1954-12-05 第20回国会 参議院 予算委員会 第3号
○政府委員(田中不破三君) お答え申上げます。先ほど申しましたが、十分連絡はとれておりまして、いろいろ手違いがあり、極く早朝には手違いが生じたようで、ございましたが、十分連絡はとれておりまして、只今登院の途中でございます。(「登院の途中か、休憩休憩」と呼ぶ者あり、笑声)
○政府委員(田中不破三君) お答え申上げます。先ほど申しましたが、十分連絡はとれておりまして、いろいろ手違いがあり、極く早朝には手違いが生じたようで、ございましたが、十分連絡はとれておりまして、只今登院の途中でございます。(「登院の途中か、休憩休憩」と呼ぶ者あり、笑声)
○政府委員(田中不破三君) お答え申上げます。連絡をとらしたのでありまするが、すでに自宅を出られた頃合になつておるのであります。自宅を出ておられまするので、途中打合をされてこちらへの到着だそうでございますので、それをお伝えしたわけでありまして、いずれ出ることになつております。
○政府委員(田中不破三君) お答え申上げます。十分連絡をとつておるのでございますが、諸般の情勢からいろいろと(「諸般の情勢とは何だ」と呼ぶ者あり)打合わせをいたしておる関係上、少々時間が間に合いませんところは誠に恐縮に存じまするが、いずれ午後になりましたならば必ず出て参りますから御了承願います。(「休憩」と呼ぶ者あり)
○政府委員(田中不破三君) 只今の二の法律案につきまして政府そのものとしましてのまとまつた意見というものはまだでき上つておらないのでございまして、只今この二法案に対しまして各省に意見を徴しているところであります。従いまして政府側の意見ということになりまするとまだはつきりとここで申上げる段階に至つておりません。
○政府委員(田中不破三君) 今即座にはたくさんは申述べられませんが、この間作りました売春対策審議会といいますか、これが一つあります。それから公共企業体経営合理化に関する会でございます。これが最近一つできております。まだほかにあるかとも思いますが、今すぐ浮びましたのはそのようなものであります。
○政府委員(田中不破三君) 只今お読み上げになりましたどなたからの質問でございますか、それに対して政府側の回答というものがどういうふうになつておりまするか、存じないのでありまするが、只今での政府側の考えとしましては、政府のいわゆる非公式の審議会或いは協議会として設けることは、その条項には抵触しないというふうに一応考え方を持つております。そのときの只今お読み上げになりました質問に対しまする回答が、どういうふうな
○政府委員(田中不破三君) 只今のところこの前ちよつと触れましたように、その条項に基かない審議会を作るつもりでおつたのでございます。
○政府委員(田中不破三君) 竹下委員の御質問でございますが、できるならばそういうふうに正式なものにいたして正式に審議を進めて参りたいというつもりであつたのでありますが、そういたしますと又審議会の発足が遅れますものですから、差当り内閣に置きたい、法律によらざる審議会というもので大急ぎで出発したい、このように思つております。
○政府委員(田中不破三君) お話の通りにどうも今国会には提出は間に合いにくいのじやないかという心配をいたしておりますけれども努めて一つ勉強はしてもらいたい、このように思つております。
○政府委員(田中不破三君) お尋ねの第一問の点でございますが、人事院が新らしい退職年金制度の勧告をされまして、政府はそれを受理いたしておるわけであります。ただ私どもこの十一月にこの人事院の勧告を受けましてから、数回人事院からも来て頂きまして御説明を十分に聴取いたしたのであります。ところがお伺いいたしますると、なお更この内容の複雑多岐に亘つておる点、又これに伴ういろいろの措置という点で非常に研究を要する
○政府委員(田中不破三君) 人事院からの政府に対する正式の意思表示というものは、これは勧告になつて表われるわけであります。従いまして、その事前におきまする人事院からのいろいろの打合せ等が仮にありましたとしましても、それは正式の事務の手続と申しまするか、ではないわけであります。従いまして、その勧告はまだいわゆる政府或いは人事院間の正式の意見の交換ということにはならないわけでありまして、この点は千葉さんもおわかり
