1995-03-10 第132回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
○瀬谷英行君 時間もちょっと中途半端になりましたから、これでやめておきます。
○瀬谷英行君 時間もちょっと中途半端になりましたから、これでやめておきます。
○瀬谷英行君 ありがとうございました。 鶴田先生にお伺いしたいと思いますが、その中でちょっと私もこれはなるほどと思ったんですが、不急不要の予算の見直しをすると。これは確かに、こういう破天荒な事件が持ち上がった場合には、今まで前例のないことだから、財政の問題でも思い切ったことをやらなきゃいけないのじゃないかなという気がいたしますが、さて問題は、今の円高なんですね。 円高の原因としてファンダメンタルズ
○瀬谷英行君 社会党の瀬谷であります。 最初に黒川先生からお伺いしたいと思っております。 今いろいろとお伺いしておりましたが、単に復旧じゃなくて復興が大事だということを言われました。もっともだと思うんです。何といっても、復旧ということになるともとのもくあみになるおそれがあるし、いろいろと土地問題に絡んで難しいことがあると思うから、これはやはりかなり英断を持って立派な都市計画というものを立てて、そして
○瀬谷英行君 その橋脚の補強の問題でありますけれども、今度は新幹線の問題にちょっと触れてみたいと思うんです。 きのうも西野さんからも質問がありましたが、実はこういうものがあったという、発砲スチロールですか、新幹線の橋脚の中でそんなのが出てきたわけですね。実際にでき上がった橋脚は我々素人が外から見たってわからないわけなんですよ、強いんだか弱いんだか。だから、実際に電車が一走っていってだんだん落ちこぼれが
○瀬谷英行君 もう専門的な話なので、できたら担当者にも説明してもらいたいと思います。 例えば、コウバンなんと言うから、私はあの巡査のいる交番がなと最初思ったら、そうじゃなくて鋼の板である、こういうことでありますから、それらの点も安心のいくようにひとつ話をしてもらいたい。
○瀬谷英行君 私は、手近な問題からちょっと取り上げてみたいというふうに思っております。 実は私の父親が、もう十七年前に亡くなりましたけれども、関東大震災を体験しまして、私も実は関東大震災の体験者です。体験者といったところで、当時四歳でしたから余り詳しいことは覚えておりません。しかし、四歳であっても、ほかのことはよく覚えていないんだけれども、この大震災のことだけはよく覚えているんですよ。 その瞬間
○瀬谷英行君 私は、ただいま可決されました恩給法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、平成会、日本共産党及び新党・護憲リベラル・市民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について速やかに善処すべきである。 一 阪神・淡路大震災により被災した恩給受給者
○瀬谷英行君 こういう前例のないような大地震だったからこそ地震大臣ができたわけです。しかし、あらかじめ想定できないんです、こういう大地震は、大地震に限らずそうですけれども。ところが、一月十七日の神戸の場合は早朝に突然大地震に見舞われた。 よく初動のおくれ云々ということが言われるんですけれども、考えてみると、初動のおくれとかなんとか言ってみても、現地では消防関係者も警察関係者も、あるいは県庁、市役所
○瀬谷英行君 私も七十何歳の口になっているんで、もし人生航路が変わっておったならば、普通の一般的な恩給受給者であったらどのぐらいもらえるようになっているのかなということが見当つかなかったんです。今聞いて、これは平均ですからいろいろ差があるでしょうけれども、終戦直後のころの恩給というのはともかく全然上がらないと言ってもいいぐらいわずかだったですね。そのことだけを覚えているんですよ、金額が当時の物価に比
○瀬谷英行君 恩給の金額は年々変わってきているわけですけれども、私の父親が明治の終わりのころに郵政関係のところに職を奉じて、昭和二十年、終戦の年に退職をしているんです。そして恩給をもらうことになったんだけれども、御承知のとおり昭和二十一年、二十二年と、あのころは毎年どんどん物価が上がりました。その物価に比べてもらう恩給というのは、今具体的に覚えていませんけれども、これはひどいじゃないかというふうに私
