2000-03-23 第147回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
○玄葉委員 ぜひ国民世論の喚起のためにも、石原都知事がよくテレビにお出になられて反対論をおっしゃっておられる、それはある意味ではありがたい話で、国会等移転の問題に国民の目が向くわけであります。ぜひ中山長官も、どんどんマスコミ等々にこれからさらにお出になっていただいて議論を闘わせていただきたい。それで世論の喚起が大分できてくるんじゃないだろうか、そういう思いもするわけであります。 最後に、ぜひ委員長
○玄葉委員 ぜひ国民世論の喚起のためにも、石原都知事がよくテレビにお出になられて反対論をおっしゃっておられる、それはある意味ではありがたい話で、国会等移転の問題に国民の目が向くわけであります。ぜひ中山長官も、どんどんマスコミ等々にこれからさらにお出になっていただいて議論を闘わせていただきたい。それで世論の喚起が大分できてくるんじゃないだろうか、そういう思いもするわけであります。 最後に、ぜひ委員長
○玄葉委員 今の中山長官の東京グレードアップのための国会等移転だということには大賛成であります。 私は、後で青木官房長官がいらっしゃったときにも申し上げようと思っているのですが、やはりこの国がかなり疲弊している、私自身はそう思っています。日本を最も安く改造するための国会等移転だという思いなんです。よく財政赤字がこれだけあるのにむだ遣いだという話がありますけれども、全く逆だというのが私の考え方で、恐
○玄葉委員 御指名をいただきました民主党の玄葉光一郎です。十分でありますので、端的に質問をさせていただきたいと思います。 まず冒頭、私は、国会等移転審議会をつくるための法律、その提案者の一人でございました。審議会に立派な答申をつくっていただいたことに、この場をおかりして感謝を申し上げたいと思います。 そこで、この報告で国会等移転の問題は新たな段階に入ったわけでございます。国会決議があって、議員立法
○玄葉委員 知事の思い、県民の思い、これを重く受けとめる、これはもう当然のことであります。 ただ、私がお尋ねをしたのは、基地の使用期限を設定するということは正しい政策なのか正しくない政策なのかということを聞いたわけでありまして、外務大臣、お答えをいただきたいと思います。
○玄葉委員 コーエン国防長官が、今月十七日の午前、日本記者クラブで記者会見をしております。その席で、報道でありますけれども、安全保障上の必要性は、その時々の状況や脅威によって決められ、人為的な限定で決まるものではないというふうに述べられ、事実上、使用期限の設定を拒否し、その上で、日本側もそうした政策を支持しているというふうに述べたという記事がございました。 そこで、外務大臣にお伺いをしたいのは、できれば
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 一月、二月、それぞれ、衆議院の外務委員会、民主党の訪問団で沖縄に行ってまいりました。その調査を踏まえて、普天間の移設問題、特に使用期限問題についてお伺いをしたいと思います。 言うまでもなく、使用期限問題というのは、沖縄県や名護市が、普天間の飛行場は受け入れるけれども使用期限を十五年にという、いわば受け入れのために要求した条件をめぐる問題であります。この点について
○玄葉委員 そうすると、最初の話にある意味で戻るわけでありますけれども、例えば、今三十万トンの小麦換算の食糧を援助する、その中で、今の答弁だと十五万トンはお米にしているんだ。仮に、あえて議論のために申し上げれば、それを全部お米にしていく、三十万トンを日本の国産米かあるいはミニマムアクセス米にしていくということについてはどんなふうにお考えになられますか。そのときの問題点というのは、最初の話に戻りますけれども
○玄葉委員 例えば、この食糧援助規約の中身を考えてみますと、大体我が国は、小麦換算で三十万トンの穀物またはその買い付けのための資金を供与するということになっているわけであります。その中身を、先ほどの農家の方々の声を代弁する形であえて申し上げれば、だったら、食糧援助規約で我々が援助をしなければならないと定められている三十万トンの食糧については、日本のお米あるいはミニマムアクセス米を使ったらどうか、そういう
