1995-05-10 第132回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
○玄葉委員 私は、場合によっては全部任意にしてもいいのではないかという気持ちをどこかに持っておりますけれども、きょうそれを議論し出しますと切りがありませんから。 ただ、これはずっと読ませていただいて思ったのは、この任意制の導入というのは、ある意味で意識しておられたかしておられなかったかはわかりませんけれども、結果として妙案になっているというふうに思っているのです。 というのは、今までやみ米というか
○玄葉委員 私は、場合によっては全部任意にしてもいいのではないかという気持ちをどこかに持っておりますけれども、きょうそれを議論し出しますと切りがありませんから。 ただ、これはずっと読ませていただいて思ったのは、この任意制の導入というのは、ある意味で意識しておられたかしておられなかったかはわかりませんけれども、結果として妙案になっているというふうに思っているのです。 というのは、今までやみ米というか
○玄葉委員 一方で、消費者が米を買うときというのは、頼りにするのは店頭での表示だ。この表示が当てになるかどうかというのはその店の信用で決まって、スーパーであろうが米屋さんであろうがコンビニ店であろうが、信用できる店は信用できるし、信用できない店は信用できないのだ。野菜のように、悪い物を出したらば売れなくなるだけだ。 先ほど長官も栗原先生の御質問にお答えになっていたように、罰則の規定も不当表示法などでもありますし
○玄葉委員 さきがけの玄葉光一郎です。 今回の質問で伺う点は主に二つあります。一つは、米の検査制度における検査の必要性及びそのあり方について。そして二つ目は、食糧庁の合理化及び米などの検査体制のあり方についてであります。 まず、米の検査制度における検査の必要性についてでありますけれども、改正案第三条は、米の生産者は、その生産した米を新食糧法の計画出荷米として売り渡す等のときは、その前に国の検査を
○玄葉委員 ちょっと時間があるみたいですから、半分感想になるかもしれませんが。 今回の震災で私も考えさせられたことの一つは、まさに先ほどおっしゃったような、地震が人を殺したのじゃなくて、建物が人を殺したのだというふうに思います。ですから、その意味では、建物の耐震性という問題にはどうしても注意を払わなきゃいけないというふうに思います。 そこで、きょうずっと注意をしてお聞きしたかった、また聞いていたのですけれども
○玄葉委員 専門外のこともお聞きして申しわけないのですけれども、活断層とあるいはそういうプレート、そのほかのいろいろな要因も含めて、先ほど中島先生が、ほかに安全な場所があるのかなとおっしゃった。多分ちょっと質問を取り違えてお答えになったのじゃないかなと思うのですが、このマップにもありますけれども、できれば具体的に安全な場所と言えるようなところというのはどこなのか、そのことも。
○玄葉委員 東京で、特に霞が関や国会周辺と言ってもいいのかもしれませんが、東京で地震が起こる可能性というのを考えたときに、先ほど国府津―松田断層あるいはプレート型の話なんかがありましたけれども、かつてある本で、例えば江東デルタのようなところは地盤が脆弱だから恐らく震度も大きいものになるぞというようなことを読んだことがあるのですが、そういういわゆる岩盤の強さと断層の関係というか、その点ほどうなっているのか
○玄葉分科員 さっき申し上げたドイツでございますけれども、もう御存じのとおりの土地利用区分でございます。特にその特色は、いわば建築制限というところにあるのだろうというふうに思います。 申し上げるまでもないかもしれませんが、まさに、全国土を建築許容地域と建築抑制地域というふうに明確に分けてあります。そして建築抑制地域においては、原則的に建築を禁止をするということでございます。建築を許容する部分だけを
○玄葉分科員 今おっしゃった美しいむらづくり特別対策の事業、もちろんこの事業はさらに推進をしていただきたいと思っていますし、また当たり前でありますが、構造改善事業、これは景観づくりへの重要な契機にもなりますから、そういう意味でも、その事業を推進しながら景観づくりに取り組みをしていただきたいというふうに思っています。 おととしですか、農政審議会で打ち出されております、先般私も改めて読ませていただいたのでありますが
○玄葉分科員 新党さきがけの玄葉光一郎です。本日は、農村整備について、主に三つの分野についてお伺いをさせていただきたいと思います。 一つは農村景観づくりの問題、二つには中山間整備事業の問題、そして三つには森林整備についてでございます。 まず、農村景観づくりへの取り組みでございます。 ある友人が、これはドイツであったわけでありますけれども、ヨーロッパ留学から帰ってきて、ふるさとに帰る車中で涙が出
○玄葉委員 念のため、今回地震もございましたし、大切な問題でもあるのですけれども、この大都市法の改正による都心共同住宅供給事業の創設、さらには再開発法の改正による容積率や高さ制限の緩和、この問題と防災性との関係について一言お願いをしたいと思います。
○玄葉委員 私も、うまくいけば住宅価格や地価は下がるのではないかというふうに思っております。 適正な価格とか家賃で住宅を供給をするために、最近盛んに活用されておりますけれども定期借地権、これを今回新しく創設をする都心共同住宅供給事業において有効に活用できないものかというふうに思いますけれども、その点についてお伺いをいたします。
○玄葉委員 さきがけの玄葉光一郎です。 大分順番が入れかわることになりますが、お許しをいただきたいと思います。 それでは、都心居住関係の二法案について、まずお尋ねをいたしたいと思います。 まず、この都心居住政策の推進によって、住宅価格や地価に対しての影響をどう予測をされておられるか、お伺いをしたいと思います。
