1951-11-05 第12回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
○河野(通)政府委員 お話のようにこの輸出、ことに長期の輸出につきましては、国際経済の動き、しかも前途の見通しということが、非常に大きな影響を持つて参りますことはお話の通りであります。将来相当プラント輸出をして、長い金融をいたしますためには、その代金が安定した状態においてこちらに回収できるということが、非常に必要なことだと思います。しかしながらこれは結局は程度の問題でありまして朝鮮動乱が勃発いたしましてから
○河野(通)政府委員 お話のようにこの輸出、ことに長期の輸出につきましては、国際経済の動き、しかも前途の見通しということが、非常に大きな影響を持つて参りますことはお話の通りであります。将来相当プラント輸出をして、長い金融をいたしますためには、その代金が安定した状態においてこちらに回収できるということが、非常に必要なことだと思います。しかしながらこれは結局は程度の問題でありまして朝鮮動乱が勃発いたしましてから
○河野(通)政府委員 ただいま申し上げましたように、後進国と申しますか、要するに東南アジア地域において、さらに開発が進められる地域の開発の方法といたしましては、アメリカのいわゆるポイント・フオアに基きましたアメリカの資金によつて行われますものと、今申しましたように、わが国が自分の経済に必要といたしまする資源を確保いたしますために、その地域を開発して、それによつて掘り出された鉄鉱石、石炭等身輸入して行
○河野(通)政府委員 輸出銀行の増資につきましては、ただいまお話がありましたように、全体として輸出を振興いたしますために、この資金力を拡充いたすことが目的であるのでありますが、その輸出を振興いたします相手方といたしましては、今お話の後進国という言葉がいいのかどうか存じませんが、東南アジア方面、比較的今後開発を大いに期待される方面へのプラント輸出、これによつてその地域が開発されることによりまして、たとえば
○政府委員(河野通一君) 只今のところでは、計画全体として、今度の補正予算の裏腹をなす資金運用部資金の運用計画の中に織込んでございまして、この運用計画自体は大体司令部の了承を得ております。
○政府委員(河野通一君) 只今のところは、財政一般の問題とも関係いたして参りますので、的確なことは申上げかねるのでありますが、私どもといたしましては、財政の許す限りにおいて国民金融公庫の資本力は増加されることを期待いたしております。今のところでは通常国会に更に増資をするということの予定は、まだ立てておりません。
○政府委員(河野通一君) 只今提案になつておりまする国民金融公庫法の改正案に関連いたしまして、国民金融公の業務の現状及び今後の見通し等につきまして簡単に御説明申上げます。その前にこの法律の改正案につきまして一言御説明申上げておきたいと思うのでありますが、当初私どもは国会の御要望もありまして、国民金融公庫の資本金の増加のほかに、国民金融公庫の役職員につきまして、現在一般公務員と同じような地位にあるわけでありますが
○河野(通)政府委員 昨日山際専務理事から御説明があつたと思うのでありますが、本年度の日本輸出銀行の融資計画につきましては、いろいろな数字が試算されるわけであります。私どもの計算をいたしました数字は、昨日山際さんからお話の計算と、若干違つた観点かち見た点もあるのでありますが、私どもが見ておりますのは、通産省その他で計算をいたしております昭和二十六年度の機械の輸出が計画であります。これははつきりしたものではございませんが
○河野(通)政府委員 それでは私から最近の金融事情並びに今後の金融対策と申しますか、そういつたことにつきまして御説明を申し上げて見たいと思います。 第一に最近の通貨金融の状況でありますが、まず日銀券の発行高の推移について申し上げます。昨年六月末大体三千百億円程度の日銀券は、朝鮮動乱が勃発いたしましてから、急激な増加をたどつて参つたのであります。今年六月末には、四千七十七億円というふうな、前年同時期
