1952-05-16 第13回国会 衆議院 運輸委員会 第33号
○玉置(信)委員 先ほども申し上げましたように、大臣のお気持はまつたく私ども委員の気持と相通ずるものがあり、また一致しているだろうと思いますし、その上に重ねてこういうことを申し上げることはまことに忍びないものがあるのではありますが、しかし何といたしましても、このたびの行政改革に俘つて運輸省の観光部を廃止することは、時あたかも国際的に観光事業を伸ばして行こう、しかも二十七年度予算の上におきましても、予算説明
○玉置(信)委員 先ほども申し上げましたように、大臣のお気持はまつたく私ども委員の気持と相通ずるものがあり、また一致しているだろうと思いますし、その上に重ねてこういうことを申し上げることはまことに忍びないものがあるのではありますが、しかし何といたしましても、このたびの行政改革に俘つて運輸省の観光部を廃止することは、時あたかも国際的に観光事業を伸ばして行こう、しかも二十七年度予算の上におきましても、予算説明
○玉置(信)委員 大臣のお困りになつておられることを私はよく了解できるのですが、ただいまの御説明のように、観光部として加入を認められておる関係上、そのまま置いて行つた方がいいというお考えですが、なるほどこれも一応国内的にはそうやつても支障はないように思うのです。しかし対外的に、いやしくも独立国家としてこれだけの大きな使命を預けてもらつている日本国として、いかにもカモフラージユした形で将来国際的に観光方面
○玉置(信)委員 ただいま大臣から運輸省設置法の一部改正に関する法律案の内容を拝聴いたしたのでありますが、あらかじめ前々の委員会におきましても、大臣並びに政府委員にお伺いしておつたものではありますが、本日正式にこの改正法案の提案理由を拝聴いたしましたので、あらためてお伺いしてみたいと思うのであります。 御説明によりますと、観光部というものを廃止して観光監を置くということになつておるのでありますが、
○玉置(信)委員 これは運輸大臣も観光局を設ける意思がないと、いうことでありますれば、これはここで大臣と押問答したり相談しても、どうも公式なこの席ではまとまらないことであろうと思いますが、なお私は重ねてお願い申し上げたいことは、ひとつ機会を見て総理などにも、運輸委員会で全会一致、超党派的にこの問題を取上げて、目下要望しておる事項なのでありますから、できることならば大臣におかれましては総理にも御相談願
○玉置(信)委員 部の廃止に対する既定方針のことは前もつて私も聞き及んでおりまして、その点は了承するのでありますが、これは機構上の技術的の問題であつて、私この場合特に大臣に御相談を申し上げ、御考慮をお願いしたいと思うことは、すでに御承知のごとく昨年の十月、世界四十数箇国の、主要観光機関を会員とする御承知のように官設旅行機関国際同盟というものの正会員として、わが国の運輸省観光部が加入を認められておるわけで
○玉置(信)委員 私は直接この航空法案には関係いたしませんが、行政機構改革の一環としての面から、この場合野田長官に二、三点お伺いしておきたいと思うわけであります。それは今回の行政機構改革の方針から、運輸省の観光部が廃止されまして、観光課を置くということに実はなりつつあるようでございます。そこで観光の問題については私が説明申し上げるまでもなく、長官すでに御承知のごとく、講和後におきましては非常にこの外客
○玉置(信)委員 行政改革というものは、言うまでもなく行政事務の簡素化をねらつて行われるものでありまして、ものによりましては、すなわち行政事務の面によりましては、機構を改めることによつて事務の簡素化を行い得るということは、これはもう考え得られるところでありますが、しかしそれが單なる机上の事務的処理であるならば、きわめて簡單に簡素化も行い得られるでありましようが、先ほど来尾崎委員の論議をなされた内容等
○玉置(信)委員 並行してということになりますと、もちろんこの法案の内面から見まして、運輸省設置法の一部改正がなされない限りにおいては、この法案でやはり行政を行い得ない面が明らかになつておるのでありまして、率直に申し上げまして大臣のお考えは、必然的に行政改革が行われて、二元行政をやらなければならぬという観点からやられたのではないか、こう私は感ずるのですが、もうひとつ明確にお答えを願いたいと思います。
○玉置(信)委員 ただいま尾崎委員から航空行政の基本的な重要な点につきまして、各般にわたつて質疑がかわされて大体私ども御質問申し上げる要点は盡きておるように思うのでありますが、しかし基本的な問題でなお私ども杞優いたしておる点につきまして一、二大臣にお伺いをしておきたいと思います。 本法案の第十條六順、七項あるいは第十二條、あるいは第十三條等を見ましても、すでに行政機構改革によつて、航空機製造と航空庁
