2021-06-03 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
○河野義博君 ありがとうございます。 就農した後、定着させる政策が大事だ、そのとおりだと思っています。一方で、私は今まで他産業ばかり見てきて、この三年間、農林水産、昨年、政務官もやらせていただく中で勉強させていただくんですけれども、いろんな施策、結構充実しているなと、他産業に比べてこれだけお金がもらえる仕事って余りないんじゃないかなと私思っておりまして、もし具体的に、もっとこういうのがあればというのは
○河野義博君 ありがとうございます。 就農した後、定着させる政策が大事だ、そのとおりだと思っています。一方で、私は今まで他産業ばかり見てきて、この三年間、農林水産、昨年、政務官もやらせていただく中で勉強させていただくんですけれども、いろんな施策、結構充実しているなと、他産業に比べてこれだけお金がもらえる仕事って余りないんじゃないかなと私思っておりまして、もし具体的に、もっとこういうのがあればというのは
○河野義博君 ありがとうございました。 次に、人材の確保について伺います。 これは柚木参考人にお伺いしたいと思いますが、コロナをしっかり、コロナ禍だからこそ前向きな農業をしっかりやっていこうと、人材の確保を行っていこうということで、農水省も旗を振り、そしてその担い手として、担い手といいますか、その役割を、農業会議所さんに大きな役割を果たしていただいてこれまで一年余り取り組んでまいりましたけれども
○河野義博君 公明党の河野義博です。両参考人の先生方、貴重なお話を賜りまして本当にありがとうございます。 まず、両先生に同じ質問をしたいと思います。 農業、地域政策と産業政策の両輪をしっかり回していくということは大事である、これはもう論をまたないと思います。農業・農村基本計画の中にでも、これまで大規模化一辺倒だったところを、しっかり家族経営も見直していこうという書きぶりになりまして、やや軌道修正
○河野義博君 最終的には納税者負担があり得るということでございました。 その特定措置でありますけれども、どういうときに発令されるのかということはある程度明らかにしておくべきなんじゃないかなというふうに思っています。いつでもどこでも助けてもらえると思うとちょっと経営がうまくいかないかもしれませんので、明確な御答弁できないのかもしれませんが、この法律の中には我が国の金融市場その他の金融システムの著しい
○河野義博君 預金保険法も最終的には納税者負担もあり得るという前提で考えられていると思いますが、その点は相違ないということでよろしいでしょうか。
○河野義博君 公明党の河野義博です。 本法律案は、国際的に重要だと認められる主要な金融機関に対して適用される国際金融ルール、これに関しまして、この重要だと認められる国際金融機関に農林中金が指定される可能性が、蓋然性が高まっているということで、国内法を整備する担保法のようなものでございます。当然必要な措置でありまして、賛成であります。 その観点から、まずは幾つか法案の中の論点で明らかにしておきたいというふうに
○河野義博君 やっぱりデータをしっかり開示するということが大事だろうと思います。実際の海の上で、しかも風車の高さで測った風のデータというのは日本国内では余りありません。そのデータは非常に有効なデータであって、陸上のデータとの相関を取れば、風況の確実性を高めることもできます。風車にとって一番のリスクは風です。風の読み方を、その信頼性を高めるためにも、このデータというのをしっかり活用していくべきだと思います
○河野義博君 浮体式を切り札と言っていただいたことに感謝を申し上げたいと思います。 残り二問通告しておりますので、これは政府参考人に伺います。 この長崎の洋上風力、浮体式の案件に先行する形で、二〇一一年から、福島復興のシンボルとしまして、また、当時は世界初となる複数基三基が浮かぶという洋上風力の実証実験がなされました。大変残念ですけれども、今年度中に実証設備は実証を終えて撤去するという方針になりました
