきましてはいまさら説明を加えませんが、最近一番大きな社会問題として取上げられたことでございますし、ひいては、これはここで言いにくいことでございますが、新聞を見ますと、責任のなすくり合いを、医務局と予防局がどうじやこうじやいつておる。私は内容を知つておりますからそんなことは信じませんが、早く解決をつけておかぬと
○田中(松)委員 ただいま榊原委員の言われた通り、私どもまつたく同感でございます。先ほど久下次長のお言葉の中に、この前はああいう私見を述べたけれども、その後御報告するようなことはないというようなことを言われましたが、それはないのがあたりまえでございまして、この問題はずいぶん古い歴史を持つているようでございますが、その都度國会で取上げられるときに、政府当局は答弁をされるだけで、また今度その次にこうした
○田中(松)委員 私の申し上げます委員を使用者、被傭者の中に含ませるということには、私どもとしては承服しかねます。あくまでもこれは学識経驗のある者の中に入るべきであつて、これは私ども「学識経驗のある者」という解釈について、何も初めから警戒したわけではありませんので、この場合はそういう弊害はないかもしれませんが、過去においてこういう委員会ができるときに、ほとんど例外なしに受けた印象というものは、そういう
○田中(松)委員 この第五條の三にあります学識経驗のある者という内容でございますが、今までともすると学識経驗ある者という場合、今御指摘になりました大学の教授とか、あるいはその道の專門家というような者に重点を置き過ぎておられるようでございますが、私はそういう專門的な——言葉は当らぬかもしれませんが、極端に言いますと、机の上で勉強された方たちも必要でありますが、実際そういう学術的な、いわゆる世間ありふれた
○田中(松)委員 まだただいま法案をいただいたばかりで、目を通しておりませんので、あるいははつきりこの法案にうたつてあるようなことをお尋ねするかもしれませんし、まつたく私の思いつきのお尋ねをするかもしれませんが、その点前もつてお含みを願つておきます。 大体この審議会をつくるについては、委員構成分子が当然考えられておりましようが、それにつきまして、どういうお含みで委員を選ぼうとしておられるか、そういう
○田中(松)委員 ただいま榊原委員から詳細に質問がありましたから、あらためてお伺いすることもございませんが、率直に申しますると、私も卒先して予防接種法はぜひやるべきであるというて、いろいろ反対の声もございましたけれども、自分のことのようにして、反対の声を押えて予防接種法に賛成したものでございますが、今度の問題が起りまして、私は内心みずから自分を責めておるのでございます。といいますのは、私にも小さな子供
○田中(松)委員 局長もちよつと触れられました街頭募金の問題ですが、やつてならぬものがやつておるときは、関係当局と連繊して取締るとおつしやつたが、たとえば福井の大震災とか、東北地方における水害、そういうときに公的な機関が募金をすることはもちろん大賛成でありますが、そのとき、いかがわしいものではないかと思われるものが街頭に立つてじやんじやんやつておる。警察官などガそばに行くと、するすると、逃げて行くようなものも
○田中(松)委員 これは何と申しますか、警察制度の完備していないような國があるとするならば、いわゆる映画なんかに見るようなギヤングが横行するような未開の大陸的な所では、何かそういう必要もあるように思われますけれども、國内において特に小型の武器を持つて取締りをせねばならぬような必要があるかどうか。麻藥を取締るには、今おつしやる特別の技術というか、知識を持つていなければできないから、一般警察官ではどうも
○田中(松)委員 そういう御都合であつたならば、厚生省の関係当局にそういう点をお尋ねし、意見を述べることはあるいは妥当でないかもしれませんが、日本には嚴然としていわゆる警察権というものがあります。今までの欠点を補うて、今日では國家警察、地方警察、こういう今までよりも進歩した警察制度ができておる。ところが一方におきましては、すでに既存のものとして鉄道公安官、あるいは経済査察官というような、どう説明いたしまするか
○田中(松)委員 私前回の委員会には、同じ厚生関係の法案のことで某方面に相談に行つておつたために、質疑をすることができませんでしたので、ここでお伺いいたします。 まず一番に、この法案を一部改正しなければならぬようになつたのは、厚生省当局の方の都合でこういうぐあいにしたいという発意があつてなつたのか。それともここに配られました資料の上から見ますと、刑事訴訟法が一部かわつてきたので、そのために受動的にこちらの
○田中(松)委員 それでは私が代つて紹介説明をいたします。 本請願の要旨は、北海道目梨郡羅臼村は純漁村で、交通不便の地であるので、患者発生の場合には治療の時期を失して一命を失うことも少くない。しかるに本村の医療施設は村医一名を設置するのみで、廣大な本村において完全な治療は行い得ない。しかも終戰後人口は益益増加しつつあり、住民の不便は大で憂慮すべき状態にある。ついては速やかに本村に医療施置を設置されたいというのであります
