1984-08-02 第101回国会 参議院 大蔵委員会 第28号
○説明員(生平幸立君) 最初に、先ほど先生のおっしゃいました数字、そのとおりでございます。 それから一戸当たりの平均耕地面積は現在六十アールでございます。昨年度は五十八アールでございました。
○説明員(生平幸立君) 最初に、先ほど先生のおっしゃいました数字、そのとおりでございます。 それから一戸当たりの平均耕地面積は現在六十アールでございます。昨年度は五十八アールでございました。
○説明員(生平幸立君) 今お尋ねのありました専業農家でございますが、たばこの方は一般の農家に比べて確かに専業農家の比率が大変高うございます。専業農家が割合で言いますと三〇%、第一種兼業が五五%、第一種と専業農家合わせまして八五%というような状況でございます。
○説明員(生平幸立君) 現在、収納価格につきましては、たばこ専売法に書いてございます。ほぼ同じような内容で新法においても書いているわけでございます。 その内容は、今先生おっしゃいましたように、葉たばこの生産費を初め、物価、労賃その他の経済事情を参酌して決めるというふうになっているわけでございます。その「経済事情」の中に私どもは葉たばこの需給事情、そういうものも当然入るべきであろうというふうに考えている
○説明員(生平幸立君) 現在の買い入れ制度におきましても、標本葉たばこをつくってやっているわけでございますが、今後の新しい制度に切りかえました場合にも、同様に耕作者の代表からなる標本委員会、そういうところで協議して標本を決めていくというふうに考えておりますので、実質的に新しい制度になりましても変わらないようになるというふうに考えております。
○説明員(生平幸立君) 第一線事業所の統廃合をすることによりまして、現地の指導がどういうふうになるかという御質問でございますが、現在徐々に進めておりますけれども、第一線の事業所におきまして、従来バイクなどでやっておりましたものを四輪の自動車に切りかえるというようなこと、あるいは指導用具につきましても、視聴覚の器材、そういうものを充実するというようなことによりまして、指導内容の効率化を図っているところでございますが
○説明員(生平幸立君) 現在は、今先生御指摘のように耕作者の代表の委員の意見を聞いて決めるということで運用しているわけでございますが、新しい制度になりました場合には、現在と同じように耕作者を代表する委員と協議して決める、こういうふうに考えているわけでございます。 意見が整わなかった場合はどうするかということでございますが、各品質ごとの等級でございますけれども、これは長年やってまいりましたことで、一等
○説明員(生平幸立君) たばこ耕作者の数が急激に減少してまいりましたのは昭和四十年以降でございます。これは我が国の経済の高度成長過程における農村労働力の都市への流出、これが大きな原因であったというふうに考えております。 なお、耕作者の数が大幅に減少はしましたけれども、先ほど申し上げましたように、一人当たりの耕作面積はだんだん大きくなっておりまして、昭和十年当時十五アールでありましたものが、現在では
○説明員(生平幸立君) たばこ耕作の事績の推移でございます。昭和十年以降ということでございますので、全体の傾向がつかめるように十年刻みで申し上げたいと思いますが、昭和十年の耕作者の数は二十三万四百四十二人、耕作面積が三万四千八百二十二ヘクタール、一人当たりの耕作面積が当時十五アールでございました。昭和二十年になりますと、耕作者の数が二十五万四千四百三十七人、耕作面積が三万八百四十二ヘクタール、一人当
○生平説明員 お答え申し上げます。 やはり所得代金の大きい階層といいますのは耕作規模も大きゅうございますから、そういうところでは大型の機械の導入とか、あるいは施設なんかもいろいろ大きいものをつくっている、あるいは共同でやっているというようなことでございまして、生産性が高くなっている状況でございます。
○生平説明員 先ほどは大変失礼いたしました。 五十八年度の買い入れ代金階層別の耕作者数でございますが、百万円未満の耕作者の数が一万九千五百四十九人でございます。全体の中での割合は一二%でございます。それから、百万円以上三百万円未満が四万六千七百二十八人、全体の中での割合が五〇・三%。これが一番大きゅうございます。それから、三百万円以上五百万円未満の階層が一万七千五百七十六人でございます。全体の中での
○生平説明員 国内産葉たばこと輸入葉たばこの割合ということについてのお尋ねでございますが、これは消費の動向によりまして、どういう製品が売れていくかということによって振れていく性質のものでございます。最近の傾向としましては、高級品が売れていくという傾向にございますので、そういたしますと、そのままやっておりますとだんだん輸入葉の割合が多くなるという傾向にあるわけでございますが、そういうことにならないように
○生平説明員 現在、ただいま申し上げた内容につきましても検討中のものでございまして、その時点で耕作者の数がどのくらいになるかということまで詳細申し上げるような段階に検討がまだ詰まってはおりません。
○生平説明員 お答えいたします。 確かに、先生御指摘のように、日本の土地条件あるいは気象条件というものからしますと、外国と比べまして、葉たばこ生産のコストという問題につきましては大変厳しい状況にございます。しかしながら、今後の製品の自由化というようなことを考えてみますと、このままでは競争に負けてまいります。そうしますと需要も減っていくという深刻な事態になりますので、やはり今後、品質の向上を図ると同時
