2005-10-25 第163回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
○浅輪参考人 現在の小規模作業所というのは、実に複雑な、種々雑多な仕事をしている。一生懸命就労支援をして就労させようと思っているところもある一方で、やはり日中活動の場として、生きがい対策のようなものをやっているところもあるわけですね。そこを一くくりにして同じ方向に向けていくというのはとても難しいことだと思います。 ですから、この複雑さというか、方向がいっぱいあるということをどう生かしていくか。それは
○浅輪参考人 現在の小規模作業所というのは、実に複雑な、種々雑多な仕事をしている。一生懸命就労支援をして就労させようと思っているところもある一方で、やはり日中活動の場として、生きがい対策のようなものをやっているところもあるわけですね。そこを一くくりにして同じ方向に向けていくというのはとても難しいことだと思います。 ですから、この複雑さというか、方向がいっぱいあるということをどう生かしていくか。それは
○浅輪参考人 私がいるところは小規模作業所と言われているところで、資本形態からいいましたら、全く松永さんのところとは比べ物にもならない小さなところです。しかし、基本的に考えることは私は同じだと思っております。 私のところは清掃作業の請負をやっております。病院と老人ホームと契約をいたしまして、企画書を出し、企画書に基づいて契約をして作業を請け負う、そういう形でやっております。相当障害の重い人がおりますが
○浅輪参考人 御紹介いただきました浅輪でございます。 私には二人の子供がおりますが、その上の四十七歳になる娘が、重度の知的障害と右半身麻痺、身体障害三級をあわせ持つ障害者でございます。 娘が生まれたのは昭和三十四年、精神薄弱者福祉法、今でいいますと知的障害者福祉法が制定される前の年でございました。何を言いたいかといいますと、このころ、知的障害をめぐるいろいろな法律は全くなかったと言っていいほどであったと