○玄葉委員 御指名をいただきました民主党の玄葉光一郎です。食糧援助規約とコーヒー協定について質問をさせていただきます。特に、日本の政府米が適正な備蓄を超える中での日本の食糧援助のあり方ということについてお尋ねをしたい、そう思っております。 我々、選挙区あるいは選挙区外であっても、特に農家の方々を中心にこういう疑問が時々寄せられます。つまり、世界では多くの人たちが飢えている、また栄養不足に悩んでいる
○玄葉委員 東ティモールへは私は行ったことはありません。ただ、先般、ジャカルタに行きまして、これまでの歴史等々も聞いてまいりました。我が国のかつてかかわった経緯、あるいは戦場にもなったという経緯等々を考えていくと、おっしゃるとおり、手厚い支援、もっと言えば建設的な共同作業ともいうべきものが必要なんだろう、そう思っているわけであります。 我が党の羽田幹事長と江田参議院議員が東ティモールへ参りました。
○玄葉委員 外務大臣から、特にアジアというものを大切にするというお話がございました。 そのアジアの中の東ティモールへの人的貢献というのが現在取りざたされております。政府はUNHCRの要請に基づいて、PKO法三条だったと思いますけれども、人道的な国際救援活動として、東ティモールではなくて西ティモールに自衛隊を派遣するということを決める、あるいは決めたということを聞いております。 この独立東ティモール
○玄葉委員 御指名をいただきました民主党の玄葉光一郎です。本日は、河野外務大臣、東総括政務次官と議論をさせていただくことを大変うれしく思います。 実は、六年前初めて私が当選をしたとき、無所属の議員でございました。新聞記者に尋ねても、玄葉は与野党のどちらに行くのかわからない。そういう中で、私にとりましては第一回の首相指名選挙があって、そのとき細川さんと河野外務大臣の選挙になって、河野外務大臣は御存じないかもしれませんけれども
○玄葉委員 済みません。今のはよくわからない。つまり、できるだけ具体的に教えていただきたいのです。 よくわからないというのは、一般論としてはなるほどというところもございますけれども、例えば、今、最後に、核兵器保有国の間で意見の一致が見られていないのでという話がありましたが、それは非核国であったって、正しいと思うことがあれば世界に働きかけていくのは、これは筋でありますから、どんどん働きかけていっていいのだろうというふうに
○玄葉委員 先ほども申し上げましたように、民主党のコメントを出させていただいて、そのコメントと私の考え方も同じでございます。つまり、一定の評価をいたします。例えば、軍縮会議を再活性化しなさい、全会一致原則なんというのはだめだ、もう直しなさいというようなことまではっきり具体的に求めていて、そういう点は評価できるところであり、今大臣がおっしゃったように、国連の正式な文書として配付をしてもらって、しっかりと
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 きょうは、福田先生の言われるところの高邁な核不拡散・核軍縮の問題について、特に核の先制不使用の問題について高村外務大臣のお考えをお尋ねしたいと思います。 その前にまず、先月の末になると思いますけれども、核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラムの報告書が公表をされたところでございます。言うまでもなく、東京フォーラムは小渕外務大臣の、当時でありますけれども、指示によって
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎と申します。 私からは、民主党のODAについての議論の若干の紹介と、私の幾つかの意見を言わせていただいて、それに対する御意見をいただければありがたいと思っております。 民主党では、きょう中野政調会長もいらっしゃっておりますが、外務部会の中にODA小委員会というのを設置しまして、今まで六回ぐらい議論したのですが、秋を目途にODA改革案というのを出すということで、ODA
○玄葉委員 インドネシアの危機のときに日本は言ったんだということでありますけれども、大分遅かったと私の認識にはございます。つまり、あのときIMFに理事を出していたけれども、どうも当初はそのコンディショナリーに注文をつけた業績というか足跡がないようでありまして、大分日本の国内で議論が起きてから言っていったのかなというふうに思います。それはそれとして、今回の問いではありませんので申し上げませんけれども。
