2017-05-18 第193回国会 参議院 環境委員会 第14号
○浜野喜史君 ありがとうございました。 辻村参考人に次にお伺いをいたします。 今日配付されております意見書を見させていただき、さらに先ほどの御意見お伺いをいたしまして、この種の保全とか環境保全と財産権との関係がどうしても出てくる、それについて問題意識を持っておられるんではなかろうかなというふうに私なりに理解をしたんですけれども、種の保全、環境保全と財産権との関係、この整合をしっかり保っていく上において
○浜野喜史君 ありがとうございました。 辻村参考人に次にお伺いをいたします。 今日配付されております意見書を見させていただき、さらに先ほどの御意見お伺いをいたしまして、この種の保全とか環境保全と財産権との関係がどうしても出てくる、それについて問題意識を持っておられるんではなかろうかなというふうに私なりに理解をしたんですけれども、種の保全、環境保全と財産権との関係、この整合をしっかり保っていく上において
○浜野喜史君 ありがとうございました。 次に、坂元参考人に、象牙取引の関係、お伺いをしたいと思います。 今回の法改正、全く不十分であるという御主張だったかというふうに理解をいたしました。御提案としては、第一に、規制対象を象牙全般に広げる、二つ目に、例外的に取引できる品目を厳正に絞り込む、三つ目に、登録を許す品目ごとに登録の要件を定める、四つ目に、しっかりとしたその鑑定を行うという御提案でございます
○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。今日はどうもありがとうございます。 まず、矢後参考人にお伺いをしたいと思います。標本譲渡の制限の関係についてお伺いをしたいと思います。 アマチュア研究者の研究教育活動の妨げになっている、過去の貴重な標本が市場を移るおそれがある、その上に立って、何らかの法的対応措置及び標本が収納できる博物館等の収蔵庫の充実が必要であるということを先ほど来から強調しておられます
○浜野喜史君 次に、リスクコミュニケーションについてお伺いをいたします。 原子力規制行政につきましては、安全神話に立ってはならないということは当然のことだと思います。ただ、一方で、ゼロリスクの考え方からも脱却をすべきだということが言えようかと思います。 非常に難しい課題だと思いますけれども、安全や規制の考え方につきまして、規制委員会において更に議論を深めていただき、それを国民に分かりやすく発信をしていく
○浜野喜史君 その御答弁というかお話に対してちょっと確認させていただきたいんですけれども、今のお話は、グレーデッドアプローチというものは重要であるというふうにお考えになられた上での御発言だというふうに理解してよろしいでしょうか。
○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。 御質問をさせていただきます。 まずは、昨年、原子力規制委員会に対して行われました国際原子力機関、IAEAによる総合規制評価サービス、IRRSへの対応についてお伺いをいたします。このIRRSの勧告、提言には基本的には真摯に対応をされるものだというふうに理解をいたしますけれども、基本的な考え方をお伺いしたいと思います。 とりわけ、その中でグレーデッドアプローチ
○浜野喜史君 予想以上に大臣踏み込んでお答えいただいたんではないかなと私は思うんですけれども、説明が不十分だということを大臣はおっしゃいました。であるならば、前回も申し上げましたけれども、近しい存在ではないということではありましたけれども、総理に、しっかりと説明すべきだ、出すべき資料は出すべきだと、こういうことを進言をしていただきたいというふうに思います。そのことを強く求めて、本来の質問に入らせていただきたいと
○浜野喜史君 そのことを確認して、安心をして次の質問に移らせていただきたいと思います。 四月四日の環境委員会で、大臣はこういうことをおっしゃいました。森友学園の国有地の売却をめぐっての問題でございます。「各社の世論調査の結果も承知をいたしております。国民の皆様方がまだまだ納得をされていないということは私どもは承知をいたしております。」と、こう発言されました。 国民が納得していないということを大臣
○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。御質問を申し上げます。 本日は、カルタヘナ法を主に質問させていただき、後段は地球温暖化対策につきまして質問をさせていただきます。 まずその前に、山本大臣にお伺いをいたします。 私は、国会議員の質問権についてでありますけれども、公序良俗に反するような質問、これはあってはならないというふうに思いますけれども、そういうことでない限り原則自由と、どのような内容