○河野義博君 公明党の河野義博です。 二〇五〇年カーボンニュートラル、菅政権の看板政策であります。国の形を変えるいい機会だと思っておりまして、そのために自給率をしっかり上げていく、そういった過程を通じて様々な技術に投資をしていくということだろうと思います。 二〇五〇年がどういう世界かというのは誰も予想できませんし、前回のエネルギー基本計画を立てる際にも、何が起こっているか分かりませんから、しっかりありとあらゆる
○河野義博君 公明党の河野義博です。 ただいま議題となりました地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、自民、公明を代表して、小泉環境大臣に質問します。 二〇一六年のパリ協定発効により、世界は脱炭素化社会の実現に向けて大きくかじを切りました。我が国も、菅総理が二〇五〇年カーボンニュートラルを宣言し、さきの気候サミットでは、二〇三〇年度において温室効果ガスの二〇一三年度比四六
○河野義博君 詳細に御説明をありがとうございました。 次に、生産者の所得向上に資する取組に関して伺いたいと思います。 法改正によりまして拡大される産業分野は食品産業だけでも八十万近い企業数であるなど、これまでの農業の法人経営体数が二万三千経営体であることと比較をいたしましても、まさに桁違いに対象法人数が拡大をいたします。そして、この法改正によりまして投資件数、投資額はどの程度増加をすると想定しておられるのか
○河野義博君 自己資本比率が農業法人一六・六%上昇したということであります。 政務官に御答弁いただきましたとおり、やっぱり金融機関が農業に対する出資、融資のハードルが下がったと思うんですね。興味あるし、やらなきゃいけないというふうに銀行は都銀も地銀も含めて考えていたんだけど、なかなかチャンスがなかったというところに、こういった機会を通じて様々なノウハウを蓄積してきたという観点から、評価をできるものだと
○河野義博君 公明党の河野義博です。 数年前、各省が競って官民ファンドを立ち上げました。ハンズオンで支援をするんだといううたい文句で、まさに乱立をいたしました。その運用成績は御案内のとおりでありまして、機能も目的も重複をしておりました。 農林水産省は、A―FIVE、私は勇気ある撤退だったと思いますし、その決断を評価をしております。今回も、その反省を生かしてよく練られた仕組みにしていただいたなと感謝
○河野義博君 電力システム改革、肝はやはり電気料金を下げるということだったと思います。安定的に供給を行い、そして安くするという取組がちゃんと行われているかということはこれからも引き続きしっかりフォローしていただきたいなと思いますし、そのために燃料を安く買わなきゃいけませんし、発電所のコストを下げなきゃいけませんし、管理コストも下げていく、ひいては、地域独占の送配電事業を残していますが、それをどうするかということもやっぱり
○河野義博君 一三パー、ちょっと速くて余り聞き取れなかったんですけど、一三%下がったとおっしゃっているのは恐らく規制料金のことだと思うんですが。 規制料金、そもそももう既に撤廃がなされる予定だったのにもかかわらず、まだ残っちゃっていると。かつ、規制料金というのは上限価格のことですから、上限価格が一三%下がったということは、一般のもうスイッチングが行われていまして、四割はもう自由化された人たちの中で
○河野義博君 公明党の河野義博です。 三月五日の一般質疑に続いて質問させていただきます。 電力システム改革に関しまして、さきの梶山大臣への質疑に対する答弁の中で、電力システム改革、新電力への切替えに対して消費者の高評価があるものの、原子力発電所の停止とFIT賦課金によって電気代が二二%上昇したと。いずれにせよ、システム改革はまだ途上にあるという御答弁を頂戴したところであります。 政府参考人に伺
○河野義博君 力強い御答弁をいただけたと思います。 今まで、子供食堂、フードバンク、制度のはざまで支援を、なかなか公の支援を受けられなかった中で、やっぱり農林水産省がそこに光を当ててくださったということには感謝をしております。引き続きの御支援をお願いしたいと思っております。 続いて、ちょっとテーマは変わりますけれども、競馬に関して伺いたいと思います。 コロナ禍における農林水産省所管の数少ない、
