1981-02-28 第94回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
○湯山分科員 それは、大筋はそれでいいのですけれども、いま出ておりましたような総合的な、しかも効果的な検討というのは、いまなされておるわけですね。だから当然そういうものはあるというふうに理解していていいのですね。
○湯山分科員 それは、大筋はそれでいいのですけれども、いま出ておりましたような総合的な、しかも効果的な検討というのは、いまなされておるわけですね。だから当然そういうものはあるというふうに理解していていいのですね。
○湯山分科員 この同和対策事業の長期計画は、当初四十四年の閣議決定では、前期五年と後期五年と分かれておりましたね。そして前期五年ではいま終わろうとしておるようなことをやっていく、後期五年ではそれの補充、そして総合的な対策をさらに続けていくと言っておったのが、いろいろな関係でその区切りが釈然としないでずらずらと来ている。したがって、長期計画の趣旨である後期における総合的、効果的な推進というのは十分に検討
○湯山分科員 大蔵大臣御存じのとおり、大蔵大臣の最も重要な予算委員会の総括質問におきましても、同和問題が取り上げられてまいりました。その委員会審議を通じまして同和対策事業特別措置法の強化改正の問題が取り上げられまして、野坂委員の質問に対しまして総理大臣から、五十七年度予算の概算要求に間に合うように措置法の改正等については検討を進めていくという趣旨の御答弁がございました。これは考えてみますと、いろいろ
○湯山委員 先日、大臣は間違いであったとお認めになっておるのに、局長が私に文字の講釈をしたって何にもなりません。これはすでに発売になっておる本ですから、当然、会社側からまた改めて正誤の申請があって、大臣がお認めになれば、各学校の校長さんに通知しなければならない、そういう手続を速やかにとるように。ですから、字句の解釈なんか、局長、先日も言ったけれども、とんでもないことですよ。 そこで、その他の問題です
○湯山委員 先日質問申し上げたことに引き続いてお尋ねいたします。 先日、私が御指摘申し上げたのは、いまお手元へお配りした資料の最後のページ、帝国書院の供給本の右の下から五行目の「廃水」という文字です。これが間違っていることはすでに明確になりましたが、この字は単なる字じゃなくて、手べんの「排」と麻だれの「廃」とは専門用語で区別されております。だから、原子炉を理解する上において非常に重要な字である。だから
○湯山委員 大変明確な御答弁でした。 そこで、偏向教科書はないとおっしゃるのですからそれでいいとして、もし不備な教科書、欠陥のある教科書、そういうものがあったときには、これはやはり文部大臣の責任だと思いますが、いかがですか。
○湯山委員 文部大臣にお尋ねいたします。 さきに、この国会の自民党の代表質問で安倍政調会長から、わが党は偏向教科書の見直し運動を推進するというような意味の御質問がありました。それからまた、本委員会におきましても塚本委員の質問に、これは大臣の口から、偏向教科書の問題については云々と、先ほど栗田委員から指摘のあったような御答弁がございました。そこでまず、一体、大臣は、偏向教科書というものが存在するとお
○湯山委員 ちょっと御答弁がわかりにくいのですけれども、それはそれとして、警察庁の御説明の中に、非行の生徒であっても、本当に警察官が誠心誠意当たったならば、それによって、いままでこういうふうに言われたことはないというので改唆して、よくなってきた生徒もあるというような御説明がありましたが、そうでしたね、警察庁。
○湯山委員 警察庁の御説明の中に、尾鷲でしたか他の学校も含めてですか、生徒指導に熱心な人が暴力の対象になっているということがございましたね、局長は、これはどうお思いになりますか。
○湯山委員 いま起こっている学校内暴力というのは、われわれ教育に関係のある者にとりましては非常に重大な問題で、かつて、こういったような事態というものは、私の経験あるいは過去のいろいろなものを調べても、まずなかったと思います。 そこで、この問題は、そう安易に受けとめるべきものではないということは、御指摘のあったとおりですが、それにいたしましても、どうもけさからの御答弁や何か聞いていまして、非常に不満
