2002-12-06 第155回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
○牧委員 非常に簡単な御答弁をいただいたんですけれども、この上原さんという方は、前回第十一回の四年前のコンクールにおいても、十七歳という史上最年少で第二次予選まで通過したということで、当然これは文部省及び文化庁としても注目をしている方であるべきだったなと私自身思います。 というのは、このチャイコフスキー・コンクールというのは、一九五八年第一回のピアノ部門優勝者はヴァン・クライバーンといいまして、この
○牧委員 非常に簡単な御答弁をいただいたんですけれども、この上原さんという方は、前回第十一回の四年前のコンクールにおいても、十七歳という史上最年少で第二次予選まで通過したということで、当然これは文部省及び文化庁としても注目をしている方であるべきだったなと私自身思います。 というのは、このチャイコフスキー・コンクールというのは、一九五八年第一回のピアノ部門優勝者はヴァン・クライバーンといいまして、この
○牧委員 今、渡海副大臣のお話で十分説明は足りると思うんですが、みずからおっしゃったように、田中さんについてはノーマークだったということでございます。ダブル受賞ということで、この閉塞感漂う日本の今の現状の中で非常に明るいニュースだったわけでもありますし、まだまだ日本も捨てたものじゃないな、そういう意を強くしたところもあるんですけれども、まさにこれがノーマークだったというのも、一方では、外国ではもう既
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 きょうは、科学技術、芸術文化の振興及びその土台となる高等教育のあるべき姿について、若干の質問及び問題提起をさせていただきたいと存じます。 ことしは、特にノーベル賞の受賞がダブル受賞、お二人が受賞されるという本当におめでたい年だったわけで、まさに、昨年三月ですか、閣議決定された第二期科学技術基本計画に、今後五十年間で三十人程度のノーベル賞受賞者を出すんだ、そんなようなこともうたっておりますけれども
○牧委員 ありがとうございました。
○牧委員 済みません、時間がなくなってしまいましたので、一つだけ草刈参考人にお伺いしたいと思います。 先ほど飯島参考人からもお話が出ましたように、やはりモニタリング、フィードバックというものが適切に、的確に行われる必要があろうかと思います。そういう中で、専門家会議の位置づけについて、もう一回ちょっと具体的に、どうあるべきか、どう提言を行うべきか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
○牧委員 おはようございます。 民主党の牧義夫と申します。よろしくお願いをいたします。 参考人の皆様方には、お忙しい中、お運びをいただきまして、また、貴重な御意見の数々をお聞かせいただきましたことをまずは心から感謝申し上げたいと思います。 非常に幅のある御意見をお聞かせいただいたような感がございますけれども、基本的には、皆様方、本当に自然を愛する、そして自然と共生する私たちの生活を重んじる、そういった
○牧委員 これから考えていかなきゃならないということですけれども、それらをしっかりと守っていくための、いわば生態系保全のためのしっかり体系化された法律をぜひ検討していただきたいし、一緒に進めていきたいと希望を述べさせておいていただきたいと思います。 さて、四月十一日に参議院の方の委員会で、小林局長の答弁の中で、八十条の、さっきもお話に出ましたけれども、イルカを含む鯨類については水産資源保護法を適用
○牧委員 大臣がおっしゃるとおりだと思います。 また、地球環境ですとか生物多様性ですとか、あるいはまた種の保存ですとか、そういった言葉というか概念というか、そういったもの自体が、どちらかというとここ最近の出てきた言葉ではないかと思うんですけれども、そういった意味では、鳥獣保護という言葉はやや古いかな。むしろ本当の意味での生物多様性が確保されるようなきちっと体系化された法律さえあれば、これは極論をすればやや
○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫でございます。 本日は、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律改正案でございますけれども、そもそも、この大正七年の法律が、現在の今日的な意義と申しますか、生物の多様性を確保するという観点から、この法律そのものがどんな位置づけになるのかというようなところを主に観点にいたしまして、質問をさせていただきたいと思います。 先ほどもお話が出ましたけれども、三月に
