1980-05-08 第91回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
○理事(片山正英君) 休憩前に引き続き、農地法の一部を改正する法律案、農業委員会等に関する法律等の一部を改正する法律案及び農用地利用増進法案、以上三案を一括して議題とし、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言を願います。
○理事(片山正英君) 休憩前に引き続き、農地法の一部を改正する法律案、農業委員会等に関する法律等の一部を改正する法律案及び農用地利用増進法案、以上三案を一括して議題とし、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言を願います。
○理事(片山正英君) ただいまから農林水産委員会を再開いたします。 委員の異動について御報告いたします。 本日、久次米健太郎君及び熊谷太三郎君が委員を辞任され、その補欠として高橋圭三君及び石本茂君が選任されました。 —————————————
○片山正英君 私は、ただいま可決されました農業者年金基金法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、民社党及び第二院クラブ共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 農業者年金基金法の一部を改正する法律案 に対する附帯決議(案) 政府は、本制度が農業者の老後生活の安定、農業経営の近代化及び食糧自給力の向上に果す役割の重要性にかんがみ
○片山正英君 私は、ただいま可決されました昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、民社党及び第二院クラブ共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案
○理事(片山正英君) ただいまから農林水産委員会を再開いたします。 休憩前に引き続き、農林水産政策に関する調査を議題とし、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言を願います。
○片山正英君 ただいまの数字は、私はいかに厳しいかというのを具体的に判断できる資料であろうと思います。 先ほどの長官のお答えによりますと、十五年前と比較して、ちょうどこのときから林業構造改善に投資が始まった時代でありますけれども、物価総平均が一・八倍、木材が二・二倍、確かに一般物価よりは多少上回っております。しかし、木造住宅の建築費は三・五倍だと言っています。ここにも一つおかしさがあるんですね。世
○片山正英君 いま長官のお話は、そのとおりだと私も実は理解はしているわけでございますが、ただ、私は少し角度を変えて、こういういろいろな未解決の問題がたくさんありますが、こういう問題は何に起因しているんだろうか、どこにあるんだろうかという点を二つの面からひとつ検討してみたいと、こう思っているんです。 それは、まず第一点は、農林水産省の中で、農業、水産と全く違う林業があります。同じ農林水産省の中で、政策的
○片山正英君 きょうは大臣がお留守でございまして、まことに残念ではございますが、幸い政務次官おいででございますので、いろいろの討論の中で、どうかひとつお含みいただきまして御指導を賜りたい、こうまずもってお願いを申し上げておきます。 この法案は金融の法案でございますが、林業諸団体、木材諸団体挙げて主要な十八団体がそれぞれ陳情をしているほど、大変重要な、大変また必要な法案であろうと思います。あえて言えば
○片山正英君 木材の安定、あるいはひいては山村の安定、それにはやはり何らかの形で外材問題に触れて、その適正な輸入ですか、あるいは調整と申しましょうか、そういうものにもう少しきめの細かい四半期計画とか、いまお話しになりましたそういうものを通して一つの安定化を図ろうという、そういう御返事に承ったわけでございますが、私は前回の森林組合のときに長官にちょっとお話し申し上げたんですが、需給調整と申しますか、安定化
○片山正英君 お答えいただきましたが、私もそのとおりに思っておりますので、まずもってその点は理解をいたします。 それから第二点は、国有林が確かに現在財政の危機になったということは、伐採の減少等いろいろな問題もあろうと思いますが、また国有林自身が、私もその一人であったかもしれませんが、努力の不足もあったということを素直に反省もいたします。しかし、それにも増して私は経済事情、特にオイルショック以来の経済事情