○政府委員(田中不破三君) 先ほども申しました通りに、公務員制度の全般、或いは殊に又最近、前回の国会でもいろいろと論議されましたこの地域給の問題につきましては、政府として十分関心を持つておることは当然でございまして、これにつきまして関係省間の意見の交換ということは勿論行なつておるわけであります。昨日の決定でも御承知下さいますように、政府としては今回これを見送つておりまするし、又予算編成を終つたばかりのその
○政府委員(田中不破三君) 政府といたしましては、勿論この地域給の問題について重大な関心を持つておることは御承知の通りであります。過去数年来、この地域給の制度そのものについて、或いは中に介在しております不均衡の是正等につきまして絶えず検討いたし、できるだけこの地域給というものについての完全性、又或いは事態の、情勢の変化に伴うこれの廃止というようなことについてもいろいろと研究を進めておるのであります。
○政府委員(田中不破三君) 只今の御質問の中に今後絶対に恩給額を増額する意思はないのかというお尋ねでございまするが、それほどのことを考えているわけではございません。ただ御承知の通りにもう近く来年度予算を編成し決定をいたさなければならないのでございまするが、御承知の通りに今度の給与ベースに基きまする国家公務員の増額分等を見ましても、来年度に及びまする影響は四百億を上廻るというふうな状態でございます。従
○政府委員(田中不破三君) 松原委員から恩給者についての御同情の観点から只今御質問を頂きました。松原委員はかねがねから恩給者についての非常な御理解の深い御認識を持つておられますし、私どももしばしばお話に接しておりまして、恩給者については今回におきましても勿論松原委員のお話の通りにその老後の生活の安定という観点から、努めて(「委員長、答弁者は審議の引延しをやつているぞ、注意しろ」と呼ぶ者あり)只今の御趣旨
○政府委員(田中不破三君) 大体これか決定されまして、全国に通達が参りまして、手続をいたしまするのに、およそ五日を考えております。従いまして、この法律案が決定されまして支給されるまでに五日と申しますると、政府といたしましては、どうぞ願わくばこの会期中に御決定を願えると大変実際の手続の上におきましても工合よく運ぶことと存じます。五日間と申しまするのは、大体辛うじて手配を完了いたしまする期間でございまして
○政府委員(田中不破三君) 只今の岡委員の御質問の中に、参議院のほうの審議日取が少きに失する点の御批判がございましたが誠に申しわけない次第でございまして、政府といたしましても、衆議院において努めて早く御審議を願つて、成るべく早く衆議院からこちらに回付されるように努力をしなければならなかつたのでありますが、努めて努力はいたしてみましたものの、只今お話の通りに、昨日ようやく衆議院の人事委員会で採決になるような
○政府委員(田中不破三君) 私ども何とかして努力をいたしまして、皆さんの御了解を願つて、この法案が工合よく御決定頂きまして、十五日までにここに提案いたしました通りに支給されるようにと望んでおりまするし、又努めて御審議に際しましては理解して頂きまするように努力をいたしたいと存じております。併し万一これが通らない場合にはどういうことにするつもりかというお尋ねでございまするが、そうなりますと、差当つては、
○田中政府委員 昨日のこの委員会におきましても申し上げた通り、政府といたしましては今回の措置をとりますためには、ただいま森委員がお読み上げになりました各法規の条章等は十分検討をいたしまして、政府の今回の措置は違法でないという信念を持つて、本改正案を提出いたしております。従いまして私どもといたしまして、ただいまの法規に違反することは絶対にないと存じているのでございます。 森委員の最後にお読み上げになりました
○田中政府委員 ただいま鈴木次長から御説明を申し上げたような経緯をたどつておるようであります。寡聞にして私はまだ十分承知いたしておらないのでありますが、もちろん受田委員から御質問がありました直後、鈴木次長にも十分事情は聴取したのであります。ただいまの質疑応答によつて、受田委員におかれましては、まだ政府側の回答は不十分のようでありまして、御納得されていないようであります。従いましてなお十分資料を整えまして
