運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
194件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1949-05-12 第5回国会 衆議院 農林委員会 第20号

深澤委員 昨日もちよつと質問して、まだ明確になつていないのでありますが、本法案は、現在全國に起つておりますところの、非常に荒廃した日本農地の積極的な改良面に、これが利用されることが望ましいのでありまするが、一体この法案が通過いたしますれば、ただちにこれを積極的に実行するという積極性を持つた法案であるか、あるいは下からそうした土地改良要求があつた場合に受けて立つ法案であるか、この法案のそういう積極性

深澤義守

1949-05-12 第5回国会 衆議院 農林委員会 第20号

深澤委員 もちろん人口増加により輸入は減少できない。この点はよくわかるのであります。しかしながらもしこの土地改良事業が起らなかつたならば、人口増加の分だけはそれだけまた輸入を殖やさなければならぬ。これははつきりしております。從つてそういうふうに輸入を増加しますならば、やはりそれだけは補給金というものは殖えて行く、從つて土地改良事業をやるのであるから、殖やすべきものを殖やさないで済むのでありますがゆえに

深澤義守

1949-05-12 第5回国会 衆議院 本会議 第27号

深澤義守君 ただいま提出されました本案に対しまして、日本共産党を代表して反対の意を表明するものであります。  まず、日本民主化の基盤であるところの農地改革がいまだ十分に行われていないがために、全日本の働く農民の間から第二次農地改革完遂の熱烈な要求が出ているのであります。それにもかかわらず、この第二次農地改革完遂に逆行するところの本案を提案することに対しましては、われわれは絶対に反対せざるを得ないのであります

深澤義守

1949-05-11 第5回国会 衆議院 農林委員会 第19号

深澤委員 日本農業実情から零細化したのは当然であると大臣は言われる。そうしてその原因は、物納金納なつたということであると今申されたのでありますが、一体大臣物納金納なつたことが不合理な処置であつたとお考えになるかどうか、そういう点についてひとつお伺いしたいのであります。

深澤義守

1949-05-11 第5回国会 衆議院 農林委員会 第19号

深澤委員 農地調整法の一部を改正する等の法律案提案理由説明に、今までの農地改革が非常に好成績で終つたというようなことがいわれておるのでありますが、この点についてまずお伺いしたいと思います。それは農地改革以前におきましては、農民の一戸当り耕作反別は一町以上であつたのです。しかるに農地改革後の今日におきましては、農民の一戸当り経営面積は七反余に減つておるという事実であります。これは一体どういうところに

深澤義守

1949-05-10 第5回国会 衆議院 農林委員会 第18号

深澤委員 そういう明瞭でないものを法律の中に入れて、あとで問題が起る可能性があると思うのでありますがその点はどうですか。だから明確な内容盛つたものを法律の中に入れる必要があるのではないか、中京地区というような漠然とした、常識で使われる言葉を法律に入れることによつて、かえつてその実施にあたつて非常な混乱が起きる可能性があるのではないかと考えられますが、その点はどうですか。

深澤義守

1949-05-10 第5回国会 衆議院 農林委員会 第18号

深澤委員 この中京の問題でありますが、先ほど坂本委員からも申されましたように、法律としてやる場合におきましては、中京地区の概念が明確でなければいけないと思います。われわれの考えでは、中京と言えぱイコール名古屋考えております。これはニック・ネームか何か、そういうことに解釈いたしておるのであります。提案者の御説明によりますと、中京地区という廣汎な地域を予定されているようでありますが、一体中京という内容

深澤義守

1949-05-07 第5回国会 衆議院 内閣委員会農林委員会連合審査会 第1号

深澤委員 その問題につきましては、また細部にわたつて御質問申し上げますが、第二点といたしましては第四條の四十五、四十六、四十七の問題であります。四十五におきましては、「主要食糧供出の割当を行うこと。」。四十六におきましては、「主要食糧を買い入れ、賣り渡し、加工し、交換し、交付し、又は貯藏すること。」第四十七は「主要食糧の價格を決定すること。」というのが農林省の権限の中にあるのであります。主要食糧

