1966-03-23 第51回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第6号
○牧原参考人 私のほうで調べましたのは、ここに出しました取り急ぎ調査しましたこれだけでありまして、三十五年までの水産庁の資料をお借りして陳情書につけましたのは、大体千葉県で二億近く、それから全国で相当な額になっておるように思います。 特に私ら最近この問題を取り上げねばならぬと考えましたのは、工場排水によります水質汚濁の問題は、すでに水質二法がございますが、油によります海水の汚濁というものは港則法のみでございまして
○牧原参考人 私のほうで調べましたのは、ここに出しました取り急ぎ調査しましたこれだけでありまして、三十五年までの水産庁の資料をお借りして陳情書につけましたのは、大体千葉県で二億近く、それから全国で相当な額になっておるように思います。 特に私ら最近この問題を取り上げねばならぬと考えましたのは、工場排水によります水質汚濁の問題は、すでに水質二法がございますが、油によります海水の汚濁というものは港則法のみでございまして
○牧原参考人 ただいま先生から御指摘がありましたように、私の調査が不十分で、先生方にはノリの被害だけのように思えたかもしれませんけれども、私が取り急ぎ調査しましただけでも、三重県では回遊魚のサンマなんかの被害も出ておりますし、先生のおっしゃるように、これはノリとか海草、貝類だけでなくて、今後回遊魚、それから定置網漁業といったものにも重大な影響を及ぼすものではないかと考えております。御指摘のように、今後極力
○牧原参考人 私は汚水対策全国漁業者協議会の牧原でございます。 船舶の廃油によります漁業被害というものは、だいぶ昔から被害を及ぼしておるものでございますが、最近特に九州地区で非常な損害が出まして、それで急遽われわれのほうでは船舶廃油の被害防除並びにその対策を国会並びに政府諸官庁にお願いするようにしたわけでございます。と申しますのは、陳情書には、昭和三十五年までの漁業被害の事例を出しておりますが、きわめて