○河野義博君 下限を百万円から五十万円に引き下げていただいて、二十名以上の運営者だったところを十施設以上の取りまとめで可というふうに更なる弾力運営をしていただいております。その点に関しても感謝を申し上げたいというふうに思います。 居場所づくりについても同じく伺います。 第三次食育推進基本計画においては、貧困の状況にある子供に対する食育を推進するという目的で、一人親家庭の子供に対して放課後児童クラブ
○河野義博君 公明党の河野義博です。 まず、大臣にお礼を申し上げたいと思いますが、昨年十一月の所信質疑の中で、政府備蓄米の交付、是非弾力運用をというお願いをさせていただきました。その中で、政府備蓄米を子供食堂に開放していただいた、もうこれ画期的な取組だと私は思っておりますが、一方で、子供食堂、コロナ禍において開けないケースがあるために、弁当での持ち帰りはこの備蓄米使えたんですが、生のお米を持って帰
○河野義博君 あと幾つかお伺いをしたかったんですが、済みません、時間がそろそろ来そうですので、私の意見ですけれども、やっぱり、中国、今回の枠組みをどう正しく履行させるかということも大事な観点だと思うんですね。我々は署名したから守ってくれるのが当たり前だろうと思っていますが、そうではない価値観を持っている方々がこの世の中にはたくさんいますので、そういったこともしっかり気を付けなければならないし、先生がおっしゃるように
○河野義博君 ありがとうございます。 先生のおっしゃるように、やっぱり実感を持って元の暮らしを取り戻していただけるように、お一人お一人に私どもも本当に力を尽くしていきたいというふうに思っております。ありがとうございます。 大庭公述人に伺います。 外交というのは本当に難しいんだなというのを実感をいたしましたのはやはりTPPの署名の際でございまして、やっぱり日本とアメリカが中心となって国益を懸けて
○河野義博君 公明党の河野義博でございます。 両先生、大庭公述人、除本公述人、本当に大変貴重なお話をありがとうございました。 滝波先生はほぼ同世代とおっしゃっておられましたが、私はやや後輩世代でありまして、七七年生まれ、日本が、バブルを知らないデフレ世代でありまして、小学校のときにバブルがはじけまして、社会人に出たときにはもう既にゼロ金利のこの二十年間でありました。経済の世界で生きてきましたので
○河野義博君 ありがとうございます。その声をしっかり現場にも届けていきたいというふうに思います。 新型コロナウイルス感染症の対応が一年にわたって続いている中、教育現場でも、子供たちの健やかな学びを保障するために必死に現場で職員の皆様、奮闘していただいております。今後も学校で教育活動を継続していくためには学校における感染症対策の徹底が必要でありまして、学校の保健指導や保健管理の重要性、これは今大きく
○河野義博君 総理、ありがとうございます。必要な教員定数を引き続き確保していくという、明確に御答弁いただきました。 念のために確認ですけれども、これまでの加配が削減されるようなことはないと私は理解しましたが、それでよろしいでしょうか。
○河野義博君 公明党の河野義博です。 まずは、教育現場の充実に関しまして、総理に伺います。 昨年十一月、臨時国会の予算委員会でも質問させていただきましたけれども、長年の悲願でありました少人数学級の実現、これはやっぱりさすが菅政権というふうに私思いましたが、四十年間の課題でしたけれども、ようやく教員定数が改善されることになります。予算措置が皆様のおかげで前に進みましたし、今国会で、先般閣議決定されました
○河野義博君 済みません、時間も限られていますので、最後に簡潔に一つ。 CCSは、技術的には苫小牧でももう実証を長くやっていまして、ほぼ確立されつつあるんだろうと思います。それは、コストの問題と場所の問題というのはしっかり受け止めて後押ししていきたいなと思います。 経済産業省は、天然ガスというと、もうLNG、LNGと言うわけです。私は、パイプラインもやっぱり一つの大きなツールとして持っておくべきなんだろうと
