1950-05-01 第7回国会 衆議院 大蔵委員会 第63号
○淺岡参議院議員 それは過日参議院の特別峯員会において、徳田書記長を証人に喚問いたしましたときに、たまたま二月四日と思いますが、放送討論会におきまして共産党を代表した神山茂夫君が、ソ連地区で死んだ者は大体二十七万だろうということを言つておる。そこで三月十六日の徳田書記長喚問の際に、それを証言として求めたのでありますが、徳田証人は、それはどうもわれわれの党としては責任もてないということでありましたから
○淺岡参議院議員 それは過日参議院の特別峯員会において、徳田書記長を証人に喚問いたしましたときに、たまたま二月四日と思いますが、放送討論会におきまして共産党を代表した神山茂夫君が、ソ連地区で死んだ者は大体二十七万だろうということを言つておる。そこで三月十六日の徳田書記長喚問の際に、それを証言として求めたのでありますが、徳田証人は、それはどうもわれわれの党としては責任もてないということでありましたから
○淺岡参議院議員 大体数の問題につきましては、向うに残つておる人ということになりますと、これはなかなかはつきりわからぬのであります。こつちに一応帰つて来た人、今度の一部改正されました点について適用されるという人は非常に少いのであります。今までの調査によりますと、二十四年度は三十人くらい、二十五年度になると五十人くらい、合せて八十人くらいになるのじやないか。その金額にいたしましても、ほんのわずかの八千万円程度
○淺岡参議院議員 ただいま議題になりました特別未帰還者給与法の一部を改正する法律案の提案理由の説明をいたします。 特別未帰還者給与法は、一般の未帰還者に、原則とし(軍人軍属であつた未帰還者と同様の給与を与えることを、その内容といたしておるものであります。そのうち公務員たる未帰還者については、未帰還中において災害が発生した場合は、公務災害保障の適用が受けられない実情にあり、従つてこれらの人は一般の特別未帰選者
○淺岡信夫君 重ねてお尋ねしますが、その帰化した人は向うにおいて行動は自由なのでしようか。或いは自由でないのか。この一点ですね。
○淺岡信夫君 更にお尋ねしたいのですが、向うで、今のあなたの御証言の中に、向うに帰化した人が、過日のタス通信の発表によりますと、二千四百七十六名残つておるというようなことでありますが、そうした人達の中で帰化をした人があるのかないのか、或いは帰化した人がどの程度あつたということをお聽きしたいと思います。例えば、あなたがお出でになりましたマガタン市ですか、その附近における帰化した人の状況を御証言頂きたいと
○淺岡信夫君 今八名の人が残されたという証人の証言にありましたが、その八人の人はどういうふうな部類に属する方でありましようか。御証言を願います。
○淺岡信夫君 只今議題となりました特別未帰還者給與法の一部を改正する法律案の提案理由の説明をいたします。 特別未帰還者給與法は、一般の未帰還者に、原則として、軍人軍属であつた未帰還者と同様の給與を與えることをその内容といたしておるものであります。そのうち公務員たる未帰還者については、国又は地方公共団体から支給される給與と、この法律による給與とが重複する場合がありますので、現行法の第三條においては、
○淺岡信夫君 然らばその中に我々は二十数万と予想されると、その新帰還者を敵の謀略に……、一体敵という言葉はどういう意味でありましようか、誠にこれは、考えようによつては共産党以外の者は皆敵とも言える。そういう考え方を証人からお尋ねしたい。
○淺岡信夫君 先程徳田証人は事務局のやつたことであるからそうした小さなことは……、自分は大きなことだけをやつている、そこで私は証人にお尋ねしたい。この日本共産党中央委員会事務局から各府県地区委員会宛に出された通牒、これを事務局がやつているから知らんという。で書記長として知る知らんは別問題といたしまして、これに対する責任をおとりになられるかどうかということを尋ねしたい。
○淺岡信夫君 昨日衆議院の考査委員会に私終日傍聽をいたしておつたのでありますが、その考査委員会におきましての証人、共産党書記長徳田球一君の証言に対して、去る三月十六日当委員会において、徳田書記長を証人として喚問いたしました際の証言と、昨日の考査委員会における証言とに食違いがあるのであります。この点に関して一、二当委員会におきましての証言の箇所を申上げますと、三月十六日特別委員会の速記録第十五号のその