○湯山委員 いまの局長の御答弁はまだ不十分ですけれども、とにかくずいぶん重要な項目が改正になっておるのですが、ただ、ここで審議できるのは、法案だけに限ればいまのような通算退職年金だけということになっておりまして、いまのように連動規定が非常に多いために、ここではもうほんの氷山の一角を審議して大きい動きというのは全然審議されない、これは法律の技術的な問題はそうであるにしても、これ以外に今度の改正ではこういうことになりますという
○湯山委員 ところが、この法律をきょうここで審議しなければならないという大きな原因は、厚生年金がこの前の国会で成立しませんでした、したがって、それに関連がある関係で、ベースアップの分はこの前通りまして、残りがきょう審議されるということです。そのもとになった厚生年金が通りましたので、それと国家公務員共済の連動、それが私学共済への連動、さらに、これもニュースに大分なりました共済の短期、つまり、健康保険法
○湯山委員 ただいま馬場委員から重要な点についての御質問がございましたので、私は、関連して残っている問題を御質問申し上げ、かたがた御要望も申し上げたいと思います。 端的に感想を申し上げますと、文部省も農林省もそうですけれども、せっかく厚生年金から共済年金が独立してきたにもかかわらず、何か文部省なり農林省なりでは、年金というのは厄介者だといったような感じが見えないではないと思うのですが、後でまたこの
○湯山委員 つまり、学長が処罰を受けるということも法律の上ではあり得るということをお認めになられたわけですから、これは非常に重大な問題だ。つまり、放送法の準用によって学長が処罰を受けるというようなことになることは、きわめて重大な問題でございますから、この点御指摘を申し上げておきます。 それからなお、第二に、放送法第四十四条三項の準用による問題でございますが、これは中西委員から前回指摘のあった点で、
○湯山委員 そこで問題は、理事長が処罰の対象になるということは、これは法律によって理事長が学長を兼務する場合があります、したがって、学長も処罰の対象になるということになるので、これは重大な問題ですが、学長が処罰対象になるというようなことをあらかじめ考えておられたかどうか、この点を伺いたいと思います。
○湯山委員 私は、前回の委員会で幾つかの点につきまして、委員長にお願いをいたしまして、資料の要求等をいたしました。それにつきましては、郵政省並びに文部省から私に対しまして、文書をもって回答、資料の提示がありましたことを、この際、委員長に御報告申し上げます。 そこで、いただいた回答を見まして、なお疑問の点が多々あるのですけれども、これをここで一々解明しようということを考えておるのではございませんで、
○湯山委員 あと大臣に御質問しますから、結論だけ簡単に……。 放送法は、いまの状態では実情に対応できない、これは四十一年でそうでしたのですから、そこで、これは変えなければならないという御意思は持っている、こう理解してよろしゅうございますか、局長。
○湯山委員 それはそのとおりだと思います。ただ、とにかく当時から、この放送法では放送の発達した今日の事態に十分対応できないから放送法は改正しなければならないというお考えであったが、それができていないのですから、そのお考えは現在も続いていますね。放送法は変えなければならないというお考えは続いておりますね。
○湯山委員 放送大学学園法の問題につきまして、正規にこの委員会で主務大臣である郵政大臣に御質問申し上げる機会がございませんでしたので、この機会にいろいろ問題点をお尋ねいたしたいと思います。 現行の放送法につきましては、かつて、昭和四十一年に政府提案でこの法律を改正しようとして国会に御提案になりました。その要点は幾つかありますが、その中の一つは、国内放送は日本放送協会と一般放送事業者とが相並んで行うべきものとするという
○湯山委員 あなたは、とんでもないことをおっしゃいますね。憲法全体がわが国の理想を示したものです。だから、もちろん憲法二十六条の無償というのは、原則であるし、理想である。試みに、この前文部大臣が、ゼロリストには義務教育費国庫負担法、これさえ手をつけようというようなことが書かれてあると一笑に付せられたようですが、あれはどうなんですか。憲法と直接つながりがあるのかないのか。