○浜野喜史君 私は、このバックフィットルールに関して御質問させていただいておりますので、新たな基準策定とは切り離して答弁をいただければと思います。 バックフィットに関して判断をしていく評価項目というものが正式に規制委員会において決定されて存在するのかどうか、お答えをいただければと思います。
○浜野喜史君 是非、真摯に検討していただくようにお願いを申し上げます。 その上でお伺いをいたします。 資料の一でございます。バックフィットに関する基本的な考え方が、平成二十七年十一月十三日、原子力規制委員会において決定がなされております。 読み上げさせていただきます。 基本的考え方は以下のとおりとする。一つ、新たな規制基準を既存の施設等に適用する場合には、規制基準の決定後一定の期間を確保した
○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。御質問をさせていただきます。 まず一つ目ですけれども、四月の七日に炉規法の改正が成立をいたしました。四月の六日の環境委員会におきまして、その法改正に関して十六項目から成る附帯決議がなされました。 今日は、資料を配らせていただいております。 そのうちの一つの項目でございますけれども、「原子力規制委員会は、今回新設される第六十二条の二の二の趣旨を踏まえ、
○浜野喜史君 私は、ただいま可決されました原子力利用における安全対策の強化のための核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・こころ、民進党・新緑風会、公明党及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 原子力利用における安全対策の強化のための核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律等の
○浜野喜史君 そのような御答弁にならざるを得ないのかも分かりませんけれども、この関係、最後にもう一問だけ質問させていただきます。 この関係について、適切に国有地の売却がされたということを政府が説明し切れているというふうに世耕大臣は考えておられるのかどうか、これをお伺いしたいと思います。
○浜野喜史君 そのとおりということ、私も同感でございます。 その上でお伺いいたしますけれども、今回の大阪の森友学園の対応についても、当然ながらそのような対応がなされたものというふうに私は推察をいたしております。関係されたと言われております近畿財務局そして大阪航空局においてもこのような対応がなされたものというふうに私は推察するんですけれども、世耕大臣はどのように推察されておられるか、お伺いします。
○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。 本日は、主には化審法の改正についてお伺いをいたします。そして、後段には、今日は経産大臣、環境大臣、来ていただいておりますので、地球温暖化対策について見解をお伺いしたいと思います。 その前に、まずは世耕大臣にお伺いをいたします。 一般論として、官民を問わず自らの財産を市中価格より安く売却するということになれば、それぞれの組織内において十分な理由、根拠
○浜野喜史君 大臣、これ答弁拒否だと私は認識をいたしますけれども、更に質問をさせていただきます。 一般論としてお伺いをしますけれども、官民を問わず財産を市中価格に比して大幅に安く売却するということになれば、その根拠を明確にして組織の意思決定をするということ、そして内外へしっかりと説明できるように必要記録を残していくと、これが常識的な対応だというふうに私は思うんですけれども、一般論として大臣はどのようにお
○浜野喜史君 コメントを差し控えていただくべきような質問じゃないんですね、これ。総理がこの問題の本質は国有地の売却が適切に行われたかということと言っておられることについて大臣はどうお考えかと、言わば感想ですので、お答えをいただければと思います。
○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。御質問をさせていただきます。 まず冒頭、山本大臣にお伺いをいたします。大阪の森友学園に関わる国有地の売却問題についてでございます。 総理は、この問題の本質は国有地の売却が適切に行われたかということと言っておられます。この総理の認識につきまして大臣はどうお考えになられるのか、お願いをいたします。
○浜野喜史君 大臣からお答えをいただきましたけれども、私は、省庁を問わず、事実を隠すとか事実を曲げるといったようなことがあってはならず、事実に基づいて業務が遂行されていくべきだというふうに考えます。 環境省としては、それを自信を持ってやっているということを大臣はお考えでしょうか。