○玄葉委員 もう一つは、もし地域格差の是正という理念を捨て去るということになれば、特に小都市とか農山漁村というものが大変心配でございます。 多様性というのは先ほど申し上げたような意味で理解をするわけでありますけれども、多様性とか自律性という名のもとに、どうしても基盤の弱い小都市とか農山漁村が、見捨てられると言ったら語弊がありますけれども、活力が弱まってしまうのではないか、そういうふうに一方で危惧しているところでございます
○玄葉委員 今、長官から多様性のある国土というお話がありました。お聞きをするところによれば、国土庁の国土計画基本問題懇談会の報告書は新しい全総のたたき台になるのだというお話でございます。この懇談会の報告書によりますと、新しい全総が目指すべき方向というのは、いわゆる今までの地域格差の是正というか、そういったものをある意味では捨て去って、今おっしゃったような多様性のある国土をつくるのだということを方向として
○玄葉委員 新党さきがけの玄葉光一郎です。 冒頭、今回の大震災でお亡くなりになられた方々に対して心からお悔やみを申し上げたいと思いますし、また、被災された方々に対してお見舞いを申し上げたいというふうに思います。また、両大臣、両省庁の皆さん大変御苦労されておられて、ともに頑張りたいなというふうに思います。 阪神大震災の復旧並びに復興の問題に関しましては、大分お聞きしたい点について既に答弁もございましたし
○玄葉委員 この点については、ぜひ力強くお進めをいただきたいというふうに思います。 時間がもう十分というふうに限られていますから、せっかく国土庁長官もいらっしゃっていただいておりますから、国土政策について一言申し上げたいというふうに思います。 この住宅問題も、より広い視点に立ては国土政策についてもかかわるということだと思います。つまり、大都市部における人口圧力を減少させるということによって、いわば
○玄葉委員 ぜひ本気の取り組みをお願いをしたいと思います。 次に、施策の実施主体になっている公団の問題でございます。 先ほど申し上げましたように、住宅に対しての国民のニーズというのは多様化をしておりますから、住宅・都市整備公団の役割もまた私は見直しが必要ではないかというふうに思っております。公団は昭和三十年代から、特に都市部において住宅の質的にもまた量的にもその充足には役割を果たしたというふうに
○玄葉委員 大変限られた時間でありますから、具体的なお答えをいただくために、住宅政策を例に挙げて行政のあり方や進め方について質問をさせていただきたいと思います。 まず、行政の総合化、縦割り行政の弊害の除去の問題についてでございます。 申し上げるまでもなく、より快適な国民生活の実現のためにはさまざまな行政の連携が必要だと思いますけれども、どうも実際には縦割り行政の弊害が今きわみに来ているかなどいう
○玄葉委員 もういろいろ問題があるのですけれども、ちょっとこの問題に関してもう一つだけ。 本当は今の問題を追及したいのですが、もし来年もこの生産費所得補償方式が続くということで仮定をすれば、逆に異常につくり過ぎた農家、凶作の農家じゃなくてつくり過ぎた農家もむしろ除外することによって、これも俗に言われておりますけれども、努力しがいのあるような方式に変えていくべきじゃないかなというふうに思いますが、その
○玄葉委員 先ほども申し上げましたけれども、通常の凶作なら私も問題にしないわけでありますが、統計の連続性が果たして通じる凶作なのかどうかということはきちっとやはり考えるべきなのじゃないかなと。もし、生産費調査が米価のためにあるのじゃない、いわば連続性から生産費調査そのものが仮に変えられないのだとすれば、やはり米価算定においてそれを利用する際には補正をするとか、何か考えるべきなのじゃないかなというふうに
○玄葉委員 さきがけの玄葉光一郎です。 本日は御苦労さまでございます。お疲れだと思いますが、二、三質問をさせていただきたいと思います。 私も若輩ながら三党協議に時折出させていただきまして、今回交渉させていただきました。我々は、先ほどからお話がございますとおり情のある米価ということを主張し、また大臣は理のある米価ということをおっしゃっておられました。先ほど社会党の辻先生からもお話があったようでございますが
○玄葉委員 もう時間がありませんが、先ほどのこの問題とも絡みますし、あるいは横光委員のお話とも絡みますが、ぜひ新しい国土軸との絡みというものも大いに議論をした上で考える必要があるのではないかなというふうに思いますので、その点も考慮して、どうか今世紀末までに詰められるように、先ほどおっしゃいましたが、御支援といいますか、よろしくお願い申し上げたいと思いますし、私どもも頑張りたいと思います。きょうはありがとうございました
○玄葉委員 全く同感であります。地震の問題については再度ぜひ、強調してもし過ぎることはないということを改めて申し上げたいなというふうに思います。 もう一点、ちょっとだけ実は気になることが読ませていただいてございました。ささいなことなのかもしれません。大分質問の内容がほかの方と重なっていますから、この点ささいなことかもしれませんが、申し上げます。 例えば三十二ページの下の方に、我が国の新首都というのは
○玄葉委員 玄葉光一郎と申します。新党さきがけに所属しておりますが、きょうはさきがけ・青雲・民主の風の一員として質問をさせていただきます。 きょうは本当にありがとうございます。大分重なっておりますから、どうしても申し上げたい点、あるいは重ねて強調して質問をさせていただきたい点、二、三絞って感想ともども申し上げたいなというふうに思います。 まず、この中間報告を読ませていただきました。最初にございますとおり