○瀬谷英行君 国連の方では、何かというとどうも我々は日本に甘えるようなことがあるんじゃなかろうかという心配をするんですよ。それで安受け合いをしてほいほい行ったんじゃ、これはよこしてくれと言う方はいいかもしれないけれども、やらされる方は欠きに迷惑だと思うんですね。特に宗教上の問題が絡んだりするというと、これまた厄介だと思うんです。幾ら日本が仏教国だといったって、それだけにこの宗教上の問題で非常に難しいところは
○瀬谷英行君 国連の問題に関連して外務大臣にお聞きしたいと思うのでありますけれども、いまだに地球上のあちこちで紛争が続いております。例えばモザンビーク等にもPKOを派遣いたしました。ああいう遠いところへ派遣をされるPKOもたまったものじゃないと思うんですよ。だから、こういう内戦のような問題は、その内戦が起こっている原因というものを考えなければいけないし、縁もゆかりもないところにPKOが派遣をされるということになりますと
○瀬谷英行君 私は、昨日、沖縄へ基地問題で党の方から行ってまいりました。昨日ときょうと二日間にわたって沖縄にあるアメリカ軍基地というものをいろいろと視察し関係者と話をしてくる、こういうのが目的でしたけれども、きょう委員会が開かれることになったので、きのうだけで切り上げまして、けさ一番の飛行機でこっちへ戻ってきたわけであります。 それで昨日は、P3Cの問題のある本部町、それから実弾演習が行われている
○瀬谷英行君 今、長官の言われたことには私も賛成です。国際連合を初めとする国際機関において核はもう使わないだけではなくてつくらない、実験もしない、こういう申し合わせをする、使うことは国際法違反になるということを明確にしなきゃならぬというふうに思います。そうでないと、かけ声だけではなかなか事は進まないという気がする。制裁といったような戒めがなければなかなか事は成就しないというふうに思います。 そこで
○瀬谷英行君 防衛庁長官としては優等生的な答弁であります。しかし、一般的に言うなら、新聞社が憲法をこう改正しろというのは新聞社の分をわきまえないもんじゃなかろうかという疑問を持たれてもしょうがないですよ、これは。第一、ほかの新聞はそういう記事を出しておりません。 しかし、私自身は憲法を改めることがいいとか悪いとか、そういうつもりはございません。確かに今の憲法だって、ここにも書いてあるけれども、「GHQ
○瀬谷英行君 最初に私は官房長官にも質問したいと思っておりましたが、衆議院の方へ連れていかれてしまいましたので、かわって防衛庁長官に質問をいたしたいと思います。 十一月三日の読売新聞に憲法改正というのが大々的に出ておりました。その後、ジス・イズ・読売という本にも「憲法タブーに挑戦を」と、こういう記事が出ております、冒頭に。自衛隊について言うならば、「四兆七千億円、約五百億ドル強の軍事予算を使う自衛隊
○瀬谷英行君 今の大臣の答弁の中で、それはやはりそれ相応の武器を、兵器を備えておかなきゃならぬと言うけれども、向こうがそんな戦車で、あるいは立派な大砲を持って上がってくるということを心配するなら、日本国じゅうどこにもかしこにも全部そういうものを備えておかなきゃ問に合わないですよ。これはそんなことはできるかというんです。観閲式のときだからああやって持ってこられる。日本国じゅう沖縄から北海道に至るまで沿岸全部
○瀬谷英行君 次に、防衛庁長官にお伺いいたします。 先般、自衛隊の観閲式がございました。それから、その前に富士のすそ野で自衛隊の実弾演習がございました。いずれも私は見せていただきましたが、この自衛隊の役割でありますけれども、日本の防衛、いわゆる防衛白書というのがありますけれども、端的に申し上げると自衛隊の役割そのものをいろいろと考えてみる必要があるんじゃないか。いろいろ懇談会やら何やらで意見が出ておるようでありますが
○瀬谷英行君 質問の順序を若干変えまして、官房長官は記者会見等の都合があるということでございますので、官房長官に一問だけお伺いしたいと思います。 先般八日の委員会で官房長官にいろいろ御質問がございました。それはこの閣議決定の問題です。必要によって閣議決定をやる、やるかやらないかという多少の幅が持たされているのでありますが、八日の委員会における質疑の中では、原則としてやはり閣議で決定をしてもらうのが