○河野義博君 ありがとうございました。 次に、西澤参考人にお伺いをします。 LNGの重要性、改めて認識をさせていただきました。ありがとうございました。まとめの最後のページの中にガス資源・LNG開発投資のサポートの重要性とございまして、本当に大事だろうと思います。 やっぱり金融面では、日本はややほかの国に先んじていろんなサポートを受けられるんじゃないかなというふうに思いますし、また、NEXI、JOGMEC
○河野義博君 公明党の河野義博です。 三参考人の先生方、本当にありがとうございました。 まず、縄田参考人に伺います。 資料の二十九ページに、レアメタルを中心とした資源の安定確保に関する方策と、様々な御提言をいただいておりまして、いずれも重要な課題で、しっかり取り組んでいかなければならないものだろうというふうに思っています。 その中で、ちょっと二つお伺いをしたいのが、上流権益の確保について、それから
○河野義博君 よく分かりました。ありがとうございます。 関連をしますけれども、産地づくりの取組の促進にこれは非常に役立てていかなければならないと思いますけれども、都道府県の開発する登録品種は産地形成の核ともなり得るものでありまして、マーケットに出す量の調整や品質を維持確保するためにも、地域や農家を限定して種苗を渡して、栽培技術を伝承しながらブランド化が図られております。このようなケースでは、都道府県
○河野義博君 影響は少ないというふうな御答弁を大臣からいただいております。しっかり不安には引き続き向き合っていく必要はあると思いますけれども、正しい理解を進めていくということが大事だと思っています。 次に、ちょっと一問飛ばしまして、都道府県によって登録品種の割合が多くて大きな影響を受けるところではないかという懸念もいただいております。都道府県ごとに、また作物によっては登録品種の割合が多くて、自家増殖
○河野義博君 公明党の河野義博です。 前回に続きまして、私のところに寄せられました不安、疑問のお声を中心に質問させていただきます。 まず、有機農業者が影響を受けるんじゃないかという御懸念に関しまして、これ大臣に伺います。 本改正案に懸念を示される方々の御主張の一つに、登録品種の自家増殖を許諾制にすると有機農業者が困るということをお伺いをするわけであります。一方で、そもそも有機農業者や自然農法に
○河野義博君 今、自家増殖しているものは一般品種だから関係ないんですよと言うと、それで解決する相談も結構ありまして、しっかり明確に御答弁をいただきましたので、ありがとうございます。 次に、許諾料の見込み、手続の事務を懸念されるお声もありますので、その点に関して確認をしておきます。 自家増殖の許諾料が高額になって生産コストが増えるのではないか、また、許諾を得るために事務負担がもう本当に大変で、農業
○河野義博君 よく考えられた制度だと私思います。しっかり実効性を持って進めていくということが大事だと思います。 次に、自家増殖を許諾制にする理由、また自家増殖行っている農業者への影響、これもよくお寄せいただく御意見でありますが、本件に関して伺いますと、この法律の改正案では、登録品種の自家増殖によって許諾制を導入しようとするものであります。 これに対しまして、農業者の中には、農家の種取りの営みが全
○河野義博君 公明党の河野義博です。 私の事務所にも、連日、多くの御意見、御要望がお寄せいただいておりまして、個別にお話をさせていただいて御説明を申し上げれば、何だ、そういうことだったのかと御納得いただけることがほとんどなわけですけれども、じゃ、何がいけませんかと言うと、不安だという声が圧倒的に多うございまして、何で不安なんですかと言うと、よく分からないということが大多数であります。 ほぼほぼ理解
