1951-02-09 第10回国会 参議院 決算委員会 第3号
○溝口三郎君 今の代行とか請負とか委託とかいうようなことについては、これは会計検査院のほうではどういうふうに考えておられますか。
○溝口三郎君 今の代行とか請負とか委託とかいうようなことについては、これは会計検査院のほうではどういうふうに考えておられますか。
○溝口三郎君 私が先ほどお伺いしましたのは、代行という制度はさつきお話申上げましたように、国の仕事をいわゆる代行するのだ、従つて会社の事業ではないのだ、そういう解釈を私どもはとつているのでありますが、今御説明を伺つたところでは、代行というようなことをやつて、それを入札をしたのであるから代行でない。そしてあの経理の状況を見ますと、一切それに委してある、経理上のことは委したのである。手数料は三%から出す
○溝口三郎君 四百八十五号につきましてこの前に御説明を伺いましたが、もう二、三厚生省御当局にお伺いいたしたいと思います。四百八十五番は、これは検査院の批難せられたところは、当初から売渡すものを保管さして置いた、それが処置が当を得ていないということになつておりますが、私はこれはその通りだと思いますが、ただそのことか続いていろいろ経理上の問題につきまして遺憾な点があるように私は考えるのでございます。そこで
○溝口三郎君 只今食糧庁長官からお話を承わりまして、どうか食糧増産に挺身して、まじめにやつでいるのであれば、これは先ほどもお話いたしましたように、特別融通……資金の融通まで受けて、そこまで払つてもこの際の食糧増産をやろうということもあるのですから、報奨金に限らず、奨励金の制度において食糧増産の決意を高揚するという考えを、政府において何らかの形の上でお考えを頂きたいと思います。 もう一つ農政局長にお
○溝口三郎君 麦の供出についていろいろ御議論があつたようでありますが、私は二十六年の産米についても同じような不明朗な点があるのでありますが、これをお伺いしたいと思う。二十六年の産米はこの前の目標は六千五百万石でございますが、県に割当をした。そして一割増産という、興農運動と言いますか、病虫害とか種苗とかいうようなことで百五十万石入れて六千五百万石になつている。病虫害や種苗だけで百五十万石とれるかどうかということは
○溝口三郎君 農政局長にお伺いいたしたいのですが、農業委員会法案、これは前の農業調整委員会の考え方から非常に変つて来まして、農村の本格的な立場から問題になつておるこの農民代表機関としてできるものだと思うのですが、農業生産力の発展、農業経営の合理化を図り、農民の地位の向上に寄与するというような、こういう第一條の目的を達するために、その所掌事項と言いますか、第八條でありますか、その第三項は、これは私は最
○溝口三郎君 工事の不正事件ということにつきまして先ほどいろいろお話が出ましたが、私どもも工事の不正防遏、嚴重な工事をやろうということについては、在官当時におきましても最も私は嚴重に指示いたしておつたのでございますが、たまたま何万人の中で一人か二八の悪質な者が出た。こういうものについても非常に遺憾に考えておるのであります。先ほど岩男さんのお話で土木工事関係、それから建築工事関係等の役人はそういうことを
○溝口三郎君 会計検査院にお伺いいたしたいのですが、経費の年度区分を乱すものに三件ありますが、私は会計を乱すことについて御指摘の通り嚴重にこれをやらなければいかん問題だと思つております。初めの二件は年度内に完了しないものを完了したようにしたいということ、もう一つは前年度に完了しておるものを翌年度に支払つたもの、どつちも御指摘の通りなすべきものだと思います。ここに関連して私はこの際会計検査院の御見解
○溝口三郎君 只今船舶の評価のことにつきまして、会計検査院と大蔵省のほうから御説明がございましたが、会計検査院の御説明によりますと、この船舶の評価をなさるについて、十六年を基礎として、鉄鋼船は五割から六割、木造船もその程度に上つておるというような評価から言われておるようでありますが、本件のような軍用船舶で稼働率の低いようなものについてはこれらについては何かウエイトを付けてやるほうが私は適当ではないかと