○瀬谷英行君 私は、ただいま可決されました国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会、公明党・国民会議の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 国家公務員等共済組合法等の一部を改正 する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について十分配慮すべきで ある。 一 産業構造等の変化
○瀬谷英行君 審議の時間も欲しいけれども日程の問題もある、こういう状態がありますが、ともかく給与関係の問題は、これは理屈抜きに決まったものはなるべく早く実施をできるようにしてもらうということが望ましいというふうに思っておりますので、格段の御努力のほどをお願いしたい、こう思います。 その次に、非常に難しい問題でありますけれども、行政改革はどうしてもやらなきゃいかぬということを総理も今までの衆参の予算委員会等
○瀬谷英行君 それからあと、給与の関係でありますけれども、なるべく早くやらなきゃならぬだろう。八月の人事院勧告、今までは人事院勧告というものが粗末に扱われたり先送りされたり、あるいは昔、三公社五現業時代は仲裁裁定の裁定どおりに行われなかったり、こういう事例がありました。そのようなことを繰り返してはならないと思うんです。だから、決まったものは決まったようになるべく早く実施をする、人事院勧告であろうとその
○瀬谷英行君 最初に、この委員会審議の進め方についてちょっと考えたことがあるのであります。 きょうも理事会を開いていろいろとこれから先の審議の審議日程についてお話しいたしました。ところが、先送りをするわけにはいかない状態にありながら、衆議院の審議がいろいろとごたごたしてこっちへ来るものが来ない、こういう状況があるわけです。そして、来ないうちにこっちで先にやるわけにはいかないし、かといってずっとゆっくりやろうじゃないかというわけにもいかない
○瀬谷英行君 今のお答えは、現在のところは心配することはないと。さっきの御答弁だと、油断もすきもならないと、こういうふうに聞こえたんです。まあいいでしょう。じゃ後の答弁の方を信用することにしましょう。 その次に、「また、北朝鮮の核兵器開発疑惑や地対地ミサイルの長射程化のための研究開発の動きは我が国周辺だけではなく、国際社会全体に不安定をもたらす要因となっております。さらに、中国は、海空軍力を中心に
○瀬谷英行君 平たく言えば、我々の認識では、ソビエトが崩壊した、経済的に参ったと。参った原因はその軍備であるというふうに我々思うんです。しかし、大臣の見解は、いやそうじゃないと。まだまだこのロシア軍というのは油断もすきもならない、事によると日本を攻撃してくるかもしれない、こういうふうに認識しておられるように聞こえるんですが、どうなんですか。
○瀬谷英行君 最初に、先般所信表明が防衛庁長官から行われました。そこで、順序といたしまして、大臣の所信表明について質問したいと思うのでありますが、かなり長いこの所信表明、六月の三日でございます。一つ一つやっていきますと日が暮れますので、かいつまんでやります。 この冒頭に、アジア・太平洋地域の情勢はこうだとか、あるいは日本の近辺はこうだとかということでありますが、「極東ロシア軍の存在は軍建設の先行きの
○瀬谷英行君 我々は、やはり五十年後、五十年前あるいは百年後、こういうふうに刻んで物事を考えてみる必要があると思うんです。 今確かに、電力会社は原子力が大事だということのPRを一生懸命やっています。電力会社にしてみれば、そろばん勘定して原子力ほど大事なものはないと言いたいところなんでしょう。しかし、片方はどうかというと、北朝鮮で燃料棒を出したの入れたのというだけで地球がひっくり返るような騒ぎをしている
○瀬谷英行君 松岡さんを中心として、ちょっと一般的な問題でお尋ねしたいと思うんです。 私は大正八年の生まれなんですよ。だから、恐らくこのメンバーの中じゃ最年長だと思いますけれども、私が小学校や中学校にいた時分は、学校が終わってから塾に行くという習慣がなかったんです。学校が終わってうちへ帰るとかばんを置いて遊びに行くというのが、私だけじゃなくて、ほかの連中もみんなほとんどそうだった。 ところが、今
○瀬谷英行君 今の問題にちょっと関連して、過剰包装対策について小富山参考人にお願いしたいんですけれども、確かに我々、例えば贈り物をもらったって、包装紙をとって箱があって、その中へ入っている菓子をまた紙でくるんでいる、こういうのがあるんですね。だけど、我々箱や紙は食えないんだから、中身だけでいいと言ったって、中身だけ買うわけにはいかない、消費者の立場として。そういう過剰包装対策というものを一体具体的にどうしたらいいかということ
