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133件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2016-03-09 第190回国会 衆議院 法務委員会 第3号

清水委員 調査項目について、私は、改めて検討するまでもなく、実態ははっきりしているんじゃないかというふうに思うんですね。  具体的に検証していきたいと思います。  まず、司法修習実態という検討項目についてです。  なぜ司法修習生には貸与ではなく給費型の支援が必要なのか。一つには、法曹というものは公共的な役割を持つ存在だからだと思うんですね。  例えば、国民の人権や権利を擁護するということもありますし

清水忠史

2016-03-09 第190回国会 衆議院 法務委員会 第3号

清水委員 それでは、ちょっと個別に伺います。  法曹養成制度改革連絡協議会、これはことし一月十八日に第二回が開かれておりますが、司法修習生に対する経済的支援あり方についてどのような協議がなされたのでしょうか。私、まだ議事録を手に入れておりませんので、わかる範囲で、これは政府参考人でも構いません、お答えいただけますか。

清水忠史

2016-03-09 第190回国会 衆議院 法務委員会 第3号

清水委員 日本共産党清水忠史です。  私は、司法修習生への給付のあり方貸与から給費へと皆さんの願いを実現させる上で質問させていただきたいと思います。  裁判官検察官弁護士など、あすの法曹界を目指す司法修習生への経済的支援について質問したいと思います。  ことし二月九日、日本弁護士連合会が主催する、司法修習生への給費の実現と充実した司法修習に関する院内交換会が行われました。与野党議員から、

清水忠史

2016-02-22 第190回国会 衆議院 予算委員会 第16号

清水委員 つまり、国が策定した許可審査厳格化のもとであっても、イーエスピーは参入しているじゃありませんか。  関越バス事故遺族が何と言っているか。あの事故の後に参入した会社が事故を起こすなどとんでもない、犠牲になった人たちの命は何だったのか、このように述べておられます。  結局、安全・安心プランで定めた参入時の安全性チェックでは不十分だった。結果としてイーエスピーは排除できなかった。これは事実

清水忠史

2016-02-22 第190回国会 衆議院 予算委員会 第16号

清水委員 石井大臣信頼回復やあるいは再発防止というのは、関越道の事故のときにもさんざん言われてきた言葉なんです。抜本的な対策が本当にとられていたら今回の事故は防げたはずではなかったのか。  私は、今回事故を起こしたバスゼミ生十名が乗車し、四名の命が失われ、六人が重傷を負われた法政大学の尾木直樹さんから直接お話を聞いてまいりました。  尾木直樹さんが一番言いたかったことは、ずさんな運行を繰り返していた

清水忠史

2016-02-22 第190回国会 衆議院 予算委員会 第16号

清水委員 日本共産党清水忠史です。  私は、ことし一月十五日、乗客乗員十五名がお亡くなりになり、二十六人が重傷を負われた長野県軽井沢町のスキーツアーバス事故について質問いたします。  ほとんどが大学生です。多くの若者が夢を奪われ、若くして命を失うこととなった、大変悲惨な事故です。  亡くなられた方々の御冥福をお祈りし、御遺族皆様へ心よりのお悔やみを申し上げるとともに、けがをされた方々の一日も早

清水忠史

2015-12-04 第189回国会 衆議院 法務委員会 第41号

清水委員 私も判決文を取り寄せました。  これは生々しく被告警察官のやりとりが記載されておりまして、被告警察官電話をかけて、「俺はやってないのに、他の人間パクらないとか他の事件はやらないという約束で、この事件は認めたのに、」おかしいじゃない。警察官「うん、そうだよね。」被告人「だから、本件認める場合は小さくしますよっていう話だったわけじゃないですか。」警察官「俺の力不足でそこまで抑えられなかったっていうのはあるのはしょうがないですね

清水忠史

2015-12-04 第189回国会 衆議院 法務委員会 第41号

清水委員 この偽造カードを使った起訴事実について、当初男性は認めていたんですが、途中で否認しました。  被告側の主張によりますと、この男性は、複数の警察官から、一、認めれば余罪を立件しない、二、共犯者逮捕しない、三、早期の保釈検察にかけ合う、四、刑を軽くするなどと持ちかけられ、虚偽自白を行ったと主張しているんです。  控訴審では、同じ被告保釈後に、取り調べを担当した警察官二人に電話をかけて

