1996-06-05 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第25号
○片平参考人 おっしゃるとおりのことを私も危惧しておりまして、実はそのことに関しては、五月十五日と六月三日付で、スモン被害者、サリドマイド被害者、薬害エイズ被害者の代表の人と連名で厚生省等に要望書を出しているのですけれども、医薬品機構に下請をさせるということが、結局、審査体制の分散化と無責任化を招く危険性を感ずるわけで、やはり私は、この問題についてはきちんと厚生省、国が責任を持って行うべきであるというふうに
○片平参考人 おっしゃるとおりのことを私も危惧しておりまして、実はそのことに関しては、五月十五日と六月三日付で、スモン被害者、サリドマイド被害者、薬害エイズ被害者の代表の人と連名で厚生省等に要望書を出しているのですけれども、医薬品機構に下請をさせるということが、結局、審査体制の分散化と無責任化を招く危険性を感ずるわけで、やはり私は、この問題についてはきちんと厚生省、国が責任を持って行うべきであるというふうに
○片平参考人 実は私は、この事件で、一審の高知地裁で、原告側から依頼されて証言を行っております。それで、経過も詳しく知っております。 時間がありませんのでポイントだけですけれども、この事例について、退院のときに、何かあったらいらっしゃいというような程度のことしか医師は言わなくて、それで、アレビアチンですけれども、飲み続けて、それで薬疹が起きたわけです。ところが、患者さんは薬のせいだと思わないで、温泉
○片平参考人 本日、お招きいただきまして、意見を聞いていただくことに感謝申し上げたいと思います。 私は、これまで二十年以上にわたりまして、スモンや薬害エイズなど、薬害被害者の実態を調査研究し、薬害多発の社会的要因を解明し、薬害防止対策のあり方について考察してきました。そうした立場から意見を申し述べさせていただきたいと思います。 改正案の趣旨を拝見しますと、「医薬品技術の進歩に伴い、薬理作用の強い