○政府委員(河野通一君) 金融機関の監督を強化いたします問題とか、いろいろ銀行法の改正等の問題で議論が出ておりますが、現在のところまだ検討中に属しております。金融統制を強化するというような考え方で、具体的に何か処置をいたすということは今のところは考えていないのであります。できるだけ金融機関の公共的使命に徹していろいろな金融機関の運営がなされることを私どもは期待いたしておるわけであります。これがため、
○政府委員(河野通一君) お尋ねの点でありますが、金融機関、銀行、保險会社その他いろいろありますが、これの配当とか経理等につきましては、現在具体的な法文上の、経理を統制いたしますような規定はございません。併しながら銀行にいたしましても或いは保險会社も同じでありますが、その使命が普通の株式会社、事業会社とおのずからその公共的な意義、任務、使命等から考えまして、或る程度の差異はあると思うのであります。それがために
○河野(通)政府委員 個々の債務者に対しては、結局融資を承継するわけでございますから、融資の主体は開発銀行になるわけでございます。その資金は結局政府が明らかにして出した資金を、そのまま引継ぐわけでありますから、これは出資という形でなくて、政下府からの借入金という形になる、かように考えております。
○河野(通)政府委員 今般の国会に補正予算として、今その関係の予算案が出ております。この予算案を通していただきましたら、法律的措置はもうすでに完備いたしておりますから、通り次第政令でもつてやることになつております。国会の期間等の関係もありまするので、今はつきりとは言えませんが、できるだけ早く実施して参りたい。開発銀行が今余つております復金の資金をできるだけ早く使えるようにしたい、かように考えております
○河野説明員 今の御質問にお答え申し上げますが、基本的に私どもが申し上げておきたいと思いますのは、業者が思惑で入れたから、それはわしの知つたこつちやないというようなことは私ども考えておりません。日本の経済がうまく動くように、円滑な循環をいたして運行されるようにすべての問題を解決して行く、そのために必要な金融政策を私どもは考えて来ておるのであります。その意味でこれは誤解があつたのかと思います。私は五十嵐君
○河野説明員 ただいまのお話で最初のお尋ねの点は、言葉は非常に悪いのでありますが、むしろ輸出滞貨に対する金融の問題ではないかと思うのであります。現在繊維品について相当その問題がやかましくなつておるのは、私どもよく承知いたしておるところであります。この綿糸布を中心といたしました繊維品につきましては、現在の国際価格だけではなくして、近い将来におけるいろいろな情勢なら来た国際価格というものをにらみ合せながら
○河野説明員 お答え申し上げます。実はけさの委員会にお招きを受けておつたのでありますが、ほかの会合の方に出まして失礼いたしました。滞貨金融並びに輸入物資の引取り資金の金融の問題につきましては、かねがね非常に大きな問題でありまして、前国会開会中にもたびたび私どもお呼び出しを受けまして、いろいろ御要望も聞き、また私どもの考えておることをもいろいろ御説明はいたして参つたのであります。はなはだ抽象的なことを
○河野説明員 お尋ねの点でありますが、商工中金の性格といたしまして、これは政府機関かどうかという点でありますが、私どもこういうふうに考えております。これは現在の制度であります。これを将来立法論としてどうするかという点については、これは御質問があればお答え申し上げてもいいと思いますが、現在の制度はやはり商工中金は自分で預金を集め、自分で債券を発行して、その債券は御承知の通り一部はもちろん政府資金で持つておりますが
○河野説明員 最初の店のお話でありますが、今商工中金は店が三十九でございます。国民金融公庫は三十三か四ございます。年度内に五箇所ふやしますから三十八くらいになるのじやないかと思つております。それにいたしましても、商工中金もそうでありますが、国民金融公庫といたしましても必ずしも店の網というものは十分でありません。従いまして私どもは、この点につきましてはかりに国民金融公庫をしてこの方面の金融をやらせるといたしますならば
