2001-06-07 第151回国会 参議院 環境委員会 第14号
○清水澄子君 先ほど、カネミ油症患者のこういう不幸にも人体実験がされた、そのことについてやはり疫学調査なりが必要だというのは私もずっと主張し続けているんですが、先ほど立川参考人、細見参考人、森田参考人がおっしゃっておられるんですけれども、患者が協力してくれるかどうかがポイントというところの前に、環境、厚生、これは食品汚染であって環境問題じゃないというのが前提にあって、そうすると厚生省はこれは農林水産省
○清水澄子君 先ほど、カネミ油症患者のこういう不幸にも人体実験がされた、そのことについてやはり疫学調査なりが必要だというのは私もずっと主張し続けているんですが、先ほど立川参考人、細見参考人、森田参考人がおっしゃっておられるんですけれども、患者が協力してくれるかどうかがポイントというところの前に、環境、厚生、これは食品汚染であって環境問題じゃないというのが前提にあって、そうすると厚生省はこれは農林水産省
○清水澄子君 次に細見参考人、先ほどちょっと時間がなくて飛ばされたんですけれども、罰則規定の整備とか、それから環境事業団が果たして主体的に処理事業を進めることができるのかという問題を提起していらっしゃるんですが、その点についてちょっと御説明ください。
○清水澄子君 社民党の清水です。 参考人の皆さん、ありがとうございました。 まず、酒井参考人に、先ほど立川参考人が化学処理にのみ偏らないで焼却の方の特質と両面の特質を考えるべきだ、国民に選択を求めるべきだとおっしゃったんですが、それについてはどのようにお考えになるかということ。それと、化学的な処理の場合に、やはり事故も起きる可能性というものは絶えずありますね。そういう場合を想定したときの対応というのは
○清水澄子君 ぜひ十分注意をしていただきたいと思います。 特に、そういう希少生物などへの重大な影響が回避できないということが明らかになった場合は、やはりその計画の見直しとか、またそれこそ白紙撤回を求めていくというようなことも考えていただきたいんですが、いかがでしょうか。
○清水澄子君 一九八九年に沖縄県が空港の白保海上案を提案しました。そのときに、この白保のサンゴを守れという国際的な世論と国内の世論が非常に大きく盛り上がってきまして、やはりこの環境委員会というところで議論したことがあるんですけれども、そのときに私は初めて現地を見たわけです。 私もサンゴというのはあんなすごいものと、当時のサンゴというのはちょうどお花畑みたいでしょう。(資料を示す)こんなにきれいなサンゴ
○清水澄子君 私は、最初ちょっと新石垣空港の建設と自然環境保全について伺いたいと思います。 大臣は沖縄県の石垣島のサンゴ礁をごらんになったことはありますか。
○清水澄子君 今まさにこの構造改革をするときこそ男女役割意識に基づく今までの制度すべてをぜひやっぱり改革しながらいかないと、せっかく構造改革するときに、それが別の問題になったら、私は非常に何かここで議論していることが実効性を持たないと思います。 そういう意味で、新たに五百三十万人の雇用創出案というのが出されて、先ほどからいろいろお話しされました。しかし、これが果たして本当にジェンダーの視点で性差別
○清水澄子君 わかりました。 国民も一人一人考えなきゃいけないんですけれども、それをやっぱり政策上やる、そのために男女共同参画担当大臣というのがあるんだと思います。それが新たにできたのは、そういう国際的な大きな流れの中で国連を中心にした世界の女性たちの合意で、これは各国でそういう方向に向かって、それぞれの社会のこれまでの男女役割意識を中心にした制度や法律を変えていっているんだと思うんです。 そういう
○清水澄子君 社民党の清水です。 私は、きょう官房長官に、男女共同参画担当大臣にいろいろお話を聞けると思って非常に楽しみにして来たんですけれども、先ほど、最初の質問に対して、この男女共同参画社会の意味というところでおやっと思ったんです。これは少子高齢化社会とか、もちろんそれに対してはそれにふさわしいものをしたらいいと思いますが、それがあってもなくても男女平等社会をつくるというのが基本なんですよね。