○玄葉委員 とても率直なお考えをお聞きしたと思っています。おっしゃるとおり、期待水準で成果、評価の違いというのは出てくるのだろうというふうに思います。ただ、日本がいわば言い出しべでつくり上げた機構である。それは、できればこのAPECという機構を今後のアジア太平洋の経済発展にさらに活用したい、そう考えることは多分同じだろうというふうに思っています。私は期待水準がある意味では高かったのかもしれません。
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 お時間が余りありませんけれども、きょうは、APECの問題と、核廃絶、核軍縮、核不拡散の問題について、少し外務大臣と議論させていただきたい、お考えをお伺いしたいと思っております。 APECについてお尋ねをしたいと思ったのは、先般サミットがございました。私にとっては、改めてサミットというのは一体何だろうということを考えさせられる機会でありました。ASEMというマルチ
○玄葉委員 私は、関係者の方がいらっしゃったりお会いをするときは、だったら、インド、パキスタンにも、可能かどうかわかりませんけれども、核の傘を提供しましょうか、それを受け入れますかというような言い方を私なんかはしているのです。ただ、やはりそういう何らかの説得力のある説明、今の説明が説得力があるかどうかわかりませんけれども、説明をしていかないといかぬのだろうなということを改めて思います。 関連して、
○玄葉委員 今お聞きして、素直に申し上げて、私自身も米国の核の傘のもとで同時に核廃絶を訴えている一人でありますけれども、ただ、残念ながら、今の説明は説得力を持つんだろうかという疑問も持たざるを得ないところがあります。 つまり、インド、パキスタンからしたら、いや、我々も、あなた方が米国の抑止力に頼るように、我々自身、抑止力を持つために核を持つんですと言われたら、これは外務大臣はふだんどういうふうにお
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 ただいま外務大臣から御説明のございました五条約について質問をさせていただきたいと思います。ただ、その前に幾つかお尋ねをしておきたいと思います。 というのは、アメリカにおいて、当時の国防長官であろうと思いますが、一九七二年における書簡、レアード国防長官からロジャーズ国務長官への書簡というものが公表されて、その中につづられた一九六三年四月の大平外務大臣の口頭了解
○玄葉委員 イメージするために、例えばインドネシアで内乱が起きました。政府が発表した六類型の中の一つに、内乱が国際的に拡大をする場合には周辺事態と認定をしていくんだということがありましたけれども、例えば国際的に拡大しているかどうか微妙なときは当然あるわけであります。そんな微妙なときに、アメリカが日本に周辺事態と認定して協力要請をしてくる、後方支援活動をしてくださいと協力要請をしてくる。しかし、日本政府
○玄葉委員 防衛庁長官、長官が以前御答弁された、認識の違いが生ずることがあるかないかということに対して、米国が周辺事態だというふうに認定して日本に協力要請をする、そのときに日本政府はノーだと言うことはないとはっきりおっしゃったわけですよね、これまで。それは変えるつもりはありませんか。
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 まず、周辺事態の認定についてお伺いをいたしたいと思います。 防衛庁長官が、周辺事態の認定について日米による認識の違いが生ずることがあるかないかといった問いに対して、米国が周辺事態が発生したと日本に協力要請をする、それに対して日本政府がノーと言うことは実態上ないとそうおっしゃっているわけでありますが、周辺事態の認定については、まさに日本政府が主体的に日本の平和
○玄葉委員 特定の国会のメンバーと内閣で、すべて情報を出し合って協議する。これは一つの、おもしろいというか、意味のある提案ではないかなというふうにも思いますけれども、佐々先生から、国難には与野党ない、これはもっともなことだというふうに思っていますし、ちなみに、いつ与野党逆転するかもわからない、そうも思っておりますから、我々も常に政権を担当したことを念頭に置いて考えているということでございます。 ちなみに
○玄葉委員 厳格な三権分立のアメリカ、大統領が直接国民に選ばれている。違憲判決が議会拒否権について出されたとしても、事の重大性にかんがみて、戦争権限法というのが制定をされた。日本は、国民が直接選んでいるのはまさに国会であります。そういう意味からしても、私も、国会の承認というのがシビリアンコントロールのためには必要だというふうに思っております。 それで、今政党間で修正協議が行われております。国会承認