○田中政府委員 地域給がついていたところが今回の措置がつかなくなつた、それが昇給にどういう影響を与えているだろうかという御質問の趣旨かと存じますが、過般来申し述べておりましたし、また本日御配付申し上げました資料もございます、先ほど櫻井委員から議事進行に関する御提案がありまして、後刻これを懇談に移して十分説明を聴取したいというようなお話がございましたが、その席におきまして十分にただいまの資料をごらんいただきまして
○田中政府委員 池田委員のお尋ねの通りに、勤務地手当の全廃ということが最も望ましいのであります。過去においては勤務地手当はいろいろの意義を持つておつたのでありますが、昨今におきましてはすでにその使命を果しまして、むしろ次第に解消して参る方がよろしいかと存ずるのであります。しかしもとよりそれが相当多数の公務員に、すでに支給されております現状から見ますならば、これを一挙に廃止することにつきましては格段の
○田中政府委員 過半来の勤務地手当に関します論叢等を十分参酌して、この給与号俸の改訂の際にこれを織り込むのが適当であると考えまして、そのような措置をとつたわけであります。
○田中政府委員 大体においてお話の通り、財政上の事情が許しますならば、努めて公務員の給与も一般的に増給いたしたいと思うのでありますが、それも制約を受けておりますし、しかもただいまの生計費指数あるいはその他の点から考えましても、まず、ごく上級の職員につきましては努めて遠慮をしていただいて、わくのきまつた財源のうちから、相当生活上の点から考慮を必要といたしまする職員の方に、これを振向けたい、こういう実情
○田中政府委員 お答え申し上げます。詳しくは鈴木次長の方から、地方財政の関係につきまして御答弁がありますが、政府の予算上とつております措置について申し上げます。地方におります補助職員――とわれわれ言つておりますが、補助をいたしております職員でございます。その分として期末手当、勤勉手当の予算として一億七千七百という額を計上いたしておる、それから義務教育費の国庫負担分として十七億、地方財政の平衡交付金の
○田中政府委員 地域給の問題につきましては、これは昨日も申し上げました通りに、この地域給を縮小して参りまするというはなはだむずかしい仕事、それも財政がゆたかでありますれば、もちろん比較的簡単になし得ることでありますけれども、財政面から見ましても非常に困難である、そういう事態にありまする際には、やはり今般のような時期に、これを両方を一緒に解決するという方法も、またやむを得ないかとも思つたのであります。
○田中政府委員 ただいまの岡さんからのお話でございますが、私どもは前段の国会のいろいろの御意向につきまして、十分尊重して参らなければなりませんし、またそう努めて参つておる次第であります。ただきのうも申し上げました通りに、いつも耳にたこの出るような話でございますが、財政の現状から完全にそのまま人事院の勧告あるいは当委員会の御決議等の御趣旨に沿い得なかつたことは、まことに申訳ないと思つております。なお人事院
○田中政府委員 一応政府としましては一万五千四百八十円の基準を考えまして、なお昨年中におきまする昇給、また二十九年に入りましてからの昇給等も考慮に入れまして、そういうふうなものを彼此勘案いたしまして、一応一万五千四百八十円ベースを中心に、ただいまの俸給表を作成いたしました。従いまして人事院勧告の増給率一三・九%という数字に対しまして、私どもはそういうふうな観点から見ますと、実際の増給率は九・三%にしかなつていない
○田中政府委員 加賀田委員からの重ねての御質問でございますか、先ほど申しました通りに、加賀田委員のおつしやるように、全然給与の改訂と別に、地域給の方の無級地に一級地の地域給をつけると仮定をしますと、それたけの財源がいるわけであります。それでもし人事院の勧告そのもの——もちろん政府が完全にこれを実施し得たわけではございませんし、日時等の点においても遅れておるわけでありますけれども、いずれにしても努めて
○田中政府委員 従来からの経緯にかん、かみまして、この地域給の段階をつとめて圧縮して参りたいという点につきましては、各方面ともに考えはもちろん一致いたしておるようであります。ただ、ただいま加賀田委員のお話の通りに、給与の改訂という点と切り離して、全然別個に地域給のみを考えて、地域給の段階を減らして行くということも、もちろん考えられるわけであります。しかしこれには特にそれに対して特別の財源手当を必要とするわけでございまして