○浜野喜史君 この防衛省の特別防衛監察の結果いかんによりましては、防衛大臣は重大な責任を取っていただかざるを得ないのではないかと私は考えますけれども、いかがでしょうか。
○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。 まず、防衛省の特別防衛監察についてお伺いをさせていただきます。 三月十七日、防衛省は、南スーダンPKO部隊が作成した日報を陸上自衛隊が破棄したと説明しながら保管をしていた問題で、特別防衛監察に着手をいたしました。 環境大臣は、この事態についてどのようにお考えか、見解を伺います。
○浜野喜史君 戦略とか計画とはまた別物だというふうに理解をさせていただきます。それでなければまた後ほど訂正をしてください。 その上に立って、私の理解では、このビジョンを参考として今後戦略とか計画が立てられていくものというふうに私は理解しているんですけれども、その進め方ですね、御説明をいただきたいと思います。
○浜野喜史君 このビジョンは戦略とか計画ではなくして、戦略とか計画を今後検討していく参考だというふうに私は理解しておるんですけれども、そういうことでよろしいでしょうか。
○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。芝理事に引き続きまして、地球温暖化対策について質問をさせていただきます。 まず、長期低炭素ビジョンについてお伺いをいたします。 現在、環境省が中央環境審議会、中環審におきまして長期低炭素ビジョンというものを検討されておられます。まずはその位置付けについて御説明をいただきたいと思います。
○浜野喜史君 御対応をいただくんだというふうに理解をいたしました。 その上で、これはもう規制庁でも結構でございます、お答えいただきたいと思います。 まず、正式に指摘されたものというふうに両会長がおっしゃっていることは、私なりには提言と勧告だというふうに理解するんですけれども、まず、そういう理解でよろしいでしょうか。規制庁でも結構です。
○浜野喜史君 もう一度、委員長、お答えいただきたいんですけれども、可能な限りで対応するということを委員長おっしゃいましたけれども、汲み取るべき事項についても規制委員会として対応するんだと、こういうふうな理解でよろしいんでしょうか。もう一度お願いいたします。
○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。御質問をさせていただきます。 まずは、国際原子力機関、IAEAの総合規制評価サービス、IRRSへの対応についてお伺いをいたします。 本年の一月十二日の原子力規制委員会におきまして、炉安審、燃安審の会長がIRRSへの規制委員会の対応について評価や助言をしておられます。本日、資料も配らせていただいておるところでございます。 その中にもありますように、正式
○浜野喜史君 民進党・新緑風会の浜野喜史でございます。 ただいま議題となりましたIR推進法案の審議入りに反対をいたします。 今後の国民生活に多大の影響を与えるおそれのあるIR推進法案、認識は皆様方も一致されているところだと思います。この法案につきまして、国民的な理解そして納得、得られているとは全くもって考えられません。 衆議院、審議全くもって不十分の中で、昨日強行採決をされました。その翌日のこの
○浜野喜史君 まず、この議院運営委員会の職権によるセットには抗議をせざるを得ません。委員長には、円満な委員会運営を強く求めます。 私は、民進党・新緑風会を代表して、年金関連法案について、明日の本会議において趣旨説明及び審議を行うことに反対の立場から意見を申し上げます。 第一に、審議が尽くされないまま衆議院厚生労働委員会で強行採決が行われたことであります。 同委員会は、今国会における九回の審議のうち
○浜野喜史君 少なくとも、遅くとも次の通常国会ではという御発言だったということは私も承知をいたしております。 しかし、それにしても、通常国会の時期を出してそういう対応で臨みたいということは余りにもやはり認識が甘いというふうにこれはもう認めざるを得ないことだと思いますけれども、いかがでしょうか。
○浜野喜史君 これまでも可能な限り早く締結をしたいということをやってきたというふうに御答弁されたというふうに思いますけれども、次の通常国会中には程度の認識であったということは、これは事実であります。 再答弁お願いいたします。
○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。 本日は、前半は環境省にお伺いし、後半は原子力規制委員会、規制庁に御質問をさせていただきたいと思います。 まず、パリ協定についてお伺いをいたします。 昨日の本会議でも厳しい指摘がございました。パリ協定の国会承認手続につきましては、政府は国際的動向を見誤ったと言わざるを得ないと考えております。丸川前環境大臣は、伊勢志摩サミット直後の五月末、次の通常国会中