○瀬谷英行君 私の質問は時間がかかりません。安心してください。 原子力については、私は絶対に安全ということはないと思っております。危険で物騒だと思っていれば間違いない。気をつける以外にないんです。 それで当委員会で、当委員会といってもそのころは何委員会と言ったか、外務委員会だったかやっぱり座ってやったんです。外務委員会で強行採決が行われて、与野党入り乱れて大変な騒ぎになったことがある。それは日韓大陸棚協定
○瀬谷英行君 それは民間航空機を使って助け出したというやつですよ。ここに書いてあるのは自衛隊機を使う、軍用機を使うということです。軍用機を使うということはかなり危険を伴うということになるんでしょう、危険を伴わない場所に軍用機が行く必要はないんですね。 だから、軍用機を使うということは、自衛官を乗せていくその飛行機を今度は防護しなきゃならぬという問題が出てくる。武力対立が、例えばカンボジアのような例
○瀬谷英行君 こちらの方からわざわざ自衛隊の飛行機を使って救い出しに行かなければならないということになると、その騒乱というのは武力対立とか軍事的抗争とか、そういう事態が発生をして危険が伴う、こういうことになるんでしょう。 素手でもって取っ組み合いしている限りにおいてはわざわざ行くことはないんだと、そうでしょう。これは武力を使って撃ち合いをする、殺し合いをする、こういう渦中に巻き込まれたら大変だから
○瀬谷英行君 昨日から、この問題についていろいろの論議を聞いておりますと、何といっても話が仮定の問題だとか抽象的なことばかりなんです。だから、なかなか論議がかみ合わないというような面が出てまいります。 しかし、この条文からいうと、「長官は、外務大臣から外国における災害、騒乱その他の緊急事態に際して生命又は身体の保護を要する邦人の輸送の依頼があった場合には、自衛隊の任務遂行に支障を生じない限度において
○瀬谷英行君 日本人が六十人ほどで、エビをとっているということなんですけれどもね。ここへPKOを派遣するというのはどうも不自然な気がするんですよ。向こうはエビで鯛を釣るというつもりじゃないでしょうが、何かわざわざ日本が行かなきゃならないという理由がどうも納得できませんね。 国連の方から要請があったと言うけれども、世界じゅうでどこかでトラブルがあるというと、おっ取り刀ですぐに飛んでいくというようなスタイル
○瀬谷英行君 そうすると、モザンビークというところは、我が国の大使館もない、わかりやすく言えば縁もゆかりもないような国なんですよね。距離はどのくらいあって、気候はどんなところで、内戦の状態はあるのかないのか、カンボジアのように危険はあるのかないのか、そういう点も端的にお答え願いたい。
○瀬谷英行君 最初にモザンビークの問題でちょっとお伺いしたいと思います。 モザンビーク国際平和協力業務の実施について、四月二十七日閣議決定ということでございますけれども、具体的にはモザンビークにどういう理由でPKOを派遣するということを考えておられるのか、どのように現地でもって対応するつもりなのか、その点をお伺いしたいと思います。
○瀬谷英行君 定かでないというのは困るんですね。言葉というのは起源があるんですよ。何となくというのは、これは人のうわさ話と違うんだから、やっぱり外務省なら外務省がそういう言葉を使い始めたというのはそれなりの根拠なり理由があってのことだろうと思うんです。それがわからないということなんですか、定かでないというのは。サンフランシスコ条約のときでも北方領土という言葉は使われていないんです。しからば外務省が一
○瀬谷英行君 ビザなしでお互いに交流ができるということは、交流する人たちにとっても非常にいいことだと思うんですね。しかし、これが単に一時的なものであれば余り意味がないと思いますけれども、継続的に行われる、しかもその範囲を拡大していくことができるということになれば、両国の友好関係にとってもプラスになるというふうに思われます。しかし、この北方領土ということでありますけれども、一体範囲は限定をされているのかどうか
○瀬谷英行君 まず最初に、総務庁長官にお伺いしたいんですけれども、先般、北方領土と北海道側の住民との間にビザなしでもって渡航するということがお互いに行われましたね。これは今後もずっと継続をしていくというふうに考えてよろしいのか。 これは、外務省と総理府と両方関係のあることかもしれませんが、一つの突破口としてお互いの渡航ということを試験的にやったというふうに考えていいのか、その点はどういうことなのか