○玉置(信)委員 私も常識的に考えますと、むろん御答弁のように、一般ホテルと観光ホテルとの差をそうつけるべきではないということは了承いたしておるのであります。しかしながら観光ホテルを通じまして外客から受くる影響というものを考えますと、すなわち換言して申しますと、ホテルの内容いかんが外客を誘致するしないに大きな役割を果す、それがポイントになるということを私はまず考える。それはどういうことかといいますと
○玉置(信)委員 これは大蔵省とか運輸省とかと区わけをすることでなくて、私は政府の施策としてお伺いするのでありますが、御承知のように運輸省はさきに六千五百万ほどの予算を計上し、本年度はその三千万余の金をもつて、日本交通公社あるいは観光連盟等をして、外客誘致のために積極的な宣伝その他機関等を設けて、外客誘致に努められておるということ、これまた御承知の通りであります。かようにして外貨獲得の面に、またただいま
○玉置(信)委員 観光ホテル整備法一部改正の中にあります第八條の改正点につきまして、泉政府委員にお伺いいたします。先般当委員会において、運輸省の政府委員にお尋ねいたしましたところが、法人税及び所得税の課税標準に関する登録ホテル業用の固定資産の耐用年数について、大蔵省側と事務的に折衝をいたして決定したものである、かような答弁を得ておるわけであります。そこでこの耐用年数の点についてお伺いしたいのでありますが
○玉置(信)委員 私はホテル整備法のうちの固定資産に関する耐用年数の問題について私自身お聞きもいたしたいが、また前回の委員会で滿尾委員からもこの点に触れて相当つつ込んだ御意見もあつたのですが、それに対して政府委員から、大蔵省側といろいろ事務的に打合せた結果の表であり、数字であるということでありましたので、結論から申しますと、大蔵省側の意見も一応お聞きしてみなければ、この問題の結論が出ないじやないか、
○玉置(信)委員 関連して……。ただいまの局長の御答弁によりますと、向うの法律を適用してきめる、こういうふうに聞いたのですが、その点もう少し明確にお話願いたいと思います。
○玉置(信)委員 私時間がございませんので、残念ながらまだ数項お聞きしたいのでありますが、一番大事な基本間な問題につきましては、中山委員から御質問がございましたので、後日こうした機会がありますればそのときに譲りまして、本日はこれをもつて一応質問を打切つておきたいと思います。
○玉置(信)委員 先ほどの長官の御報告だつたと思いますが、その中に、まだ米軍の作業等に従事をいたして自分の村に帰れないでおる者があるというお話でございましたが、これは米軍の希望といいますか、そうしたことによつて従事しておるがために帰れないものであるか、あるいは御自分の生活といいますか、生計上進んでその事に従事をいたして自己の村に帰れないでおるものでありましようか、その点をお伺いいたしておきたいと思います
○玉置(信)委員 私は先刻の沖繩の遺骨調査に行かれました方の御報告を聞きまして、すなわち沖繩の住民の生き残られた方々が、多くの出征将兵並びに島民の方々の御遺骨を、宗教的人類愛から非常に丁重に納骨されておるということを、非常に敬虔な気持で拝聽いたしたのでありますが、そこで今日まで沖繩、硫黄島等における遺骨を内地に送還することの問題が大きく取上けられまして、今日に至つておりまするが、出征将兵あるいは軍属
○玉置(信)委員 ただいま局長の御答弁のように、確かに貸す方も借りる方も悪いことは私ども同感でありますが、しかしできたものをどうするかということになりますと、これまた今の御答弁のように二つの方法があることは一応うなづかれますが、しかし一旦自分で自動車を買つて、名義料を拂つて経営をいたしておる立場からいえば、それをあらためて会社に売りつけてやるくらいなら、最初から自分で買つて名義料まで出そうという考えは
○玉置(信)委員 私の御質問申し上げる前提が足りなかつたので、こうした法案をさらに改正しようというお考えでありますから、前の道路運送法の面においてもそういう方針がないということを前提におけばなお徹底したろうと思いますが、そういうように御了解なさつての御答弁でありますから、さらに一、二点お伺いしてみたいと思います。 ただいまの御答弁によりますと、資力その他、その地域的の実情を勘案してというお話でございましたが