○浜野喜史君 この際、志賀の評価書につきまして三件の資料要求をさせていただきたいと思います。 三月二十三日の環境委員会におきまして、S—1破砕帯の北西部のみが活動したことを評価、説明した資料を要求いたしました。 その結果、提出いただきました資料を見ますと、北西部が動いたと判断した根拠、南東部が動いていないと判断した根拠、それぞれについて記載はありますものの、一本のシームにおきまして動く部分と動かない
○浜野喜史君 予断なく審査がなされるものであるというふうに理解をいたしました。 その上で、評価書につきましては数々の疑問がございます。お伺いをいたします。 志賀の評価書では、発電所建設時に問題ないとされたトレンチ調査時の壁面のスケッチ、写真を持ち出してきて、北西部につきましては変位したと解釈するのが合理的と評価をしております。 見解の分かれるスケッチや写真によりある部分だけを判断するのではなく
○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。 本日は、原子力発電所の敷地内の破砕帯の評価についてお伺いをいたします。 まず、北陸電力の志賀発電所についてお伺いをいたします。 今後の適合性審査についてであります。今後の適合性審査につきましては、評価書をベースに行うのではなく、事業者と十分な議論を行いながら科学的、総合的な審査を進め、白紙の状態から判断されるものと考えますが、どのようにお考えでしょうか
○浜野喜史君 今御説明がありましたように、今回のパリ協定に当たり、我が国は、新たな枠組みは全ての国が参加する公平かつ実効的なものであるべきとの主張をし続けてこられました。その努力もありまして、今回の協定は全ての国が参加するものとなりました。しかしながら、現時点におきまして、実効性及び公平性について確保されているとは言い難いとも言えます。 実効性、公平性、それぞれについて今後どのような取組を通じて確保
○浜野喜史君 続いて、昨年十二月に合意に至りましたパリ協定についてお伺いをいたします。 昨年十二月十八日の環境委員会で丸川大臣は、京都議定書のその後のてん末を反省として、全ての国が参加する公平で実効的な枠組みをつくることを我々ずっと申し上げてまいりましたとコメントされております。 そのコメントに関連してでありますけれども、京都議定書の反省点というのはどのような内容で、それが今回のパリ協定ではどのように
○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。本日は、法律の改正に加えまして、温暖化対策全般に関してお伺いをしたいと思います。 まず、今回の法改正についてでございます。 二〇三〇年二六%削減の約束草案を達成するための措置であり、国民運動、普及啓発の強化を図ることを柱とすると説明されました。国民意識の向上のために具体的にどのようなインセンティブ策を検討しているのか、また、国民運動の展開に向けて、関係省庁
○浜野喜史君 再確認させていただきますけれども、今日も資料を配らせていただいております。 櫻田部長おっしゃったのは、二ページの参考資料の、私が今日配らせていただいた配付資料の中の資料一、資料二ということをおっしゃっているんだと思いますけれども、これは事後に、評価書が取りまとめられた後に事後に作られた資料だというふうに理解をいたしますけれども、いかがでしょうか。
○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。 本日は、日本原電敦賀の敷地内の破砕帯の評価の関係、そして後半は原子力規制の三年以内の見直しについて御質問をさせていただきたいと思います。 まずは、日本原電の敦賀の敷地内の破砕帯の評価についてであります。四月二十一日の環境委員会でも事実確認をさせていただきました。再確認をさせていただきたいと思います。評価書の取りまとめ過程について、これから申し上げることが
○浜野喜史君 次に、高濃度PCB廃棄物の処理についてお伺いをいたします。 高濃度PCB廃棄物の処理につきましては、今回の改正案では、処分委託の義務付けや都道府県の立入調査を定めております。しかしながら、JESCOへの処分委託には百万円から三百万円の費用が掛かることから引渡しが進んでいないという報道もありました。 国民の健康のために本腰を入れた一刻も早い処分を実現するのであれば、高濃度PCB使用製品
○浜野喜史君 次に、自治体の掘り起こし調査についてお伺いをいたします。 そもそも、昭和四十三年のカネミ油症事件の発生地となり、この問題への意識の高いと思われる北九州市においてさえ、市内の全事業所の掘り起こし調査には平成二十年から五年掛かりました。 今回の法改正によって、事業者への報告徴収や立入調査権限の強化を図り、掘り起こし調査のスピードアップを図るとお聞きしていますが、他の自治体においても期限