○牧委員 選択肢の中から選び取るというお話、それからその事後の評価について、また後ほどお聞かせいただきたいと思うんです。 いずれにしても、今政務官からのお答えをそのまま信じさせていただきたいと思うんですけれども、何より、まず、専門性の向上ですとか、あるいは大臣の提案理由説明の中にもございました教員の資質の向上。向上、向上と言葉が来ているわけですけれども、それでは、向上させなきゃならないんだという問題意識
○牧委員 ありがとうございます。いみじくも大臣から誇りとかアイデンティティーとかというお言葉が出たんですけれども、その言葉そのものも、やはり本当にリアリティーを持った言葉として私たちは理解しなければいけないし、例えば、国家の主権といっても、大臣も私もそうですけれども、サンフランシスコ講和条約以降に教育を受けた者として、本当に主権を失った状態というのがどうなのかということも実感としてわからないでしょうし
○牧委員 おはようございます。教育公務員特例法の改正案について質問をさせていただくわけでございますけれども、まず、本題に入る前に、本委員会の委員の皆様方にも一緒に考えていただきたい私なりの問題意識についてお話をさせていただきたいと思うわけでございまして、それは、今隣でも集中審議が行われております瀋陽の領事館における主権侵害事件についてでございます。 この問題は、外交問題であり、また人権の問題として
○牧委員 よくわかりました。 時間がございませんので、本当は三橋先生にもお話を伺いたかったんですけれども、申しわけございません、せっかくおいでいただいて。 時間がないので、鮎川先生にお伺いをしたいと思います。 この温暖化対策の取り組み、国やら地方自治体、事業者、そして国民の各層が全体で、それぞれの取り組みが重要であろうという認識は全く同じ認識を持っているわけでございますけれども、それにしても、
○牧委員 ありがとうございました。 次に、桝本参考人にお尋ねをしたいと思います。 新大綱では、産業部門、マイナス七%目標ということでございますけれども、またその対策の大半というのが経団連の自主行動計画に依存しているわけで、ここではプラス・マイナス・ゼロを目標ということでございます。 新大綱あるいは議定書の目標達成計画に従って、自主計画というのもこれは修正していくんでしょうか。それともしないのか
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 本日は、参考人の皆様、お忙しい中おいでいただきまして、また貴重な御意見を賜りましたことを心から御礼申し上げたいと思います。貴重な示唆に富む御意見であると同時に、皆様方のそれぞれのお立場もよく理解できるような、そんな内容であったかなと思った次第でございます。 私どもの立場を申し上げれば、リオ・プラス10に向けまして、この京都議定書、いよいよ締結に向けてその批准
○牧委員 ありがとうございました。 ここで、まずあらかじめ今質問させていただいた理由についてを申し上げたいと思うんですけれども、この自然公園法の一部を改正する法律案について、去る四月九日、大木大臣より提案の理由及び主な内容について御説明があったわけでございますけれども、この提案の理由というのが至って簡潔明瞭なわけでございます。 一部読ませていただきますと、「この法律案は、こうした自然公園における
○牧委員 ありがとうございます。 それから、これに先立って今月の十七日、十八日、オランダのハーグで第六回生物多様性条約締約国会議ハイレベルセグメント、これは山下副大臣が御出席をされるということでございますけれども、山下副大臣、きょう参議院の本会議で席を立たれましたけれども、副大臣が出席をされるその出張の必要性という文書も環境省から御丁寧にいただきまして、それによると「森林の生物多様性の保全等、当省
○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫でございます。 質問に先立ちまして、ただいま木村委員からも、ラムサール条約と地域住民の生活の安全性との兼ね合いについてのお話もございました。私も、木村先生のさらに下流域が地元なものでございますから非常に関心のあるところでございますし、全く同感なわけでございますけれども、先ほどの議論を拝聴いたしておりますと、ともすると下流域のあるいは河口流域の住民との兼ね
○牧分科員 総務省さんからの御説明ございました。 総務省の方にこういうふうに説明をしていただかなきゃならない。非常に気の毒な思いもいたすわけでございまして、本来、そもそもの企画をしたところがしっかりとどういう理念に基づいてこういう予算の執行をしなきゃならないのかと説明をしなきゃならないわけで、総務省はそれを請け負っただけというような感も私なりにしていないわけでもございません。そういった意味でも、この
○牧分科員 大体、大方予想したとおりの御回答をいただいたわけでございますけれども、そもそもこのお話、一番最初、当時、堺屋経済企画庁長官の周辺から出てきたお話だというように私も伺っております。 当時、ITバウチャーなんという言葉も出ていたようでございますから、これは、例えば地域振興券みたいに、これを持っていけばIT講習が受けられますよ、そんなようなイメージも当初はあったのかもしれません。 しかしながら