○田中政府委員 前回の委員会に引続いて加賀田委員から、なかなか辛辣なる御質問を受けまして恐縮なんですか、この前もお答え申し上げました通りに相当尊重いたして参りました。できるだけ人事院の勧告に近づけて行きたいという考え方で努力をいたしたのであります。ただいま提案理由で御説明申し上げましたような状態までは、ようやくこぎつけました。あとまだ完全まで行きませんでしたことは、まことに私どもといたしましても遺憾
○田中説明員 どうも私の先ほどの説明、少し足りませんでまずかつたのですが、お説の通りに人事院の勧告はしごく尊重いたさなければなりませんが、一方に政府といたしましても十分それを尊重しながら、いろいろと作業をいたしてみたのであります。その点におきまして、尊重をいたした考えと実際に作業いたしましたのとがたまたま一致いたした、こういうことであります。
○田中説明員 お答え申し上げます。まだ給与法の改正の案そのものが決定的にはなつておりませんで、ただいま至急に間に合せるように準備をいたしておる最中であります。ただ構想といたしまして、どういうふうになつているかというお尋ねでございますが、給与のペースの関係につきましては、ごく下位の分とごく上級の分を除きまして、残りの大部分につきましては、たまたま人事院の勧告の表と一致した俸給額が計算されることと思います
○説明員(田中不破三君) お尋ねの中の、自由党と政府との話合いという点について触れておいでになるのでございまするが、そして又政府と自由党との、或いは自由党の考え方がややまとまつたかのようなお話が御質問の中にありましたけれども、私の承知いたしておりまするところでは、まだ自由党におきましても、まとまつたというところまでは行つておらないように思うのでありまして、自由党としましてのそれぞれの審議に参加する方々
○説明員(田中不破三君) さようでございます。けれども、その意見を十分に交換して取運んで行くほどの時間的余裕がなかつたものでありまするから、午後に譲られておるわけであります。
○説明員(田中不破三君) 政府におきましては、過般来、人事院の勧告、又仲裁裁定につきまして、何とかして、ない財源を工面してでも実現を図りたいという努力をいたして参りまして、最近におきましてだんだんにその目鼻もつきかけて参つたかに思われるのであります。只今お読み上げになりました新聞の記事につきましては、勿論、政府そのものとしましては直接関知をいたしてはおりません。けれども、只今丁度御質問のありました通
○田中説明員 お答え申し上げます。池田委員のお話の通りに、古い時代には普通の給与からそれを差繰りまして、賞与というものが夏、冬に出ておりました。しかしこれは御承知の通り当時の考えにおきましても、ほとんど定期的になつておる、これらの夏、冬の賞与、あるいは四季の賞与というものは、給与の体系から見ておもしろくないというので、当時、第何国会でありましたか、すでに人件費、いわゆる給与の関係から、これらの賞与を
○田中説明員 人事院勧告につきましては、先ほども御質疑があつたようであります。人事院からも、また官公労からもでありますが、人事院総裁以下常に政府の方に鞭撻をしておられます。われわれといたしましても、その間の政府の考え方と申しますかこれをお伝えをいたしておるような次第で、絶えず人事院からの御鞭撻を受けております。また一方直接官公労からも代表者がしばしなおいでくださつて、政府としては鞭撻を受けております
○田中説明員 お尋ねの件でございますが、ただいまのところ、実は政府でいずれの方にどういうふうに年末関係の手当を計上すべきかということについて、検討中なのであります。普通に考えられますならば、今お話の通りに〇・二五を夏期に繰上げておりますので、まずさしあたりそれを穴埋めしなければいかぬということが考えられます。しかしなお支給しました分とあわせて考えてみますと、夏にもあれだけの支給をいたしたのでありますから
○田中説明員 お答え申し上げます。 期日の点でございまするが、ただいまのお話のうちでは、数日中あるいは二、三日中にもできないかというふうなお尋ねでございましたが、原案そのものにつきましてはもちろん数日中に運び得ると思います。ただ、御承知の通りに政令でございますので、十分各省二十四法律に関するこの多数の政令を、法制局で一々また十分に政令の形としてこれに目を通します。従いまして、そういうふうな手続の関係