○清水澄子君 藤田参考人、いろんな調査をなさっている中で、東京都は特に十八歳未満の被害者を認定していますね。全国的にやっていらっしゃる中で、特に子供とか高齢の人とか、そういう健康上、肉体上弱い立場の人たちへの影響度というのは何か特別にありますか。
○清水澄子君 ありがとうございました。 そこで、西村参考人、今、ハンセン病の訴訟のところでもやはり政府と国会の立法不作為の、政府とともに責任を問う判決が出たわけです。これは、やはり自動車公害訴訟の場合も同じ内容を持つのではないかなと、判決はまだですけれども。 その場合、本当に長年の環境基準を達成していないという中で起きている健康被害、そういうものに対しての責任、そういう意味で非常に私はこれからの
○清水澄子君 社民党の清水澄子です。 大変、参考人の皆さん方、ありがとうございました。 むしろ、この法案を審議している委員の一人として、このままこれを通すことがすごくつらくなった、これが本音でございます。それで、すごい責任を感じています。 まず、青山参考人にお伺いしたいんですが、さっきの私は覚書というのに物すごいショックを受けました。これじゃもう全部先に、経済産業省とも全部こういう覚書があった
○清水澄子君 私の方が提起をしているわけです。国の政策を聞いているんじゃありません。プルトニウムの処分の方法にはもっと選択肢があるのではないかということを申し上げているのであって、そのことは私、必ず今後の大きな課題になるだろうと申し上げておきます。 次に、失業と雇用創出について厚生労働大臣にお伺いをしたいと思います。 経済財政諮問会議の専門調査会は、サービス産業を伸ばして、そして五百三十万人の雇用
○清水澄子君 私は、今すぐ原子力発電をなくしたらいいというふうには申し上げていないんです。 プルサーマルに使われるMOX燃料に含まれるプルトニウムが非常に猛毒な物質である。そして、プルサーマルはウラン燃料を使う場合よりも危険であるということなんですね。それから、プルサーマルに使用されるMOX燃料はウラン燃料の数倍の値段といいますか価格で、経済的にも合理性はありません。また、資源の節約にも反しているわけです
○清水澄子君 総理、二十七日に実施された新潟県の刈羽村の住民投票の結果は、経済産業大臣や外務大臣の直筆署名入りのビラを全戸配付されたにもかかわらず、このプルサーマルの実施に反対する住民の意思は非常に極めて明確になったと思います。 つまり、国が進めるプルサーマルが国民的合意とはほど遠いことを私は示していると思うわけですけれども、政府は、この際、この事実をやっぱり率直に受けとめて、そしてこの政策の転換
○清水澄子君 結局、旧指定地域のやはり大気汚染状況というのは悪くなっているということだと思います。 そこで、そういう地域における健康被害者、患者の実態はどうなんでしょうか。国が補償する公健法は、これは打ち切られたわけですから減っているんだと思いますけれども、逆に自治体の方が条例で患者を認定せざるを得ないということで、東京、川崎、東海市、それから大阪府内、そこら辺の患者の推移、それらについてどういう
○清水澄子君 社民党の清水です。 私は、本会議でもこの自動車NOx法改正案に対する質問をさせていただきました。しかし、きょうのこれまでの答弁、また本会議での答弁、いずれを聞いていましても、ますますこのような法案でいいのかなという気持ちが非常に強くなっております。 本会議質問の繰り返しにもなるわけですけれども、自動車の排出ガスによるぜんそく等の健康被害に苦しむ大都市の道路の沿道住民の問題に対して、
○清水澄子君 それはもう当然支援をしてまいります。 昨日、ハンセン病患者に対する熊本地裁の判決に対して、小泉首相が厚生省や法務省のこれまでの官僚の論理や発想を超えて控訴断念という政治決断をされました。これは非常に私はすばらしいことだと思いますし、高く評価をしたいと思います。 しかし、この患者たちがこれからようやく人間として生きていけるというあの発言を聞いて、やはり国会議員としても非常に責任を痛感