○淺岡信夫君 証人十五名の喚問の件でありまするが、これは先程委員長、理事に御一任を願つたのでありまするから、委員長、理事がこれを決定して、委員会には報告しないでそのまま処理するということを、一応御確認願つて置きたいと思いますが、お諮り頂きたいと思います。
○淺岡信夫君 その前に一つお諮りして頂きたいのですが、二十二日のタス通信のソ連地区の引揚完了という発表がなされたのでありますが、この問題に対しましては当委員会といたしまして、或いは参議院といたしましても、国民はこれがために非常な衝動を受けるのみならず、その留守家族の身に取つて見ますと断腸の思いがすると申しますか、もう表現のしようがありません。これに対してこの委員会を代表して、緊急質問を政府にして、そうしてこの
○淺岡信夫君 中央建築士審議会というものは如何にも中央建築士というのがあるようですから建築士中央審議会というふうにしたら如何ですか。
○淺岡信夫君 今の説明で水面というものは、要するに水産関係のものだということの御説明があつたのですが、ここに特に土地という問題に対しましては、これは農業なり、或いは林業なりいろいろありましようが、ここに鉱物というものが掲げてありますが、そうした面に対してただ單に水面というだけで、ちよつと理解に苦しむ点があるのでございますが、こうした点に対して、今の説明を伺えば成る程水産関係ということは分るのですが、
○淺岡信夫君 この第二條の二項の「開発計画は、北海道における土地、水面、山林、鉱物、電力その他の資源を総合的に開発するための計画とし、その範囲については政令で定める。こうありますが、その水面というものは、これは何ですか。どういう範囲のものを指しておるのでありますか。
○淺岡信夫君 そうしますと今の説明によりますと、この北海道というものは、曾て或いは広島の平和都市建設法とか或いは長崎の国際都市建設法というようなものにありましては、この住民投票というものを出したのでありまするが、この北海道開発法というものに対しては今の説明でその必要はないということなんでございますね。
○淺岡信夫君(続) 院外においても、今や引揚促進の一大国民運動が展開されんとしている現状であります。これに鑑に、参議院としては、院議を以て本件の真相……(「議長は公平だから大丈夫だ」と呼ぶ者あり)究明につき緊急万般の努力を拂い、且つその処置について断乎たる方針を以て臨むよう強く政府に勧告するの要を切に痛感し、賛成するものであります。(拍手、「紙芝居だ」「もつとやりなさい」「何のために政府に頼む、頼む
○淺岡信夫君 私は草葉君の動議に賛成するものであります。 ソ連に抑留されている我が同胞の運命は、国民の最大の関心事の一つであるのみならず、今日では由々しき人道の問題として世界の話題とさえなつておるのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり、拍手)これが帰還を促進する問題は漸く急迫の度を高めておる。この際我々の最と憂慮することは、日本国内に合法政党として存在する日本共産党のこの問題に対する態度であり、
○淺岡信夫君 議事進行について……。今北條委員からもすでに話が出ておつたのですが、併し先程のようなふうに中野委員の質問、或いはそれに対して委員長が答える、更に質問をして行くという、そういうふうな行き方で行くのがいいのか、或いは各委員の質問があれば、その質問を聞いて行くのがいいのか、或いは一つ一つの事項について全委員が質疑し合つて行くのがいいのか、そうした問題を委員会がお決め願えれば……。さもなかつたら
○淺岡信夫君 委員長理事打合会におきまして、大体のこうした調査経過の概要ができておるのでありまして、今その質疑応答のさ中でありまするが、大要は、ここまで持つて来られるのは相当審議された結果だろうと思うのであります。そこで只今北條委員が言われましたように、その字句の訂正とか、或いはそういう程度のもので、大要というものはすでに委員長、理事において打合せなされたことでありますから、勿論各委員のそれに対して
○淺岡信夫君 今中野委員からいろいろと委員会のやるべき仕事は他に多々あるということでありますが、この問題に対しましても、すでに委員会としては重要なる問題になつておるのでございます。のみならず国民はこの委員会の在り方について注視している、すでに十八日の委員会におきましても只今の件については委員長から詳細御報告になつておる。そこでこの二名の証人を喚問するということに対して本員は賛成するものであります。