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 各公述人の皆様に、貴重な御意見をいただきましたことを御礼申し上げたいと思います。特に、修正協議の焦点について、それぞれの先生方、公述人の方々がお触れになっていただいたということに対して御礼を申し上げたい、そう思っております。 まず、浜谷先生にお尋ねをしたいと思います。 今お聞きをしていて、アメリカの戦争権限法というものを引き合いに出されて、国会の関与についてお
○玄葉委員 こういう話を六条の交換公文でしていくと、直接戦闘作戦行動の定義の話になって大体袋小路に入っちゃうというのが率直なところだと思っているんです。 私が最近自分の検討材料だなと思っているのは、新たな取り決めを結んだらどうかと思っているんです。つまり、今ある六条の交換公文の世界の直接戦闘作戦行動は、これはこれで置いておいて、そのかわり、ペルシャ湾に出ていく、これはこれで安保条約は排除していません
○玄葉委員 事前協議の話の中には、今申し上げた中では広い意味での政策協議は入っていなかったんですが、でも、岡本参考人がおっしゃったように、広い意味での政策協議も残念ながら不足しているという認識は全く一緒でございます。 さて、その事前協議ですけれども、まさに今お話に出たように、普通事前協議というと、六条の交換公文の話で、三項目あるわけであります。特に問題になるのが直接戦闘作戦行動というところで、今まさにお
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎と申します。 本日は、まことにありがとうございました。さらに今後の審議に参考にさせていただくために質問をさせていただきたいと思います。 お二人の参考人の方から出ましたように、日本の防衛というものを考えたときに、大きく分ければ確かに選択肢は二つだろうと思いますし、私は、いつも自分の中では、自主防衛と非同盟中立と日米同盟と他の国との同盟、バイの同盟とマルチの同盟をどうするかというふうにいつも
○玄葉委員 今申し上げたようなケースは、普通に考えればなかなか、かつての決議八十二、八十三ではどうしても読むことはできないんだろうと私は思いますし、恐らく、本音のベースでは外務省もそのように考えておられるだろうというふうに思います。 私は、むしろ問題なのは、これから聞こうとしたことが若干問題になるのかな。例えば北朝鮮が明らかに休戦協定違反をした、例えば北朝鮮が南進をした、あるいは非武装地帯に武力を
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 本委員会が始まって、私にとりましては最初の質問でありますから、日米安保条約あるいは日米安保体制の総論について議論したいと思っておりますが、きょう午前中聞いておりますと、大分総論の話が出てきましたから、各論から入らせていただきたいと思っております。整理すべきと思われる点がまだ多々あろうと思いますから、そのことについて質問をいたします。 ガイドラインは日米の取り
○玄葉委員 ここの問題は二つあるんだと思うんですね。一つは、今の従来の憲法の解釈の範囲内という問題、後でお尋ねをしたいと思いますけれども。 その前に、例えば今の日米ガイドラインについては、まさに日本の国益に直接かかわる事態、日本の平和と安全に重大な影響を与える事態において、アメリカがある意味では日本のために活動している、場合によっては血を流している、そのことに対して日本が何もしなくていいのか、そういう
○玄葉委員 真摯に受けとめるということでございます。 私がこの全文を読ませていただいて、まずガイドラインについては、率直に申し上げて、新たに何が合意されたのかわかりません。少なくともこの文書を通しては定かではない。ただ、今後も議論を深めて早急な成立、承認を期すということを決めたのかなというふうに思います。 もう一つは、「国連の平和活動へのわが国の参加・協力のあり方」についてということでございまして
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 きょうは、イラクの問題で質問を用意させていただいたのでありますが、急遽、昨晩遅くだと思いますけれども、自民党と自由党両党によって安全保障政策についての最終合意が成立をしたというふうに聞いております。昨晩のことでありますから質問通告もけさになってしまったわけでありますが、非常に重要な問題でありますから、この合意について外務大臣のお考えをお尋ねしたいと思います。