○河野説明員 先ほど課長の方から申し上げたかと思うのでありますが、前提として申し上げておきたいのは、今きまつておりますことは、政府部内といたしましては、何らか中小金融のための資金の疏通をはかるために、政府資金をできるだけ財政の許す限りにおいてこれを注ぎ込みまして、中小金融の操作に資したい、これは金額ははつきりきまつたという段階に至つておりませんが、そういう点が一つと、それからこれがために特別の金庫とかそういうものをつくることはこの
○説明員(河野通一君) 第一点のお尋ねは、中小企業について今申上げましたような輸出滞貨、或いは引取り関係の金融が非常に詰つておる。この点は私ども十分承知しておりますし、これに対する対策も苦心しておるわけでありますが、一般銀行でありますが、銀行に対しましては金融が大口と申しますか、そういうものに偏倚しないように、銀行の機能として公共的な立場から、能う限り中小企融に対しても金融をいたすべきことをたびたび
○説明員(河野通一君) 輸出入及びそれに関連する金融の問題につきましては、先般の機会に申上げたのでありますが、今お尋ねの第一点は、最近人絹、羽二重その他が非常に下つている。下つている場合にそれがダンピングになるかという問題が一点であります。私どもはダンピングになるような輸出はこれは好ましくないということは申しているのでありまするが、ダンピングの意義であります。これは私どもはこういうふうに解釈しているのでありまして
○説明員(河野通一君) 遅参いたしまして甚だ申訳ございません。 お話の途中で、或いは御質問にしつくりお答えできるかどうかわかりませんが、先般の委員会でも私申上げましたように、預貯金の増強ということは非常に現在国の金融政策として重要なことにつきましては、重ねて今日申上げる必要もないかと思うのでありますが、貯蓄の増強のために講じなければならんいろいろな施策の中で一番大きな問題は、預貯金者に対するサービス
○河野説明員 酒造資金の金融の問題につきましては、かねがね問題になつております。これは主として税の支払い資金が非常に一方で大きく動く、他面売られた代金がなかなか急速に上つて来ないという点の矛盾に、実はかわつておると思います。本来ならば税を込めて売られた酒造業者に対する代金というものは、一箇月なりあるいはその近くの期間でもつて上に上つて参りまして、大体一箇月くらいで資金ができるということに相なるのが普通
○河野説明員 第一点の、銀行等が預金者から零細と申しますか、少額の預金を集めましたものを、百人から預金を集めてその一人しか金を貸してないというお話であります。銀行は現在若干オーバー・ローンの形になつておりますために、日本銀行からの貸出しによる融通ということが相当起つておりますが、本来の趣旨からいいますと、やはり自分で集めました金で融資するということになるのが普通の筋かと思います。一方で預金は、たとえば
○河野説明員 ただいまのお尋ねの点でありますが、先般の大蔵委員会におきましてもいろいろお話を申し上げました通り、中小企業の金融につきましては、一般のコマーシヤル・ベースによる金融から政府資金をもつていたします金融まで含めて、あらゆる手を使つてこれが円滑化と申しますか、必要な資金の疏通についてできるだけの努力をいたして参つて来たのでありますし、今後におきましてもこれらの点につきまして、私どもはできるだけ
○河野説明員 ただいま御指摘がありました保全経済会ですが、この問題につきましては、私どももいろいろ伺つておるところもあるのでありますが、その具体的な問題に対する私どもの考え方の問題ではなくして、おそらくお聞きになつておりますのは、これと同種のいろいろな機関があちらこちらにたくさんあるが、一体これはどうするのかという一般論としてのお話ではないか、こう拝承いたします。私どもといたしましては、いろいろなやみ
○河野説明員 今申し上げましたような中小金融につきましては、今後いろいろだむずかしい問題もございますし、あるいは具体的な問題として処置して参らなければならぬ問題も多々あるかと思います。特に中小企業信用保険制度の問題、また信用保証協会の保証制度の問題、これと中小企業信用保險制度をどういうふうに結びつけたらいいかという問題、その他多々問題があるかと思うのでありますが、これらの点につきましては十分検討を続