○河野義博君 首脳同士の人間関係、信頼関係も非常に大事であろうかと思いますので、できる限り早期という御発言がありました、しっかりとよろしくお願いいたします。 もう一つ、外交関係でございます。 今月十五日、地域的な包括的経済連携協定、いわゆるRCEPが署名をされました。 パネル、資料の二枚目を御覧ください。 世界のGDP、貿易総額及び人口の約三割、我が国の全貿易の五割を占める地域の経済連携協定
○河野義博君 よろしくお願いします。 私も、毎週、地元九州、沖縄と東京を往復しておりますが、地域によって全然状況異なりますので、これからも地方の意見、しっかりと聞いていただいて、適時適切に対応していきたいというふうに思います。 次に、外交関係について伺います。 アメリカでは民主党のバイデン氏が大統領選挙で当選を確実にしました。外交政策の変化がアメリカ側も予想されます。バイデン氏は、トランプ政権
○河野義博君 公明党の河野義博です。 新型コロナウイルス感染症陽性患者数が急増しております。今後も感染を極力抑えながら重症化を抑えて、そして医療体制を断固として守りながら緩やかに経済を回復させていかなければならない。今、本当に大変重要な局面にあると思います。 感染者数や医療体制の状況は地域に応じて様々であります。確保している病床の使用率、これは、一%に満たない県もあれば、もう既に三、四割ベッドが
○河野義博君 ありがとうございます。 やっぱり持続可能性ということが大事だと思いまして、国内でやっぱり持続可能になるようなイノベーションを起こしていただきたいと思いますし、イノベーションのどう言葉を捉えるかですけれども、イノベーションって起こし続けないと意味がなくて、一旦起こしてもそれで止まってしまえばもう使い古されてしまいますので、そういう難しさもあるんだろうと思いますけれども、政務官のリーダーシップ
○河野義博君 そうですね。地域政策と産業政策の両輪、このかじ取りが非常に大事だと思っておりますので、是非大臣のリーダーシップに期待をしたいというふうに思います。 続いて、地球温暖化対策への取組に関しまして伺います。 この夏も、九州地域の豪雨災害を始めとしまして、世界中でいまだ経験したことのない異常気象が多発しております。気候変動への対応は待ったなしであります。 公明党といたしましては、本年一月
○河野義博君 公明党の河野義博です。 野上大臣、宮内副大臣、熊野政務官、御就任おめでとうございます。 新型コロナウイルス感染症対策、また相次ぐ自然災害、そして近隣諸国の関係、貿易協定、気候変動対策、家畜伝染病、様々課題は山積しておりますけれども、政務三役、それから省幹部、省員の皆様の御活躍に期待をし、またしっかりお支えをしてまいりたいと、そう思いながら決意をし、質問させていただきたいというふうに
○河野大臣政務官 お答え申し上げます。 委員御指摘、御質問いただいたとおり、詳細な現場の状況把握のため、江藤大臣による現地調査やウエブ会議を通じた被災者との意見交換を行っているところでございます。 その中で、皆様方からの御要望といたしましては、葉たばこや野菜、果樹の生産農家からは、浸水した農業機械、ハウスへの支援、早期営農再開に向けた種子や肥料などの購入や果樹の植えかえに対する支援、漁業者の方からは
○大臣政務官(河野義博君) 人獣共通の感染症であります新型コロナウイルス感染症に対応するためには、動物、人、環境の各分野の関係者が連携して取り組むワンヘルスアプローチ、これは、御専門でもあり、医学博士でもあります秋野委員が従来おっしゃられていることでありますけれども、この点、大変重要であるという点は委員御指摘のとおりだと思います。 OIEは、動物分野におきます新型コロナウイルス感染症への対応としては
○河野大臣政務官 委員御指摘のとおり、国内での労働力確保は非常に重要な課題と認識をしてございます。 農業者の一層の高齢化と減少が今後見込まれる中にありまして、我が国農業が将来にわたって食料等の農産物の安定供給及び多面的機能の発揮という役割を発揮していくためには、若い方々に農業の魅力を伝えまして、農業を職業として選択する人材を育成し、定着させていく必要があると考えてございます。 農林水産省といたしましては