○清水澄子君 応援はいたしますが、まず環境省の大臣それから副大臣がもっとはっきり環境の視点から相当主張をなさらないと、空振りになっちゃうんですね、いつも応援団が。 ですから、今の扇国土交通大臣の発言を聞いていますと、住宅地区改造とか地域再開発とか、何かちょっとどうしても、これは都市の高度化にはつながるかもしれないんですけれども、非常に環境という視点がやはり欠落していると思います。 ですから、どうぞこれはぜひもっと
○清水澄子君 私は非常に厳しいことを申し上げますが、先日の小泉内閣のもとでの川口新環境大臣の所信表明がどのように変わってくるのかということを非常に注目しておりました。しかし、率直に言わせていただきますと、大変失望いたしました。それは、小泉内閣の新味ある環境政策というものが何らそこには感じ取れなかったからです。 京都議定書不支持を表明しているアメリカの参加について、COP6プロンク議長に対してEUの
○清水澄子君 先ほど総理も、やはり沖縄の振興策でも地方が、地元が希望するようなもの、それから住民の声を大切にするということをおっしゃいました。私はそのことは非常に重要だと思います。こういうふうに今、住民投票が行われようとしているときに、国の金と権力を使った行為、これは単なる説明ではないと思います。これは住民への圧力以外の何物でもないと考えます。 そこで、大事なことは、これは村長が新たに条例を公布したわけですね
○清水澄子君 ところで、経済産業大臣、新潟の刈羽村ではこのプルサーマル計画の賛否を問う住民投票が五月二十七日に行われるわけですけれども、その告示に先立って十四日に、まだ真っ暗な午前四時半ごろ、刈羽村の全世帯に一斉に産業大臣の平沼さんの自筆署名入りの大きなビラを投げ込まれましたですね。これがそうですね。(資料を示す)こういうことをいつもおやりになっているそうですけれども、これが配られました。 大臣、
○清水澄子君 総理は所信表明で、改革を進めるに当たって、政治や行政にかかわる一人一人が国民の批判を厳粛に受けとめて、国民との信頼関係の再構築を図るべきだとおっしゃっています。 現在、地方自治体では、地域住民全体に大きくかかわるような問題については住民投票によって賛否を問う例がふえているわけですが、総理はこの住民投票についてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。
○清水澄子君 今ちょっとおっしゃっていた、パートの人が正規にならないかと言っても自分はパートでいいと、それはそれでいいと思います、自分が選ぶわけですから。しかし、その場合、その例がすべてではなくて、今も私たち女性が皆問題にしているのは、短時間の労働を自分は選ぶという選択をするのはいいんですけれども、日本の場合はパート即低賃金という、それから無権利という、社会保障の権利もない、それから時間単位じゃないですから
○清水澄子君 今発言していらっしゃる中で、パート労働に女性が多いということが問題というんではなくて、日本の場合、パート労働というのは、私、これから特に高齢社会には定年後の方、男性だって短い時間働くという意味で、その人の家庭的な問題もあるでしょうし、肉体的な条件の人もあるでしょうし、だから短い労働時間を選ぶというのはその人の選択肢の一つになる労働条件であっていいと思うんですね。 しかし、そのことが日本
○清水澄子君 女性の自立のための環境整備、この問題は、結局、現在全地球的に取り組まれている性別役割をなくしていく、そういう思想とか価値観に基づいた社会制度をつくり変えるのだという考え方だと思います。ですから、本当に基本的なところで女性が経済的に自立して生きていけるような、そういう社会システムにつくり変えるという、そういうねらいがあるはずだと思います。そういう意味で、特に経済的自立の第一の問題というのは
○清水澄子君 この議定書のアメリカとの問題については、やはり非常に、日本がどういう態度をとるかということが本当に世界の温暖化を防止することに決定的な役割を持つわけですから、そういう中で私は余りにもアメリカ寄りではだめだと思います。 そして特に、先ほど申し上げたように、アメリカは我が国の足並みの乱れを私は見透かしていると思うんですけれども、かつてのCOP3の議長をしておられた大木議員が、これは新聞なんですけれども
