1969-12-01 第62回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
○浜田委員 私たちは、いろいろ政策の問題からもしばしば地方でも訴えておるのですが、昨年が一兆一千八百何ぼの自然増収がある。さらに今年度は一兆三千億円もあるのじゃなかろうかといわれておる。そういう中で二百億足らずの。しかも第三者機関が勧告したこれが実施できないようないまの政府の財源状態じゃないと思ったんだ。国民がそういうことをほんとうに聞いちゃったらどうしたんだろうかと思うよ。そうしてちょっと一度立ち
○浜田委員 私たちは、いろいろ政策の問題からもしばしば地方でも訴えておるのですが、昨年が一兆一千八百何ぼの自然増収がある。さらに今年度は一兆三千億円もあるのじゃなかろうかといわれておる。そういう中で二百億足らずの。しかも第三者機関が勧告したこれが実施できないようないまの政府の財源状態じゃないと思ったんだ。国民がそういうことをほんとうに聞いちゃったらどうしたんだろうかと思うよ。そうしてちょっと一度立ち
○浜田委員 数歩前進されなくとも、二歩前進できればいいのですよ、総務長官。五歩も六歩もじゃなくていいのだよ。一歩しか前進しておらぬのだから、もう一歩、左足か右足が前進すればいいのだ。数歩とか、そんなに大きな期待をかけてはおらぬのだから。 そこで財源がないというが——大蔵省来ていたね。あと幾ら財源があったらいいんでしょう、完全実施するに。
○浜田委員 時間がないので一つだけ質問と、さらに一つだけ要望して終わりますから。 御承知のように、いま大出委員からも質問ございましたが、まず人事院が勧告するときに、期末手当では〇・〇八値切って、〇・一しか勧告しておらない。これは地方に帰っても、地方の国家公務員の方は非常にこの勧告に対して不信感を持っております。さらにその勧告を受けて、内閣は五月実施を六月に値切ってきておる。さらに今度は期末手当の差額
○浜田委員 どうもすっきりいたしませんが、次に、さっきあなたも答弁の中でちょっと触れられましたが、いま国が持ち帰っておる赤筒の毒ガスは、確かに二十何年間も水のたまった防空壕の中、さらにその防空壕は、片方は穴があいているのですから当然風が入る。いわゆる風化されておるということは想像がつきますね。私がもう四回にわたって委員会で指摘いたしておりますのは、そういう状態でなくて——いわゆる旧陸軍の防空壕の中に
○浜田委員 まあ大体、広島県立の衛生研究所がやったのとほぼその結果が似ておる、このような御答弁だと思いますが、そういたしますと、私、国ですから、全国に及ぼす影響が大きいから、非常に御丁寧になさっておろうかと思うのですが、広島県は、あの程度の結果は一週間ないし十日で出しているのですよ。国に持って帰られてすでに二月ぐらいになろうかと思うのですが、そういうおくれる理由といいますか、ゆえんというか、それは、
○浜田委員 最後になったが、ちいっと馬力をかけてひとつ質問したいと思います。 私は、毒ガスが大気に及ぼす汚染、汚染よりか、人を死に至らしめるような公害が起きる心配があること、さらには、海水を汚濁して、漁労ができなくなる、漁労したさかなが市場価値がなくなる問題、いわゆる海水汚濁、こういう点について順次質問を申し上げたいと思います。 そこで、第一点でございますが、これはもうすでに何カ月も前からいろいろこの
○浜田委員 あなたの部下である公園部長は、当時の最高責任者である山中峰次中佐にも聞かれて、さらに、当然政府の中の役所から役所に移るときにそれらも指摘されておるだろうし、だが比較的軽い、いわゆる俗にいう赤筒はこの島のほうで処理した。処理したというのは防空ごうの中に入れたんですよ。そしてホスゲンとかイペリットとかいうものは、米軍が深海に処理したと、こういわれております。すると、赤筒も毒ガスの一種なんですよ
