1993-03-05 第126回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
○深山説明員 警察庁といたしましては、個々具体的な団体別の犯罪統計といったものは従来からとっておりません。したがいまして、特定の宗教団体に関する事件あるいは今御質問の一一〇番の受理件数といったものは把握いたしておりません。 しかしながら、警察といたしましては、当然のことながら、いかなる事案であろうとも、違法行為があるならば厳正、公平に対処していく所存でございます。
○深山説明員 警察庁といたしましては、個々具体的な団体別の犯罪統計といったものは従来からとっておりません。したがいまして、特定の宗教団体に関する事件あるいは今御質問の一一〇番の受理件数といったものは把握いたしておりません。 しかしながら、警察といたしましては、当然のことながら、いかなる事案であろうとも、違法行為があるならば厳正、公平に対処していく所存でございます。
○深山説明員 お尋ねの坂本弁護士一家の失踪事件につきましては、平成元年の十一月十五日に公開捜査に付すとともに、同十七日に神奈川県磯子警察署に百二十名による捜査本部を設置し、現在も同様の体制のもとに、引き続き現場付近の不審人物、不審行動者等に関する徹底した聞き込み、あるいは失踪者坂本弁護士が取り扱いました事件をめぐる紛議の内容等の検討とこれに関連する関係者の事情聴取、公開捜査により入手しました情報の分析
○深山説明員 自衛隊機によります事故が刑罰法令に触れる場合でありますが、一般的には警察の捜査と自衛隊における捜査、これは御承知のとおり警務隊における捜査でありますが、これが競合することになるわけでございます。事故の内容、被害の程度等事案を総合的に判断いたしまして、適正かつ効率的な捜査が行われるよう警察と自衛隊が協議の上、捜査方針、捜査の分担などを判断してこれに当たっているところでございます。住民を巻
○深山説明員 御指摘の点につきまして新聞報道があることは承知いたしておるところでありますけれども、そのような結果になるかどうかにつきましては、御承知のとおり現在まだ専門家の方で鑑定いたしておりますので、その結論を私どもとしてはまだ入手してないという段階でありますので、そのように断定するのはどうかというふうに考えるわけであります。 いずれにいたしましても、そのようなことの可能性というものはあるわけでありますので
○深山説明員 先生御指摘のように、亀山のCTC、これの優先でこがいろいろな意味で事故につながったのではないかという面での捜査も現在行っているところでありますけれども、現時点におきましては、まだ事情聴取、さらには操作が具体的にどうなされた場合にどういう作用をなすのかといったことの鑑定を行っている段階でありまして、結論を得るには至っていないということであります。いずれにいたしましても、この点も含めて総合的
○深山説明員 お答えいたします。 本件事故につきましては、これまでの捜査によりまして、事故当時、信楽高原鉄道列車は信楽駅の出発信号が赤から青にならないために手信号による代用運行で出発したこと、一方、JR列車は、このような場合には本来小野谷信号場の出発信号が赤を現示し、停止すべきところ、青であったためそのまま進行したこと等が判明しているところであります。このことから、閉塞装置と信号装置との連動システム
○深山説明員 お答えいたします。 亀山CTCに御指摘のような優先てこが設置されておりまして、事故当時同てこが操作されていたということは承知いたしております。この優先てこの機能あるいは設計施工の状況、あるいはその操作状況と本件事故との関連性については、現在捜査を進めているところでありまして、これまでのいろいろな資料の分析だとかあるいは関係者からの事情聴取、そういったことを踏まえましてさらに現在専門家
○深山説明員 本件捜査につきましては、御承知のとおり信楽高原鉄道の運行関係者が多数亡くなっておるということが一つあるわけであります。また、本事故に関連しまして、信号故障の際に用いられる代用運行上の問題点あるいは閉塞装置と信号装置との連動システム等々の問題点、及び同関連器具操作上の問題点、これは御承知かと思いますが、優先てこなどの問題でございますが、そういったものが複雑に絡み合っていることなどから科学的