清水忠史

2015-12-04 第189回国会 衆議院 法務委員会 第41号

清水委員 日本共産党清水忠史です。  冒頭憲法五十三条の規定に基づき臨時国会を開催すべく野党が求めているにもかかわらず、安倍内閣が今日に至るまで開催していないことについて強く抗議を申し上げます。  その上で、閉会中に起こった二つの事件を通じて、刑事司法問題点について大臣認識を聞かせていただきたいと思います。  この間、警察官から利益誘導されて自白した疑いがあるとして、十一月二十四日、東京高裁

清水忠史

2015-09-04 第189回国会 衆議院 法務委員会 第39号

清水委員 累積していきますので、非常に保護観察対象者薬物事犯者がふえるということを今お答えいただきました。  これは厚生労働省に伺いたいんですけれども、もちろん、薬物取締法違反ということで処罰の対象になっているわけなんですけれども、例えば、WHO、世界保健機関は、薬物依存病気と定義していますし、アヘン、大麻、そして覚醒剤などの依存症薬物関連精神障害と分類しているわけなんですね、薬物依存病気

清水忠史

2015-09-04 第189回国会 衆議院 法務委員会 第39号

清水委員 今お答えがありましたように、保護観察のついた仮釈放者の方が再犯率はかなり低いということですから、社会内処遇一定効果を果たしているということは言えると思うんですね。  それで、いよいよ来年の六月から法が施行される。そこで、裁判所では、日本で初めてといいますか、刑の一部を執行猶予する判決が下されていく。当然、薬物事犯者も含めて出所者社会へ出てくるということなんですが、この制度が導入されることによって

清水忠史

2015-09-04 第189回国会 衆議院 法務委員会 第39号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  私は、本日は、薬物使用等の罪を犯した者に対する刑の一部の執行猶予に関する法律、これは、二〇一三年六月に成立いたしまして、いよいよ来年六月から法が施行されるということになっております。  かつて私が大好きだった漫才師で、寛太・寛大さんという漫才師がおられまして……(発言する者あり)知りませんか。大阪では有名なんですけれどもね。持ちギャグが、ちょっと待ってねというんですね

清水忠史

2015-08-28 第189回国会 衆議院 法務委員会 第38号

清水委員 司法修習生への経済的支援あり方が大きく変わった要因に、今述べられた法科大学院合格率の問題や、司法試験合格者法曹資格者が、企業や福祉の分野で、いわゆる裁判所弁護士だけでなくいろいろな形で活躍できるということを前提に行ってきたものなわけで、しかし、それが期待されているものではなかったと認識されているわけです。  ここにありますように法曹志願者が減少していることは政府も認めているので、

清水忠史

2015-08-28 第189回国会 衆議院 法務委員会 第38号

清水委員 大臣も最高裁も、こうした動き、運動があるということは十分承知しているということでした。  ここで、そこに寄せられた国会議員コメント集というのがありまして、本委員会にも所属されている委員の方、とりわけ自民党の法務委員の方からもコメントが寄せられておりますので、幾つか紹介したいと思うんです。  ある方は、「修習生司法システムの基盤の一躍を担える法曹になるために、当然に国家的な援助、すなわち

清水忠史

2015-08-28 第189回国会 衆議院 法務委員会 第38号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  私、本日は、司法修習生に対する経済的支援あり方について、法務省法務大臣、そして最高裁判所に伺いたいと思います。  司法修習生とは何か。この制度は、司法試験に合格した人に対し、裁判所が命じまして、少なくとも一年間司法修習を行い、裁判官検察官弁護士になる資格を得るという制度であります。全国各地裁判所検察庁、弁護士会での実務修習、あるいは司法研修所

清水忠史

2015-08-26 第189回国会 衆議院 法務委員会 第37号

清水委員 被収容者というふうにおっしゃるんですけれども、例えば拘置所における未決拘禁者罪証隠滅と逃亡の防止のために収容されているわけですし、受刑者は、大臣も述べられておりますが、自由を拘束する、行動の自由を奪う禁錮や懲役刑を科しているわけで、健康を侵害する刑を受けているわけではないわけですよね。真夏の暑いときに、しかも患者を冷房設備のない病室に置いておくということ自体はやはり問題ですし、早急に改善