○浜田委員 ただいま大臣は、毒ガスらしいものがあるということは知らぬ、こういう御答弁のようですね。しかし、実際占領軍が進駐してきて、一部は太平洋の二千メートル、三千メートルの深海にコンクリートに詰めて投棄したでしょうが、一部は製造しておった大久野島の防空ごうの中に格納したというのは、引き継ぎの書類か口頭か何かで明確になっておるはずです。そういたしませんと、昭和三十六年に大蔵財産から厚生省に所管がえしたとき
○浜田委員 貴重な社労の時間をわざわざ差しかえをいただいたのですが、すでに三回ばかり内閣委員会で厚生大臣の出席を要請したのですが、御都合が悪くて出席なさっておらないので、本日は事務当局は別として、大臣と毒ガス問題についてその真相を明らかにし、さらにこれが処理についての見解をただしたいと思うのです。 そこで、前国会でも、この毒ガス問題は、米軍が沖繩に貯蔵しておる、さらに国内でも製造しておるのではないかということで
○浜田委員 そこで調査を、まずいまの能力からいくと、やはり地方の総監部に指示していただいてやってもらわなければならないわけですね。それで地方の総監部がある程度研究なり準備はしておるやに仄聞するのです。しかし正式な命令がないものですから、調査するまでいかないので、調査した後に、あるとするなら各省とどうするか、予算的にどうするかということ、こういうことはわかるのですが、その調査をぜひ地方の総監部に指示していただかなければできないので
○浜田委員 そういう大臣の決意のほどですか、そういうことはわかるのですが、具体的にいままでいわゆる占領時代からずっと私たちがそういう基地問題にタッチいたしまして、とかくそういうことがかみ合っておらないのですよ。私たちが現地でもしばしば軍と折衝するときもそういう点は言った。したがって、これからの折衝では、ぜひ勇気を持って、当然人員整理をするときにはそれに伴った基地の返還、ただいま答弁なさったような、集約
○浜田委員 防衛庁長官、時間がないようでありますから、せっかく長官がおられるときに二点ばかり質問しておきたいと思います。したがって問題ずばり質問いたします。 第一点、きのうの夕刊から今朝にかけまして在日米軍の縮小問題が出ております。当面は雇用関係で縮小が出ております。したがって、前々から私たちは常に言っておったのですが、少なくとも人員整理をするときには当然基地の縮小が伴わなければならぬと思います。
○浜田委員 あなたは、金魚を飼ったら十二時間ほど生きておった、そんなことばかり言っているが、前回の委員会で、絶対自信を持って休暇村を設置した、こう言われておるね。いまでもその決意というか、それはお変わりありませんか。
○浜田委員 委員長、いま言われる老人福祉施設の視察だって、これだけ老人化している日本ですから、さらに福祉施設等は非常におくれておる日本ですから、それも重要な国政の一端だと私は思います。しかし、二十六日の委員会からわれわれ本委員会が、特に厚生省所管事項で、あえて言いますけれども、重要な欠陥、これらがある問題について特に質疑をやっていくと、どうしても政策なりそういうところへくる。こなければいかぬ。そのとき
○浜田委員 本日のこの委員会には、あらかじめ厚生大臣のごときはぜひ出席してもらわなければいかぬ。しかも、二十六日の内閣委員会で、本日九日に毒ガスに関し、特に休暇村のある大久野島の問題をやるということはわかっておるのに、厚生大臣が出席しておらないということは、きわめて遺憾だと思います。さらに先日の委員会で厚生省には——ちゃんと議事録に載っておる。最後に委員長代理として佐藤委員が「それでは防衛庁、厚生省両当局
○浜田委員 防衛庁側の説明は新聞に載っておる程度だと、こういうことですから、追って質問はいたしますが、まず大蔵当局にお願い——お願いよりか、聞きたいのだが、大体この大久野島の所有権というか、あるいは管理責任者というか、そういうことの終戦後の移り変わりですね、それらについて、わかれば年次ごとに、昭和二十一年はこうだではなくていいですから、二十年当時にはどこが所有権があって、どこが管理しておる、二十八年