○淺岡信夫君 十六日の問題に対して、私は誠に参議院の権威のために断乎たる処置をとらなければいかぬということを特に強調するものであります。それは少くとも委員会が形成されて議事の進行に入つて行つたとき、計画的に衆議院議員は、丁度私の席の後に十名近く陣取つておられて、そうして委員長を牽制し、委員を牽制し、委員会それ自体を牽制し、而も宣誓の前後における状態、遂に一党の責任者、証人台に立つておるところの徳田書記長自身
○淺岡信夫君 委員長の只今のお話ですと、この間十六日には甚だしく議事が妨害された。今後そうしたものの起らないようにということに対してのことでありまするが、すでに起つた問題に対して処置をどうするかということに対しての、これはまあ委員長のお話ですと今後の問題に対してという意味で、起つた問題をどうするかということに対してどういうふうにお考えでしようか、お尋ねいたします。
○淺岡信夫君 先程の北條委員の動議に賛成するものでありまするが、先程中野委員が菅季治の問題を出されましたが、菅通訳を呼べということは私が強調したけれども、今日までそれがなされていない。ところが菅通訳がすでに特別委員会、朝日新聞、アカハタに書面を送られた。その書面はアカハタ並びに朝日新聞に載つているが、アカハタはそれに対して歪曲をして載せておる。そういうことは判然としておる。そうした問題を今後この委員会
○淺岡信夫君 大体委員長は中野委員ばかりを発言さしている。先程から本委員がいろいろと発言を要求しているのに一向許さん。片手落なことをしちや困る。今北條委員が動議を出したように、その動議を取上げて一つ進行を願いたい。
○淺岡信夫君 大体中野君の説明を私共伺つておりまして、これは委員長理事打合会ということにずつと二十三日の後にもなりましたが、それには大体各会派代表の委員が出ております。更に昨日の委員長理事打合会におきましても、各会派から皆出ておつて、そうしていろいろと御審議を願つたのであります。そこで私はその二十三日の時に大体十五日に大連事件、更に十六日には徳田書記長をということは申合事項でありまして決定事項ではありません
○淺岡信夫君 私は先月の二十三日に、委員会で以て一対十四という数字で、徳田書記長を証人に喚問するという決定があつた。日時の点は、門屋委員から速記録ができて、その上で一つ決定をしよう。そのときには委員長理事打合会ということになつておりましたが、正式の理事は決定しておりませんので、各会派を会表してという形におきまして打合がされて、更に昨日委員長理事打合会ということでございましたが、これもやはり正式に理事
○淺岡信夫君 時間は何時ですか。
○淺岡信夫君(続) 只今議長から御注意がございましたので、こうした引例が四つ出ておりまするが、速記録に載せさして頂くことにいたしまして、結論を読みます。 私はこれらの口供書に盛られた非難評価は困難なことであると告白せざるを得ない。これらの口供書は、それに包含する日本共産党の書記長とソ連官憲との直接関係を示すものであつて、重大な事犯であり、それによつて前者はみずからを数千の同胞日本人の生命に対する
○淺岡信夫君 私は自由党を代表いたしまして、総理大臣並びに法務総裁に質問をいたしたいと思います。 昨年の十二月二十一日、許されて対日理事会を傍聽いたしました。その後第百八回までの対日理事会の大半を傍聽いたしたのでございまするが、去る三月一日の第百八回の対日理事会を傍聽いたした折、事務局からそのシーボルド議長の声明書を手交されたのであります。私はこの声明書を本院で朗読いたします前に、昨年十二月二十一日
○淺岡信夫君 私は今北條委員が言われました点につきましても同様でありまするが、私は全般的な問題を指したのでありまして、証人は証書としての制約を受けないことを骨子といたしましてや広範囲に亘つて、それはどの部門に属そうが、或いはどの範囲に亘ろうが、十分に不覊奔放に証言を頂きたいと思います。
○淺岡信夫君 カラカンダ地区の問題、一般調査ということになつておりまするから、一言詳細に十分御証言を願うようにして頂きたいと思います。
○淺岡信夫君 十八日の委員会に私おりませんで分りませんが、大体委員長理事会においてのいろいろなこの問題の取上げ方につきましては、数時間に亘つて論議され、而も中野委員もその委員長理事会にオブザーバーとして出ておられ、相当の発言をなされておつたのであります。そこでこの通訳の管君を呼ぶということは、理事会において私が慫慂したのである。ところが事務局のいろいろな手抜かり、或いは遺憾な点があつて、今日の委員会