○玄葉委員 じゃ、別の聞き方をしますけれども、日米安保条約の実施法だ、そういうふうに考えていいですか。北米局長でも結構です。
○玄葉委員 それでは、周辺事態法案は日米安保条約の枠内にある法律であるというふうに考えてよいかどうか、この点についてはいかがでありますか。
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 きょうは、周辺事態法案、ガイドラインと、KEDOの問題、そして関連して、時間があれば日韓の問題で質問をさせていただきたいと思います。 まず、周辺事態法案でありますけれども、きょう少し議論させていただいて整理しておきたいというふうに考えているのは、周辺事態法案と日米安保の問題、特に三条一項の二号、三号、後方地域捜索救助活動と船舶検査活動についてでございます。
○玄葉委員 重ねて申し上げるようになるかもしれませんが、総理の言葉であり、既に政策転換が行われたということで、ぜひ実現をさせていただきたい。 そのときに、私は被災者再建支援法というのを読ませていただいて、よくわからないというか、その運用がまた問題だなと正直思いました。今回、そのままその法律を適用するわけではないと思いますけれども、つまり、今回も被災地へ行きました。実際に例えば一部損壊、半壊という住宅
○玄葉委員 無論、私たちも精いっぱいの協力をさせていただきたいと思います。 次に、被災者の救済の問題でございます。 ある日突然、災害で住む家あるいは商売道具を失った、これは当然茫然自失となるわけで、よほどの資産家でない限り立ち直りは難しい、そう思います。 まず最初に、先ほど来から出ている生活再建支援法の問題でございます。 これは、世帯収入が五百万円以下の方に百万円、住宅全壊が要件だということでございますけれども
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。私は、八月末豪雨による災害について質問をさせていただきたいと思います。 まず、この場をおかりして、今回の災害でお亡くなりになられた方に心からお悔やみを申し上げたいと思います。 先ほどから自民党の委員の方お二人、被災地の状況を克明におっしゃっていただいたわけでございます。私も二十七日から毎日のように現場に出かけております。まさに目を覆うばかりの状況でございます。
○玄葉委員 いや、私が申し上げたかったのは、それは審議官がおっしゃるとおり、核保有クラブがみずから核軍縮の意欲を示さなければ説得力がない、これは全くそのとおりなのですが、同時に、特にインドとかパキスタンに対しては、私は、核を持たない国あるいは核開発を廃棄、断念した国の方が、むしろいろいろな点で妥協案なんかを示したり交渉をリードしていけるのじゃないかという意味で、実は申し上げたのです。ですから、ある意味
○玄葉委員 先ほど八代委員だったと思いますけれども、核保有クラブにはインド、パキスタンに対して説得力がないのじゃないかというお話がありまして、私もそれは同感なのです。特に、インド、パキスタンに対してこれからいろいろと働きかけを行っていく際には、今回も決議案を共同提案したようでありますけれども、スウェーデンとかあるいは南アフリカとか、そういったまさに先ほどの表現をおかりすれば志を同じくする国々との連携
○玄葉委員 先ほど外務大臣の方から、国際社会はパキスタンに対して核実験を行わないよう最大限の自制を求めてきたというような御発言があったわけでありますが、私が考えるに、少なくとも、総括的には、国際社会全体として最大限の努力が払われたかといえば、私は必ずしもそうではなかったのかなというふうに思います。 それはバーミンガム・サミットを振り返れば明らかでありますし、またパキスタンの核実験直後のシャリフ首相
○玄葉委員 それでは、先ほど大臣の方で、我が国としては引き続き改革努力を支援していくということの表明があったわけでございますが、それは具体的に何をどのように支援していくおつもりなのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○玄葉委員 関連して、私も本会議で、顔ぶれを実は聞いておりません。ただ、今回の顔ぶれを見るに当たって、スハルト色というのがどのぐらい残ってどのぐらい除かれるのかというのが一つのポイントではないか、あるいは幅広い人材が登用されるかどうかというのがポイントではないかというふうに思っておりましたけれども、その点の事実関係と、外務省としての見解といいますか、どういう内閣になったと、短時間でありまずけれども、
