1998-04-21 第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第9号
○参考人(清水喜八郎君) 今の問題に関連しては、これはビールス性疾患がほとんどであって、余り私はビールスに関して専門ではございませんけれども、恐らくその議論の中で出ていることは、病原微生物の検出はできなくても、少なくとも血清診断によって診断し得るであろうというのは、大体文献的な面からそういう御発言になったんだろうと思います。将来そういうことに努力をしてそういうものを日本につくるということに関しては、
○参考人(清水喜八郎君) 今の問題に関連しては、これはビールス性疾患がほとんどであって、余り私はビールスに関して専門ではございませんけれども、恐らくその議論の中で出ていることは、病原微生物の検出はできなくても、少なくとも血清診断によって診断し得るであろうというのは、大体文献的な面からそういう御発言になったんだろうと思います。将来そういうことに努力をしてそういうものを日本につくるということに関しては、
○参考人(清水喜八郎君) 今の御質問の趣旨のとおりでございまして、感染症の大学の講座をつくるということはいろいろな面で大変難しいものであると思いますけれども、私は全部の大学につくれということを言っているのではなくて、少なくとも日本で必要な感染症の研究者の人材を育てるために、日本の中の例えば十校なら十校というものに対して講座を設けたらよいであろうという考え方が一つ。 それからもう一つ、今のお話にございましたように
○参考人(清水喜八郎君) 私は、内科の感染症を専門にしている臨床医でございます。 一九六八年に、厚生大臣の諮問で、今他の伝染病対策のあり方というのが諮問されました。それで、その当時、私は若くてそのお手伝いをさせていただきました。それから、平成四年から第十六期日本学術会議の免疫感染症研究連絡委員会で、平成九年の二月に感染症対策の確立ということで報告を出しました。その報告の基本になっている資料が本日先生方