1953-07-23 第16回国会 参議院 電気通信委員会 第16号
○津島壽一君 それですつきりとした形だと、この衆議院の修正案と相待つて、附則にでも、こういつた法案というか、法律に基いて生ずる実行上の不足は、五十一条に準じて予算を修正することができるとかいう経過的規定でも設ければ、そういつた疑義がないと思う。これは何というか、法律的に言うと、切りつ放しにして、予算は、歳出はそのまま通して、そうしてあとで補正いたしますと、こういう言明をすると、何によつてやるのかと、
○津島壽一君 それですつきりとした形だと、この衆議院の修正案と相待つて、附則にでも、こういつた法案というか、法律に基いて生ずる実行上の不足は、五十一条に準じて予算を修正することができるとかいう経過的規定でも設ければ、そういつた疑義がないと思う。これは何というか、法律的に言うと、切りつ放しにして、予算は、歳出はそのまま通して、そうしてあとで補正いたしますと、こういう言明をすると、何によつてやるのかと、
○津島壽一君 この五十一条があつても、補正予算というか、歳入補填の措置が可能である、こういうように大蔵省でお考えになつておる、障害がない、こういうわけでございますね。
○津島壽一君 ちよつと愛知政府委員にお伺いしたいのですが、いずれこの歳入欠陥については、予算措置で補充をするというお話ですが、これは会計法の規定についての解釈だけを承わつて、それが可能であるということをはつきり伺つておけばいいと思います。この日本電信電話公社法の五十一条だと思うのですが、この文句は「予算の成立後に生じた事由に基いて既に成立した予算に変更を加える必要があるときは、予算を修正し、」と、そこに
○津島壽一君 これは先ほど言つたように、政府当局から直接聞いたほうがいいと思いますから、念のためにもう一つ聞きたい。二十五億増額を、社債公募によるということだけの解決の方法しかないかどうかということです。即ち資金運用部資金の枠から他に融通したために、この電電公社のためにする資金運用部資金の融通額が抑えられておるわけです。同時に社債の発行限度はこの程度しかないということであつたのか。この修正案によつて
○津島壽一君 委員長、これは若し機会があれば、大蔵省の政府委員にもはつきり確かめたいと思います。郵政大臣にも、大蔵当局にも、私の承知しておる限りにおいは、公募社債の発行の枠はこれ以上認められない。それは不可能というまでの言葉は不適当でしようが、非常に困難であるという意味から、前国会の一割五分或いは二割或いは二割五分と言つて、結局二割五分に落ち着いたのは、それは公募社債の発行の困難な事情からみて、そういう
○津島壽一君 ちよつとお伺いしたいと思います。今の結論で二割に改訂するという場合に、二十五億、これは衆議院の委員会で政府側の答弁は、資金運用部資金は見ない、であるから公募社債という方法の含みによる、こういう結論になつておる。そこで大体この二割ということに御修正になる、こういうふうに伺つたのですが、それでよろしうございますか。
○津島壽一君 そういつた場合には、この機密を漏洩した者に対する罰則はあるのですが、その被害を受けた者に対する損害の補償とか、そういつたようなことについては、従来何らかの規定なり、きまつたものがあるのですか。ちよつとそれをお伺いしたいのです。
○津島壽一君 通信の機密保持ということでどういうような実際の措置をされているかちよつとお伺いしておきたいのは、私の知つた実例で、或る人から打つた電報がそのまま或る新聞に載つけられて非常に迷惑した。電文そのものが載つたわけです。そういう事実があつたわけです。そのために非常な迷惑をこうむつた人があるのです。これはなかなか実行は困難だろうと思うのですが、多数の実際を担当している職員が十分その点についての考慮
○津島壽君 今の点は非常に御趣旨はよくわかるんですが、そういう方向に持つて行くと言うが、私の伺つたのは基本的な方針です。極力やつて、できるだけやろうと言うが、その目標は現在より赤字を増やさない、だんだん解消して行くというような方針の下にいろいろな手配をするというのか、まあできるだけやるんだけれども、赤字が増す場合にはこれは電報というものの必要性から仕方がないというそういう方針か、その問題のほうが主要点