清水忠史

2015-08-26 第189回国会 衆議院 法務委員会 第37号

清水委員 私、きょうの質疑を前に、おととい、兵庫県加古川市にあります少年施設加古川学園播磨学園の方を視察させていただきまして、両園長や職員の方々お話をさせていただき、医務室も含めて視察をさせていただきました。比較的築年数の浅い少年施設ですからほかに比べると設備は行き届いているのかなというような印象を受けましたが、全国的には建物全体が築九十年を経過した施設もあるということです。  ですから、国民

清水忠史

2015-08-26 第189回国会 衆議院 法務委員会 第37号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  きょうは、矯正医官兼業及び勤務時間の特例等に関する法律案について、法務省矯正局並びに法務大臣の見解を尋ねたいと思います。  この法律は、矯正施設、刑務所、拘置所、少年院など、現二百九十三カ所に勤務するお医者様、医師の恒常的な人員不足の解消を目的として、兼業緩和フレックスタイム制の適用など、国家公務員法等の枠組みを緩和する特例法ということで、既に参議院先議

清水忠史

2015-08-05 第189回国会 衆議院 法務委員会 第35号

清水委員 ありがとうございます。  その苦渋の決断と言ったらいいんでしょうか、法制審を通じて一括法案として出された法案ですし、伝え聞くところによると、ガラス細工のようなもので、余り修正してしまうと全部が崩れてしまうという話もありまして、そういうかたい政府・与党のガードの中で、附帯決議も含めて随分御苦労されたというふうに思うんですが、やはり、その修正案の中身が国民にとって本当に受け入れられるものなのか

清水忠史

2015-08-05 第189回国会 衆議院 法務委員会 第35号

清水委員 お二人を初め野党委員皆さんは、それこそ真摯に、ひたむきに委員会質疑にも取り組んでこられましたし、今回の修正協議におきましても大変な御奮闘をされたということは私も理解をしております。  最初民主党案という形で公表されたものがございました。これを見ますと、これは非常にいいものだというふうに感じておりまして、より多くの方々が賛同していただけるものではないかと非常に期待をしておりました。その

清水忠史

2015-08-05 第189回国会 衆議院 法務委員会 第35号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  「叫びたし寒満月の割れるほど」。これは、一九四七年、福岡市で発生した殺人事件で、戦後初めて死刑判決を受けた西武雄氏の辞世の句です。一貫して無罪を訴えておりました。法務省恩赦への前向きの答弁をしたことから、この西武雄氏の恩赦決定は近いとされましたが、残念ながら、共犯者には恩赦がなされたものの、一九七五年、西武雄氏の死刑は執行されました。享年六十歳。

清水忠史

2015-07-31 第189回国会 衆議院 法務委員会 第34号

清水委員 お二人の大臣とも、しっかりと受けとめていただいたのではないかと思います。  大事なことは、法案を審議する上で、その受けとめと同時に、やはり、政府として、警察として、過去の事件についてしっかりと向き合う、これが非常に重要だと思うんですね。  緒方靖夫参考人も、みずからの盗聴事件についていまだに謝罪もないと。では、今警察謝罪したら許してくれますか。では、まず謝罪を聞かせてもらいたい、こういうふうに

清水忠史

2015-07-31 第189回国会 衆議院 法務委員会 第34号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  初めに、六十分の質問時間をいただいたことを野党の民主、維新の皆さんにも感謝しながら、一秒も無駄にすることなく、本日、四人の委員皆さん思いを私は共有しておりますので、その質問の流れの連関性の中できょうは質疑をさせていただきたいと思います。  冒頭、お断りいたしますが、私たち日本共産党は反警察ではありません。かつて本委員会で私が、北九州の暴力団工藤会

清水忠史

2015-07-29 第189回国会 衆議院 法務委員会 第33号

清水委員 次に、田中参考人にお伺いさせていただきたいと思います。  同じく憲法との関係でお伺いするんですが、民事介入暴力、これを取り締まるということはもう当然のことですし、私たちの党としても、暴力団組織の検挙、壊滅ということは当然のことだと考えております。しかし、ここに至って議論されている通信傍受捜査手法というのは、暴力団のみを対象としたものではありません。この間の運用の実績を見ましても、犯罪