○片山正英君 短時間の間で私は質問をいたしたいと思いますが、御承知のとおり、いま林業界あるいは木材界あるいは山村関係、本当に危機になったんじゃないかという言葉を再三われわれは聞きます。林野庁にもそういう話が多々あると思います。私も身近にそういうものを感じます。したがって、そういう人たちが切なる願いを込めてわれわれに問いただしてくる。そういうものを前提として、本当に若干の質問でございますが、いたしたいと
○片山正英君 いまの五八%の達成率というのはどのように考えるのかわかりませんが、私は、八百六十万戸ですから年平均にしますと百七十二万戸、一応そういうふうに考えられます。ところが、建設省のいままでの実績を見ますと、過去においては百九十万戸ぐらい、大変な住宅建設が行われて、木材界もそのときは大変好景気をうたったわけですが、その次の年不況のどん底に追い込まれまして、百三十万戸という激減を来した。これが木材界
○片山正英君 いま長官のお話を伺いまして、四点ばかりに集約されたような気がします。生活の環境整備、これはもちろん、そのほか価格の低迷、これを通した木材需給の不安定、伸び悩み、それに基盤整備の立ちおくれ、こういうようにいまお話を伺いますと集約できたような気がいたします。私もそのとおりだと思っておるんですが、そこで、まず木材需給問題からひとつ入ってみたいと思います。 まず農林省の所管の中で、価格の不安定
○片山正英君 午前中は、村沢先生が大変広範多岐にわたりましてそれぞれ要点を御質問されたわけでございますが、私は、時間が余りありませんから、ごく、三、四点について重点的に御質問をいたしたいと思います。 私も実は林野庁で飯を食った男でございますが、しかし、山村を歩き、そしていろいろな山村の人とお話をしますと、山村民の心からなる願いと願望がわれわれに伝わってきます。そういう意味で大変素朴な質問になるとは
○政府委員(片山正英君) いま畜産の振興あるいは公衆衛生の向上というのが、最近におきまする情勢の中では最も大事なことだと思います。そういう中におきまして、特に最近におきまする獣医師を取り巻く情勢を見ますと、わが国畜産の進展、食生活における畜産食品の需要の高まり等は大変高いものがございまして、これに対応する獣医師の備えるべき知識技能の水準を高め、それを多様化することが非常にまた重要な課題になっておる、
○政府委員(片山正英君) 大臣の御答弁の中で、長官がいま具体案として御答弁されたと思いますが、確かに先生御指摘のとおり、いま国有林野事業というのは大変なときに私は来ておると思います。いままでは国有林が剰余金をどうするという時代から、いまは借金の時代、それも国民が本当に血と汗でためたお金をお借りするという、そういう時代に転落しておる国有林の実態でございますから、国有林の今後のあり方を含めて、本当に国民
○政府委員(片山正英君) 従来、予算獲得について、先ほどもちょっとお話のありましたように、どうも林業とか漁業とかは農業と比較して大分おかしいじゃないかという御指摘もあり、そうしてわれわれがしゃべっているわけじゃないですが、一般のそれを取り巻く国民と申しますか、関係者と申しますかが、政治力がないじゃないかと、こういうような表現をいたしております。しかし、ただいまも申しましたように、今回のいろいろな諸問題
○政府委員(片山正英君) 昭和五十二年度農林関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 昭和五十二年度一般会計における農林関係予算の総額は、総理府など他省庁所管の関係予算を含めて二兆六千四百億円であり、前年度の当初予算額と比較して九・四%、二千二百七十億円の増加となっております。 以下、予算の重点事項について御説明いたします。 第一に、国民食糧の安定的供給の確保に関する予算について申し上
○政府委員(片山正英君) ただいま被害農家に対する予約概算金の支払いの困難な場合の利子の問題については被害の程度によってゼロもしくは三・二ですか、そういういろいろの制度がございます。したがって、その具体的な被害の内容によっての適用がございますから、それは事務当局から御説明を申し上げます。そういう制度になっております。
○政府委員(片山正英君) 今回の冷害を中心としまして非常に現金収入がない、したがって救農土木事業というのを冷害を中心として一応われわれは対処したわけでございますけれども、先生御指摘の有明沿岸地帯の被災地域においても大体同様の趣旨であろうと私拝察をいたします。したがいまして、救農土木事業の要請、十分調査の上善処してまいりたいと、こう思っております。 それから、お金の方は、先ほど言いましたように、国費