○深山説明員 お答えいたします。 本件事故につきましては、これまでの捜査によりまして、事故当時、信楽高原鉄道列車は、信楽駅の出発信号が赤から青にならないため手信号による代用運行で出発したこと、一方、JR列車は、このような場合、本来小野谷信号場の出発信号が赤を現示し停止すべきところを、青であったためそのまま進行したということが判明しており孝す。このことから、閉塞装置と信号装置との連動システム及び信号
○深山説明員 お答えいたします。 滋賀県警察におきましては、事故発生とともに水口警察署に業務上過失致死傷容疑事件として捜査本部を設置し、乗客、列車運行関係者等からの事情聴取、現場及び事故車両の検証、押収資料の分析検討、部外の専門家に対する鑑定の嘱託など、全力を挙げて事故原因の究明及び刑事責任の有無について捜査を推進しているところであります。 これまでの捜査により、事故当時、信楽高原鉄道列車は、信楽駅
○深山説明員 お答えいたします。 埼玉県警察におきましては、事故発生以来行方不明者の救生活動に当たるとともに、事故概要の把握など所要の初動活動を実施し、現在業務上過失致死傷容疑事件として、工事関係者等からの事故概要等についての事情聴取などを行っておりますが、御承知のとおりいまだ一名の作業員が行方不明となっておるわけでありまして、その捜索活動に全力を尽くしているところであります。 これまでの工事関係者等
○説明員(深山健男君) お答えいたします。 千葉県警察におきましては、事故発生とともに、行方不明者の救生活動、事故概要の把握など所要の初動活動を実施するとともに、松戸警察署に刑事部長を長とする七十名での捜査本部を設置して、業務上過失致死容疑事件として、工事関係者などからの事情聴取、千葉県及び施工業者計三カ所に対する捜索、事故現場の実況見分など事故原因究明のための捜査を行っているところであります。
○深山説明員 お答えいたします。 去る九月二日に信楽高原鉄道本社内に信楽高原鉄道運行再開準備室というものが開設されまして、運行再開に向けまして諸準備が進められていることは私どもといたしましても十分承知いたしているところであります。警察といたしましては、本件事故原因を究明するため、現在押収した資料の分析や鑑定などを行っているところでありますが、既に事故で破壊されました列車等については仮還付するなど、
○深山説明員 お答えいたします。 私の方からは、暴力団の海外進出状況についてお答えいたしたいと思います。 暴力団は、けん銃とか覚せい剤といった禁制品を我が国に密輸入する、あるいは日本人観光客に対して合法、非合法のサービスを提供するといったような新たな資金源活動を求めまして、フィリピンとかタイなどの東南アジア諸国あるいはアメリカ西海岸、ハワイ、サイパン、グァムといったようなところに進出が顕著になってきておりまして
○深山説明員 お答えいたします。 警察は暴力団組織の壊滅ということを目指しまして、首領、幹部を初めとする構成員の大量検挙あるいは資金源犯罪に対する徹底的な取り締まりあるいは銃器に対する取り締まりといったことを基本にいたしまして強力な取り締まりを行っているところでございますけれども、暴力団の存在を支えあるいは暴力団犯罪を助長するような社会的基盤をなくしていくということで、暴力団をあらゆる職域、地域から
○説明員(深山健男君) その文書自体につきましては、私ども直接には承知しておりません。しかしながら、先生御指摘のとおり、暴力団追放運動につきましては全国的に今盛り上がっておりまして、その多くは地域の住民の方が本当に心から怒りを感じて立ち上がっておられるわけでございまして、警察といたしましては、そういった対象団体に対する徹底的な取り締まりはもとよりでございますけれども、関係団体から何らかの被害を受けることが
○説明員(深山健男君) お答えいたします。 暴力団小桜一家は、鹿児島市を中心に同県内一円に勢力範囲を有しておりまして、構成員としては約四百九十名を把握いたしております。警察といたしましても、同一家に対しその壊滅に向けて徹底した取り締まりを行っているところでありますが、ちなみに、昨年は同一家構成員百五十二名を暴行、傷害、恐喝、覚せい剤取締法違反等で検挙いたしておるところでございます。
○説明員(深山健男君) お答えいたします。 暴力団取り締まりのいわゆる第一次頂上作戦が実施されました昭和三十九年、暴力団を壊滅させるためにはその資金源を断つことが必要であるという観点から、法務省、国税庁及び警察庁が協議し、暴力団に対して厳正な課税措置を講ずるということにしたのであります。具体的には、警察が捜査活動などを通じまして暴力団の所得を把握した場合には、その都度対応する税務署に通報いたすことにいたしておりまして