深澤義守

1949-05-07 第5回国会 衆議院 内閣委員会農林委員会連合審査会 第1号

深澤委員 農林大臣のお氣持はよくわかつたのでありまするが、現在農林省機構といたしましては、特に地方などにおきましては人員の非常に少い関係において、往々にしてそのうちの事務官憲が非常に不親切になり、十分に農民を指導し、啓発することができないような事情にあると思うのであります。從つて今述べましたような農林省任務を完全に遂行するためには、農林省自体は、相当人員をふやさなければならないということになると

深澤義守

1949-05-07 第5回国会 衆議院 内閣委員会農林委員会連合審査会 第1号

深澤委員 まず農林省任務の問題についてお伺いしたいのでありますが、農林省の官制が廃止せられまして、本法案に基く新たなる農林省機構がつくられるということになるのでありまするが、これは從來の官僚機構を脱皮いたしまして、眞に國民の公僕として、農林畜水産業並びに農山漁家のために奉仕するところの農林省になるのであるというぐあいに私は考えております。そういう意味から、第三條に規定しておりますところの農林畜水産業

深澤義守

1949-04-25 第5回国会 衆議院 農林委員会 第13号

深澤委員 それから十七條に、「獸医師でなければ、家畜の診療を業務としてはならない。」という問題があるのでありまするが、現在日本農村においては、非常に獸医師あるいは獸医手の数が少いために、経驗者やあるいは巧者の人が近隣のやつをめんどうを見るというような事例が多々あると思うのであります。ところがこの業務という字の解釈によりましては、そういうものが、この十七條違反として二年以下の懲役、十方円以下の罰金

深澤義守

1949-04-25 第5回国会 衆議院 農林委員会 第13号

深澤委員 日本農業と密接結びついておる獸医手の諸君の問題につきましては、各委員の方々が、すでにこれは何とかしてその資格を確保しなければならないというような意見でありますから、これ以上申しません。  次に法案内容でありますが、大体今度の法案は、旧法と比較して非常に苛酷な内容を持つておる。それは第五條の免許を與えないことがあるというような條件の中に、罰金以上の刑に処せられた者はだめであるというような

深澤義守

1949-04-25 第5回国会 衆議院 農林委員会 第13号

深澤委員 獸医師法の制定が大体政府考えておるところは、獸医師の技術の最高水準を確保して行くというようなところに重点が置かれていると、われわれは解釈できるのであるが、今日の日本実情といたしまして、日本農業畜産業との関係を深く考えなければならぬ。未曽有荒廃の時期当面しておる日本農業が復興するためには、多角的な農業考えなければならぬ。そのために畜産業というものを必要とする。その畜産業を擁護

深澤義守

1949-04-15 第5回国会 衆議院 農林委員会 第10号

深澤委員 非常な低賃金で長い間苦しんでいる、その日給中にはさらに家族手当及び道具代も含んでいるという見解を当局は持つている、そういうことを言つておるそうでありますが、そういう状態において非常に苦しんで來た労働者に対してこの際賃金体系が一應確立されたならば、その今までの犠牲を遡及して政府が負担する必要があるということをわれわれは考えているのでありますが、その点をひとつ伺いたい。

深澤義守

1949-04-15 第5回国会 衆議院 農林委員会 第10号

深澤委員 四國におきましては、二十三年八月以來二千九百円ベース支拂いをされてお。九州その他全國においては、二十四年一月から三千七百円ベースのままにおいて扱われておる。すでに六千七百円ベース一般に実行されておるにかかわらず、ここだけが取残されておる。この問題に対しては、早急に何らかの対策を立てて、四國においては二十三年八月以降、それから九州並びにその他全國においては二十四年一月以降、大体政府のきめられた

深澤義守

1949-04-15 第5回国会 衆議院 農林委員会 第10号

深澤委員 今林野局長官からのお話によりますと、山地において非常に経費がかかつておるというような御説明がありましたが、一般林業労働者に対しまする支拂いは、非常に今日一般から見まして惡いのであります。たとえて申しまするならば、四国方面におきましては、現在山林関係労働者に支排われておる賃金は、二千九百円ベースで支拂われておる。九州方面においては、三千七百円ベース、その他生國においても、おそらくこういう

深澤義守

1949-04-13 第5回国会 衆議院 農林委員会 第9号

深澤委員 まず大臣にお伺いしたいことは、経済原則の九項の、食糧供出計画能率を向上するという問題の解釈でありますが、われわれはこの食糧供出能率を向上する根本的な問題は、生産費を償う米價を決定し、生産資材を十分に供給することが根本的な問題であると思う。しかるに政府農民に対して追加供出を法制化するというような、あくまで強権的な方法しか考えておられない。この経済原則の九項の、食糧供出計画能率