○河野説明員 まず定刻に遅刻いたしましてはなはだ申訳ありません。おわび申し上げます。 きようは最近の金融情勢一般の問題及び私どもが考えておりますところにつきまして、まず初めに簡単にお話申し上げておきたいと思います。 本年度の第一・四半期は、御承知のように、国庫の収支で見ましても約六百億余りの引揚げ超過ということに相なつております。第二・四半期は、当初私どもの計算では、大体七、八百億以上の引揚げ
○説明員(河野通一君) 一般論としての滞貨金融ということは、少くとも私ども先ほど申上げた金融政策の基本的な考え方からこれを特別に取上げてどうしようというように考えておりません。
○説明員(河野通一君) お求めによりまして最近の金融政策並びに金融制度につきまして一応私どもの考えておりますところを御説明申上げたいと思います。 金融政策の基調と申しますか、基本的な考え方につきましては、いろいろ前国会中申上げたと思うのでありますが、当時の考え方と基本的には変つておりません。つまり日本の経済が極めて底が浅いと言いますか、或いは彈力性が乏しいと言いますか、一例を物価にとりましても、ちよつとした
○河野(通)政府委員 その問題も実は私の所管ではないので、私からお答えする筋でないかと思いますが、税というものは御承知のように、すべて目的税的に、この方の関係であるから、たとえば水産の関係からとつた税だからこれは水産にまわすということをやれば、これは商工業からとれるのだから、これを商工業にまわさなければならぬということになるので、目的税的にやつております特殊の税なら別ですけれども、一般の税をそういう
○河野(通)政府委員 第一点の農林漁業資金融通特別会計の資金の拡大の問題につきましては、先般も大蔵大臣からこの委員会で申し上げました通り、できるだけ増す方向で考えたいということで、今せつかく努力をいたしております。ただ金額につきましては、今の六十億にさらに六十億増して百二十億にするということは、少くとも目下のところでは、そこまではお引受できないような情勢にあります。それから第二の、それでは増した場合
○河野(通)政府委員 お約束の時間に遅れまして申訳ございません。ただいまの御質問の点でありますが、これはむしろ私よりも大蔵大臣に聞いていただいた方が実はいいと思うのですが、私の個人的なことを言えとおつしやるならば、今後の財政事情にもよりましようけれども、むずかしい公算の方が多いであろうということを、私としては申し上げざるを得ないのであります。しかし確定的なことは、やはり財政の問題にも関連いたしますから
○政府委員(河野通一君) 今議題になつておりまする商法改正関係に伴いまする金融関係法規の整理の問題でありますが、この法案の主な点を簡単に申上げます。 大体におきまして商法の一部を改正する法律が七月一日から施行されましたに応じまして、これに関連をいたしまする銀行法等の必要なる改正を加えましたことが中心になつておるわけでありますが、ただ銀行等の金融機関が一般の利用会社と若干異る特殊性を持つております点
○河野(通)政府委員 今お尋ねの点もやはり商法一般の問題と思います。私どもといたしましては、商法につきましては、金融機関の立場からこの問題を考えてみました場合に、今お尋ねの点につきましては、特別に一般の企業、一般の株式会社と違つた取扱いをする必要はない。しかし一般の株式会社について、今お話の点をどう考えるかという点につきましては、むしろ法務府あたりでお聞きを願つた方がいいかと思いますので、私からお答
○河野(通)政府委員 お答え申し上げますが、ただいまの新商法における帳簿書類の閲覽権と申します点につきましては、詳細は実は法務府から伺つていただいた方がいいと思いますが、私どもの承知いたしております限りにおきましては、今度の新しい改正商法の結果、株主の要求いたし得る帳簿書類閲覽権の内容は、相当詳細なところまで、いろいろな帳簿が見れるように伺つております。従いましてそうなりますと、一々何某に対する貸付
○河野(通)政府委員 お答え申し上げます。ただいま今度の改正法に関連いたしまして、帳簿の閲覽等に関しまするお話でありますが、株主等が銀行の帳簿書類の閲覽についての新商法の規定の適用を排除いたしましたのは、銀行等の信用機関が預金を預かり、しかもそれが短期の預金を預かつております関係上、この帳簿を見られることによりまして、いろいろその閲覽の結果を濫用されることによりまして、あるいは取付の問題を起す。決してそういうことが
