1947-08-21 第1回国会 衆議院 司法委員会公聴会 第2号
○渡邊公述人 それはお話合いできめられることではないでしようか。
○渡邊公述人 それはお話合いできめられることではないでしようか。
○渡邊公述人 ただいまのご質問にお答えいたします。つまり系譜などの相續を特別にああいうふうな形において一定の人が相續をしていく、そういうふうな規定のしかたが非常におかしいのではないか、こう申し上げたのでございまして、何も祖先のまつりを全然やめてしまえ、こういうふうに申し上げたのではございません。ですから一般の相續の原則によりまして、結局相續人が何人ももしありましたならば、お互いに話し合つて、そうして
○渡邊公述人 このたび新憲法に基きまして、從來の民法の中、親族編、相續編關する規定が非常に進歩的なものに改正されようといたしておりますことは、私たちとしまして、たいへん喜びとするところでございます。しかしながらこの改正法案を拝見しておりますと、まだまだ女性の立場からみまして十分でないと思われる點もございますので、一、二それを申し上げたいと思います。 今日の題目は、家督相續の廢止の贊否ということになつておりますが