○湯山委員 憲法に基づく法令、諸規定という解釈には、いろいろな段階があると思います。どの法令もどの規定もみんな憲法に基づくものだという見方もありますけれども、狭義にとりまして、直接憲法につながっているような法令、規定に基づくものは守っていくということが憲法を遵守することだということは明確でございます。 そこで、教科書無償について、昨日三塚委員から——この法令は昭和三十七年に提案されましたが、その提案理由
○湯山委員 私は、きょうは実は嶋崎委員が最初の質問をするということでしたが、御都合で交代いたしました。それで、私からお尋ねいたしたいことは、一つは教科書無償について、第二は愛国心の問題について、第三は憲法と教育との関係について、第四は教育委員会の問題、できればこの四点についてお尋ねいたしたいと思います。 教科書無償の問題については、長谷川委員から本会議におきましても質問をいたしましたし、また一昨日
○湯山委員 私もいま大臣に御答弁いただいたのと同じように理解をしております。 そこで、私学年金がそういう高齢化社会に対応していくのについては、長期展望に立てば非常に心配な点が多々あるということだろうと思いますけれども、果たしてそうなのかどうなのかということをここで私学年金として検討しておく必要があるのじゃないか。そこで、年金の健全性を知る一つの方法は成熟率、つまり組合員数対年金受給者数が一つの指標
○湯山委員 法律の今後の扱いもいろいろむずかしい問題もあるかと思いますけれども、ただいま理事会で適切な御結論が出たようですから、この方の質問はもうしないことにいたしまして、結局厚生年金との絡み合いという問題で大きい問題は年金の経理ですね。将来非常に高齢化社会を迎えて年金の受給者が多くなってくる。現状ではこれの将来がはなはだ心配だというようなところから、いろいろ厚生年金は問題になっておったと思いますが
○湯山委員 ただいま議題になりました二法案につきまして御質問申し上げたいと思いますが、こういうふうに同じ国会へ前後して二つ法案が出るというようなことはまことに異例なことだというように考えます。御説明をおととい承りまして、はなはだ不勉強で十分検討する余地もございませんでしたので、最初に、きょう審議する二法案と他の法律との関係で、実際にはいろいろな準用の条項もあるかと思います。そこで、他の法律によって措置
○湯山委員 そこで、このことは国がやることとしては、事業団も国と一括して見ていますから、そういうことがあっていいかどうか、そういうところにやはり今度の一つの問題点があるのじゃないかというように考えます。 後ほどまた申し上げることにして、さて、それ以後、いま関さんからもお話がありましたが、約一年半交渉が難航した、それの一番大きな理由は何だったのでしょうか。
○湯山委員 委員長もお聞きのとおりで、推測はそうかもしれませんけれども、実質、それについての係船契約、そういうものはなかったということですね。
○湯山委員 短い時間でございますから、端的にお尋ねいたしたいと思います。 私がこういう質問をいたしますのは、佐世保重工の社長が来島どっくの社長でありまして、私の地元の県でありまして、そういう関係で愛媛県から佐世保へ行っている人も多いし、またテレビなんかでごらんになったように、佐世保から愛媛県へ来ている人もあって交流がありまして、いろいろこの問題が話題になっております。 そこで、そういうことを中心
○湯山委員 それで結構です。 それからその次に、一学級の生徒児童数、これはいまのは高校も同じでしょう、大臣。これはいろいろ局長の御答弁がありましたけれども、とにかく高校も四十人になることが可能な限り早い方がいい、これもよろしいですね。
○湯山委員 私が聞くのは、別に他意はありません。ですから、九年とか十二年とか十五年とかというのじゃなくて、端的に言えばこの四十人学級をつくるというのは一日でも早い方がいい、一年でも早い方がいい、できれば来年からできれば一番いいことなんで、だから早いほどいい、こうお考えになっているかどうか、これは大臣の教育的な良識に基づいて簡単に答えてください。十二年がいいとか悪いじゃないのです。とにかく早い方がいいということかどうなのかということだけです
○湯山委員 時間の制約もございますし、重要な審議でございますので、質問の最初に基本的な問題について意思統一をしておくことが能率を上げる道ではないか、こう考えますので、ひとつ明確にお答えいただきたいと思います。 まず第一点は、四十人学級の実現、定数改善、これは子供たちのためにもわが国文教行政のためにも早いほど望ましいことだというようにお考えになっているかどうか、そこからお尋ねいたします。