○政府委員(片山正英君) 今回の災害に対しましては、先ほど審議官が説明しましたように、十五項目にわたりまして万全の対策をとってまいりたいと思います。 それから、国有林の活用の問題がいま先生御指摘がございましたが、活用法もすでに実施されております。なぜ円滑にいかないんだろうという、そういう御疑問でございましたが、私も一、二しか調査をしておりませんが、土地の合理化、最もよく使う、そしてそのことによって
○政府委員(片山正英君) このたび、九月二十日付をもちまして農林政務次官を拝命をいたしました片山でございます。 大変微力ではございますが、ただいまの大石農林大臣の方針を体しまして、民意反映のために最善を尽くしたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。(拍手) —————————————
○政府委員(片山正英君) ちょうど大臣が衆議院の農水に行っておりますので、かわりましてお答えを申し上げます。 まずもって今回の十七号台風に大変被害を受けられた方々に対しまして心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 ところで、ただいまの御質問の治山の復旧問題でございますが、御承知のとおり五カ年計画の改定が来年からでございます。これに対しましては基本的にいまの災害復旧並びに予防治山をやったところが
○政府委員(片山正英君) このたび大石農林大臣のもとで農林政務次官を拝命いたしました片山でございます。よろしくお引き回しをお願いいたします。(拍手)
○政府委員(片山正英君) 漁港審議会委員の任命につき両議院の同意を求める件について御説明を申し上げます。 漁港審議会委員上釜孝、上杉武雄、菊田隆一、近藤元次、佐藤肇、瀬尾五一、高木淳、松田惣之助、吉村宮一の九君は、七月一日任期満了となりましたが、七月二日付で上杉武雄、佐藤肇、瀬尾五一、高木淳及び松田惣之助の五君を再任し、また、上釜孝、菊田隆一、近藤元次及び吉村宮一の四君の後任として、及川孝平、瀬戸尚
○片山正英君 そうすると大体四百万あるいは四百四十万立米、これが要間伐で出てくるであろう出材可能だという数字であろうと思います。そうしますと、これは大体わが国の毎年生産している針葉樹、その生産量の大体一六、七%に私は相当すると思うんです。相当のウエートだとまず思います。そこで、間伐というものは本当に構わぬでおけば森林はおかしくなってしまうんですから、どうしても森林をよくするためには、かつて造林したその
○片山正英君 いまの当初は百六十万ヘクタールあるいは百六十万立方、しかし五年後には毎年百七十万ヘクタールないしは四百四十万立方、こう理解していいわけですね。
○片山正英君 林業改善助成法、間伐材——平たく言いますと間伐材対策、レイノー等の労働安全の機械導入あるいは後継者養成対策、そして無利子資金の貸付制度の創設、こういうことでございますから、林業関係者すべてが渇望しておる法案であろうと思います。私は前論を余り長くしますと要点がぼけますから、持ち時間三十分ということでございますから、簡単に要点だけに触れていきたいと思います。 まず、間伐材の問題でございますが
○政府委員(片山正英君) 原子力委員会委員稲葉秀三君は、七月十六日辞任いたしましたが、同君の後任として八月十二日付で吹田徳雄君を任命いたしましたので、原子力委員会設置法第八条第三項の規定により、両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、原子力の研究、開発及び利用に関する国の施策を計画的に遂行し、原子力行政の民主的な
○片山政府委員 ただいまの問題、調査中ということでございますから、その限りにおきましてはその結果でないと御答弁はできませんが、一般的な考え方として、やはり科学技術を進歩さしていくというのはゼロから一〇〇にすぐ飛ぶわけじゃない、これはやはり幾つかの段階を経て成功していく、こういう性格のものだろうと私は思います。しかし、その中において、やはりいろいろな段階において安全性ということ、そういう角度からは……
○政府委員(片山正英君) いまの合意があればそれは可能だと思います。ただ、いまの実験の中で〇・二ミリレントゲン、それがもう少し発動した場合にはさらに大きくなるという状況の中では、やはり総点検の中でこれやっていかなくちゃならぬと思います。
○政府委員(片山正英君) 原子力委員会委員田島英三君は、昨年六月十八日辞任いたしましたが、その後任として御園生圭輔君を任命いたしたく、原子力委員会設置法第八条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、原子力の研究、開発及び利用に関する国の施策を計画的に遂行し、原子力行政の民主的な運営を図るため設置された