1977-04-19 第80回国会 衆議院 地方行政委員会 第16号
○瀬沼説明員 いま先生のお挙げになった沖繩の特殊な問題につきまして一括してお答え申し上げます。 最初に地籍調査のことでございますが、沖繩県におきましては、基地の内外を合わせて現在百四十一平方キロメートルに及ぶ境界不明の土地がございます。これは戦災だとかあるいは米軍の接収とかいうことによって境界がはっきりしなかった土地でございますが、こういった境界不明土地の存在というのが沖繩の振興開発を進め、あるいは
○瀬沼説明員 いま先生のお挙げになった沖繩の特殊な問題につきまして一括してお答え申し上げます。 最初に地籍調査のことでございますが、沖繩県におきましては、基地の内外を合わせて現在百四十一平方キロメートルに及ぶ境界不明の土地がございます。これは戦災だとかあるいは米軍の接収とかいうことによって境界がはっきりしなかった土地でございますが、こういった境界不明土地の存在というのが沖繩の振興開発を進め、あるいは
○瀬沼説明員 私からかわって申し上げますが、実はこれは政府部内でも責任論をめぐりまして、法律的にどうかということでいろいろ議論があったわけでございます。国家賠償法による賠償責任があるかどうかというようなことも非常に問題になりまして、あるいはこれは市の下水道工事でございますが、国あるいは市あるいは県、それぞれどういう責任があるかということでいろいろ議論が行われたわけでございますけれども、なかなかこれは
○瀬沼説明員 お尋ねのただいまの事故につきましては、事故の後に政府の関係機関が集まりましていろいろその措置について協議をしたわけでございますが、結局、沖繩開発庁が災害の事情その他いろいろ調査をいたしまして、しかるべく適当な措置をできるだけ早くとるということで、結論的に申しますと、四十九年の末に総額で一億六千万余の見舞い金ということで、被災者の方々にお渡しをしたわけでございます。