1974-04-04 第72回国会 参議院 建設委員会 第6号
○政府委員(渥美謙二君) 五十年におきましては、大体水道用水として一日三十二万トンぐらいではないかというふうに見込んでおります。
○政府委員(渥美謙二君) 五十年におきましては、大体水道用水として一日三十二万トンぐらいではないかというふうに見込んでおります。
○政府委員(渥美謙二君) 現在非常に沖繩は渇水状態で、皆さん困っていらっしゃるという事実でございます。その原因といたしましては、昨年の夏以降非常に雨が降りません。沖繩県の場合には、いわゆるダムの能力、貯水をしておくという施設が従来ございません。このために、雨が降りませんと、たちまち困ってしまう。例年ですと一日に二十五万トンぐらい水が取れていたのが、現在のところ、十七万程度しか取れない、こういうふうな
○政府委員(渥美謙二君) 御指摘のとおりでございまして、私ども今後この対策を考えますときに、それが非常な問題点であるということでございます。ただ、現実にどういうふうな探査方法をやっているかと申しますと、その一・五メーターの深のものを利用いたしまして、まず最初に、その一・五メーターを探査してそれを掘り下げていく、そうしてまた、次の段階で、掘り下げたところでまたさらに地下を探査する。そういうことを繰り返
○渥美政府委員 大体五十キロ程度の爆弾が地下で一・五メーター、せいぜい二メーターぐらいの深さまで探知し得る、こういうふうに聞いております。
○渥美政府委員 現在日本でそういう関係の調査をする能力のある会社は、日本物理探鉱株式会社というのが一社だそうでございます。いまお話のございましたように、私どもの工事といたしまして、空港であるとか港湾であるとか、それから道路関係、私どもの工事ではございませんけれども海洋博の会場関係、こういう事業につきましては、その会社に委託して磁気探査というものを行なって、特に重機などを使います場所につきましてやってまいったわけでございます
○渥美政府委員 実は、いま御指摘のような点につきましては、警察が中心になって、いろいろ事故の原因の調査というようなものに当たっているわけでございます。今般参りました三人の調査官は、たとえばそこのいま排水工事をやっているわけでございますが、それが道路敷であるのか河川敷であるのかあるいはどういう地点で起こっているのかというような点でありますとか、どういうふうな工法でどういうことをやっていてそういう状態になったかといったような
○渥美政府委員 その調査に参りました者は火曜日の朝立ちまして、さっそく現地に行ったようでございまして、その結果を踏まえまして、昨日午後いろいろ関係者が集まって協議会を開いておりますが、その席上で警察本部長から現在調査中であるということで、はっきりしたものはまだつかんでいないようでございますが、ただそのいろいろ会議の過程におきまして、かなりそういう性質のものである可能性が強いというようなことがいわれていると
○渥美政府委員 まだ現在、調査に行った者たちが戻ってきておりませんで、電話連絡の報告を受けておる段階でございますが、今回が下水道工事で生じた事故でございます。いろいろな観点からの問題の検討というものがされるわけでございますけれども、さしあたりどういうことをやっていて、どういう状態でこの事故が起こったかということを技術的に把握する必要があるというところから、建設省の下水道部から専門家が二名、それから私
○渥美政府委員 四十八年度におきまして、私ども海洋博ということだけじゃございませんで、民間工事その他そういう建設業界の需要労働力というようなものを推定いたしておりますが、大体五万人ぐらいが必要ではないだろうか。そのうち現在ある労働力が三万八千人ぐらい、そのほか県内で活用できるのが七千人ぐらい、差し引き五千人ぐらいが県外から応援を求める必要があるのじゃないだろうかというような見通しを立てております。
○渥美政府委員 まず、いろいろ工事費関係あるいは建設費関係が高騰いたしまして、これに対しまして予算の建築標準費と申しますか、いわゆる予算単価と称するものでございますが、これを従来のままにほっておきますと、どうしても地方に超過負担が出てきてしまう。したがいまして、そういう予算単価につきまして、四十九年度におきましては極力その引き上げをはかったところでございまして、住宅、学校あるいは医療関係の施設、それぞれ