○清水澄子君 自国内のそういう削減目標は困難であると発言していないということが事実であれば、私はそのことを実行していただきたいと思います。これはマスメディアで見たことなんですけれども、ぜひそれは、そういうことは言っていないということであれば私の方は安心ができます。 〔委員長退席、理事岩佐恵美君着席〕 そこで、アメリカは、今回の場合も非常にアメリカ経済へのダメージになるということを主張しているわけですね
○清水澄子君 午前中から、アメリカの京都議定書への不支持についてのさまざまな質問または答弁を伺っていて、大体、大方の認識が明らかになったと思いますけれども、やはり日本政府は現時点ではアメリカに対して議定書への参加を働きかける、これはもう外交上、私は当然だと思います。 しかし、それを本当に、アメリカは議定書を批准しないというこの態度はかたいというのは、代表団の皆さんもおっしゃっているように、それから
○清水澄子君 環境大臣にお伺いしたいわけですけれども、循環型社会形成推進基本法、これでは拡大生産者責任の一般原則というのを規定しているわけですが、今回のこの家電リサイクル法、これはやはり循環型社会基本法のもとに運用されるというものであるべきと思うんですけれども、その点についてはどのようなお考えでしょうか。
○清水澄子君 それじゃ、その五百円というのは、適正な原価とおっしゃるんですが、適正な原価の基準というのは一体何なんですか。
○清水澄子君 社民党の清水澄子です。 ちょっと質問の順位を変えて、家電リサイクル法の施行に伴う課題の方を先にやりたいと思います。 今、日本の国内で処分されている家電の四品目、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、これは年間千八百万台と言われていますし、さらにこれが途上国に輸出されているのは数百万台と言われているわけですが、ほとんど実態はつかめていないというのが現状です。 そこで、このリサイクル法ができるときに
○清水澄子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、政府提出の自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対する質問を行います。 質問に先立ち、アメリカ政府が京都議定書から離脱するという正式表明をしたことに関連し、環境大臣にお伺いいたします。 まず、アメリカの離脱表明は、地球温暖化対策に真剣に取り組んでいる国際社会に対する背信以外の何物でもありません
○清水澄子君 社民党の清水澄子です。 いろいろ今までに御意見伺っていながら、ほとんど問題提起はされていらっしゃるので、あえてお伺いするという点が、時間も少ないんですけれども、ただ、私は、さっきからおっしゃっているように、仕事と家庭生活の両立というのは、やっぱり労働時間の短縮というのが非常に大きな要素だと思いますし、それから、これまでの日本の政策社会の中では、家族とか育児、介護とか、そういう問題は私的
○清水澄子君 それらについてはさらに私は今後調べてみたいと思います。 その後の経過の中で、これは農水と環境、両省にお伺いしたいんですけれども、カネミ油症事件がこのダイオキシン問題の先取りだったという認識はお持ちでしたでしょうか。
○清水澄子君 承知していたわけですね。 それでは、厚生省にお伺いいたします。 三月五日の毎日新聞によりますと、厚生省の油症研究班の現在の班長である小栗さんが、一九八三年にカネミ油症はダイオキシンだと、そういうことを発表したわけですが、それでその油症研究班は、ダイオキシン被害と位置づけたわけですから、今までのPCB汚染だけの研究ではだめだということで、この両方の研究を結びつけることを主張していたのですけれども