○玉置(信)委員 私は政府が今道路連送車両法を改正しようという際でありますので、この法案を昨年審議するときも、簡單に個人の小企業に免許すべきではないかということを伺つておつたのでありますが、しかし当時そのまま原案通り通過いたしたのでありますが、爾来今日までの間において相当小企業にも免許してもらいたいという意見が出て、あるいは運輸省当局にも、そうした陳情、要請等があつたろうかと思うのでありますが、一部法律改正
○玉置(信)委員 なお特につけ加えまして御考慮願いたいと思うことは、御承知のように北海道では、ここで内容を申し上げることは遠慮いたしますが、相当審議の議題に上されておる路線もあるわけでございます。そこで従来運輸省並びに国鉄当局が考えられておる——これは語弊があるかもしれませんが、月並的に考える場合においては、この天塩沿岸線というものは第二義的に、あるいは第三位というように順位が下るかもしれません。しかし
○玉置(信)委員 北海道の天塩沿岸鉄道敷設促進の請願につきまして、紹介議員として私から御説明申し上げます。本請願は北海道留萌市の市長、議長外十二箇町村長、議長合計二十七名より請願をいたしておるものでありまして、その要旨を簡單に申し上げます。本線は本道西北部における産業経済開発並びに本道北辺の防衛上の枢要線でありまして、北海道の苫前郡羽幌町築別より天塩郡遠別町に至る間の鉄道復元をいたしてもらいたいというのがその
○玉置(信)委員 そうすると、これは大臣だけが、大臣の権限において裁定をするということになりますと、多少私は疑義を持つわけです。こういう裁定をする場合に、審議会等において審議をすることが公正を期することになりはせぬかと思うのでありますが、こういう点はどういうふうにお考えになつておりますか。
○玉置(信)委員 法律によつて標準がきめられてあるものによつて、申請するはずでありますが、そういう申請の点に疑義を生じた場合に、裁定するということになるわけですか。
○玉置(信)委員 ちよつとその前に、第一章でお伺いしておきたいことがあります。それは第六條の裁定の問題であります。これは項によつて障害年金遺族年金、または遺族一時金を受ける権利の内容が定められておるはずでありますが、そこで厚生大臣が裁定をしなければならない面は、どういうところに生じて来るか、この点をちよつとお伺いしておきます。
○玉置(信)委員 大臣にお伺いいたしますが、ただいま中山委員から御質問になりまして大体了承いたしましたが、ただ大臣の非常にあたたかみのある御答弁でありましたので、さらにそれを再確認したいので、一言お伺いします。船員に対しても、今後このままにしておくわけではない、審議会等ができたあかつきにおいて、審議会における審議の結果によつて考慮をするのだということには、間違いございませんでしようかどうか、その点をちよつと
○玉置(信)委員 ただいま中山委員から御質問のあつた点に関連してお伺いしようと思うのであります。援護庁長官の御答弁は、船員に対しても、基本的に援護すべきであるという御発言のようでありますから、きわめて内容が明確になつたので、この点は省略いたしますが、もう一度くどいようでありますけれども、船員に対しましても、やはり総動員法と申しますか、船員動員令に基いて徴用されたこれらの犠牲者に対しては、軍人軍属同様
○玉置(信)委員 私の仄聞したことに反しまして、まだ原案ができていないということはきわめて幸いでありますので、どうかただいまの国鉄総裁の御答弁の方向に向つて善処されんことを要望いたしまして、私の質問を打切ります。
○玉置(信)委員 ただいまの運輸大臣の御答弁は一貫しておりますので、非常に満足いたしております。そこで先ほど申し上げましたように、二十七年度予算二十億円をもつて着工せんとする今年度の候補地は、仄聞しますとなるべく金のかからないということに考慮を拂われているように伺つているわけであります。もとよりコーポレーシヨンという建前上、そうあるべきでありますけれども、私の申し上げることと大臣の御答弁とはまつたく
○玉置(信)委員 関連して伺いますが、私のお伺いしようと思つた一部は、ただいま滿尾委員よりの質疑及び答弁によつて了承いたしましたが、実は予算審議の際に運輸大臣並びに国鉄総裁に意見を申し述べ、その当時御答弁をいただいたことについて、さらに本日確認をいたしたいという意味において、次のことをお伺いいたしてみたいと思います。 それは二十七年度の新線計画は、予算二十億を基礎として一応予定候補線をきめられておるようでありますが
○玉置(信)委員 ただいま江崎委員の御質問になつたことも、関連性はありますけれども、未帰還者の数その他のことについては海外引揚委員会においても、あるいは厚生委員会においても、あるいは外務委員会等においても、それぞれ質疑を重ねられて、よく御承知のはずであります。どの程度の答弁を求めたかということも、私ども上述の委員会においてもよく拝聽して了承いたしておりますが、ここでこの問題を取扱うということは、私は
