1955-06-07 第22回国会 参議院 文教委員会 第10号
○参考人(田中周友君) その点でございますが、二つの条件と私が申しましたが、それは先ほど私の発言の間違いでございまして、二つの不祥事件が起ったのでございます。そういう二つの不法集会が起りましたので、その結果告示を出しまして、今後は自粛してくれろ、こういうことを言うておる。それから数カ月たって今度夏の創立記念祭、こういうふうに考えるわけですが、その場合には一つ学生諸君自粛してもらいたい。そうして不法集会
○参考人(田中周友君) その点でございますが、二つの条件と私が申しましたが、それは先ほど私の発言の間違いでございまして、二つの不祥事件が起ったのでございます。そういう二つの不法集会が起りましたので、その結果告示を出しまして、今後は自粛してくれろ、こういうことを言うておる。それから数カ月たって今度夏の創立記念祭、こういうふうに考えるわけですが、その場合には一つ学生諸君自粛してもらいたい。そうして不法集会
○参考人(田中周友君) それでは詳細にわたりまして事件を御報告申し上げます。 本年の創立記念祭を学生に認めましたにつきましては、昨年度の創立記念日に続いて認められたるところの昨年度の創立記念祭について御説明を申し上げるのが便宜と存じます。で、実は京都大学におきましては、京都大学自体の、すなわち大学の行事といたしまして、京都大学の創立を記念いたしますところの創立記念日及び式典というものを創立の六月十八日
○参考人(田中周友君) それでは事件の経過を申し上げます。 京都大学には、全学生自治組織といたしまして、同学会と申すものがございます。で、本年同学会代表は、京都大学の創立記念日、六月十八日の翌日、十九、二十日に創立記念祭として学生の行事が行われることにつきましては、かねて同学会代表の要望に基きまして、京都大学の総長及び最高の会議でありますところの評議会によって認められておりましたところ、学生が大学
○田中参考人 事実につきましては先ほど御説明申し上げた通りでございます。それに対しましては、すでに新聞でも御承知の通り、同学会に解散を命じまして、それから問題になっておりますところの今回の創立記念祭は取りやめという結果になっております。今後の問題は常に私どもが考えておりますところの……。
○田中参考人 先ほどこの事実が起ったことについての私の御説明が、時間の関係できわめて省略的に申しましたために、誤解を生じておる向きもあるかと思います。と申しますのは、この大学におけるところの学生の自治ということは、私ども補導の任に当ります者といたしまして、きわめて尊重し、重要視しております。従いまして現在京都大学におきましての同学会という、この全学自治組織は、その規則すなわち同学会の規定というものが
○田中参考人 今回の京都大学におきましての六月三日を中心とした事件について御報告申し上げます。問題は、京都大学におきまして、学生の文化祭の一種として、毎年行事をしておりますが、学生の側の主催で文化祭をやっております。その一つとしまして、本年六月十八日が、京都大学が創立されて以来、毎年大学の創立記念日の式典をやっておりますが、その翌日の六月十九日及び二十日と、この二日間を学生の行事としての、いわゆる創立記念祭