○説明員(深山健男君) 暴力団の資金源活動というものはますます多様化、巧妙化しておるわけでございますが、地上げなど不動産取引に対する介入、関与が顕著となってきているところから、警察といたしましても不動産業への暴力団の介入実態の把握に努めるとともに、市民からのこの種事案の相談に積極的に対応し、刑事事件となるものにつきましては徹底した検挙を図ってまいる所存でございます。 また現在、不動産業からの暴力団排除
○説明員(深山健男君) 検挙事例から見ますと、暴力団が不動産業者から地上げを依頼され、その報酬として億単位の資金を得たという事例もあり、地上げが彼らの重要な資金源の一つとなりつつあるという現状ではないかと考えるわけでございます。また最近、不動産取引に暴力団が介入して困っているということで市民からの相談件数というものが急増いたしておりまして、全国の警察で受理いたしました相談件数は、六十一年中に千九百九十三件
○説明員(深山健男君) お答えいたします。 最近、都市部におきます地価高騰を背景としまして、地上げに暴力団が関与し、不法な行為を敢行する事案が目立っております。さきに実施いたしました地上げに絡む不法事案の実態調査によりますと、全国の都道府県警察において検挙しました地上げに絡む不法事案は、昭和六十一年中に八件、本年六月末現在で二十件でありますが、このうち暴力団が関与したものは昭和六十一年については八件
○説明員(深山健男君) 御指摘のようなケースがあることは私どものところにも報告があるわけでございますが、このような事態に対処するため、警察庁といたしましては検挙事例などを取りまとめまして紹介するなどによりまして第一線の警察を指導をいたしておるところでございます。 さらに、警察といたしましては関係機関、団体等との情報交換を積極的に行うとともに、捜査活動その他、あらゆる警察活動を通じまして、暴力団の資金源
○説明員(深山健男君) 警察といたしましては、暴力団の壊滅に向けましては警察独自による取り締まりということとあわせまして、関係機関、団体との連携のもとに、あらゆる地域、職域における暴力排除活動というものを展開していくことが大事であるというふうに考えておりまして、先生今御指摘の岡山におきます県民会議のような組織は、現在全国で十五の道府県において既に結成されているところでございます。警察庁といたしましても
○説明員(深山健男君) お答えいたします。 警察といたしましては、暴力団の建設業への介入に対処するため、これまで建設業をめぐる暴力団犯罪につきまして取り締まりを徹底してきたところでありまして、昨年も全国で二百十七件、百八十九名の検挙をいたしております。今後とも建設業に絡む暴力団犯罪の取り締まりを徹底するとともに、関係省庁との必要な情報交換を積極的に行いまして、建設業界からの暴力団排除の施策を推進してまいりたい
○説明員(深山健男君) お答えいたします。 最近、不動産業者が土地取引、特に地上げに暴力団を利用したり、あるいは暴力団が地上げに介入したりする事案というのが増加しておるわけであります。全国の警察において昨年一年間、いわゆる地上げ等不動産取引に暴力団が介入し、市民が困っているなどということで相談を受けました件数は千九百九十二件に上っておるわけでございます。この中には、本年三月、都内目黒区内で発生いたしました
○説明員(深山健男君) 全国の暴力団の勢力といたしまして昭和六十二年当初現在で約三千百団体、八万六千人であるというふうに考えております。
○説明員(深山健男君) お答えいたします。 昭和五十四年に警察部外の有識者及び科学警察研究所の協力を得まして暴力団の資金源の実態というものを推計調査しておりますが、その結果から見ますと、合法、非合法を含めた収入全体の約四〇%強が覚せい剤の取引によるものでございました。その後暴力団の資金源も民事介入暴力を初めとして多様化しておりますが、現在においてもなお相当のウエートを占めていると考えております。
○説明員(深山健男君) 警察といたしましては、建設業許可に関する暴力団排除について、暴力団対策上大変重要な意義を有するものと考えておるところでございまして、この面で最大限の協力をしていきたいというふうに思っておるわけでございます。したがいまして主管官庁が建設業の営業許可を受けようとする業者の中に暴力団関係者がいるかどうかを判断するために、必要な情報の堤供を積極的に行っていきたいというように考えているわけでございます