深澤義守

1949-04-12 第5回国会 衆議院 農林委員会 第8号

深澤委員 農民生産意欲を十分発揮させるということに対して、大臣が御賛成になるならば、このたび問題になつておりますところの食糧確保措置法の改正を行いまして、追加供出を法制化するということは、まさに農民生産意欲を極端に押えるものである。これは大臣の今言われたことと逆行する方向である。この点についておそらく全國の農民が反対しておる。これをあえてやろうとすることは、今大臣が言われたその信念と相反することになる

深澤義守

1949-04-12 第5回国会 衆議院 農林委員会 第8号

深澤委員 日本経済自立立場から、日本食糧の独立の立場から申しまして、食糧の自給自足の問題を解決するということは、大臣も言われたようにわれわれも同感でありますが、その立場に立つて、まず食糧確保の問題が、日本の政治の上に重点的に考えられなければならないという状態にあるにかかわらず、非常に農村関係が虐待されておるというこの事実、これは農林当局がより以上の熱意を持つて、閣内においても、あるいは國際的

深澤義守

1949-04-12 第5回国会 衆議院 本会議 第16号

深澤義守君 ただいま提案されました本決議案に対しまして、日本共産党を代表いたしまして賛同の意見を述べんとするものであります。  まず、このたび吉田内閣が行わんとするところの政策は、日本産業荒廃に導くものであるということをわれわれは考えております。われわれは、産業防衛のために、農業防衛のために断固として闘わなければならないというこの見地から、本案に対して賛成せんとするものであります。  第二

深澤義守

1949-04-01 第5回国会 衆議院 農林委員会 第6号

深澤委員 政府予定計画よりも今年度は非常に増産されておるというようなことが報告されておりますが、政府需給計画を立てます場合におきまして、消費者の実際に必要とするものを根拠にして需給計画を立てられておるのかどうか、予定計画よりも非常に増産されておると申しましても、木炭におきましても、まきにおきましても、消費者はなお相当の不足を感じておるのであります。どこに根拠を置いてこの需給計画を立てられておるのか

深澤義守

1949-03-30 第5回国会 衆議院 農林委員会 第5号

深澤委員 予備審査の期間におきまして質疑應答がありまして、農林大臣の御答弁によりますれば、配給公團に対する存廃問題にふれておつたようでありますが、われわれといたしましては、配給公團消費者並び生産者から非常な非難を受け、しかもその運営方法というものは、必ずしも全国民がこれを喜んで受入れていなかつたという事実があるのであります。従つてこの公團問題に対しましては、われわれは根本的に切りかえなければならないという

深澤義守

1949-03-29 第5回国会 衆議院 農林委員会 第4号

深澤委員 この食糧公團並びにその他の公團の成立する際の議会議事録を読みましても、この運営がややともすれば官僚的なものになるおそれがあるということで、議会附帶決議といたしまして諮問機関を設けるということが決定されておるようでありますが、今まで運営して参りました公團運営の上に、この諮問機関がいかなるぐあいに活用されておるかということについて、お伺いいたしたいと思います。さらにわれわれはこの食糧農業

深澤義守

1949-03-29 第5回国会 衆議院 農林委員会 第4号

深澤委員 食糧公團につきましても、その他の公團にいたしましても、日本農業食糧に重要なる関係を持つておることは申し上げるまでもないのであります。しかるにこれらの公團が、生産面あるいは消費者側から相当非難を受けて來ましたことは、また間違いのない事実であります。そういう関係から考えましてわれわれはこの食糧公團存廃と、今後の機構改革に対しましては、全國民が非常な関心を持つておるということを考えるのであります

深澤義守

1949-03-28 第5回国会 衆議院 農林委員会 第3号

深澤委員 薪炭買上げが一時停止されたことは、生産者に対して非常な大きな損失を與えていると思います。さらに生産意欲に対しましても、大きな影響があると思うのでありますが、これは一体いかなる原因によつてこれが行われたか、資金の関係であるか、あるいは需給関係であるか、あるいはまた機構改革を前提としての処置であるか、こういう問題について政府はどういう方針買上げの一時停止をやつたのかということをはつきりお

深澤義守