○湯山委員 それでは意向としてはどちらを期待しておられるのですか。これは非常に簡単におっしゃっていただいて結構です。一体参加することを期待しておるのか、ボイコットすることを期待しておるのか。意向としてはどちらなんでしょうか。どちらでもなければどちらでもないと……。
○湯山委員 ますますわからなくなったのですが、こういうのはやはりスポーツですから、すっきりと行っちゃいかぬならいかぬ――カーターの方がよほどしゃきしゃきしているし、サッチャー首相の方がよほどはっきりしている。日本という国はどうしてこんなにわかりにくいんだろう。そんな感じをお持ちになりませんか。
○湯山委員 私は四点ばかりお尋ねいたしたいと思うのですが、その最初は、大臣の所信表明にもございましたオリンピック参加の問題です。大臣の所信表明でもこのことについてはお触れになっておりますが、私は、オリンピックをボイコットすべきではないという立場からお尋ねいたしたいと思います。 もうすでに五月にはエントリーが行われますし、それぞれ大変皆心配しておる問題なんですが、大臣の所信表明によりますと、二月一日
○湯山委員 大臣のお気持ちはそうだということだと思いますので、局長も大体そういうことだと思いますから、関連質問ですから、余りお答えをいただいておると時間を食いますから……。 そこで、二〇%の削減もやった、今度の国立学校設置法で新しいいろいろな学部等の新設、増設等もあった、しかし基本的にはそういうところへの教官は配置する、金も出す、けれども人はっけない、特に事務系統の人はつけないということがずっと続
○湯山委員 ただいま嶋崎委員から事務組織の問題について御質問がございました。局長の答弁を聞いておりますと、一元化というのは要するに事務組織の改革である、効率化である、そしてまた合理化であるというような言葉が繰り返し述べられました。このことは、平たく言えば定員削減、これは大きな政府の方針で、二〇%の行政職の削減というのが第四次行政改革ですか、とにかく行われた、そういうこととつながっているということしか
○湯山分科員 ちょっと長官の御答弁には飛躍があるようなんですね。ただ単に気象条件だけなのかどうなのか問題があると思いますので、私いまからお尋ねいたします。 そこで、いまむずかしいという御答弁でした。そうすると、どうなさいますか。もうとにかくどうあってもこれは余り効果ないからやめるということなのか、期限を延長してなおいまのような防除を続けるのか、あるいは防除の方法を検討して変えるのか、そういう三つぐらいな
○湯山分科員 それではあるいは実感が伴わないかもしれませんけれども、実はいまのようなことですから、ひとつよく御理解いただきたいと思うのです。 そこで、いまのように措置法の期限内、五十五、五十六年とあと二年ですけれども、それで所期の目的が達せられるようになるとお考えでしょうか、いかがでしょう。
○湯山分科員 私はマツクイムシの被害についてお尋ねいたしたいと思います。 実は最近ですけれども、マツクイムシの被害が非常に甚大で、一体いまのような状態で松くい虫防除特別措置法の五年の期限内に所期の目的が達せられるのか、つまりマツクイムシの被害を終息させることができるかどうか疑問ではないかという感じを持ちますのでお尋ねいたしたいと思います。 と申しますのは、私の住まいは松山市にありまして、周辺の松
○湯山分科員 若干私と理解が違っております。これは、おくれた、取り残された部分の施策を進めるということは一致しておりますが、全体施策の推進を同時に行うというのがついておりますね。ちょっともう一度いまの点だけ……。
○湯山分科員 非常によくわかりました。 そこで、この長期計画というのは、前期五カ年と後期五カ年とに分かれておりました。前期つまり昭和四十四年から四十八年までの五カ年間には、同和地区の他の地区に比べておくれておるところ、取り残されているところ、それらに対する施策を行うと同時に、全体施策の推進も同時に行っていくということが言われております。 それでは、一体後期は何をやるか。後期におきましては、後期の