○河野(通)政府委員 今般新しく保険の事業として認めようとしております保証保険事業につきましては、今お話のように一般の損害保険と性質を異にいたしておりますので、その危険率と申しますか、損害発生の率等につきましては、現在正確なる計算の基礎を持つておりません。従いまして、今後この料率をきめて参ります場合には、外国、ことにアメリカ等におきましては、これは非常に普及した保険の種類になつておりますので、これらの
○河野(通)政府委員 現在国内の保険会社につきましては、生命保険と損害保険がありますが、まず最初に生命保険会社について申し上げますと、会社数は現在二十社であります。その資本金または基金――相互会社につきましては、資本金に当るものを基金と申しておりますが、これは非常に金額が少いのですが、合計は約五百七十五万円ということになつております。それから固有の契約件数でありますが、これは千九百三十七万八千件、固有
○河野(通)政府委員 ただいまの御質問に対しましては、漁業権証券の買上げ償還によつて、どの程度資金化できるかという金額の問題が一つ、それからこの点につきましては、目下検討はいたしておりますが、大体国債整理基金特別会計で国債を償却いたしまするためには、その会計の持つております予算上の限界というものもございますので、その方からも縛られますために、無制限に買上げ償還をするということはできません。従いまして
○河野(通)政府委員 現在漁業権証券の資金化につきましては、御案内の通り、いろいろな案が実は出ておるのであります。大蔵省といたしましては、そのうちいろいろ研究をいたしました結果、第一には、この漁業権証券のうち、金額については後ほど申し上げますが、当面必要といたしますものにつきましては、国債整理基金特別会計において、これを買い上げて償還いたすという措置をとりたいと考えております。この具体的な方法は、まず
○河野(通)政府委員 今のお話の漁業権証券の資金化につきましては、これを促進するようにということを、大蔵大臣から指示を受けておるのであります。ただこの点は、漁業権証券を全額を一時に資金化するかどうかの問題につきましては、当面必要とする金額について資金化をするようにと、こういうふうに伺つております。
○河野(通)政府委員 漁業権証券の利率の点は、今申し上げましたようなことで、大体五分五厘ということを考えております。それから期限の点は、今お話のように、実はまだはつきりいたしませんが、五年という長いものにするつもりはありません。四年になりますか、三年になりますか、二年になりますか、大体そこらあたりで考えて行きたいと考えております。それからこれを三年なら三年といたした場合に、一度に固まつて来たとき、一体償還
○河野(通)政府委員 漁業権証券の問題につきまして、私が所管いたしております関係から申し上げますと、これと漁業設備の改善なり、補強なりに関する金融と申しますか、問題との関連について申し上げなければならぬわけであります。先般来、漁業権証券の資金化という問題につきましては、農林省当局からも御要望があり、国会方面からもいろいろご要望を伺つておるのであります。この資金化につきましてはいろいろな考え方があります
○河野(通)政府委員 この問題は一種の国債発行でありますので、国債発行の手続になります。内部のことを申し上げて恐縮でありますが、実は理財局の方の所管になつております。私もまだ詳しく聞いておりませんが、今研究をいたしておるのではないかと思います。現実の取扱者は、おそらく農中あたりが中心になつてやることになるのではないかと思いますが、まだはつきりしたところは私承知いたしておりません。
○政府委員(河野通一君) お尋ねの点でありますが、行政がだんだん委讓されるに応じまして抽象的にはそういう点についての、まあ言葉が悪いのでありますが、制約がだんだんなくなつて来るかと思います。ただこれが併し国内的に見まして、そういう措置をとることがいいか悪いかの問題は別に考えなければならないと思います。向うのほうの、向うといいますか、そういう意味の制約はだんだんとれる方向だと思います。ただ時期及び程度