○淺岡信夫君 そういたしますと、この観劇をする、映画でも演劇でも見る人の数というものは、仮に税率が下つて行けばそれ以上に殖えるということなんですね。
○淺岡信夫君 シャウプ勧告によりますと十五割の税が今度十割になる、まだこれは実際実施していないのですが、理想とすれば映画が五割、演劇が二割というふうに只今おつしやつたのでございますが、シャウプ勧告は十割ということですから、なかなか今の政府としてやれない。そういう点につきまして一遍にこれは十割の映画が五割になり、十五割の演劇が二割になるということであれば、これは理想でございますが、その間に相当の時日を
○淺岡信夫君 今映画は五割、演劇は二割ということが最も理想であるということを大谷さんおつしやつたのでございますが、そうしますとシャウプ勧告によりまして、現在十五割のものが十割ということでありますと、この間が非常に差がまだあるのでございますけれども、そうした点につきまして何かお気付きの点がありましたら、もう少し聞かして頂きたいと思います。
○淺岡信夫君 今の点につきましてお尋ね申上げますが、今土田証人は、第一船が十二月に出るまでは不足を感じなかつたということでございまするが、そうしますと、当時あなたの所管されておりまする館員の方々、そうした方々の月々の費用がどの程度かかつておつたか、或いは敗戰時どのくらいの手持金が所管内にあつたか、その二点を一つ御証言頂きたいと思います。
○淺岡信夫君 只今土田証人、岡崎証人から縷々当時のこの送金の問題に対しまして御証言があつたのでございまするが、私共初め華中から引揚げて来られました大半の方々の意見を総合いたしますると、こうした面に盡きると思うのでございます。私の手許にも数千通のこの問題に対する問合せが来ておるのであります。そうした関係で、その他同僚議員におきましても随分沢山の書類が参つておると思いますが、その一つをここで御披露いたしまして
○淺岡信夫君 議事進行について……今日の議事の進行につきましては、どういうふうに委員長の方でお考えでございましようか。一つ委員長の方で一応こういうふうな段取りで行くんだとこういうことの御説明があれば聞かして頂きたいと思うのですが……
○淺岡信夫君 この問題は水久保委員の提案によつて、いろいろ論議されました結果、すでに決定を見たのであります。でありまするから、いずれであろうと決定を見た事項であるならば、決定事項に従つて御審議頂きたいと思います。
○淺岡信夫君 この問題につきましては、委員会におきまして証人の顔触れが決定いたしましたときに、水久保委員からの提案がありまして、いろいろ只今中野委員の言われましたようなこと、或いは天田委員の申されましたようなこと、そうしたものがいろいろ検討されました結果、すでに決定した問題であります。でありますから、決定した事項として進行して頂きたいと思います。
○淺岡信夫君 この問題につきましては、すでに各委員も御了承のことと思います。三日の衆議院との合同打合会におきましても、この問題がやはり大きく取上げて頂くことになつておりますので、どうしてもこの問題の根拠をなしますところの十倍の調整金という問題につきまして、その使途がどういうふうであつたか、それをはつきりとさすために、当時の公使でありました土田豊、並びにそうした経済関係を担当しておりました責任者である
○淺岡信夫君 今木下委員からの議事進行についての御意見、誠にその通りだと思うのです。併しただ問題は、先程北條委員も言いましたように、その根本の問題だけは明らかにして置かないと、如何なる証言を聞いておつても、そのよつて来る所は漠としたことになると思います。私共は先に聞きましたその結論だけを簡單に御証言を願えれば結構だと思います。その点を一つ。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○淺岡信夫君 藪崎証人にお尋ねしますが、只今北條委員からの証言を求められたことにつきましては、十分了承いたしたのでありますが、この日本の当時の国策に準じまして、そうして父祖伝来の土地を捨てて大陸に行つた。当時満洲事変の直後におきまして、百万戸五百五移住という声が非常に国内で挙つて、武裝移民団というようなことで第一次団長山崎団長、第二次団長宗団長というようなことで送られた。当時は武裝移民団と言われた。
○淺岡信夫君 証人の証言を求めるに際しまして、証人の持たれる資料、材料等を手許に置かれて、そうして正確なる御証言を願えるよう、委員長から特に証人にお話を願いたい。