清水忠史

2015-07-29 第189回国会 衆議院 法務委員会 第33号

清水委員 よく理解できました。ありがとうございます。  続いて、憲法との関係で、山下参考人にお伺いさせていただきたいと思います。  三十五条の令状主義についてです。  捜索、押収する物については令状にしっかり記載する、そして当事者が立ち会うということがあるんです。盗聴というものは、あらかじめ盗聴する人に今からあなたの電話盗聴するからねと令状なんて見せると成り立たない捜査手法ですから、事後に行われるわけですが

清水忠史

2015-07-29 第189回国会 衆議院 法務委員会 第33号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  本日は、五人の参考人皆様方には、忙しいところ当委員会までお運びいただきまして、まことにありがとうございます。  私は、通信傍受拡大、いわゆる盗聴法拡大するということにつきまして、盗聴捜査有用性必要性という問題と、これが果たして憲法を侵害するものであるのかないのか、つまり、憲法解釈法的安定性の問題とは分けて考えることはできないと思っているんですよ

清水忠史

2015-07-10 第189回国会 衆議院 法務委員会 第31号

清水委員 ありがとうございます。  それだけ権限を持っている検察が、今回、証拠開示に関しまして、一覧表のリストは出す。しかし、権限を持った検察官裁量によって例外規定が設けられているんですよね。例えば、犯罪捜査に支障を来すおそれがあると判断した場合には一覧表から落としていい。  こういう裁量を今回法案の中に設けているということについて懸念はございませんか。

清水忠史

2015-07-10 第189回国会 衆議院 法務委員会 第31号

清水委員 といいますのは、やはり、勾留されたりあるいは刑に服された方が社会復帰して、従前の生活を取り戻したり、あるいはみずからの営業活動に赴くというのはなかなか困難を要することだというふうに思っております。  それで、きょうは御自身の経験も含めてお伺いさせていただきたいんですが、先ほどから、検察官被疑者被告人の間には大きな力の差があるというふうにおっしゃられました。これを対等に持っていくためには

清水忠史

2015-07-10 第189回国会 衆議院 法務委員会 第31号

清水委員 日本共産党清水忠史と申します。きょう最後質疑者となります。堀江さん、本当にきょうはどうもありがとうございます。  きょうは朝から、元検察官あるいは元弁護士という方が質疑しましたが、私は元漫才師ですので、最後は気軽に、言い残したことをどんどん言って帰っていただけたらと思います。  最初国民皆さんが一番関心があることを聞きたいと思うんですが、堀江さん、もうかってまっか。

清水忠史

2015-07-08 第189回国会 衆議院 法務委員会 第30号

清水委員 非常に貴重な問題提起、ありがとうございます。じっくり時間をかけて議論していきたいと思います。  次に、宮村参考人にお尋ねします。  宮村参考人東電OL事件弁護団ということで、ちょうど私も、この委員会の場で、東電OL事件の問題について政府質疑を行ったばかりであります。  これは、再審請求で四十二点の新たな証拠開示をされ、その中に、無罪を決定づける、被害者の体内にあった体液だとか体毛、

清水忠史

2015-07-08 第189回国会 衆議院 法務委員会 第30号

清水委員 大澤参考人にお伺いさせていただきます。  今回、法案には、再審請求審での証拠開示というものが盛り込まれませんでした。これまで数々の冤罪事件で、通常審で出されなかった証拠がその後明らかになって、再審無罪となった例があったかと思うんですが、再審請求審での証拠開示を盛り込まなかったということで危惧されている点、あるいは大澤参考人自身が要望されていることがありましたら、端的にお聞かせいただけるでしょうか

清水忠史

2015-07-08 第189回国会 衆議院 法務委員会 第30号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  四人の参考人皆様方には、本日も足をお運びいただき、心から感謝を申し上げます。  初めに江川参考人にお伺いしたいと思います。  先ほど、弁護士あるいはその元妻である公認会計士が二年三カ月とか長期間勾留された、結果無罪であったと。この保釈関係でいいますと、余りにも裁判官に、長期間勾留されることの苦痛に関する想像力というものが欠けているんじゃないかというふうにも

清水忠史

2015-07-07 第189回国会 衆議院 法務委員会 第29号

清水委員 では、上川陽子法務大臣にお伺いいたします。  この証拠開示制度の拡充、充実が、やはりもともとこの刑事司法制度改革は、冤罪事件根絶や違法な取り調べを改めるということを契機にして行われたものですから、そうしたものに資するものでなければならないと考えております。大臣も同じ認識でよろしいでしょうか。

