2016-03-31 第190回国会 参議院 総務委員会 第9号
○参考人(浜田泰人君) お答えいたします。 放送ネットワークの強靱化の制度整備によりまして、平成二十六年度から、これまで離島における外国電波混信対策に限られておりましたAMラジオ局を補完するFM波による中継局の設置が、これ以外についても可能となりました。 NHKでは、この制度を活用したFM波による中継局を、山間部などの難聴対策として十一局、また、南海トラフ地震などによる津波被害が想定されている中継局
○参考人(浜田泰人君) お答えいたします。 放送ネットワークの強靱化の制度整備によりまして、平成二十六年度から、これまで離島における外国電波混信対策に限られておりましたAMラジオ局を補完するFM波による中継局の設置が、これ以外についても可能となりました。 NHKでは、この制度を活用したFM波による中継局を、山間部などの難聴対策として十一局、また、南海トラフ地震などによる津波被害が想定されている中継局
○参考人(浜田泰人君) 御指摘のとおり、サイバー攻撃の脅威は高まっていると我々も認識しておりまして、NHKとしましてもセキュリティー対策の強化に取り組んでおります。とりわけ、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて一層の対策強化が必要であると考えております。 二十八年度の予算での具体的なセキュリティー対策としましては、幾重にも組み合わさった防護措置の導入あるいはセキュリティー運用監視体制
○浜田(泰)参考人 お答えいたします。 米沢ラジオ中継局でございますけれども、米沢市の多大な御協力によりまして、現在の場所に建設して運用してきておりますけれども、平成二十四年度に米沢市から中継局移転の検討を要望されております。 この要望を受けまして、移転候補地などの検討を進めてまいりましたけれども、平成二十六年十一月に米沢市から具体的な移転候補地の御提案をいただきました。 この候補地につきまして
○参考人(浜田泰人君) お答えいたします。 NHKは、国のロードマップに沿って、二〇二〇年の本格普及を目指しまして、東京オリンピック・パラリンピックを8K放送で多くの視聴者にお届けできるよう準備をしていきたいと考えております。 東京オリンピック・パラリンピックに向けて整備をいたします8K放送用の設備は、主に中継車やカメラなどの番組制作設備でありまして、こうした新たな設備の整備に当たりましては、放送
○参考人(浜田泰人君) お答えいたします。 ただいまもございましたように、4K、8Kスーパーハイビジョンの開発ですとか普及につきましては、国や放送事業者それからメーカーなど関係者が協議をして決めました国のロードマップがございます。このロードマップを踏まえまして、オールジャパンの体制で取り組んでいるところでございます。 二〇一六年の試験放送、二〇一八年までの実用放送開始を見据えながら、NHKといたしましても
○参考人(浜田泰人君) お答えいたします。 4K、8Kスーパーハイビジョンの開発、普及につきましては、国のロードマップも踏まえまして、オールジャパンの体制で取り組んでおります。 NHKでは、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックに向けまして、8Kスーパーハイビジョンのカメラですとか、あるいは中継車などの設備の開発、整備、それから高精細な映像を生かした放送番組の制作ノウハウの蓄積、そしてパブリックビューイング
○浜田(泰)参考人 4K、8Kのような高品質な放送コンテンツは、これまで以上にセキュリティーを強固にしたコンテンツ保護が必要と考えております。 NHK放送技術研究所では、コンテンツ保護に関する研究に取り組んでおりまして、情報通信審議会で答申されました4K、8Kの放送方式にその成果が反映されております。 現在、このコンテンツ保護の実用化に向けまして、民放ですとか、あるいは受信機メーカーなど関係者と
○浜田(泰)参考人 8K、スーパーハイビジョンでございますけれども、今お話にありましたように、その高精細な映像を利用して、放送以外にも、医療や教育、防災、芸術、デジタルシネマ、デジタルサイネージなど、幅広い分野で応用できるものと考えております。 特に医療分野では、これまでに、心臓や肝臓など幾つかの手術を撮影して、執刀に当たった先生方からも高い評価をいただいております。今後、カメラの小型化あるいは高感度化
○浜田(泰)参考人 お答えいたします。 8K、スーパーハイビジョンの普及につきましては、国のロードマップを踏まえて、オール・ジャパンの体制で取り組んでいるところでございます。 二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックは、日本の最先端技術を世界に発信する機会と捉えまして、8Kの設備の開発や制作ノウハウの蓄積を進めているところでございます。 8Kは、NHKが世界に先駆けて二十年前から研究開発を
○参考人(浜田泰人君) お答えいたします。 NHKは、8Kスーパーハイビジョンについて、二〇一六年の試験放送、二〇二〇年に本放送の開始を目指して、コンテンツの制作あるいは設備の開発、整備を積極的に進めているところでございます。 現在、ブラジルでサッカーワールドカップが開催されておりますけれども、NHKは、このうち九試合を8Kスーパーハイビジョンで制作する予定でございまして、日本国内の四か所、ブラジル