○河野大臣政務官 新型コロナウイルス感染症に伴う休校で未利用となった学校給食用の食品に関しましては、令和元年度の予備費によりまして、食品関連事業者がフードバンクへ寄附する際の輸送、配送費を支援してきたところでございます。 今般の二次補正予算案の閣議決定とあわせまして、この事業のさらなる運用改善を行いまして、飲食店の休業により販売機会を失った未利用食品も新たに加えることといたしました。 また、その
○河野大臣政務官 お答え申し上げます。 残留基準値の設定は、食品衛生法に基づきまして、厚生労働省により行われております。 厚生労働省によりますと、委員御指摘のお茶に対するジノテフランの残留基準値に関しましては、我が国の残留基準値は、我が国の茶での農薬の使用方法をもとに、食品安全委員会の食品健康影響評価の結果を踏まえまして、人の健康を損なうおそれがないよう設定したものであり、二五ppmとなっております
○河野大臣政務官 まず、合併の効果でございますけれども、濱村委員御指摘のとおり、森林組合の経営基盤に関しましては、合併の取組によりまして、一組合当たりの組合員所有林面積が拡大をし、事業利益が増大をし、常勤役員、職員数が増加した結果、昭和五十年度では黒字の組合は全体の約五割でしたけれども、平成二十九年度には全体の約八割の組合が黒字となるといった成果があるというふうに私ども評価をしてございます。 一方
○河野大臣政務官 森林組合の経営基盤の強化を図る上で、引き続き合併の手法は有効であるというふうに考えてございますけれども、近年は、その合併が一定程度進展したことに加えまして、地理的に広域化には限界がある場合などがあること、また、森林組合を残したい地元市町村や地元組合員との関係などから地元調整が進まない場合があること、そして、一部の事業の連携によりまして効果は期待できるものの、組合間の財務格差がある場合
○河野大臣政務官 農林水産省におきましては、産業動物獣医師の確保を図るため、産業動物獣医師への就業を志す獣医学生に対する修学資金の貸与、また獣医学生に対する臨床実習及び行政体験研修の参加への支援、さらには女性獣医師が再就職、職場復帰するに当たって最新の知識の習得や獣医療の技術の向上を図るための研修等への支援を実施しているところでございます。 また、獣医事審議会が三月二十七日付で答申を行いました、獣医療
○河野大臣政務官 今回の法改正に伴いまして現場で生じる負担につきましては、我が国の宝ともいうべき和牛遺伝資源の保護の重要性に鑑みまして、現場の皆様に御理解、御協力を賜りたいというふうに考えてございます。 一方、農林水産省といたしましては、今回の改正に伴う、増加する現場の負担をできるだけ軽減するため、種雄牛名などの情報の容器、いわゆるストローでございますけれども、そこへの表示についてはストロー印刷機
○河野大臣政務官 今回の改正によりまして、家畜人工授精所以外で保存した精液等の譲渡禁止を明文化をいたします。こうした上で、これに反した場合の回収、廃棄命令を措置することによりまして、ブローカーなどの手に渡らないようにするということとともに、精液、受精卵の容器への表示や家畜人工授精所による業務状況報告を義務づけまして、トレーサビリティーの確保を図るということにしたところでございます。 さらに、精液等
○河野大臣政務官 和牛遺伝資源の海外への流出につきましては、家畜改良事業者を始めとした畜産業界関係者の皆様の共通の強い認識として、これを許さないという思いがございます。 現在、人工授精用の精液などの売買に当たっては、和牛遺伝資源の利用を国内に限る、こういった契約の普及が図られているところでございます。 こうした中で、今回の新法によりまして、契約に反した使用、譲渡などを不正競争行為と位置づけることによりまして
○河野大臣政務官 家畜の遺伝資源の保護につきましては、平成十八年に家畜の遺伝資源の保護に関する検討会を立ち上げまして、和牛を始めとする家畜について、知的財産制度の活用も含めた遺伝資源の保護に係る問題点を明らかにするなどの検討を行っておりました。 その際、和牛などの家畜につきましては、育成権者が認められている植物のように、同一世代でその特徴が十分均一であること、いわゆる均一性、何世代も増殖しても特性