○公述人(湯浅誠君) 今この部屋に入る前に赤井さんと少しお話ししていたら、何かちょっと違う、私が間違っているようで、専門ではないので私よく分からないんですけど、私は素朴にこう思っているんですね。
要するに、日本の社会保障費はOECD平均に比べてずっと低いよということですね。これはそのとおり、数字のとおり。だけど、日本の社会ってそれなりに回ってきた。何で回ってきたんだろう、何が社会保障的な機能を果たしてきたんだろうということですよね
湯浅誠
○公述人(湯浅誠君) ありがとうございます。
私が九五年にホームレスの方の支援を始めたときは、ほぼ七、八割方はやっぱり日雇の方が多かったと思います。それは何でかというと、例えば一九六〇年に中学卒業して金の卵とかと言われて都会に来て、道路造ったり、橋造ったり、ビル造ったりしていた人が、九五年には五十歳ですね。なので、やっぱりそこら辺になると、ちょっと労災とか高血圧とか怖いから、まあちょっとおっちゃん
湯浅誠
○公述人(湯浅誠君) おはようございます。よろしくお願いします。
レジュメを、タイトルが、派遣村から見た日本社会というタイトルで配っていただいていると思いますが、私、今日は具体的に一つ政策を実現していただきたいと思って、それをお願いしに参りました。一枚めくっていただいて二枚目のところを見ていただくと、いろいろ図がかいてあって文章が書いてあるものがあると思いますが、要は、今後の雇用不安の中で住宅にたどり
湯浅誠
○湯浅公述人 ありがとうございます。
私たちの経験を言うと、内々に三回ほど委託の話はあったんですが、やはりお断りしたんですね。それは、とにかく一〇〇%青写真がもう決まっていて、それのとおりにやらないとだめで、こちらはいろいろ意見を出したんだけれども、結局全部けられてしまって、行政サイドがつくった青写真に一〇〇%乗るか、それかゼロかというような感じだったので、残念ながらお断りしたというようなことがありました
湯浅誠
○湯浅公述人 私も、最終的には中収入・中支出型の社会を目指すしかないと思っています、中負担と言ってもいいんですかね。
先ほどのところでも少し話しましたけれども、支出の山をもう少し下げていかないと労働市場の中の均等待遇というのはつくりようがないので、支出の山を下げるためにはある程度負担が高くなるのは、これは結果的にはもうやむを得ないだろうと思っています。
ただ、消費税に関して言うと、社会保障費は確
湯浅誠
○湯浅公述人 おはようございます。よろしくお願いします。
私、年末年始に年越しの派遣村というところの村長を務めたんですが、こういう活動をやっているのは九五年からですから、十四年ぐらいになります。もやいという団体で今は事務局長をやっておるんですけれども、派遣村の方は終わりましたが、もやいの方は、相談日になると、やはり今でも百件ぐらい電話がかかってきてパンク状態です。あした、自民党の議員さんの方にも視察
湯浅誠