○浜田委員 ただいまから私は、毒ガス島といわれる大久野島の毒ガスに関して質問したいと思うわけであります。 御案内のように、六十一国会におきましても、終わりごろになると、例のCB兵器の問題で、沖繩から国内にも来るということでずいぶん問題になりました。ところが、かつて日本の陸軍が製造したという毒ガスが、今日なおまだこの大久野島に貯蔵されておるという、こういう事実が本日の新聞等にも報道されておる。さらに
○浜田委員 本日は、わが党では大出委員が勧告問題をやりましたので、私は私の質問があるから、質問はやめたんですが、三十秒間、要望しておきます。 完全実施なんというのは、これはもう本来人事院ができたそれから見て、文句なくやらなければならないことなんですが、これを毎年毎年繰り返している。しかも、この委員会でも決議して、本会議に報告して承認していることなんだ。自民党の内閣委員諸君、これがほごになったら、これだけでも
○浜田委員 やはり行管長官の立場で、特にたいへん失礼ですが、藤尾政務次官よりか佐藤総理にものが言いやすい立場で、あなたのほうが藤尾政務次官よりかウエートをかけた、しかも行管長官だ。だから総理にも呼びかけて、全内閣が、そして全政府が責任を持ってやる、そういう呼びかけをやられる御意思、決意があります、こういう質問ですから、藤尾政務次官の答えとは違います。答えを求めたのが違うのです。
○浜田委員 行管長官、特に簡素化なり合理化なりそれらを先頭に立ってやられる荒木長官が佐藤総理に呼びかけて、全政府の姿勢として、われわれ国会議員は国会議員としてそういう方向に姿勢を正しますが、それらを呼びかけてやらそうという気概がおありですかどうですか。
○浜田委員 時間が限られておりまするので、ずばり質問いたしますので、よけいな答弁はせぬようにやっていただきたいと思います。 通産政務次官は帰りを急いでおられるのだから、逆な質問になるかもしれませんが先に質問をいたします。 さっきの伊能さんに関連することですが、いろいろそういう姿勢を正された、そういうことに対しては敬意を表するわけです。 〔委員長退席、伊能委員長代理着席〕 ただ、このごろ、地方自治体
○浜田委員 そういたしますと、確かに装備等から見て、構造等から見て軍艦でないから、こういう談話も発表しておられますが、この申請書はどういう内容を含んだ申請書になっているのか、それについて、長ければ資料として提出していただきたいのですが、そうでなくして内容が全部短時間で読み上げられるなら読み上げていただきたい。
○浜田委員 ただいまの答弁によりますと、法律に基づいて許可したのだ、こう言われますが、この船はいわゆる船舶法なり船舶安全法あるいは測度法、こういう法律の適用を受けるのですかどうですか。
○浜田委員 せっかくいま設置法が可決されましたが、大臣並びに担当者にお願いいたしておきますが、法案が通過したからといって軽々しい御答弁をなさらないように、一つ注文をつけて質問いたします。 さらに、委員長にお願いしておきますが、定数が欠けたら質問はやめます、われわれは順法闘争だから。だから採決前に質問をさせなさいというのに、採決後でなければさせぬと言われるからがまんしておったのです。 前段はその程度
○浜田委員 関連して。長官は急いでいるから、質問よりか意見みたいになりますが、労務基本契約の管理費、本来、軍に雇用されておる労務者をいかに守ってやるか、労務基本契約そのものはそうなんだが、そこから不利益を受けてくる管理費、だから極端に言うなら、管理費を、あなたらは自分のところの公務員だからどんどん取る。昔はどんぶり勘定だったけれども、いまはどんぶり勘定じゃないかもわからぬ。だから、これはふやしても、
○浜田委員 確かに個人タクシーの方たち、いわゆる自分が車を持ってやっていこうというのはドライバーの一つの夢ですね、ですから非常に張り切っておる。車の整備にしてもそうです。乗ってみますと、非常に車内もきれいに掃除をしてあって、感じも違う。おのぼりさんという人たちが東京に参りましても、個人タクシーに乗ればまずいいから個人タクシーに乗りなさい、こう言われておるのですね。しかし、東京都の、都内は別としましても