○溝口三郎君 工場敷地になりました所は、これは交通が便利で、そして駅からすぐ近所にあるというお話でございますが、駅がすぐ近くにあるということは、お説の通りでございますが、それは駅と申しましても、ここらでいうと、バラツクのようなり小さな駅で、駅といえるほどのものではないと思う。汽車がとまる程度のものと私は考えております。なお将来工場地として発展の見込みがあるかどうかということですが、これは先ほど申上げましたように
○溝口三郎君 私は都城の軍用地のことにつきまして当局にお伺いいたしたいと思いますが、実は都城の軍用地の問題につきましては、私ども昨年の夏実地調査に参つたのでありまして、その調査につきましては、御報告をなしてありますから御覧頂きたいと思います。私ども調査の結果は会計検査院の批難なさつておることが少し弧すぎるのじやないかというような結論に調査の結果はなつたのですが、先ほど大蔵省のかたから御説明があつたのですやが
○溝口三郎君 先ほど小委員長から御報告がありました通り、この問題は非常に重大な問題と考えるのでございます。小委員会で調査したときにおきまして、まだ最終の結論までには至りませんでしたが、殊に私は終戦処理費の経理上の問題におきまして、まだ契約当時の事情から過払いになつた事情等について、終戦処理費の経理等については未だ非常に調査を重ねるところが多いことと考えるものでございます。そこへたまたま派生的な、只今栗山
○溝口三郎君 この九千九百万円を八回に分けて支払つているのですが、その各回ごとにこれは検収証書といいますか、何フイートぐらいずつ入れたかというような調書はあるのでございますか。
○溝口三郎君 二十一年度くらいに一遍に二十五万フイートを発注する、そしてそれは三カ年に亘つて納入しているというようなことは、その当時何か予算外契約か何かの予算があつたのと違いますか、繰越になつているのでしようか。
○溝口三郎君 昨日頂きましたこの支払状況調書には、八回に分けて九千九百万円支払つておるということですが、この二十二年の三月から二十三年の十二月まででありますが、二十一年度から二十三年度まで会計検査院の報告では二十一年の十二月に二十五万フイートを契約したということになつておりますが、それは二十一年度に全部二十五万フイートを契約したのでありますか、どういうことになつておりますか。二十一年度に契約して、それが
○溝口三郎君 この委員会では終戦処理費の経理について証言を求めているのでございます。今日五人出席して頂くことになつておるのでございますが、まだ一人の証人のかたも済んでいないように聞いておりますが、どうか問題の中心点にできるだけ早く結論の見出せるように進行をお願いいたしたいと思います。
○溝口三郎君 わかりました。もう一つお伺いしたいのですが、先ほど過拂金の取立について、局長のほうから依頼を受けて、相談をして立会つてやつたということでごさいましたが、その当時大橋さんは足利工業のほうの顧問をしておられた。それから一方取立てておるほうから頼まれて、自分が顧問をしておる会社から返還の計画をしなければいかんという非常に複雑な立場にいられたことはわかつておりますが、大橋さん、実はそのときに全部会社
○溝口三郎君 ちよつとお伺いいたしたいのですが、この問題については、大橋さんは全然初めは知らなかつたというお話でごさいましたが、一番初めにこの問題の出たのは、多分二十一年の十二月頃、戦災復興院で足利工業に発注したと伺つておりますが、そのときは契約者は瀧澤という総務課長だというふうに出ておりますが、こういうような問題については、その当時次長に出されておりましたが、決算や何かはどの辺までやることになつております
○理事(溝口三郎君) 証人の喚問について如何いたしましようか。採決によつてきめることにいたしましようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(溝口三郎君) 如何でございますか。外に別に何か御発言ありませんか。 〔「御異議がなければ満場一致で願います」と呼ぶ者あり〕