○生平説明員 間違いございません。
○生平説明員 国によりまして値段がいろいろございまして、一般的にアメリカと比較した場合には約二倍ぐらいになっております。東南アジアは大変値段を安く生産しておりますので、例えばタイあたりの葉たばこに比べますと四倍ぐらいの値段になっております。
○生平説明員 公示面積は五万四千七ヘクタールでございますが、実際の五十九年のたばこの耕作許可の実績を申し上げますと、五万三千七百七十ヘクタール。その内訳でございますが、黄色種の計を申し上げますと、三万一千八十二ヘクタール、それから在来種の計でございますが、一万五千五百五ヘクタール、ハーレー種でございますが、七千百八十四ヘクタールでございます。
○生平説明員 お答え申し上げます。 許可面積に比べまして、実際に検査をした場合に若干減っております。最初は面積を配分いたしましても、その後病気とかあるいは死亡とかいろいろと事情がございまして、若干減っております。
○生平説明員 現在の葉たばこの買い入れ価格のルールが法律にも書いてございまして、先ほど申し上げましたように、生産費を基礎としまして、その他、物価、労賃あるいは需給事情、その他経済事情を参酌して決めるということになっております。 ただ、先ほど申し上げましたように、現在、国際的に大変割高であるというようなことがございますので、できるだけ国際的な価格差といいますか、それを埋めるように努力したいと思っておりますけれども
○生平説明員 葉たばこの買い入れ価格でございますが、現在、生産費を初め物価、労賃あるいは需給事情その他の経済事情を参酌して決定するという、いわゆる生産費補償方式をとっているわけでございます。この方式を採用いたしましたのは昭和三十六年以降でございまして、今日まで関係者間に共通のルールとして定着している方式でございます。 公社としましては、この方式を基本としながら、より一国会理的な価格形成に向けて従来
○生平説明員 お答えいたします。 葉たばこの国際価格を比較する場合に、栽培しております種類、品種、そこからきます品質をどのように評価するか、あるいは生産制度の違いというようなものもございますので、それらの評価の仕方でいろいろ問題もございますけれども、一応そういう問題を抜きにしまして、葉たばこの農家が売り渡す価格につきまして単純に比較をしてみますと、国内産葉たばこは五十七年産の黄色種で見てみますと、
○生平説明員 結論的に申し上げますと、現状と変わらないと言ってよろしいと思います。現在の買い方では、あらかじ目標本たばこというものを等級別につくっているわけでございますが、現在は、耕作の代表の意見を聞いてつくっているということでございます。新しい制度におきましては、今までの専売制度のもとにおきますように、納付とか収納とかいうことじゃございませんで、買い取り、売買ということになりますので、生産代表、会社代表両方
○生平説明員 お答えいたします。 現在、たばこ専売法におきましては、耕作者に葉たばこの納付義務を課しております。一方、公社に対しましても、納付に適さない葉たばこを除き、公社がすべて買い取るというふうに規定しているところでございますが、具体的には、葉たばこの等級標本をあらかじめ設けまして、その最低等級に達しないものを除いて、すべて買い入れの対象にしているところでございます。新しい制度のもとにおきましても
○生平説明員 原料の使用の今後の計画でございますが、販売数量がどうなるかということに大きく左右されるわけでございますが、今後販売の増が余り多く期待できない、大体横ばいかあるいは微減するか、そういう見通しの上に立って考えますと、全体の原料の使用量も減ってくるわけでございます。そういう中で外国から購買する葉たばこも漸減すると考えております。当面五十九年度、今年度の購買の計画では、前年度に比べまして約六千
○生平説明員 確かに五十八年度の使用と買い入れの数量を比較いたしますと、国内葉たばこの買い入れた数量の方が多いわけでございますが、農産物でございますので、その年の豊凶によりまして若干数量は上下するわけでございます。使用数量をもっとふやそうということで、国内の葉たばこをたくさん使いました新製品の発売、例えばキャスターなどがそうでございますが、そういうものの発売をいたしております。一方ではさらに既存の銘柄
○生平説明員 お答えいたします。 五十八年の使用の数量でございますが、国内産の葉たばこは十二万三千トン、それから輸入の葉たばこは七万四千トン、そのほかにシート原料として使用したものが二万七千トンございます。合計で二十二万四千トンでございます。国内の葉たばこを買い上げました数量は十三万七千トンでございます。それから輸入葉たばこの購入数量、これが七万九千七百四トン、合計で二十一万六千七百四トン、以上でございます
○説明員(生平幸立君) お答え申し上げます。 外国から買っております葉たばこもいろいろ種類がございますので、最もその中で代表的なアメリカ産の黄色種と日本産の黄色種とを比較して申し上げますと、五十六年産で一キロ当たりの値段で見てみますと、日本産の場合は千七百九円でございます。ドルに直しますと、当時のレートで七ドル七十六セントでございます。アメリカの方の値段は三ドル六十六セントでございます。約二倍というような