○浜田委員 関連質問で具体的な質問があろうかと思うのですがね。昨日、帝国ホテルの前でずいぶんやみ金を払って外国人を乗せようとしても、ずいぶん車が通っても乗せない、そういうことが佐藤議員のほうにいろいろ一都民から指摘されたそうですが、これは国際信用にもかかわることです。こういうことは、これからも万博もやるとずいぶん出てくることですが、具体的な対策を立てないと、幾ら外務省が、どうだこうだ、政府がどうだこうだといっても
○浜田委員 まず大臣にいまのタクシー業ですね、さっきも本委員会の理事懇談会で問題になったのです。いろいろ問題はあろうかと思うのですが、現実に私たちもしばしば出くわすのですが、乗車拒否の問題なんです。大臣がかわられますと、夜間調査に出られたりして、でかでかと新聞あるいはマスコミには取り上げられるのですが、実態は依然として改善されてきておらない。あとから佐藤委員のほうからも関連質問があろうかと思うのでありますが
○浜田光人君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま内閣委員長より御報告のありました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会におきまして留保いたしました、本案を否決すべきであるとの少数意見の報告を行ないたいと存ずるものであります。(拍手) 同法案は、昨二十六日、はなはだ残念でありますが、内閣委員会におきまして、原案のとおり可決されたのであります。私どもが本案に少数意見
○浜田委員 ただいまの山上長官の説明だと、具体的にどちらに原因があるかということがわからぬ。日本側の分は、たとえば移転の条件が整わないとか、そういうことはわかりますね。さらに新島の射爆場もしかりですが、そういう条件が整備されない、こういうことになる。その問題はその程度にしますが、本来アメリカ軍側からいろいろ代替の施設とか代替地を求められて、この条件をのんで日本サイドが基地が返ってくるんだと思うことが
○浜田委員 口では長官確かに非常に熱意を持って、政治力もこれから発揮したい、こういう御答弁でありますが、実際昨年の十二月二十三日の日米協議委員会できまった。これが六月十何日まで六カ所くらい返って、さらにその後返ってきて十九カ所、こういわれますが、それはさっきも申し上げましたように観音崎の見張り所とか、われわれ国民の日常生活から見たときに、そうぜひこれはという個所でないような、これは浜田の主観かもわかりませんが
○浜田委員 先日の総理質問の際に、当然私は、いまの安保の一番身近な問題としての国内の基地問題を質問する予定でございましたが、時間の関係上、それらに触れることができなかったのであります。本日は基地問題一本にしぼって質問したいと思いますので、できるだけ簡明率直に、総理のように余分な答弁をして時間を食わないように御答弁をいただきたいことを前提にして質問に入ります。 私たちは、当然社会党の立場でございますから
○浜田委員 では、要望して終わります。関連ですから、掘り下げたことは申しませんけれども、一般歓楽街では、商売上いろいろな連絡会議とか、そういう民主団体でやっているのですが、少なくとも自治体とか――むろん防衛庁の出先もあるでしょう、それと軍と、あらかじめそういう機関でいろいろな規定といいますか、拘束するものをつくって、一般の地域住民に迷惑をかけないように、トラブルを起こさないように、未然にぜひそういう
○浜田委員 関連して。長官、いまの一線から帰ってきて日本の基地に入る。これはかつての朝鮮事変のときでも、ずいぶん国内へ一線から帰ってきた。非常に気が荒いんですね。たくさん問題を起こしております。私の経験でも、呉なんだが、朝鮮事変のときに、近くもありますし、ずいぶん帰ってきた。いわゆる夜の町とか暴力の町、こういう問題があって、当時、私市会議員当時ですが、市長とこの衆議院に参考人として喚問されたことがある