○玉置(信)委員 議事進行について……。ただいまの木村長官の御説明とここに配付されておりまする提案理由の説明のプリントと内容が大分違うわけであります。従つてお伺いしておつて大要はわかるのですが、速記録のできる前に委員会を開くことがありますれば、ただいま説明されたのと同じものを配付していただかないと議事を進める上に不便でありますので、これに対する質疑は後日に延期されんごとを動議として提出する次第であります
○玉置(信)委員 それでは大臣は、陸における暴力革命というようなことが今日しばしば唱えられておるのでありますが、そこまで行かなくても、海上においての暴動的な、治安を乱すような事態が起るというようなことはないと思いますか、あるいはそういうふうなこともあり得ると考えておられますか。
○玉置(信)委員 もし国内治安の面から見て外部よりの侵略を受ける場合、海上保安庁は、しからばどういう部分が発動するのでありますか、たとえばその地区のものが、その地区に起つたものに対して出動して、鎮圧抑制の任に当るのであるかどうか。もちろんその治安を乱す程度、あるいは侵略を受ける場合の規模の大小によつて異なるものであろうとは思うのでありますがそれには特定の、いわば予備隊的な組織機構のもとにある構成メンバー
○玉置(信)委員 大橋国務大臣にお尋ねいたしますが、ただいま關谷委員の御質問に対しての大臣の御答弁の中に海上保安庁の今後の機構に対して、予備隊を所轄する保安機構に含めるような行政機構を研究し、構想を練つておられるということでありますが、しかしだんだん質疑応答をされておる中に、やはり關谷委員が申されたような、従来の機構をもつてやつてもいいように受取れるような御答弁があつたのですが、私の伺つておるところによりますと
○玉置(信)委員 この引揚げ問題につきまして、外務省当局がおいでになつておりますから、まず前提として、石原政務次官に先に部分的にお伺いいたしますが、中共地区のいまだ帰らざる同胞のうちで、これはたびたび当委員会に引揚者の方々に参考人としておいでを願つて実情をお聞きしております中に、旅費さえあれば引揚げができるのだ、旅費がないために実は日本に帰れない、こういうようなことをしばしば承つておるわけであります
○玉置(信)委員 重ねて齋藤さん並びに上島さんにお伺いいたしますが、先ほど齋藤さんの御報告によりますと、この委員会の性格は、純人道的立場からこれを構成し、活動することになつておる、しかも国連に加盟しない国でありましても、言葉をかえて申しますれば、全世界の国々が受諾できるようなことをこの委員会において取上げて活動をするし、さらに相手国にこれを要求できるのだというようなことを承つたので、この点について私
○玉置(信)委員 まず最初に、今回のジュネーヴにおける国際連合の俘虜特別委員会に日本代表として出席されました齋藤、上島両氏がいろいろな面から御努力されましたことに対しまして深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。そこで引揚げ問題について外務省当局に御質問申し上げたいと思いますが、その前に一応齋藤さんにお伺いしてみたいことは、先ほどの御報告の中に今回は三人委員会の方々が日本においでくださることができないようになつておるとのことでありまするが
○玉置(信)委員 これは私は關谷委員とはちよつと見解を異にいたしておりますが、海上保安の面から考えまして、漁船の取締り等に対してのことは、あくまでも従来の警察的な行為でよろしいが、しかし国内的の大きないわゆる治安維持という面から考えてみますと、単なる警察というようなことでは真の治安が保たれないのではないか。たとえば陸の面において暴動が起つたという場合には陸の予備隊が活動し、また海の上において治安を乱
○玉置(信)委員 そこでお伺いいたしたいことは、先ほど關谷委員の御質問に対して、政務次官も關谷委員の御質問の内容の線に沿うたようなお答えがあつたのであります。ところで目下大橋国務相が衆議院、参議院の予算委員会その他の委員会で答弁されておるところの内容をしさいに検討してみますると、海上保安庁の機構は、先ほどの政務次官のお話にもありましたが、一応保安隊ができた場合に、海上保安庁の一部がその機構の中に包含
○玉置(信)委員 先ほど来各委員の御質問に対して、政務次官からの御答弁を承つたのでありますが、結論的に申しますと、最後的な案もまだできていないようでありますが、しかし質疑応答の内容等から見まして、私は次の点を誘導質問のようになると言われるかもしれませんが、一応お伺いしておきたいと思います。 それは行政機構という問題は、現政府の早くからの一貫した方針であり、私ども所属しております自由党としても、これは