清水忠史

2015-07-07 第189回国会 衆議院 法務委員会 第29号

清水委員 今ありましたように、「被告人は、公平な」、ここが非常にキーワードだと思うんです。「裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。」とありますね。  検察官というものは強制捜査権を持っておりますから、警察を指揮して、我々の税金も使って証拠を集めるという強い権力を持っております。一方、被告人弁護人は私人にすぎませんので、比較になりません。公判訴追側に有利な証拠だけを出されては公正な裁判というのはできませんので

清水忠史

2015-07-07 第189回国会 衆議院 法務委員会 第29号

清水委員 日本共産党関西大阪清水忠史でございます。  本日最後質疑者ということで、六番目のバッターですので、自分の順番が回ってくるまでずっと緊張しておかなあかんのですよね。一番最後バッターというのは非常にプレッシャーもあるんですが、何がプレッシャーかといいますと、用意していた質疑のテーマを前の質疑者方々が次々と質問されていかれるんですね。私の質疑の半分ぐらいは山尾先生がされておりましたし

清水忠史

2015-07-03 第189回国会 衆議院 法務委員会 第28号

清水委員 このゴビンダさんの支援活動をずっと行ってこられた客野美喜子さんという方も、さまざまな場所で検察からそうした働きかけがあったと証言をされております。  この事件では、警察取引を行っているとうかがわれるんですね。  資料をごらんください。一枚目、「仕事紹介し取り調べ 同居人警察に沿う供述」とあります。赤線を引っ張っております。ゴビンダさんの同居人、「不法残留だったのに、警察消費者金融

清水忠史

2015-07-03 第189回国会 衆議院 法務委員会 第28号

清水委員 冤罪事件原因究明また再発防止策がなければ、東電OL事件冤罪被害者とされたゴビンダさんのような悲劇は再び繰り返されるわけなんですね。  今回の司法取引の持つ本質的な危険というものは、みずからの罪を軽くするために人の罪を明らかにする、そういう心理が働くもとで、虚偽供述を行い、無実の人が引っ張り込まれる新たな冤罪を生み出すのではないか。この本質的な危険については、前回の私の質疑上川大臣

清水忠史

2015-07-03 第189回国会 衆議院 法務委員会 第28号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  先日、地元大阪ベテラン弁護士から、あなたの質問は非常にわかりやすいと弁護士仲間でも有名だ、こういうふうに評価をされ、大変恥ずかしい思いになりました。それで、どの辺がわかりやすいんですかと聞いたら、とにかく専門用語が余り出てこない、こういうふうに言われまして、褒められているのかどうか、少し疑問を感じたところではありますが、きょうは少し、専門用語法律用語

清水忠史

2015-07-01 第189回国会 衆議院 法務委員会 第27号

清水委員 申しわけございません、私の説明が大変不足しておりまして。  いわゆるこの協議合意に基づく供述によって第三者逮捕起訴される場合もあると思います。しかし、結果として、その協議合意供述虚偽だった場合、結局、ターゲットとされた方は、証拠として採用されないということで無罪になる、あるいは起訴されないということになるわけですが、それ以前では、取り調べを受けたり、あるいは勾留を受けたりする

清水忠史

2015-07-01 第189回国会 衆議院 法務委員会 第27号

清水委員 続いて、川出参考人にお伺いさせていただきます。  今回、引っ張り込み巻き込み防止するという観点で、一つ弁護人の関与だとか、あるいは虚偽供述罪を設けるということがございますが、いわゆる裏づけ捜査をしっかりやるんだということもおっしゃられたと思います。  この裏づけ捜査の中に、例えば、第三者、いわゆる被疑者被告人供述した別の犯行被疑者被告人に対する取り調べ、あるいは参考人としての

清水忠史

2015-07-01 第189回国会 衆議院 法務委員会 第27号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  五人の参考人皆様方には、御多忙のところ、当委員会までお越しいただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。  初めに、笹倉参考人にお伺いさせていただきます。  今、まさしく捜査機関側に大きな権限を与えるものだ、あるいは可視化とのバーターで司法取引を与えるものであるという御発言がございました。  それで、もともとこの刑事司法改革の発端というのは、