○清水澄子君 社民党の清水です。 一九六八年にカネミ油症事件が起きてから約三十三年が経過をしております。今、国会には保管されたままになっているPCB廃棄物を処理する法案が出されておりますが、しかしその前に、製造禁止のきっかけとなったカネミ油症問題が実は解決していないという問題について私はきょうお伺いをしたいと思うわけです。 認定患者千九百人とか言われますけれども、被害者は今なお効果的な治療法が見
○清水澄子君 大体二・三倍、それから大体二・八倍、それから後年度負担は三倍に膨れているわけです。ところが、この防衛庁や自衛隊の動きを見ていますと、この財政危機の中で平然としてむだ遣いや調達に絡む不正が後を絶っておりません。それは、やはり独占的な調達によるメーカーとの癒着が武器の値段をつり上げてきたのではないでしょうか。 一九九三年から九八年にかけて、NECなどいわゆる四社事案、調達本部長らの背任事件
○清水澄子君 それで国民は納得するでしょうか。一兆円もの金額でこれは説明に当たらないというようなことで、この予算審議というものは全然できないわけですね、こういうことが常に続いているわけですけれども。 そこで、一九七九年度にはこの物件費とか人件・糧食費とか、それから後年度負担ですね、これはいずれも大体九千億円から一兆円、どの分野も同じような金額でした。それで、これが今回の次期防では平均幾らぐらいになるのか
○清水澄子君 政府は、この国会で、機密費つまり報償費について、その使い道それからその内容について説得力ある説明は一切されませんでした。こういうことが国会で、何らそれは公開するものではないということを押し通されましたけれども、こういうことは国民にとれば税金の使われ方ということについて大変大きな不信とそれからやっぱり疑惑を持つと思いますね。 そういう意味で、私は非常にこの国会でこの問題が明らかにされなかったことは
○清水澄子君 審議中ということですけれども、もう少し、非常に時間が少ないですから、やはりどういうことが具体的に議論されているか、これは国民的な参加がないといけない問題でもありますから、ぜひもっとオープンにしていただきたいと思います。 それから、今その議定書批准の担保を確保するということ、それが先だと思いますけれども、この二〇〇二年に議定書の批准をするということについては、それはもう確定しておられますか
○清水澄子君 次に、六月下旬に再開予定されていますCOP6の問題について伺いたいと思います。 先ごろ、イタリアのトリエステでG8環境大臣会合が開かれて、そしてCOP6合意に向けた話し合いがなされたはずですね。そこで各国は京都議定書の早期発効を可能にするためにも二〇〇二年までに批准の手続をするというコミュニケが発表をされているわけです。日本はCOP6の、議長国であるわけですから、批准を含めて国内制度
○清水澄子君 社民党の清水澄子です。 ちょっとこれは通告しておりませんでしたけれども、きょうの審議は予算の委嘱審査であるわけですが、そこで率直な御意見を私は大臣に伺いたいんです。 ようやく環境庁が環境省になった。それで、私は多分予算もふえたのかなと思って見ましたが、環境省所轄の一般会計は二千七百六十九億六千七百万円と本当に少ないので、ちょっとびっくりしました。というのは、私が初めて議員に当選してきたときも
○清水澄子君 今回の財政改革は、融資方法の手直しはされたわけですけれども、赤字の特殊法人の改革には触れていないと思います。政府出資法人の多くが赤字を続けておるわけです。 累積欠損額について、上位六団体はどこどこで、それぞれ累積欠損額は幾らになっておるでしょうか、また累積赤字のある二十五団体の合計では幾らになっているでしょうか、お答えください。
○清水澄子君 ところで、森総理はブッシュ大統領に、半年後には財政再建や構造改革について結論を出したいなどと約束をされたようですけれども、現時点での財政構造改革はどうなっているんでしょうか。公共事業の見直しをしたと言われておりますけれども、その実態が伴っていないと思います。 その実例として、国から特殊法人への財政支出について伺いたいと思います。 今回の予算で、特殊法人に対する国の支出額ですね、一般会計