○津島壽君 今関連してちよつと……電報の収支の関係はこの前の委員会でも問題になつたと思うのですが、まあこれは大衆的に利用されるものでふるから多少の赤字を忍んで行くということはまあ仕方がない、又或る場合には適当であろうと思うのですが、要するに程度問題であると思うのでありまして、五十六億円の年の赤字というものが欠損で、又今回の値上げをしても恐らく六十億円以上の赤字を出すであろう、むしろ減るよりも増して来
○津島壽一君 今の、適宜ここのところへは幾ら行けというような調子でやつたということになるのですね、目分量でこのぐらい金が要るからここは一つこのぐらい金をやろう、こういうような考え方のように思うのです。そこにいろんな意見を呼び起すことができているのじやないかと思う。それでまあ例を申しますと、これは十分研究してないのですが、例えば基本料金、東京ですが、この前の案では建て方が、基本料金を上げる。併し今の六十回
○津島壽一君 この値上げ案ですか、率を見まして、一割案の場合、それから二割五分案の場合に、この表を頂いたのですが、この一割案の時分の保有率で増収を図つたということが、ほかの各種の料金の実績において均衡を得ておるというような方針でやられたのであつたのか。又そうでなく、適宜便宜に、或るものは六分六厘、或るものは一割七分八厘とか、殊に度数制使用料というものが一番今度問題になるのですが、一割値上げ案において
○津島壽一君 ちよつと計数のことを聞きたいと思いますが、現行収入というのは八月以降八ヵ月分というのですが、これは年度全体からいうと月割は平均で割つたのでございましようか。二十八年度の収入計数、例えば内国電報は五十一億四千三百万円、八カ月分を計上したんですね。それは二十八年度全体を月割で割つた八カ月分、こういうふうに了承してよろしいか。それから又増収額も百三十四億円と、こう二割五分案ではあるのですが、
○津島壽一君 これは質問ではないのですが、審議の段取りでちよつとお伺いしたい。今度のあれで非常に重大なのは料金の改訂増加で、ほかの案文等は前国会で殆んど御審議になつておるように伺つておりますが、これの内容が余り説明されていないのでありますが、その点この審議の日取りで、今日はあと時間もないのでしようが、この次は六日と申しましても、成るべく早い機会に料金の値上げの案の御説明を十分願つて、そうして質疑をしたいとこう
○津島壽一君 資料をもらいたいと思います。もうすでに配付されたものがあるかも知れないが、若しなかつたら、今度の大きな問題は電話料金の値上げ、料金の改訂の問題だ。それで前の値上げの計画と、つまり二十八年度の不成立予算に計画されたものと今度の提案になつたものとの収入金額の各項目別ですね、即ち度数制の値上げ料金と基本料金、或いは普通料金、それから定額制料金、市外通話というこの項目別の収入、増収見込額ですね
○説明員(津島壽一君) 只今の團委員の御質問でありますが、第一点のこの批准前又は賠償協定の締結前に拂うというのが、或いは一割と仰せになつたかと思いますが、あれは一分でありまして、この第二次新提案において一割だけは批准後となつております。第一回の提案においては批准前又は賠償協定締結前一分の支拂をせい、これが一つの誠意のまあ表現のテストであります。そういう内容でございます。第一次の提案はこれがこの誠意を
○説明員(津島壽一君) 只今のフイリピン側の損害額について、日本代表団は対して共同調査をしたらどうかという提案がエリサルデ外相並びにネリ次官から我々にあつたかという、こういう質問でございますが、そういう提案は今回の会談では出なかつたのであります。これはインドネシアの場合においてもそういう提案がございませんで、我々も研究はいたしておりますが、今そういつた時期にまだ至つてないと思つておりまして、向うもそういう
○説明員(津島壽一君) 只今御紹介頂きました津島壽一でございます。今日この外務委員会においてフイリピンとの賠償交渉についての経過を報告せよ、こういうことでございます。誠に光栄に存じます。私は昨年十二月一日外務省の顧問を拝命いたしまして賠償問題を担当することに相成りました。自然今後委員長初め委員各位の御指導を仰ぐことが多いと思いますので、甚だ僣越でございますがこの機会を利用いたしまして今後何分の御指導
○津島證人 お答えいたします。昭和二十年の八月十七日から同年の十月九日退官いたしました。
○津島證人 さようでございます。