○田中(松)委員 それでは請願の紹介説明をいたします。 第四五三号、本請願の要旨は、元住宅営團経営住宅の処分に関して政府の執らんとする方針は、まつたく居住権を無視した一方的のもので、断じてわれわれの承服することのできない措置である。われわれはここに居住権の絶対確保を期し、また政府は強力なる住宅政策を即時断行するようにされたいというのであります。 第四六三号、本請願の要旨は、今般旧住宅営團の住宅拂下
○田中(松)委員 それでは私が代つて請願の紹介説明をいたします。 本請願の要旨は、岡山縣の昭和二十年度以降住宅対策としては、戰災復興院及び縣においてそれぞれ計画実施されたが、資材、輸送、資金等の困難のため所期の成果を收めることができず、戰災者、引揚者その他生活貧困者等は住宅難の現状にある。ついては全額ないし高率の國庫補助による賃貸住宅、鉄筋または木造アパートの大量建設等につき國の施策を要望するというのであります
○田中(松)委員 医療関係では不良医藥品がたいへん多いと聞いておるのでありますが、その取締りについて單に取締りの規則等を施行するばかりでなく、この法律にその規定を設けるような御意思はありませんか。
○田中(松)委員 第二十條で國庫負担が二分の一となつております。これはぜひとも全額負担とすべきだと考えますが、政府の御所見はいかがですか。
○田中(松)委員 私は山崎委員に代つて性病予防法案について質疑いたします。この法案の國庫負担についてであります。これは全額國庫負担とすべきだと考えるのでありますが、一般に非常に高い今日の実情と考え合わせまして、政府ではどのように考えておられますか。
○田中(松)委員 患者に対する治寮の方はお伺いする必要はありませんが、入寮者の生活費についてお伺いします。きのうでございましたか、國立病院関係者の陳情を受けました中に、私もよく解せなかつたのであります。内容が妙で、そんなばかなことがあるかというようなことを言つておられましたが、その際時間の関係であまり詮索する暇がなかつたのでそのままにしておきました。あるいは私の聽き違いかもしれませんが、たとえば患者
○田中(松)委員 これはわかりきつたことでありますけれども、以前から問題になつた点にもふれてくるので、その観点においてお伺いしますが、入寮料と申しますか、入院料と申しますか、その方面のことについてひとつ伺います。
○田中(松)委員 國立光明寮のことについてお伺いいたします。対象になつておる患者数、これは大ざつぱな数でよろしゆうございますが、その見込み数の中で戰傷による患者と、そうでない者との割合をお伺いします。
○田中(松)委員 当局の御苦心のほどはよくわかります。すべてをただいま言明のあつたように、早急に運んでいただくようにお願いしたいのであります。その点で、かつてわが國は恩給亡國というような言葉もあつたくらいで、ともすると、何と申しますか、今日の時代から考えると、やらなくてもいいような方面に、ずいぶん高額の恩給が行つたりしておりましたが、今度の改正にあたりましてはこういう点に対する是正方、たとえば恩給をもらうような
○田中(松)委員 恩給法のことについてはわれわれのところも全國の関係者からいろいろ陳情請願を受けております。それと同じようなことが政府当局にも行つておることと思います。いまさらその内容を説明しなくとも、当局者において十分お考えになつておることと思いますが、今まで実はそうしたいけれども、ただ日本の財政が許さないから、とこういうようなお言葉だけで逃げるわけにはいかないような現実は窮迫した実情になつております
○田中(松)委員 次に総理府関係であります。いわゆる公安委員の費用というのは、国家地方警察管区本部に必要な経費、この中に含まれておるものでありますか。それからこれも私の思い違いかもしれませんが、全国選挙管理委員会は、一体どの部門に属するのでありますか。もし総理府の所管であるとするならば、あそこの委員会の委員の人たちの受けているものは俸給というものですか、あるいはまた手当というようなかつこうのものですか
○田中(松)委員 皇室財産の見積額が――概括でよろしゆうございますが、――どれくらいあるか。それから中で勤務している人員、これは臨時雇でない、通常勤務している人員が、ほぼどれくらいであるか。それからこの宮廷費の中の四の中に、手当及び給与金としてあるのと、十の役務費としてあるのとありますが、これは常識的にはほぼわかりますが、ちよつとその点を御説明願いたいと思います。
○田中(松)委員 ただいまの御答弁を含みをもつて聽けばよろしゆうございますが、実際問題といたしまして、そういう場合に子供ができると、いわゆる容色が衰えるからというようなことで、実際今まで金を持つておる階級においてはもうすでにやつておる。ところがそういう場合は、金が何千円かかつても何万円かかつても構わぬからやれるが、現実において必要である人たちは、こういう言葉を使つてはいけませんけれども、昔から貧乏の
○田中(松)委員 こういう場合どうなるのでしようか。たとえば両親ともに健康である、健康であるが、まあたいがい子供というものは六人も七人もできた、もうあとはというような場合は、本法案においてはどういう扱いになるのでございましようか。法案を見ますと、病氣があつたり、あるいは母体は危險を及ぼすような條件のものだけと限定されておりますが、事実上そういう病氣とかそのわかのものは例外であつて、ほんとうに両親ともに
