1952-03-04 第13回国会 参議院 決算委員会 第11号
○証人(渡辺留吉君) これは関主計の供述によりますと、昭和二十四年の四月一日、二日頃のことであつたようでありますが、その後山下から四十万円の金借の申入れがあつたので、山下を呼んで、この間の事情を確かめたところ、山下と高橋とが、関主計の前においていろいろ話をした結果、双方の間に相当の食い違いがあつたということで、関の面前で二人が喧嘩をするに至つた。そこで事情を聞くために呼んだ二人から喧嘩を目前において
○証人(渡辺留吉君) これは関主計の供述によりますと、昭和二十四年の四月一日、二日頃のことであつたようでありますが、その後山下から四十万円の金借の申入れがあつたので、山下を呼んで、この間の事情を確かめたところ、山下と高橋とが、関主計の前においていろいろ話をした結果、双方の間に相当の食い違いがあつたということで、関の面前で二人が喧嘩をするに至つた。そこで事情を聞くために呼んだ二人から喧嘩を目前において
○証人(渡辺留吉君) その点につきましては、それを起案いたしました岡崎部長検事に私から問合せをした結果、全額弁償済というのは、いわゆる利益金の償還債務を手形債務に切換えた、手形債務に更改されたということで、償還債務は一応終つて、新たな手形債務になつておるという意味で、通常さような場合、検察庁としてはよく完済という言葉を使うので、その言葉を使つたが、これはやや妥当を欠くものであつたということでございました
○証人(渡辺留吉君) ちよつと今手許にございませんが、私の記憶で申上げます。たしかこれは東武鉄道株式会社株式三万五千株の問題ではないかと思いますが、その点にきつましては、起訴した事実、起訴した年月日とその処分結果を報告したように記憶しております。
○証人(渡辺留吉君) この事件はたしか昨年の四月の初め頃であつたと思いますが、特に決算委員長からの要請に基きまして、検察庁といたしましては、特別捜査部の部長検事の岡崎格を主任検事といたしたのであります。次いで私がその補助検事といたしまして、岡崎主任検事の補助を命せられて五月の初めから捜査にかかつたのであります。その後事件の進展に伴いまして、鈴木利夫検事が補助に参加し、次いでこの事件を中心といたします
○証人(渡辺留吉君) この事件は委員会からの要請ではありましたけれども、検察庁といたしましてはいわゆる特命事件ということになります。特命事件と申しますのは、特に検事正或いは上司から特別の命令によつて捜査を開始する事件であります。特命事件として特別に私が係検事を命せられたのであります。
○証人(渡辺留吉君) 私がいわゆるこの二重煙突事件の担当を命せられましたのは昨年の四月の末でありました。それまで私は東京地方検察庁の経済部の係検事をしておつたのでありますが、特にこの事件のために特別捜査部に配転替となつて、四月の末に命せられて、五月の初めから本件を担任いたしました。