清水忠史

2015-06-30 第189回国会 衆議院 法務委員会 第26号

清水委員 上川大臣、恐縮ですが、私がお伺いしたのは、上川大臣自身が、この制度の持つ本質的な問題として、第三者を引っ張る危険性があるかどうかというふうにお伺いしたんですね。上川大臣自身がそういう認識を持っているか。法制審でそういう議論があったということはそのとおりなんですね。  今、大臣自身も、巻き込みなどを、引っ張り込みなどを防止するためにさまざまな手当てを設けていると。このことは、すなわち、この

清水忠史

2015-06-30 第189回国会 衆議院 法務委員会 第26号

清水委員 一体的な提案というふうに述べられましたが、冤罪被害者方々は、もとをたどれば、検察在り方検討会議のときから一貫して、冤罪防止の有効な手段としては、全過程、全事件での取り調べ録音録画、あるいは取り調べ時点での弁護人の立ち会い、さらには証拠全面開示、あるいは、この間ずっと言われてきた代用監獄人質司法根絶、こうしたことが、今回、この刑事訴訟法等一部改正案には盛り込まれず、新たな冤罪

清水忠史

2015-06-30 第189回国会 衆議院 法務委員会 第26号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  刑事訴訟法等一部改正案、今回の法案は、捜査公判協力型協議合意制度、いわゆる日本で初めて司法取引制度が導入されるというものですね。  共産党の私が言うのも変な話ですけれども、人の罪を密告して自分の罪を軽くしてもらおうというのは、何か、日本人の持つ心の廉潔性といいますか清廉性というか、なじまないものなんじゃないかなというふうに非常に思っていまして、

清水忠史

2015-06-16 第189回国会 衆議院 法務委員会 第24号

清水委員 今答弁されたので、私、それについて聞かせていただきたいんですが、ということは、一年前のこの大阪府警反省、いわゆる慎重を期した捜査を徹底するだとか、緻密な捜査を展開するだとか、警察捜査に対する信頼回復を図っていく所存の、この反省は生かされなかったということですね、同じような事件が起こったということですから。そうじゃありませんか。

清水忠史

2015-06-16 第189回国会 衆議院 法務委員会 第24号

清水委員 そうした反省や決意が生かされていないということを改めて指摘させてください。  今、手元に私が持っているのが、大阪府警の「インターネットを利用した犯行予告 ウイルス供用事件の検証結果」というものです。いわゆるPC遠隔操作事件ですね。これは、今回判決の出たガソリン盗難事件の前に起こった事件であります。  このPC遠隔操作事件のいわゆる反省を受けて、大阪府警がこう述べております、「慎重を期した

清水忠史

2015-06-16 第189回国会 衆議院 法務委員会 第24号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  刑事訴訟法改正議論をしているときに、「誤認逮捕 起訴も違法」、また、「国賠訴訟 大阪地裁、異例の判断」、さらに「誤認逮捕賠償命令 大阪地裁「裏付け尽くさず」」と、厳しい判決資料一枚目にあります。このような事件が起こると、国民としては、警察検察への信頼を損ねるだけではなく、これからも冤罪被害をなくすことはできないのではないか、このように思わざるを

清水忠史

2015-06-10 第189回国会 衆議院 法務委員会 第22号

清水委員 ありがとうございます。  そこで、今回は刑訴法等一部改正案ということで、録音録画法律とあわせて、新たな冤罪を生み出しかねない危険があるとさまざまな委員から指摘をされている司法取引、あるいは成立当時から国民の大きな批判や怒りを買った通信傍受法盗聴法運用拡大、さまざまな法律がパッケージとして提案をされております。  そこで、内山参考人にお伺いいたします。  確認なんですが、日弁連としては

清水忠史

2015-06-10 第189回国会 衆議院 法務委員会 第22号

清水委員 まさしく、そうした密室での長時間の取り調べがうその自白を引き起こしてきたのだなというふうに思いました。  続いて、それにかかわって、日弁連内山参考人にお伺いしたいと思います。  もともと、日弁連は、全事件、全過程での可視化を求めておられたわけです。私の地元大阪弁護士会の玄関にも、「ないな、可視化しかないな」という回文がありまして、あそこへ行った人はみんなそれを覚えて帰るんだなと思っております

清水忠史

2015-06-10 第189回国会 衆議院 法務委員会 第22号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  本日は、五人の参考人皆様方、何かと御多忙の中、こうして委員会に足をお運びいただき、心から感謝を申し上げたいと思います。  初めに、桜井さん、先ほど氷見事件の柳原さんに思いをはせて、桜井参考人が絶句され、桜井さん自身も二十九年間つらい思いをされたということを吐露されて、私も泣きました。  そうした思いに応えて、この刑事訴訟法、しっかりと議論しなければならないし