○玉置(信)委員 重ねて和田さんにお尋ねしますが、百八十二名確実に生きておられると断定されたのは、そうした会合の席で手にした数字によつたのでありましようか。それともそれをさらに援護庁当局に連絡して確認されたものでありましようか、その点をお伺いします。
○玉置(信)委員 重ねて和田さんにお伺いいたしますが、今のお話によりますと、新聞社の方々がみずから調査された以外に、さらに当局の方より信憑性を求めておられたということで、私その点は非常によかつたと思うのですが、そこで新聞の報道したところによりますと、だんだん生存者、死亡者の数が判明して来たというような報道があつたのでありますが、そうしますとこれは十二、十三日の、かつて衣部隊に属しておりました方々の会合
○玉置(信)委員 私はただいま議題となつております衣部隊生存者、死亡者等のラジオ東京放送並びにそれに関連して読売新聞社の報道された件について、参考人の方々にお伺いいたしたいと思います。 その前に、先ほど委員長から大体趣旨をお話くださいましたので蛇足を添える必要はないかと思いますが、一応お伺いする前提として申し上げたいことがありますので、お聞き取りを願いたいと思うのであります。それは先ほど委員長からもお
○玉置(信)委員 中共におつての待遇等も比較的よくて、苦しくない生活をしているということを聞いて、私ども安心したのです。ところが先ほどのお話によりますと、帰りたい気持の者も大分いるということと、むしろ帰らないでおつた方がよいというのと二様にあるようでありますが、相当恵まれた生活をしておつても、なおかつ帰りたいという希望の人はあるでしようか、どうでしようか。 それから第二点は、この前昨年の当委員会で
○玉置(信)委員 なお先ほどのお話で、民間に働いておる人は申請して、それが公告されて、何もほかから異論のない場合は二週間以内に許可が来て帰れるというようなお話でありましたが、それは何か特殊な中共の政府なり、あるいは中共の政府機関に知合いがあつて、特別な取扱いを受ける人だけがそういう恩惠に浴するというのでなくて、だれでも申請さえすれば、広告後二週間以内に何らの支障の起らない者は返すということに常識的になつているでしようか
○玉置(信)委員 相馬さんにお伺いいたしますが、日本に帰つても職がないから食えないだろうという心配で向うにとどまつているという人があるような今のお話でありますが、その帰つて職がないという考えを持つに至つた基本的な考え方ですね、どういうためにそういう考えを持たれるのでしようか。だから日本に帰つても、今の日本は敗戰後で非常に生活も苦しいし職場もないから、帰つても仕事なんかにありつけないぞ、生活が苦しいぞというような
○玉置信一君 ただいま議長から御報告に相なりました故衆議院議員松本六太郎君に対し、院議をもつて弔詞を贈呈し、その弔詞はこれを議長に一任するの動議を提出いたします。 この際、私は諸君の御同意を得て、難戦員一同を代表いたし、つつしんで哀悼の辞を述べたいと存じます。 君は、石川県河北郡浅川村に出生されましたが、幼にして北海道石狩郡当別村に移住せられ、少壮のころ、また上川郡和寒村に転住され、もつて今日に
○玉置(信)委員 請負といいますか、そうした組織で引揚げ作業をやらせておるようでありますが、海上保安庁が直接におやりになつたということはありますかどうか。それから普通の戦争当時の艦船の引揚げは、これは通産省の所管でありましたかどうか。私ちよつと忘れましたので、この点お聞きしておきたいと思います。
○玉置(信)委員 運輸大臣にごく簡単な問題をお伺いいたしますが、運輸省予算の中に、爆薬処理費というものが載つておりますが、この説明において、総司令部からの日本政府あて覚書に基いて、浮流機雷、漂着機雷、並びに海中にある一切の爆薬、兵器類の処分に関する事務を行うために、必要な経費が載せられているわけですが、日本の領土と申しますか、各港湾地域に相当こうした危険物が従来あつて、この引揚げ作業が予算の関係によつてなかなか
○玉置(信)委員 海上保安庁次長がお見えでありますから、この機会にお伺いしておきたいのですが、御承知のごとく日本とアメリカ、カナダの三箇国の漁業協定ができまして、それに基いて北洋の一部に出漁ができることになつたのでありますが、この北洋漁場に進出する上において、ソ連との従来の海におけるトラブル等から考えまして、相当出漁者は慎重を期さなければならぬと思いますが、海上保安庁は水産庁との間に連絡、話合い等は