○渥美政府委員 御承知のように、沖繩に対します補助率の特例、これは全国で最高のもの、現時点におきまして横並びで最高であり、かつ歴史的に旧奄美とか小笠原とかあるいは北海道とか、そういうすべての補助制度の中で最高のものを拾っている、こういうことになっているわけでございます。したがいまして、この下水につきましても、最高の補助率を適用するように措置いたすという考え方をとっているわけでございます。 なお、その
○渥美政府委員 百三十四億ということになっております。
○渥美政府委員 申すまでもございませんけれども、予算単価は大体施設建築費関係というようなことできまっておりまして、公共土木関係はそういう予算単価というものはございませんので、予算単価のございますものをすべてお出しするということにいたします。
○渥美政府委員 予算単価がどういうふうに組まれているかということは、これははっきりわかっておるわけでございますが、それを実勢単価との比較で出すと、いろいろケースもございますし、ちょっと技術的にどういうふうにしてよろしいかむずかしいのじゃないかというふうに思いますが、予算単価を組みましたものを一覧表でお出しするということはさっそくいたしたいと思います。
○渥美政府委員 四十八年度の私どもの見込みにつきましては、公共事業それから民間の事業合わせまして、工事完工高を大体千九百八十億ぐらいと見込んだわけでございます。しかしその後、これは四十八年度じゅうに予算もすっかり消化してしまうというようなことで見込んだわけでありますけれども、若干工事にズレがございましてこの額には至らないのではないか。これに対応いたしましてセメント、そのときは百五十万トンぐらい要るだろう
○渥美政府委員 まず労務資材の関係でございますが、これは関連施設部会というものを設けまして関係各省が集まる。もちろん県庁も参加していただいております。また、それに対応する現地の機関も設ける。そしてやりましたことは、大体どのぐらいの労務資材の需要があるか、それに対して自然にしておけばどの程度供給が県内で可能であるか、さらにそれの増産がどのぐらい見込まれているか、その足りない分を本土から入れるためにはどういう
○渥美政府委員 法務省あるいは労働省あたりの所管する事項かと思います。私ども実はその話を承知いたしておりませんので、さっそく関係省庁のほうへ聞きまして、どういうことになっておるのか確かめたいと思います。
○渥美説明員 まだ詳報が入っておりませんのでよくわかりませんが、とりあえず緊急避難ということで、おそらく市があっせんいたしまして近辺のホテルのような宿泊個所にとりあえず収容しているということだと思っております。
○渥美説明員 いま建設省のほうからいろいろお話がございましたけれども、御承知のように、あの一帯は埋め立て地でございまして、非常に地盤が悪いところでございます。その建設道路にいたしましても、あるいはビルの建設にいたしましても、あるいはいま建設省のほうから御説明がございましたように十分な調査というものがなされていたのだろうと思いますけれども、さらに今後そういった特殊性というようなことを十分しんしゃくしていただいて
○説明員(渥美謙二君) 現在それが認められておりますのは、パイナップルのかん詰め作業に従事する者ということだけで特例を認めているわけでございます。したがいまして、一般の建設労務といったようなものは男子であれ女子であれ海外から入ってこないと、こういうことになっております。
○説明員(渥美謙二君) 沖繩におきましては、従来サトウキビの刈り入れとか、それからパイナップルのかん詰めの作業というものに多くの台湾からの労務者が入ってやってまいっておりました。それがわが国の全体の労働政策といたしまして、外人労務者というのは入れないという了解があるわけでありますけれども、沖繩につきまして直ちにその道を閉ざすということになりますと、そこにいろいろ摩擦が起こりますので、復帰の対策といたしまして