清水忠史

2015-06-09 第189回国会 衆議院 法務委員会 第21号

清水委員 今、それを受けてのということで御答弁いただきました。ありがとうございました。  次の問いは、山谷国家公安委員長、そして上川陽子大臣にもお答えいただけたらと思うんですが、この一連の冤罪被害者方々が、口をそろえて、異口同音に、取り調べ可視化を求めてこられました。これがいよいよ法案になるということで、国民的にも注目を浴びているわけですが、これら冤罪被害者方々は、この取り調べ録画録音

清水忠史

2015-06-09 第189回国会 衆議院 法務委員会 第21号

清水委員 ありがとうございます。  今、資料皆さんのお手元に配付させていただいております。これは、検察在り方検討会議の提言であります。ここに、「虚偽自白によるえん罪を防止し、被疑者の人権を保障する観点から見ると、被疑者の取調べの録音録画が有効であり、」云々と、これは貫かれているわけですよね。誤判を防止するとか真犯人を検挙するというのは当然のことですが、やはり、村木事件あるいは志布志事件氷見事件

清水忠史

2015-06-09 第189回国会 衆議院 法務委員会 第21号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  私も草野球をやっておりまして、声が大きいからおまえキャッチャーやれと言われまして、非常に肩は弱かったので、盗塁し放題でした。しかし、私は常にバッター勝負を心がけておりましたので、答弁者の皆さんの答弁をしっかりとリードできるように、限られた時間、精いっぱい頑張りたいと思います。  きょうは、非常に世間も注目しております可視化の問題、この取り調べ録音

清水忠史

2015-06-05 第189回国会 衆議院 法務委員会 第20号

清水委員 日本憲法の中でも、絶対という言葉が入っているのは極めて珍しいんです。今大臣が述べられましたように、「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。」  なぜ絶対という言葉が込められているのか。戦前は、特高警察などによる拷問、それによる自白などが強要されてきました。二度とこのようなことが起こってはならないという思いも込められて、絶対に禁ずるというふうになったと考えます。  では、

清水忠史

2015-06-05 第189回国会 衆議院 法務委員会 第20号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  前回に引き続きまして、刑事訴訟法等の一部を改正する法律案、概括的質疑に立たせていただきました。  今週、法務委員会で視察に行きまして、原宿警察署、それから東京地方検察庁、そして東京地方裁判所と見てまいりました。やはり、視察に行くというのは、実際に現場を確認する、留置施設だとか取り調べ室だとか、非常にリアルに感じることができましたし、あと、現職の警察官

清水忠史

2015-06-02 第189回国会 衆議院 法務委員会 第19号

清水委員 この「検察の再生に向けて」の「はじめに」というところでも、村木事件を挙げた上で、「一連の事態は、国民に大きな衝撃を与えるとともに、」「特捜部に対する信頼を根底から失墜させた。そればかりではなく、」「刑事司法の重要な一翼を担う検察捜査公判活動全体への不信を招くことにもなった。」とあります。  厚生労働省元局長の村木厚子さんの事件では、こうおっしゃっておられます。供述調書は、たくさんの人

清水忠史

2015-06-02 第189回国会 衆議院 法務委員会 第19号

清水委員 「検察の再生に向けて」、検察在り方検討会議の提言、私も読ませていただきました。村木事件を初め、やはり冤罪事件を契機として、これを防止することが検察の再生の一つに位置づけられていたということは明らかだというふうに思います。  今、上川大臣も述べられましたように、例えば、密室における追及的な長時間の取り調べあるいは不当な誘導が行われることによって、事実とは違う虚偽供述調書が作成される、こういうことが

清水忠史

2015-06-02 第189回国会 衆議院 法務委員会 第19号

清水委員 日本共産党清水忠史でございます。  皆さん、大変お疲れさまです。七時間は長いですね。集中してやるというのも、本当に皆さん、気力、体力ともに要ると思うんですね。取り調べじゃなくてよかったなと。ここは可視化もされておりますし、追及的な質問もあったかもしれませんけれども、政務官や副大臣という心強い立会人もおられますので、上川大臣また山谷国家公安委員長につきましては、最後までよろしくお願いをいたします

清水忠史