2005-04-20 第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
○田中きよむ君 私は、高齢者介護サービスの基盤整備状況と支援費制度の障害者福祉サービスの基盤整備状況にかなり大きな格差があるという現実で、今、システムとして一緒にするにはまだ時期尚早ではないかと思います。 それから、利用料の負担の仕組みが、もう既に自立支援法案が一割負担と、介護保険と同じ仕組みを想定しておりますが、これが、低所得の方などの負担が耐えにくいものになっているのではないかということで、かなり
○田中きよむ君 私は、高齢者介護サービスの基盤整備状況と支援費制度の障害者福祉サービスの基盤整備状況にかなり大きな格差があるという現実で、今、システムとして一緒にするにはまだ時期尚早ではないかと思います。 それから、利用料の負担の仕組みが、もう既に自立支援法案が一割負担と、介護保険と同じ仕組みを想定しておりますが、これが、低所得の方などの負担が耐えにくいものになっているのではないかということで、かなり
○田中きよむ君 一つは、利用者の選択ということです。これも、かなり基盤整備は整っておりますが、やはり地域間格差とかいうことがあって、それが一定の地域差ということがあるという問題がまだ残っているかと思います。 それから、選択ということあるいは契約ということが理念としてはうたわれているんですが、契約というのがかなり形式的になっていて、なかなか本人や家族の方が十分理解した上での契約というのが、実態を必ずしも
○田中きよむ君 高知大学の田中と申します。よろしくお願いいたします。 お手元にレジュメが配付されておると思いますが、それに沿ってお話しさせていただきたいと思います。 今回の介護保険制度の見直しということなんですけれども、予防の意義というのは否定するものではないですが、やはり制度上いろいろ懸念されるべき点があるのではないかということをまずお話しさせていただきたいと思います。 一つは、給付費の抑制