○説明員(渥美謙二君) 海洋博の労働需要をどう満たすかということにつきまして、先ほど大臣からお話もございましたけれども、私ども関係省間では、まず現地の労務者を極力使っていくと、ただ、特に技能労務というようなものを中心にいたしまして、なおかつ不足する分がある、それは本土の各県から御応援をいただくと、こういうことでやってまいりたいというのが私どもの方針でございます。
○説明員(渥美謙二君) いま申しましたように、県から具体的な説明というものがまだ私どものところに参っておりませんので、どういうふうな御要求になりますか、いずれにしましてもその県のほうの要求、説明というものを承りまして検討いたしたいというふうに考えております。
○説明員(渥美謙二君) 伊江島の給水の件につきましては、県から具体的な要求、説明がこれからあると思います。ですからそれを聞きまして、関係省庁とも打ち合わせまして検討いたしたいと、かように考えております。
○渥美政府委員 海洋博全般の問題は通産省が所管しておりますし、ただいま管理官のほうから会場の問題を中心にお話があったと思います。私ども開発庁といたしましては、特に関連公共事業ということを問題にしているわけでございますけれども、これは御承知のようにいわゆる沖繩の振興開発、社会基盤の整備を早急に整備したい。それについて海洋博の開催というものが一つの柱ということになっているわけでございまして、その観点から
○渥美政府委員 海洋博の関連公共事業の進捗状況でございますが、御指摘のように必ずしも順調にいっておりません。その理由は、やはりその前提になります用地の取得あるいは漁業権交渉、こういうものが大きな工事でなかなかセットできませんで、進んでおりませんでしたけれども、幸いに、このところ五十八号線も全部契約ができました。あるいは、ひっかかっておりました渡久地新港の漁業権の問題がらみも着工承認が得られる。あるいは
○政府委員(渥美謙二君) 公共事業の執行の件でございますが、四十七年度は、御承知のように、復帰という非常に特殊なときに当たりましたために、それが大きな原因になりまして執行率は非常によくなかった。特に県の補助事業につきましては、三月末で契約が約六〇%程度しか進まなかった、こういうふうな事情にございます。いろいろ事務手続がおくれて、発注がすべて年末以降に集中をしてしまった、こういうこと、たまたまその時期
○政府委員(渥美謙二君) ちょっと違うんです。——ちょっと私、いまの御説明が足りなかったかもしれません。私どもといたしましては、その海洋博だけを取り上げて云々してもあまり意味がないものですから、四十八年度に、民間工事まで含めまして、すべてのそういう建設工事に要るものがどのぐらいあるであろうかということを押えました。したがいまして、ただいま五万人と申し上げましたのは、四十八年度における官公需、民間工事
○政府委員(渥美謙二君) これは国会にも御報告申し上げていると思いますけれども、五月八日に、ただいま申し上げました沖繩国際海洋博覧会推進対策本部の中で設けられております関連施設部会、これは各省の担当参事官クラスが集まりまして設けておる会でございますが、そこで、関連事業につきまして大体どのぐらいの労務、資材が要るだろうか、これに対してどのぐらいのものが県内で供給できるか、足りないものはどのぐらいあるであろうか
○政府委員(渥美謙二君) 先ほど来御説明ございましたように、四十七年度の事業の執行率はいま非常に低い。また、特に年度末におきまして入札状況も芳しくなかったという状況がございます。しかし、それにつきましては自治省のほうからいろいろお話もございましたように、いろんな、ふなれであるとか、年度末に集中してしまった、その時期が日本経済全体といたしましても、やや物価高騰というような異常な時期にぶち当たったという
○渥美政府委員 労務の点でございますけれども、私ども推進本部の関連施設部会におきまして、労務、いろいろな建設資材、この辺の需給の見通しと、それをどういうふうに供給してまいるかという対策を検討中でございまして、一応先般まとめたものがございますが、これは海洋博関連事業ということだけではございませんで、四十八年度の沖繩県における一般の公共投資、それから民間投資、そういうものをあげて推定をしたわけでございます
○政府委員(渥美謙二君) 私どものほうで、従来国会等に御報告いたしておりますが、これは、なるべく実態的なものをつかまえる必要があるというところから、手分けをいたしまして、市町村当局からいろいろ情報を得まして、すでに御報告したような調査はいたしております。