○理事(溝口三郎君) 只今より決算委員会を開会いたします。委員長は病気のために御出席ができませんので、理事の私に職務の代行を委託されましたので、私が委員長の代理を行います。 最初に公団等の経理に関する小委員会から左記の証人の出頭要求が出ておりますが、如何いたしましようか。大橋武夫君、増田甲子七君、特別調達庁長官根道広吉君、足利板金工業株式会社社長田中平吉君、足利板金工業株式会社元專務高橋正吉君、以上
○溝口三郎君 農業関係の災害復旧は、これは河川や何かと大分趣きが違うのだろうと思うのです。財政の都合等からやはり三年計画とか、五年計画というふうにきめられてしまう。どうしても植付までやりたいというような要望から、実はでき過ぎという問題が出て来るのです。これは一番問題が多いようです。でき過ぎてあと一年くらいの間、一割以上の金を借りておるというような実情が実はあるのであります。是非私は財政の都合で三年計画
○溝口三郎君 ちよつとお伺いしたいのですが、過年度災害でございますが、過年度災害のほうは、これは非常に地方に行きますとでき過ぎといいますか、予算以上に実はできておるものがあるのでございますが、そういうものにつきまして、二十五年度末あたりには大体過年度災害の七割以上くらいもできるのじやないかと思うのですが、予算の方は四割くらいしか行つていない。その点でき過ぎというようなものについてはどういうふうに農林省
○溝口三郎君 一割増産の根本方針についてお伺いしたいのですが、吉田総理が一月、第七国会の施政方針に、食糧の国内自給度を高めたいというようなことを強調せられたように記憶しております。三月の初め頃に輸入食糧の問題が出たときにもできるだけ食糧は国内で日給度を高めたい、最小限の、絶対に不足の食糧は輸入を要請するというようなことを聞いていたのでございますが、七月の三十一日になつて突然にこれは食糧自給態勢の強化
○溝口三郎君 事前割当を今までやられえていたが、大体私共承知しておりますのは、前五年を平均にして大体割当をやつておらつれたのですが、そうすると、土地改良と増産というようなものは直接の関連なしにやつておられたように私は承知しておりますが、土地改良や何かやつて、若し事前割当をやる場合に二月か、三月頃決める。そうしてその後植付までに土地改良をやりますと、その分は増産になり、これは農家の余裕になつて来て超過
○溝口三郎君 事後割当にする場合に農家の保有量の計算等については大体従前の方針を続けて行かれる予定なんですか。それとも別な考え方をおとりになつておりますか。
○溝口三郎君 もう一つ土地改良の補助金のことについてお伺いいたしたいのでございますが、東北地方とか單作地帶とかいうような所に対しての、土地改良の補助金というものについては、これは前々からそうところに対しては全体の補助金の中からでも特に法律の補助率によつてやつたらどうなのか、全国一率に五割とか六割五分とかいうことでなくて、そういう特殊な地帶なり特殊な土地に対しましては、私は率を変えて出すということが、
○溝口三郎君 私は是非この開墾の不適地についてはなるべく早く整理をして頂きたいと思います。もう一つ小作料の問題についていろいろご意見があつたのでございますが、小作料は中央農地委員会で規格を定めて、それに基いて市町村の農地委員会で一筆毎に小作料を決めるというようなお話がございましたが、その規準を定めるについて、先日農地局長からのお話では、賃貸価格とか地形等を勘酌してゆとりのあるような方法を以てやりたいのだというようなお
○溝口三郎君 事務次官にお伺いいたしたいのでございますが、未墾地の国有地についてでございますが、未墾地を買收した面積は百十万町歩ぐらいになつておるのでございますが、今それを売渡したのは大体四分の一ぐらい、あと残つたものはまだ八十五、六万町歩ありますが、これは大体開墾の進行中のものもあり、開墾の遅れているように見えますが、できるだけ開墾して頂きたいのでございますが、先程もお話のありましたように、昭和二十三年
○溝口三郎君 私は食糧増産と土地改良問題についてお伺いいたしたいのであります。 先程大臣の御説明でも食糧の国内の自給化を図りたい。それには土地改良を第一に考えるという誠に結構なお話でありますが、これにつきましては前国会でも総理の施政演説にも国内の食糧の自給化と農地の改良保全をやりたいというようなことでごさいましたが、本年度等の事情を見ますと、美は土地改良、土地改良ということか非常に言われておりますが