○田中説明員 お答え申し上げます。 二十四の特別措置法に関しまする政令につきましては、御承知の通りに、あの法律そのものが非常に多岐にわたつております関係上、これに伴います政令も非常に複雑になつておりますので、これの制定あるいはその他の手続等について十分考慮を払つておりました関係上、相当に日数がたちますし、またその間臨時国会もありましたために、一時作業も勢いゆるやかになりました関係上、今まで出ておらないのはまことに
○説明員(田中不破三君) この前の委員会のときに私この委員会に出まして、私の知つております点につきましての極く概略の経緯につきましてお話を申上げました。それからまだ数日を経ておらないわけでございまするが、この間の委員会が終りました後におきまして副総理、大蔵大臣には十分に本委員会の御趣旨をお伝え申上げました。参議院の人事委員会としても速急にこの案件につきましては政府の態度を知らしてほしいということである
○説明員(田中不破三君) 私、突然こちらへ伺いましたので只今要求された方々、大蔵大臣はまあ御病気でございまするが、他の二人の方々はどういうふうな御事情に今あられるかということをつまびらかにしておりませんので即答をいたしかねるのは残念でございまするが、御趣旨の点はよくわかりましたので後刻十分お二人に連絡をとりまして改めて当委員会に御連絡申上げたいと思います。
○説明員(田中不破三君) 甚だ申訳けないのでございまするが、只今御要求になりました方々が当委員会に出席してつぶさに諸般の事情について御説明申上げなくてはならないのでございますが、たまたま大蔵大臣は御病気中で引き籠もられましたし、なお緒方副総理と官房長官は所用のために只今官邸におられませんために私が代つて参つた次第であります。いずれにしましてもこのような大事な案件につきまして御審議をなさつておられるときに
○政府委員(田中不破三君) まあ少し遅いように思いますが努めて早くやります。まだ調整の部分が少し残つているようでありますから、これは先ほど申しました通りに実はこの国会前にも出したいくらいでありましたから、努めて早くやりたいと思います。
○政府委員(田中不破三君) この前の委員会でも申上げました通りに、これは通算して考えることにいたしておりますので、できるならば一本にいたしたい、このように考えております。ただ今の考え方といたしましては、法律そのものが六、七月が先ず最初に出てそうして二回目に又八、九月が入るというので、ただ政令を出す形として、或いは六、七の法律に応ずる一つの政令、そうして又或いは続いて八、九月を考慮した政令というふうな
○政府委員(田中不破三君) 政令の制定の時期でございまするが、これは過般来衆参両院におかれまして大体政令に盛りたいというふうな点のいろいろの事項につきましてお考えが出されておるようでありまして、政府といたしましては十分この衆参両院の御方針に則つて政令を制定いたしたい、このように考えまして鋭意努力をいたしておるのでございまするが、何分にも被害面積、被害地域が非常に広範なために被害額の査定が十分にまだできかねておる
○政府委員(田中不破三君) 災害対策本部、又政府といたしましても六、七、八、九の四月の災害を通算いたして標準税収入と比較すると、こういう考えを持つております。
○田中政府委員 ただいまお話にありました通りに、政府といたしましても仲裁裁定の分、また人事院勧告の分、あわせて一貫しての政策を考えなくてはならない、このように考えまして、非常に苦慮いたしておるのであります。仲裁裁定だけの中につきましても、いろいろと今話されたような問題がありますし、またこの仲裁裁定と一般公務員の給与引上げという点につきましても、やはり政府といたしましては、関連して一体的に措置をとるという
○田中政府委員 現状におきましては、この次に行われると予想される補正予算におきましても、これを取上げることは非常に至難なようにただいまのところは思われます。
○田中政府委員 お答え申し上げます。過般来人事院の勧告並びに三社五現業の裁定が出ておりまして、政府といたしましては、もちろんこの取扱いにつきまして従来と同様十分に尊重いたして、その線に沿つて処理いたさなくてはならないということは考えているのであります。今回提出いたしております補正予算の際におきましても十分に検討を加えたのでありますが、まことに遺憾なことに財政上これに対しまして裏づけをする余地がございません