2012-08-01 第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
○玉木(朝)委員 大変ありがとうございます。 それでは、次に移らせていただきます。 難病の法制化は、単なる医療費の支給法ではなくて、難病患者の生活全般を支える総合福祉法的なものだと私は理解いたしております。その際、最も重要なのは、難病の定義であると思っております。 難病が明記されました法律は、厚労省の設置法を除くと、今までございませんでした。さきに成立しました障害者総合支援法の第四条に、「治療方法
○玉木(朝)委員 大変ありがとうございます。 それでは、次に移らせていただきます。 難病の法制化は、単なる医療費の支給法ではなくて、難病患者の生活全般を支える総合福祉法的なものだと私は理解いたしております。その際、最も重要なのは、難病の定義であると思っております。 難病が明記されました法律は、厚労省の設置法を除くと、今までございませんでした。さきに成立しました障害者総合支援法の第四条に、「治療方法
○玉木(朝)委員 ありがとうございます。 辻副大臣には、たびたび対策委員会にも出席していただいて、全力を挙げて取り組んでくださっておられることは重々承知をいたしております。その上で、もう一言お願いしたいと思います。 私も、当事者として患者会活動を続ける中で、難病対策の法制化は必要不可欠なものと熱望いたしておりました。そのような中で、一人の議員としてこのたびの改正にかかわらせていただけることは大変
○玉木(朝)委員 民主党の玉木朝子でございます。 本日は、貴重な時間をいただき、ありがとうございます。限られた時間でございますので、現在、厚労省において検討が進められております難病対策のあり方について、集中してお伺いをさせていただきます。 昨年の九月、厚生科学審議会疾病対策部会が十年ぶりに開催されまして、医療費助成のあり方等について具体的な検討が始まりました。他方で、政府・与党内でも難病対策のあり
○玉木(朝)委員 ありがとうございます。 これから当委員会でも真摯な議論が積み重ねられると思いますが、要望しておきたいことが一つございます。 御承知のように、法案が提出されるに際して、障害当事者が参加して総合福祉部会が設けられました。これは、障害者権利条約の基本精神でございます、私たちを抜きに私たちのことを決めないでを踏まえた政策立案作業の開始であり、本当に画期的なことでございました。政府は、総合福祉部会
○玉木(朝)委員 定義や名称、それから当事者の参画など、抜本的に改革された案と言えると思います。特に、障害者の範囲に新たに難病を加えていただきましたことは、障害者制度改革の大きな一歩を踏み出していただけたものと思っております。 私自身も、膠原病を発症しまして、治療を続けながら、難病患者団体の活動をしてまいりましたが、今日まで、難病は文字どおり制度の谷間の扱いでございました。現行の自立支援法ができたときも
○玉木(朝)委員 民主党の玉木朝子でございます。 本日は、本当に貴重な質問のお時間をいただきまして、まず冒頭、お礼を申し上げたいと思います。 それでは、早速質問に入らせていただきます。 小宮山厚労大臣は所信で、障害者が地域社会で安心して暮らせるよう、障害者基本法の改正を踏まえた理念の創設、障害者の範囲やサービス体系の見直しなど、障害者施策のさらなる充実を図るための法案を提出すると述べておられます
○玉木(朝)委員 ありがとうございます。現状把握をしっかりとお願いしたいと思います。 次に、被害を受けました病院の耐震化についてお伺いいたします。 このたびの震災におきましては、被災地から離れました私の地元宇都宮におきましても、国立病院機構宇都宮病院が大変な被害を受けました。私も、施設の被害状況を見せていただくとともに、関係者から直接話を伺ってまいりました。重症心身障害児者の病棟では特に甚大な被害
○玉木(朝)委員 ありがとうございます。厚労省の方でもセンターの当初の調査はしていただいているということで、大変ありがたく思っております。 ただ、そのセンターによりまして運営主体がいろいろございます。県でやっているところもございますし、宮城や岩手のように難病団体が委託を受けてやっているところもございます。そうした中で、患者団体が患者の安否を確認したいというようなときに、個人情報保護法という法律が大変壁
○玉木(朝)委員 民主党の玉木朝子でございます。このたびは、こうして貴重な時間を与えていただき、心から感謝を申し上げます。 本日で震災の被害からちょうど二カ月になりました。震災を受けられた方々に、心から哀悼の気持ちをささげたいと思います。 去る五月二日、私自身も難病患者という立場から、日本難病・疾病団体協議会の皆様とともに被災地をお訪ねし、障害を持つ方々や難病患者の方々の訴えを聞いてまいりました
○玉木(朝)分科員 私、かねてより、当面の対策は別といたしましても、将来的には、難病対策は難治性疾患克服研究事業ということに特化し、原因究明と治療法の確立に取り組むべきではないかというふうに考えております。 医療費の負担につきましては、医療保険制度の中で、特に高額療養費制度の中に長期療養給付制度等を拡充するなどの措置を検討した方がよいのではないか、あるいは必要があるのではないかと思っております。
○玉木(朝)分科員 ありがとうございます。 ただいま大臣の方からお言葉の出ました、新たな難治性疾患対策の在り方検討チームでございますが、このたび、厚生労働省内に新たな難治性疾患対策の在り方検討チームが設置されましたことは、従来は、医療や福祉、雇用がそれぞればらばらに行われておりましたが、医療、研究、福祉、就労・雇用支援等の施策を横断的に検討する場が初めて設置されたことは、大変画期的なことだと私どもも
○玉木(朝)分科員 民主党の玉木朝子でございます。本日は、こうした質問の機会を与えていただきまして、心より感謝申し上げます。 私は、昭和四十三年、膠原病の一種でございます全身性エリテマトーデスと診断され、病とともに生きてまいりました。昭和四十七年に難病対策要綱が制定されましたときは、これで親に迷惑をかけずに病院にかかれるんだと子供心に大変安堵したことを鮮明に覚えております。 現在、国が認定しております
○玉木(朝)委員 ありがとうございます。 実は、何度か今まで農業改良資金については改良が進められてきたんですが、その改良があったときも、資金の貸し出しがふえるということはございませんでした。このたびの改良によりまして、どの程度の実績を見込まれているのか。できましたら、件数それから金額等、具体的にお答えいただければと思います。
○玉木(朝)委員 ありがとうございます。 それに関連しましてこのたびの改良資金助成法があるとは思うんですが、この農業改良資金の利用状況についてお伺いいたします。 改良資金は、現行制度においては、先ほど来から質問が出ておりますが、著しく利用者が減少いたしております。件数で申しますと、平成二年度に一万七千二百六十件実績のあったものが、平成二十年度には百五十七件まで減少いたしております。直貸し方式に至
○玉木(朝)委員 民主党の玉木朝子でございます。 このたびの農業改良資金助成法等の一部を改正する法律案につきましては、我が党の農水委員会政策研究会分科会におきまして、玉木雄一郎座長のもと、事務局を担当いたしました。 本日は、新人でございます私にこうした質問の機会を与えていただきまして、まず初めにお礼を申し上げたいと思います。 実は、質問の最終者ということもございまして、多少質問が重複してしまうことがあると