○牧分科員 民主党の牧義夫と申します。どうかよろしくお見知りおきをお願いいたします。 きょうは、平成十二年度補正で組まれました情報通信技術講習推進特例交付金についてお尋ねを申し上げたいと思います。 ちょっと舌をかみそうなんで、以降、IT講習というふうに略させていただきたいと思いますけれども、これを補正予算で、もともとが、IT戦略上、補正というのも私なりにちょっと変だなという気もいたします。これがしっかりとこの
○牧委員 牧義夫でございます。 私は、ただいま議決されました土壌汚染対策法案に対する附帯決議案につき、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び保守党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 土壌汚染対策法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置
○牧委員 今のお話でよくわかるんですけれども、その明確なルールということになりますと、例えば加藤先生が先ほど来強調されていることは、特に土壌の移動という部分に力点を置かれているわけでございますけれども、その土の移動についての、それに対する何らかの届け出の義務ですとかあるいは規制ですとか、そういったことを具体的に明確にこの委員会の中ではっきりさせていくべきだ、そのように理解をさせていただいてよろしいでしょうか
○牧委員 よくわかりました。 それと、そういった観点で、これは全国網羅的に調査をしていくというのは大変なことだと思うのですけれども、その辺のところは、例えば水質汚濁防止法等の運用、その隣接する法律との運用でどの辺で接点をとっていくかというような、さっきの話に戻りますけれども、大臣も運用面でカバーしていけるというようなお話をされております。 都道府県知事の裁量の幅というのも非常に広いわけでございますけれども
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 きょうは参考人の皆様、わざわざお越しいただきまして、また、限られた時間ではございましたけれども、非常に示唆に富む御意見の陳述をしていただきましたことを改めて御礼申し上げたいと思います。 この法案については、先週金曜日、ようやくこの環境委員会におきまして実質的な審議に入ったわけでございます。先週の雰囲気をちょっとお伝え申し上げますと、まだまだなかなか再考の余地
○牧委員 大体想像していたとおりの御答弁をいただいたわけでございまして、実は、九七年当時のこの環境委員会の議事録をざっと拝見いたしておりまして、大体似たようなお話をされているなという実感を抱いたわけでございます。 例えば、九七年十二月、当時の並木議員の質問で、京都議定書の採択を踏まえて、国内に向けて、生産や生活を一層省エネ型経済構造へと転換を図るべきだということになろうと思うが、いかにしてそれを先導
○牧委員 今、力強いお言葉をいただいたわけでございます。また、特に環境と経済とのかかわりについての大臣の御認識というのもあわせてお聞かせいただいたわけで、私、きょうの質問、まさにその部分のところに集中をさせていただき、質問させていただきたいと思っておりましたので、もうこれだけ聞けば十分だというような気もいたすわけでございますけれども、念のために一つ一つ確認をさせていただきたいと思います。 今、大臣
○牧委員 おはようございます。ただいま御紹介をいただきました民主党の牧義夫でございます。愛知県で大木大臣の隣の選挙区でございますので、またこれを御縁に、ひとつよろしく御指導のほどをお願い申し上げたいと存じます。 また、大変おくればせになりましたけれども、大臣におかれましては、二度目の環境大臣ということ、御就任を心からお喜びを申し上げたいと存じます。 九七年から九八年にかけて、前回環境庁長官をお務
○牧委員 まさに、そういう段階でその五十六カ所の誤りが指摘されたわけでございますけれども、その五十六カ所の誤り、単純なミス、それから意図的な歪曲も含めてというような記述がありますけれども、その内容について、文部科学省としての御認識はいかがでしょうか。
○牧委員 今の副大臣のお話でほっといたしました。そういうふうに関心を持って、公正な採択をぜひとも確保していただきたい、そういう決意というふうに受けとめさせていただきました。 さてそこで、去る六月二十一日付の朝日新聞の記事なんでございますけれども、「「つくる会」教科書 五十六の「誤り」指摘 二十一の学会「ミス・わい曲両方」」という見出しをつけて、このつくる会の教科書について、歴史学研究会あるいは歴史教育者協議会