○田中(松)委員 たとえばこういう点はどうなりますか。最近人手不足を理由として下足も預らない、衣類も預らない、こういう点についてもどうにもしようがないものでありますか。
○田中(松)委員 榊原委員の御質問に重複するかと思いますが、衣料や下足を預けるということもやはり條例でなさるのですか、この点どうなりましようか。
○田中(松)委員 ただいま説明を承つたばかりでございますから、あるいは調子はずれの質問になるかもわかりませんが、その点をお含みの上お伺いしたいのであります。この「設備」ですが、設備はこの條文だけではよくわかりませんが、たとえば上り湯というものは、東京式のカランといいますか、蛇口から湯が出るようになつておる。ああいうものは非常に清潔でございますが、多少浴槽の湯が濁つておりましても、上り湯を使えば十分からだを
○田中(松)委員 その五十円とか百円とかいうものは、それが何も法外に高いという意味ではありませんが、特にわれわれがまだ氣もつかないような、及びもつかないような病状の場合等、特別の場合もあり得ると思えば、五十円、百円という処方せん料をとられても、これはあたりまえと思いまするが、專門家の立場から、そういうべらぼうなことはない。とつたところが定めにある十円か二十円というのが、通常であつて、五十円、百円あるいは
○田中(松)委員 処方せん料でありますが、これは公定價というか、一枚書いた場合になんぼというようなきまりがありますか。それが一点と、場合によつて五十円とか百円とかというような、特別な処方せん料が公に認められておるのか。それは体のいい非合法でやつておるのか。そういう点についてお答え願います。
○田中(松)委員 もうすでに各委員から詳細にわたつて質問たいし、当局の御意見も伺つたのですが、私の聽き漏らした点もありますので、ごく簡單に念のためにお伺いしたいと思います。第十九條と第二十二條の正当な事由という言葉ですが、それは実はこういう場合だという一例でよろしゆうございますから、お聽かせ願いたいと思います。
○田中(松)委員 第二十一條及び第二十二條は政府から特例案が出て参議院で先議しておりますが、同じようなものであれば、この案の第二十一條、第二十二條は削除してもよろしいですか。
○田中(松)委員 本案は、現行法の不備のために救われないものを救おうという趣旨だと思いますので、趣旨には賛成いたします。第四條についてでありますが、本條中の委員会というのは、性格から言いましても法規財政の問題もございますので、委員会ではなく、協議会とした方がよいのではありませんか。
○田中(松)委員 日本社会党を代表いたしまして、本法案に対する意見を申し述べます。多くの意見をもつておりますが、それはすでに質疑應答に際して詳しく申し述べて、それぞれ政府当局の意見を伺つておりますが、ともするというと、ここで審議するときに答弁されたことが、後日施行さるるときにあたつては、どうも軽視されるおそれが少くないのでございます。この案件は、実に國民の医療上における重大なる関連をもつ法案でございまするから
○田中委員長代理 開会を宣告し、民生委員法案及び厚生年金保險法の一部を改正する法律案を議題とし、両法案に関する質疑は前回の委員会で大体終了して居るので、質疑を打切ることを諮り、満場異議なくこれを打切ることとし、次会は公報を以て知らせる旨を述べ、散会を宣告した。 午前十一時三十分散会
○田中(松)委員 米價の改訂を年に三、四回とおつしやつたようでございましたが、これはたとえば物價改訂などがあつたときに、そのたびにという意味ですか。それに関係なしに三、四回くらいというお含みでしようか。
○田中(松)委員 総理の御答弁ありがとうございます。ただ芦田総理の言われましたところの、あなたがもうすでにあらゆる面で解決をしたようなぐあいになつておると思つておいでになるその京都府下において、今全國的に一番大きな問題が起つて、それが未解決のままになつております。これは事が重大でありますから、他の閣僚の方もこの問題で心痛しておいでになりますが、最も正しい最も合理的な方法で解決をつけなければならぬと考
○田中(松)委員 総理大臣に御質問申し上げたい点があります。かつて幣原さんも吉田さんも、政治の要諦は最大多数の最大幸福をはかることであると言われたのであります。この方針はまた片山内閣も異議のないところであつたが、現内閣も異議のないところであろうと思います。この点については、私も無條件同感であります。しかし私はこの精神を一歩進めて、最大多数の最大幸福をはかるとともに、現在目の前に一番困つておるもの、一番苦
○田中(松)委員 私は鉄道運賃並びに逓信料金の値上げのことについて、大藏大臣、運輸大臣、逓信大臣にその見解を質したいのでありますが、まず質疑に入る前に、一通りわれわれの立場を明らかにしておきたいのです。先日大藏大臣は予算案に対しては與党の修正を許さないと言つたというような新聞記事がありました。私はまさかそんなことを大藏大臣が言われるはずはないだろうと思つておりましたが、西村委員からこの点を質されたのに