2002-04-10 第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
○片山参考人 研究予算が少ないというのはある程度事実であろうと思いますが、私は、自然災害に対していろいろな研究をしたり活動をしたり、それから常時たくさんの地震計のメンテナンスをしたりという人間の数が足りないというのが、もっと大きな問題ではないかというふうに感じております。 今、人間は外から、アウトソースするというのは当たり前でありまして、我々の独立行政法人でもそれをしておりますけれども、やはり自然災害
○片山参考人 研究予算が少ないというのはある程度事実であろうと思いますが、私は、自然災害に対していろいろな研究をしたり活動をしたり、それから常時たくさんの地震計のメンテナンスをしたりという人間の数が足りないというのが、もっと大きな問題ではないかというふうに感じております。 今、人間は外から、アウトソースするというのは当たり前でありまして、我々の独立行政法人でもそれをしておりますけれども、やはり自然災害
○片山参考人 実は、これはアイデアそのものとしては、東京大学の目黒助教授が今あちこちでおっしゃっていることでございます。 今、西川先生がおっしゃいましたように、せっかく保険に入っても、建物が強くなるわけではない。これはインセンティブをそいでしまうのではないかというのが一番大きな目的でありまして、こういう人たちに診断、それから改修のインセンティブを与えるにはどうしたらいいかというふうに考えたときに、
○片山参考人 ただいま御紹介にあずかりました独立行政法人防災科学技術研究所の片山でございます。 本日は、「これからの地震防災」という題目で、日ごろ私が考えておりますことについて、意見を述べさせていただきたいと思います。 私は、日本の震災は都市の震災であるというふうに考えております。都市を襲う地震災害は、前ぶれもなくやってきて、数十秒ですべてのものに大きな傷跡を残し、都市のもろさを予想もしない形で
○参考人(片山恒雄君) ただいま御紹介にあずかりました科学技術庁防災科学技術研究所の片山でございます。 私の専門は土木工学でございまして、その中でも地震工学、それから都市防災といったものが特に専門の分野でございますが、こういう貴重な場を与えていただきましたので、公的支援またはその周辺の問題に関して、私が従来から考えているところの一端を述べさせていただきたいというふうに思います。 災害対策の基本は