1980-05-06 第91回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
○参考人(溝和成君) この法改正によって自作農主義が変えられるという考え方の根拠について説明せよ、こういうことでございますけれども、私は、この一連の法改正の中で、どうもこの点については若干感じとして受けとめているというようなことがございまして、客観性に乏しい点もございますけれども、そういう感じを受ける要素として、まず解約の場合の規制が非常に緩められておる、こういうこと。それからこの契約期間が三ないし
○参考人(溝和成君) この法改正によって自作農主義が変えられるという考え方の根拠について説明せよ、こういうことでございますけれども、私は、この一連の法改正の中で、どうもこの点については若干感じとして受けとめているというようなことがございまして、客観性に乏しい点もございますけれども、そういう感じを受ける要素として、まず解約の場合の規制が非常に緩められておる、こういうこと。それからこの契約期間が三ないし
○参考人(溝和成君) いまほど三点の御質問をいただいたかと思います。 まず第一点の、北海道においてはこの増進法によって借地がふえるか、こういう問いでございますけれども、私ども考えますところでは、非常に現在地価が高騰しておるということが一つございます。さらに、その地価が外的要因等もございまして、さらに上昇の傾向にあるという状況から、金融制度の不備あるいは離農する場合、譲渡所得税等の問題等から、やはり
○参考人(溝和成君) 農地関連三法の審議に当たりまして、参考意見を広く徴せられるためにお呼びいただきましたが、私は、北海道三笠市で五・五ヘクタールの水田を経営しながら、地元の農業委員等も努めておる一人でございます。そうした中で、いろいろ営農しながら、あるいは組織の北海道農民連盟の書記長をいたしながら、そうした中で感じます数点について意見を申し述べさせていただきたいと思います。 まず第一に、農業の現状