○浜田委員 時間がありませんから前へ進みますが、自主防衛についてさっき若干大出委員のほうからの質問がございましたが、これを中心に総理にいろいろとお尋ねしてみたいのです。 確かに佐藤総理は、一昨年お帰りになってからは、みずからの国はみずからの手で守るべきだということを言われた。それに呼応するがごとく、防衛庁は自主防衛、自主防衛だと、言って進軍ラッパを吹き出したのですよ。さらに防衛産業界からは、自主防衛
○浜田委員 ただいま総理の答弁では、確かに日本の平和憲法の精神を踏まえてとか、さらに平和外交等に触れられたのですが、しかし、実際見ておりますと、むしろ国際的な緊張緩和の方向でなくして、ずばり申し上げますと、その緊張を高めるような外交をやっておられる、と言うと、また社会党が、そう思われるのでしょうけれども、事実中国政策なんかしかりですね。そういう意味で、いまの答弁ではそう申されるのだけれども、何か本音
○浜田委員 ただいま大出委員のほうから主として安保なり外のことについて質問がございましたので、私は主として国内の、しかも国民の素朴な疑問について質問いたしますので、総理もわかりやすく国民にこの委員会を通じてひとつ御答弁をいただきたいと思います。 そこで、まず第一点は、今日世界のいろいろな状態を見ましても、核武装時代だと言われている。そういうときに、日本の置かれた立場を考えた場合、一たん戦争に巻き込
○浜田委員 その実態があるときは文句がないわけですね。しかしいま言った長い海岸線百メーターというのを制限いたしますね。そうすると、長い海岸線の百メーター外にはたくさんいい漁場があるわけですよ。そこに新しく区画漁業権を設定しようとするとき、それの許可権は県知事が持っている。県知事は、海面制限の区域設定をされておる、それがために、船の出入りに航路設定するなら――、たとえば千メーターの海岸線を制限しておる
○浜田委員 管理者がやるといいましても、おのおのがやるのですよ。さっき言ったように、その現象というものは起きてみなければわからぬけれども、想定はできるわけですからね。ところが一つの防空ごうを手入れしようとしても、補助金二十万くらいしかつかないのです。できっこない。負担するのでも、自治体が持ち出さなければならぬ。やったのは、さっきしばしば言ったように、かつての陸海、それらがみんな防空ごうをやった。私なんかのところでしたら
○浜田委員 ただいまの防空ごう並びに基地公害に関して、関連できわめて率直に質問しますから、ずばりお答え願いたいと思います。 いまの防空ごうの分は、もう戦後しばしば非行少年があそこに集まって、いろいろなことを相談し合って、窃盗をやったりする、こういうことで、少なくとも入り口だけでもふたをしなければそういうことは防止できぬということで、やられたこともある。特に軍港地等はたくさんあるものですから、そういうことをやる
○浜田委員 関連ですからくどくど言いませんが、いまのように離職手当がそういう一体化の一つの具体的な例であり、離職対策をやることによって、解雇予告通告を受けても、そういう方法があれば解雇はけしからぬということにならぬから、トラブルも避けられるのだ、長官がいま説明されたのはこういうことになるという意味だろうと思うのです。しかし、それをやるにいたしましても、これも根本的な解決策ではないけれども、琉球政府の
○浜田委員 むろん秋にいろいろ返還問題の交渉をされるでしょう。しかし、それで直ちに問題が解決するとは考えておりませんし、施政権の問題がどんなようになるか、たとえどんなになっても、この労働問題がどういう形で解決するか、もしそういうように十一月でも解決しよう、できるんだとお考えになれば、いまの時点でももっと労使関係が——特に沖繩県民を守ってあける方法はあると思うのです。さっきも大出委員も言われたのですが