○瀬谷英行君 その話はこのくらいにしまして、指紋制度の問題について私ちょっと質問したいと思います。 前々から問題になっているんですけれども、外国人登録法の問題で指紋が随分前から問題になっています。私は今さら指紋なんか押させてどうするんだろう、こういう気がするんですよ。聞くところによりますと、法務省と警察庁でもって意見が違っておったと、どちらかというと警察庁の方がこの指紋制度には固執をしているというふうに
○瀬谷英行君 別姓にしようと言ったら白けたなんということだったら、そんな白けるような相手と結婚しなきゃいいんですよ。そんなに難しい問題じゃながろうという気がするんですよね。 だから、法律家じゃないけれどもというふうに大臣言われたが、法律家じゃなくたって法律家の上の政治家なんですからね。これは姓なんというのは社会生活上の便宜のためについている符号なんですから、そんなにこだわることはなかろうという気がするんですよ
○瀬谷英行君 今の糸久議員の質問の最後に、夫婦別姓の問題について大臣のお答えがございました。何か感情が伴う、だからいろいろと検討するというふうな御答弁だったのですが、夫婦の別姓という問題は、これの改廃について、あるいは法律問題として取り上げるのについて、感情がやはり伴っていろいろと支障があるということになるものかどうか。私なんか考える場合には、これは具体的には夫婦が同姓であろうと別姓になろうと痛くもかゆくもないことなんだ
○瀬谷英行君 大臣としては、これは法務行政の最高責任者ですから、法の運用等について社会的な常識と余りにもかけ離れたようなことが行われないように監督をするという立場があるんですね。だから、そういう立場からすると、やはり社会正義ということを基本において判断をしてもらわなきゃいかぬ、こういうふうに思います。もちろん、個々の問題について大臣が一々とやかく言うべきことではない、それはもうそのとおりなんです。
○瀬谷英行君 麻薬のような場合は使った人間に罪の意識が余りないんじゃないかということを案ぜられるんですよ。特に、アメリカなんかでもかなり麻薬というものがはびこっておって、これによる犯罪というのは多いようでありますけれども、例えば交通達反の軽い程度、駐車違反であるとかスピード違反程度のような感覚でもって麻薬事件に関係するというようなことは非常に恐ろしいことじゃないかと思うんですね。これが結果的には殺人
○瀬谷英行君 私は、大臣に所信の一端をお伺いしたいと思っております。 限られた時間でありますから端的にお伺いしますが、大体、法務大臣というポストは金集めのうまい人だとかその方面の才能のある人だとかがつくポストじゃないんですよね。よく言えば身ぎれいな人がそのポストにつく、悪く言えばやぼったい人、こういうことになるわけであります。汚職やらそういうことと縁のない人が大体つく。それだけに私は、正義感というものを
○瀬谷英行君 局長の答弁は本委員会を通じてずっとお聞きしておりますが、よく言えば極めて懇切丁寧、悪く言えばくどくて長い、その割にはわかりにくい、こういうことになるんだが。遠慮なく言わせてもらうけれども。問題は、せっかく局長が懇切丁寧にお述べになっても、その趣旨が果たして徹底できるかどうかという心配があるんです。 特に、暴力団なんというのが動きますと、これは対抗するものが官庁であるとか大きな企業であれば
○瀬谷英行君 この法案が成立をすれば、法外な値上げを要求するといったようなケースはなくなるというふうに確信が持てるかどうかですよ、問題は。一生懸命PRをするというふうにおっしゃっているけれども、PRといったところで、別に新聞広告出すわけにはいかないだろうし、委員会でもって幾ら大臣がこう言われてもそれが徹底するかどうか難しいですね。 特に、一昨日の質問でもって、暴力団が介入をして家を壊したとか放火したとかいろんな
○瀬谷英行君 最初に、大臣にお伺いしたいと思いますけれども、私は東京の生まれで東京の育ちなんです。それで戦前の東京の生活をよく知っているんですけれども、戦前の東京においては、深刻な住宅問題というのは私の知っている限りではなかったんです。それで、私は生まれたところも育ったところも借家なんです。今でも借地に住んでおりまして自分の土地なんというものは一坪も持っておりません、別に自慢になることじゃないけれども