1957-11-04 第27回国会 参議院 商工委員会 第1号
○陳述者(渡部博君) 自家生産にもっていくのではないかということをさっき申し上げましたが、もちろん大企業におきましては、生産性向上のために設備の改善を進めておりますので、低級といっては失礼になりますが、技術程度の低いものは外に出す。社内的にはやはり大量生産方式をとる。そういうことからして、これをもってきてもかえって流れを阻害するわけであります。従って当然出すべきものもありますが、程度によっては工場の
○陳述者(渡部博君) 自家生産にもっていくのではないかということをさっき申し上げましたが、もちろん大企業におきましては、生産性向上のために設備の改善を進めておりますので、低級といっては失礼になりますが、技術程度の低いものは外に出す。社内的にはやはり大量生産方式をとる。そういうことからして、これをもってきてもかえって流れを阻害するわけであります。従って当然出すべきものもありますが、程度によっては工場の
○陳述者(渡部博君) 最初にお尋ねの私の方の下請中小企業組合をつくっておるかということは現在事業協同組合をつくっておりまして、約五十社入っております。別に団体協約らしいものはやっておりません。種類が多岐多様にわたっておりますので、自然個々別別の問題は直接でありますが、金融の面、共同施設の面、そういう問題は私の方で事務所をつくってやっておりまして、そこで共同作業場をもっております。そういう共通面においては
○陳述者(渡部博君) 実は本日の陳述にあたりまして、同業の他の大企業と打合せる余裕もありませんで、いささか私の関係しております機械工業のうち、電機メーカーの立場に局限されるかもしれません。また一般消費者の立場の問題につきましては、先ほどから陳述の方が申されておられますので、省きまして、中小企業のうち特に工業の面におきまして、意見を申し上げたいと思います。 経団連からすでに意見の具申が出ておると思いますが