○清水澄子君 社民党の清水澄子です。 宮澤財務大臣、最近あなたの発言には非常に無責任な点が多過ぎると思います。先々週は財政が破局に近いと言われて、皆さんから指摘をされて、その後修正をされてはおられますけれども、先々週八日の日ですけれども、このときも同僚議員の質問に対しまして、デフレと呼ぶかどうかは私は興味がないと言われました。十年以上も国の財政を預かってこられた方として、他人事のような発言であると
○清水澄子君 きょうはどうもいろいろ御意見ありがとうございました。社民党の清水です。 まず、お二人から、今いろいろお話はありましたけれども、日本の子供たちの現状を、やっぱり一番問題はどこだというふうに見ておられるでしょうか。そして、義務教育の中で、今当面すぐ変えなきゃならない制度といいますか、そこのところをお一人ずつお答えください。
○清水澄子君 それでは、菊池公述人にお伺いいたします。 菊池公述人は、銀行の株の保有が問題だ、現在のデフレスパイラルの引き金だと述べておられるわけですけれども、そしてこれに関連して、政府が九八年に銀行に資金注入したとき、これが実は銀行の株式含み益の目減りを補うためだったと、そのことをいまだに公表していないと政府のうそを責めておられるわけですけれども、この点について少し詳しく御説明ください。
○清水澄子君 社民党の清水澄子です。 まず、笹森公述人にお伺いしたいと思います。 今、前の方も聞きましたけれども、雇用の改善が最大の景気対策であると。その雇用改善との関係において、一つは、やはり非常に最近不安定雇用が大変多くなってきています。特に、女性は二千万人働いているんですけれども、その半数以上が正社員から臨時、パート、派遣労働、委託、それから有期雇用、こういうふうに非常に不安定な雇用の方が
○清水澄子君 非常にきょうのお答えを聞いてもだれも私は納得しないと思う。もっとやはり自分の信念をどこで貫かれるのか、明確にしていただきたい。 次に、私は、現在、台湾とか中国や韓国が歴史認識をめぐって懸念を示しております教科書の検定問題について質問したいと思います。 教科書問題は過去二十年間繰り返し問題になってきたわけですけれども、今回は新しい歴史教科書をつくる会の編集による中学校の歴史教科書が問題
○清水澄子君 じゃ、総裁はおやめになっても総理は続けられるはずなんですけれども、それらはやはりはっきりされないと非常に無責任だと思います。 やっぱり、きょうずっと一日、質問がありましたように、私どもは総理に質問をしたい。そして、この予算案も総理が提案しているわけですから、ぜひこの予算を通す間なんていうことでは非常に無責任だと思います。 その点で、はっきり姿勢を正していただきたいと思います。総理、
○清水澄子君 総理に伺います。 前倒しでもよいということは、総裁としての、または首相としての任期を放棄しますということではないでしょうか。
○清水澄子君 きょうはちょっと社会保障関係を伺いたいものですから、そちらに質問いたします。 私は、景気対策の本来の目的というのはやはり雇用の安定にあると思うんです。しかし、今後も失業率は五%を超えるということも予測をされているわけですけれども、それに対して厚生労働省は、今回の予算の中で雇用のミスマッチ解消には重点が置かれているわけですけれども、今日の失業というのがミスマッチの対応のみでいいのか、むしろそういう
○清水澄子君 それはまた次、そういう開き直りでよろしいんですか。そういう破局に近い状況であるという、これは本当に破局じゃないかとみんな感じているわけですよ。それを、今の予算は破局を、じゃ予想してつくられたんですか。
○清水澄子君 社会民主党の清水です。 昨日、本委員会で宮澤財務大臣は、この日本の財政は破局に近い状況にあると、このようなことを述べられて、それで市場は直ちに反応しました。 私は、それをそこの席でお聞きしていて非常に危機感を持ちました。それはまるで評論家のような答弁の仕方だと思います。今本当にみんな、一体日本の財政、経済はどうなるのか物すごい心配をしているわけです。そういう意味で、大臣の政治感覚といいますか