○浜田委員 ただいまの大出委員の問題に関連いたしまして……。 いろいろ原因等を述べておられますが、ほんとうにこういう沖繩の全般的な県民に対する不当な取り扱いがたくさんありますが、直接労使関係であり、直接そこで働いておる人たちに、何といっても早くものごとを解決するように持っていかなければいかぬと思う。そこで、起きた原因は聞かれたでしょうが、どうしたらいいと思われますか。これはきのう起きた事柄だけじゃないのですよ
○浜田委員 そのようにして出されたのが、直接被害というように分類されて出された資料ですかと、こう聞いておるのだから、そうじゃない、間接被害も含まっておるなら含まっておると、そういうどっちかの答弁をしてくれればいいのだ。答弁になっておらぬ。
○浜田委員 基地公害等につきまして、関連してお伺いしますが、ここへ配付いただきました資料は何ですか。「範囲でまとめたものである。」と書いてありますが、直接被害による資料ですか。
○浜田委員 これは、またうちの華山委員等が十二分に統計問題について質問をなされると思いますから、この質問はおきまして、せっかく水産庁がおいでになっておりますから、一つ水産行政で御質問申し上げたいと思うのですが、特に沿岸漁業について、さらにその中でも瀬戸内海の沿岸漁業という問題は、大臣が来たときに関連質問をすることにしましても、今日、瀬戸内海へあれだけの工業、コンビナートの進出、さらに明石海峡に橋をつくるとかあるいは
○浜田委員 支障があったのでは、この機構改革の法案は悪法だということになりますから、ないと言われると思いますが、広く早くまとめなければならぬと思いますが、それが農林局に改組されて、そこの中でそういうふうに広く早く調査ができ、さらにその答えが出るかどうか、非常に疑問があるのですが、そういう点はどうですか。
○浜田委員 関連して。今度の法案の中に、統計調査事務所が、農林局になったときに、そこに入るようになっておりますが、特に水産市場の魚価等の資料は、そこでいままでやっておられると思うのですが、これが農林局になって、そこに入ったときに、いろいろ機構もいじくられると思うのですが、それらの調査——各市場価格等の調査ですが、広く早くまとめ、知らしめなければいかぬと思うのですが、これらに支障を来たすようなことはないのですか
○浜田委員 いま大臣が慎んでもらいたいと言われることは、こういう内容でなくて演説会などもやめてもらいたい、こういうように解していいのですか。
○浜田委員 局長の答弁で、法律や、あるいは法律に定められた諸機関でいろいろやられておるのでということですが、前回も私指摘いたしましたように、幾らまじめに公務員が自分の公務執行に勇気を持ってやっておっても、こういうことをやられたのでは、国民が、ああ、そういう悪い検事がおるのか、あるいは公務員がおるのか、こう思って非常に不審を抱くのじゃないか、そういう点は一日も早く解明してその不審を除くようにしなければならぬ
○浜田委員 一昨日は質疑の中途で中断いたしまして、たいへん申しわけないと思いますが、引き続いて質問に入りたいと思います。 前回に続いての質問でありますが、非常に悪質検事とか検察行政に対していろいろな文書あるいは口頭等によって批判されている。ただ批判だけなら、言論の自由もあり、それはむしろ民主主義の面から見てけっこうなことだと存じますが、しばしば申し上げますように、こういうことが事実無根の上に立ってやられると
○浜田委員 ただいま矯正研修所の合理化、こういうように御説明いただいたわけですが、刑務所は合理化されて少なくなったりすることは喜ばしいことだと思うのですが、この研修所の合理化等で内容なり研修のレベルといいますかそういうものが低下する心配はないのかどうか。できれば内容についても御説明をいただきたい。
○浜田委員 ただいま上程になっております法務省設置法について質疑に入りたいと思いますが、いろいろ提案説明等を読んで、この法案を見ると、きわめて事務的なように思うのであります。わずか三ページの法案ですが、この提案されましたねらいといいますか趣旨といいますか、そういうことについてもう一度御説明をいただきたいと思います。