○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。 本日は、前半はPCB特措法についてお伺いをし、後半は原子力規制委員会に対して質問をさせていただきます。 まず、PCB特措法についてお伺いをいたします。処理期限の延長についてであります。 平成十三年のPCB特措法及びPCB廃棄物処理基本計画に基づく処理完了期限は、当初は本年三月とされておりました。しかしながら、平成二十六年には基本計画の改訂で期限を延長
○浜野喜史君 更に御質問をさせていただきます。 中央環境審議会の答申に基づきまして、研究目的やテーマ、課題が設定されているというところでありますけれども、環境省の本省や国立環境研究所、さらに、今回の環境研究総合推進費ということで役割分担がなされて研究が行われているというふうに認識をいたします。 この役割分担の考え方がどのように整理をされているのか、そしてその決定をどのようなプロセスでしておられるのか
○浜野喜史君 御説明いただきましたように、環境省の研究、技術開発の方向性は、中央環境審議会の答申であります環境研究・環境技術開発の推進戦略についてに基づいて行われているというところであります。 そこで、これと政府全体として閣議決定がされております環境基本計画や科学技術基本計画との関係がどのようになっているのか、お伺いをしたいと思います。前回の環境基本計画は平成二十四年の四月に閣議決定がされており、
○浜野喜史君 民進党・新緑風会の浜野喜史でございます。 本日は、環境に関する研究、技術開発の重要性の観点から質問をさせていただきます。 今回の法改正によりまして、環境研究総合推進費が環境再生保全機構に移管されるということとなります。これは研究開発力強化法に基づく競争的資金でありまして、平成二十八年度予算額では五十二・八億円と認識をいたしております。一方、環境省全体の平成二十八年度科学技術関係予算
○浜野喜史君 そこは見解の相違ということでやむを得ないかもしれません。 その上でお伺いをいたします。決定内容の中には事実誤認と言うべきものが私はあるというふうに認識をしております。 一つお尋ねをいたしますけれども、決定内容の中には、使用済燃料ピットの冷却設備を安全性審査の対象外としているというような内容がございます。これはまさに事実誤認ということが言えるというふうに思います。そのようなことを規制委員会
○浜野喜史君 当事者として答える立場にないという旨のお話でございました。それも分からなくもございません。 しかし、今回の決定内容を見てみますと、新規制基準及び本件各原発に係る設置変更許可が、直ちに公共の安寧の基礎となると考えることをためらわざるを得ないと、こういうふうに規制行政そのものについて判断をしているというところでございます。 当事者ではないということでありますけれども、国民に対しての説明責任
○浜野喜史君 民主党・新緑風会の浜野喜史でございます。 今日は原子力規制委員会にお伺いをしたいと思います。まずは、高浜発電所に対する仮処分についてお伺いをいたします。 三月の九日に大津地方裁判所におきまして、高浜原子力発電所について、運転してはならないと仮処分決定が下されました。今回の決定は、長期間の審査、設備対策、地元の合意形成などに関わる数多くの努力の積み重ねを一瞬にして覆すということになりました
○浜野喜史君 大臣から御答弁がありましたように、安易な規制とか義務化に走るものではないという御答弁であったというふうに受け止めをさせていただきます。 次に、効果的な対策という観点から、環境アセス範囲の見直しについてお伺いをいたします。 環境省の検討委員会において、現在対象外の小規模火力についてもアセス対象に組み入れるといったような議論がなされております。 しかし、アセス対象外の小規模火力につきましては
○浜野喜史君 その上で、国内対策について伺います。 政府は、二〇三〇年度に一三年度比二六%減という非常に厳しい排出目標を掲げていますけれども、その達成のためには再生可能エネルギーの導入や省エネの進展、安全が確認された原子力発電所の再稼働、火力発電所の高効率化といった総合的な取組が必要と考えますが、どのようにお考えか、お伺いをしたいと思います。 さらに、国内対策につきましても、今般のパリ協定の採択
○浜野喜史君 民主党・新緑風会の浜野喜史でございます。 本日は、地球温暖化対策と原子力規制行政について御質問をさせていただきたいと思います。 まず、今般のCOP21、パリ協定の採択に向けた大臣始め関係者の御尽力に敬意を表します。 パリ協定の評価と今後の課題についてお伺いをいたします。 京都議定書の反省を踏まえ、排出削減目標を義務化するのではなく、国・地域が自主的な目標を提出し対策を実施するボトムアップ