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 本日は、特に科学技術関係の問題を中心にこの会議が開かれたということ、そんな御趣旨だということをお伺いいたしておりますけれども、今通常国会も残るところあとわずかとなってまいりました。その中できょうが恐らく今国会最後の質問の機会になろうかと思いますので、どうしてもその前にお聞きしておかなければいけない問題について、まず先に質問をさせていただきたいと存じます。
○牧委員 ちょっとしつこいようですけれども、その辺のところをもう一つ確認したいと思います。 ここで言う教育委員会の会議とは、これは地教行法の十三条一項で言う会議のみに限定されるんでしょうか。
○牧委員 私もそんなことくらいしかないのかなと思うわけで、まさにその事件の当事者の人権にかかわるような、そういうプライバシーのものに限ってというふうに私も考えたわけでございますけれども、であれば、その辺のところを明記した上で、この三分の二以上ということになると、これは三分の二以上の委員が賛成すればどんな案件でも非公開にできるということになってしまうという意味で、余り意味がなくなってしまうんじゃないかなというふうに
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 新しい内閣になりまして初めて質問に立たせていただきますので、改めまして、大臣、副大臣、御就任おめでとうございます。 小泉改革断行内閣の中で、まさにその目玉でもございます教育改革、この二十一世紀百年の計でございますから、どうか抵抗勢力に対して、恐れず、ひるまず、とらわれることなく、この改革を断行いたしていただきたいとまずはお願いをしながら、そして、現在の公教育
○牧義夫君 牧義夫でございます。 民主党・無所属クラブを代表いたしまして、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案の政府案並びに民主党・無所属クラブ、日本共産党、社会民主党・市民連合の三会派共同提出の法律案、両法案について質問いたします。 まずは、教育改革についての現状認識についてお伺いをいたします。 社会の急激な変容の中で、また長引く不況と将来への
○牧委員 今の基本法の問題ですが、国民会議の最終報告を受けて中教審でさらに深く国民的な議論を深めていく、そのようなお話でございます。 ただ、大臣として、この教育基本法の改革についての御所見というか、これを逐条的に、ここはこう改めるとかそういうふうなイメージがあるのでしょうか。それとも、もう抜本的に、白紙の状態からまた新たな起草をする。そういう方法もあろうかと思うのですけれども、どのようなイメージで
○牧委員 生きる力の意味合いについてはおおよそわかったつもりでおります。大体私が考えていたことと一致するわけでございまして、その辺、大臣とも価値観が一緒かなと思うわけでございますけれども、あえて一つつけ加えれば、生きる力という表現よりももうちょっと違う表現で、実はもっとあるべき教育をすべて体系化できるような言葉が私なりにあるのでございますけれども、それはまた民主党が政権をとったときに開陳させていただくことにいたしまして
○牧委員 民主党の牧義夫と申します。 初めて質問をさせていただきますので、本来ならば自己紹介もしたいんですけれども、時間の都合で質問に入らせていただきたいと思います。 けさほどの小渕さん同様、私も新人でございまして、初めてでございますので、大臣には大変お疲れのところ恐縮でございますけれども、ごくごく基本的な、大臣の政治家としての教育改革に取り組む姿勢について、その辺を中心にお伺いをしていきたいと
○牧委員 お話はよくわかるのでございます。社会保障制度を充実させるための社会的なバックグラウンド、経済情勢あるいは雇用情勢、その辺の厳しいこと、また財政事情が大変厳しいことも重々承知の上で申し上げたいのですけれども、一言申し上げれば、これは経済政策の失政であったと私ども思うわけでございまして、国民生活を二の次にしながら、ただ政権維持のみにきゅうきゅうとしてきた与党の責任であることを棚上げにすることはちょっとどうかなと
○牧委員 今、社会保障制度有識者会議の結論を踏まえてそのあるべき姿のお話が出ました。 持続可能なということでございますけれども、そのあるべき姿を国民の前に示すだけであれば、学者、有識者の会議があればそれでいいわけでございまして、結論的に申し上げれば、厚生省というか国の責務は、これを実現するのが国の責務であろうと思うわけでございます。それが本当に実現されるのかどうかということがやはり国民の一番の関心事
○牧委員 本日、初めて質問に立たせていただきました民主党の牧義夫と申します。どうかよろしくお見知りおきいただきまして、今後の御指導をお願い申し上げたいと存じます。 先ほど来、民主党から質問がそれぞれ出ておりますが、薬剤師の方であるとか、あるいは今、家西先生は薬害の問題に長らく取り組んでこられた方でございます。私の後に続くのは精神科のドクターでございますが、私はそういった意味では専門家でもございませんし