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 本日佳 一つはインドネシア情勢について、もう一つは周辺事態法関連の問題、そして、時間がありますれば核実験の問題に触れさせていただきたいというふうに思います。 まず最初に、インドネシア情勢でございますけれども、昨日、スハルト大統領が辞任をしてハビビ副大統領が昇格をいたしました。三十二年間にわたるいわばスハルト体制、ある意味で経済成長をもたらした功の部分と、それと
○玄葉委員 先ほど、日本政府の対応として、しかるべき対応を検討中であるという話でございましたけれども、いつまでにODAの問題について結論を出されるのか、お聞きをしたいと思います。
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎でございます。 まず、インドの地下核実験の問題について質問をさせていただきたいと思います。 今回、極めて残念な事態に陥ったわけでございますけれども、首相の会見の内容なんかをお聞きをすると、まさに核兵器保有国であるということを宣言したような形になっていて、また人民党のコメントなんかをお聞きしても、まさに確信犯的なところが今回あるわけでございます。 中国とかフランスとかと
○玄葉分科員 私はおっしゃる御答弁だと思うのですが、より拡充より、ある意味で今おっしゃったような財投の自主運用あるいは財投の改革という中で、私はチャンスだと思うのですね。これは、大幅に拡充できるような取り組みというのを省を挙げて本格的にやるべきなんだろうな、そう思っています。 今、資料をいただいたのですけれども、今のところの奨学金というのは一般会計の借入金と財投と返還金で賄っているということなんです
○玄葉分科員 かつてと今では状況が違いますから分析も違ってくるのかなと思いますが、先ほど大臣もお子さんが大分大きくなったというお話でありました。 私ごとで大変恐縮ですけれども、私も一歳八カ月の赤ん坊が今いるわけでありますが、赤ん坊とはいわないのでしょうか、幼児というのでしょうか、いるわけですけれども、赤ん坊を持ってみて、改めて私たちの世代が子供を産まない理由というのは何だろうということが何となく実感
○玄葉分科員 二、三質問をさせていただく前に、今武山委員の質疑を聞かせていただいて、通告していませんから一点だけ意見として申し上げたいと思うのは、確かに、私も社会人を先生にするというのは賛成なのです。社会人を先生にすることによって、それは今お話にあったように教育効果もある。と同時に、特に私はこの国をチャンスが二度ある、あるいは三度ある、そういう社会にしたいという思いがあるものですから、そういう意味でも
○玄葉委員 今おっしゃった警備官というのは、結局防衛庁とか外務省とか警察庁とかから来るということだと思うのですけれども、なかなか外交上の身分が高くなくて、情報収集ができないというところが私はあるのじゃないかと思うのです。 この間のあのペルーもそうなんですけれども、結局は大使みずからが情報をとってくるということが極めて私は大切だし、その意識改革、心構えが何より重要だというふうに考えていますけれども、
○玄葉委員 私、最初、予算の要求内容を見たときに、率直に申し上げて、ペルーの人質事件のあの報告書に書いてあるような抜本的な、今おっしゃったような警備員の、いわゆるハード面の体制をしっかりしていくのだ、早急にやるべきことがたくさんあるみたいな表現をされていた割には、正直、これは予算の制約もこれありということであると思いますけれども、物足りないなという感じを持ったのが正直な気持ちであります。 同時に、
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 在外公館に勤務する職員に対しましては、それぞれの地域において適切な給与と待遇を保障していくということは必要不可欠なことであるということを、この在勤法改正案を審議するに当たって冒頭申し上げて、関連質問をさせていただきたいと思います。 日本人は私は大変忘れっぽい国民じゃないかなというふうに思います。ある大事件が起きると、その大事件に向かってみんなわあっと騒いで、