○湯山分科員 私は、同和対策につきまして大蔵大臣にお尋ねいたしたいと思います。 同和対策を進める上において予算が非常に重要な役割りを演じていることはもう申し上げるまでもございません。ただ、大蔵省は直接具体的な事業をお持ちになっていないので一般的なお尋ねになりますし、非常に質問がしにくいのですけれども、しかし、非常に大事な大蔵省に対してはぜひ質問をするようにというようなことで私がそれを担当するようになりましたので
○湯山分科員 きょうは、たまたま主査が橋本前厚生大臣で、そのことと関連してお尋ねいたしたいと思います。 先般、二月二十二日に、行政改革、綱紀粛正の予算の集中審議のときに、いま主査をしておられる橋本前厚生大臣が国立病院、国立療養所の定員の問題等に関連して御質問になられたのを、大臣はお聞きになられたでしょうか。
○湯山委員 私は、提出者を代表して、ただいまの法律案に対する附帯決議案について御説明を申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について検討し、速やかにその実現を図るべきである。 一 退職年金の支給開始年齢を六十歳に引き上げるに当たっては
○湯山委員 結構です。 それから、第三番目に、長期給付に要する費用の国庫負担のことにつきましては、この法律がかかるたびに申し上げますし、附帯決議がなされていて、今日まで実現していないことはまことに不満な点でございます。しかし、今回の改正に伴って、二〇%の国庫負担を持っておる厚生年金等との整合性を考慮して、各年金ともに、いろいろ段階や方法はあるにしても、大体二〇%にまで持っていこうというような意図があるやに
○湯山委員 御答弁の趣旨はよくわかりましたが、ひとつなるべく簡潔に、こちらも簡潔に聞いておるつもりですからお願いいたしたいと思います。 いまおっしゃったように、私学の場合は比較的数は少ない。けれども、これはグループの問題じゃなくて一人一人の生活の問題ですから、そういうことで生活に困るというようなことのないように、これは万全を期していただきたいと思います。御答弁はただいまの答弁で結構です。 第二の
○湯山委員 ただいま議題となりました略称私学年金についてお尋ねいたします。 この法律は、従来であれば公務員に準じて年金の額を改定するということが主であったにもかかわらず、今回制度を改正するという非常に重要な問題を抱き合わせにしておるというところから、今日までいろいろ論議がなされてきたという経緯がございますので、私は、給与の引き上げの問題については、これは簡単ですから質問をいたしません。今度国家公務員共済
○湯山勇君 私は、日本社会党を代表して、昨日の飛鳥田委員長の質問に引き続き、総理の所信表明について質問をいたします。(拍手) 大平総理は、政治倫理の確立について述べられましたが、航空機汚職そのものについては一言もお触れになりませんでした。まことに遺憾だと存じます。さきの通常国会は、航空機汚職の究明をめぐって与野党が対立し、ついにすべての審議が中断のまま異例の幕切れとなりました。次の臨時国会でも、野党
○湯山委員 いまの御答弁の内容はわかりますけれども、しかしこういう小さい災害が多発しているというのは自治体等に対する負担に非常に大きな影響がございます。したがって陳情にもありましたように、物差しを当ててきちっとやってしまうのであればあえて閣議の決定とかそういうことは要らないわけでありますから、災害の特徴にかんがみて条件の緩和、基準を緩和してできるだけ適用できるようにひとつ配慮を願いたいと思うのです。
○湯山委員 私がいろいろ資料によって当たってみましたところ、非常に大規模な被害というものが見当たらない、つまり中小河川その他の被害が非常に多いというところに一つ特徴がございまして、あるいは建設省関係等においては激甚災指定は困難ではないかというような見通しもあるやに承っております。建設省の方ではそういう点について何か掌握しておられますか。
○湯山委員 質問に先立ちまして、今次災害において亡くなった方々へ心からお悔やみ申し上げますのとともに、被害を受けた方々にお見舞いを申し上げ、かつまた災害対策に日夜御尽力になられた関係県、市町村の皆さん方の御苦労に対しまして、感謝を申し上げたいと存じます。 さて、今回の災害につきましては、先ほどの御陳情にもございましたし、また関係県からの要望書にも出ておるので見ますと、宮崎を除いた他全部、なおまた災害対策本部