○政府委員(渥美謙二君) 土地の買い占め、売買というものを的確に把握いたしますのは、御承知のように非常に困難なことでございまして、登記面で、何のだれがしが土地を買ったということがはっきり出るものはつかめるわけでございますが、大体表に立って直接に何のだれがしが買うのでなくて、現地で合併の法人をつくるとか、そういうようなことをやっているような事例が多いようでございまして、ただいまお話のございましたようなものの
○渥美政府委員 宝くじの問題は、県の財政の問題になるかと思います。いろいろ海洋博の会場関係で、地元の協力を期待をしているわけでございまして、そういうことが県財政をお苦しめすることになるということは好ましくありませんので、宝くじ協会に加入していただいて、その分配金を沖繩県に配分を受けたらどうだ、こういったような考え方から、いろいろ県のほうとも御相談があったようでございます。そして、県の予算案でございますか
○渥美政府委員 ただいまの本部につきましての起債の十何億という数字は、ちょっと私どもよくわからないのでございますけれども、私どもの見込みでは、海洋博関連事業といたしまして約七億五千万ぐらいの町負担が要るんじゃないか。その中で非常に大きなものが下水道でございます。これは海洋博の会場と同じように、一緒に使う施設でございますので、この負担を協会とどういうふうにアロケーションしてまいるか、なるべく協会のほうで
○渥美政府委員 延期という例はないようでございます。したがいまして、もし延期しなければならないような場合には、一ぺん中止しまして、また再申請する、こういう形で解決するのだそうでございますが、中止のほうは一つか二つ前例があったと思います。延期はないと聞いております。
○政府委員(渥美謙二君) 海洋博を成功させます・ためにも、それから、私どもは海洋博というものを契機にいたしまして、本部一体にリゾートゾーンといったようなものをつくってまいりまして、それを沖繩の北部開発の柱にしたい、こういう考え方を持っておるわけでございます。したがいまして、当然その会場近辺にホテルとかあるいはレジャー用の施設とかいうものが設けられることは、それ自体は必要であり、かつ望ましい姿であろう
○政府委員(渥美謙二君) まず第一点でございますけれども、御承知のように、復帰直後の混乱、それが海洋博開催というムードで若干あおられまして、断片的ではございますけれども、好ましくないような事態が起こっておるわけでございます。これを抜本的に解決しますためには、やはりどうしても沖繩県で土地利用計画というものを明らかにいたしまして、それぞれの土地の用途というものをつかみ、それにふさわしい規制をやっていかなきゃならないということになるのかと
○政府委員(渥美謙二君) 土地の買い占め状況というのは、御承知のようになかなか実態がつかみにくいわけでございまして、私ども、現在、県を通じまして、いろいろ諸資料等も求めているところでございますが、まだ、はっきりした計数は持っておりません。それで、大体、沖繩全土の話ということになってしまうわけでございますけれども、たびたび国会等で御報告いたしておりますように、私どもの出先の総合事務局で、各市町村別に聞
○政府委員(渥美謙二君) 御承知のように、振興開発法その他毎年の予算措置におきまして、補助率をきわめて高いものを適用してもらうことになっておりますし、また予算折衝の場でいろいろ努力いたしております。まあ推定でございますけれども、大体いわゆる振興開発予算、これが四十七年度が四百六億円でございました。地元負担を推定してみますと大体一二、三%ぐらい。四十八年度には一二%足らずぐらいのところであろうかというふうにあれしております
○政府委員(渥美謙二君) 先ほどの約八千万平方メートルでございますが、四・三%というのは調査対策になりました市町村の面積に対する比率でございまして、沖繩県の総面積に対しましては二・四八%という数字でございます。 それから八千万平米のうち本島が大体五千二百万平米ぐらい、そのうち、ちょっと海洋博関係ということはわからないのですが、北部と中部と南部を分けますと、国頭のほうまでずっと入っておりますけれども