2005-06-13 第162回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
○政府参考人(河野孝義君) 私どもの現在の取組ですけれども、代替施設建設事業の実施に当たりましては、平成十一年末の閣議決定を踏まえ、ジュゴンを含む自然環境に著しい影響を及ぼさないよう最大限の努力を行うこととしておりまして、現在、環境影響評価法に基づき環境影響評価を実施しているところでございます。ボーリング調査につきましては、環境影響評価の対象とはなされておりませんけれども、実施に当たりましては、環境省
○政府参考人(河野孝義君) 私どもの現在の取組ですけれども、代替施設建設事業の実施に当たりましては、平成十一年末の閣議決定を踏まえ、ジュゴンを含む自然環境に著しい影響を及ぼさないよう最大限の努力を行うこととしておりまして、現在、環境影響評価法に基づき環境影響評価を実施しているところでございます。ボーリング調査につきましては、環境影響評価の対象とはなされておりませんけれども、実施に当たりましては、環境省
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 米国におけるジュゴンの保護に関する訴訟につきましては、米国内での訴訟事案でもあり、所見を述べることは差し控えさせていただきたいと思います。
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 まず、ボーリング調査の現状でございますけれども、当庁としましては、市街地に所属する普天間飛行場を早期に移設・返還するために、平成十一年度末の閣議決定に基づき、代替施設の着実な建設に向け、取り組んでいるところでございます。 現在、環境影響評価法に基づく所要の手続を実施するとともに、護岸構造の検討に必要なボーリング調査等の現地技術調査を実施しております
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 当庁としましては、足場を設置した箇所でできる限り早期にボーリング機材による掘削作業に着手したいと考えていたところでございますけれども、設置した足場では、連日反対派により早朝から夕方までの間占拠され、安全にボーリング作業が実施できない状況が続いております。当方の作業員は、作業が開始できるよう足場を占拠する反対派の説得に鋭意努めておりますけれども、協力は
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 まず、夜間作業について無灯火の船があったということでございますけれども、これは四月二十六日及び二十七日の夜間等で実施しました作業につきましては、作業船が作業を行っている間は灯火を表示したものの、作業の安全に支障がない範囲において、作業を行ってない間は灯火を表示してない作業船があったということを報告を受けているところでございます。 なお、作業現場では
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 まず、ボーリング調査の現状でございますけれども、当庁としましては、足場を設置した箇所でできる限り早期にボーリング機材による掘削作業を着手したいと考えているところでございます。しかしながら、昨年末に設置しました各足場では連日、反対派により早朝から夕方までの間占拠され、安全にボーリング作業が実施できない状況が長期にわたって続いております。この間、作業が開始
○政府参考人(河野孝義君) 普天間飛行場の移設・返還を一日も早く実現するため、代替施設の設置に先立ち、代替施設の護岸構造の検討に必要な現地技術調査を実施しているところでございます。先般の2プラス2におきましても、このSACOの最終報告の着実な実施が在日米軍の安定的なプレゼンスにとって重要であるとの旨が確認されており、これには普天間飛行場の移設・返還も当然含まれていると認識しております。 当庁としましては
○河野政府参考人 お答えいたします。 ボーリング調査につきましては、気象状況や作業が安全に実施できるかなど現地の具体的な状況を見きわめた上で、昨年九月から開始をしております。ボーリング調査を始めるに当たりましては、調査箇所の位置の確認とか海底の状況等、各種の準備作業がありますけれども、昨年十一月よりボーリング足場の設置作業を実施しております。現在までに六十三カ所のうち四カ所はボーリング足場を設置済
○河野政府参考人 お答えいたします。 今般の御提案は、普天間飛行場を早期に移設、返還させたいとの立場からのものと受けとめております。 当庁としましては、基本計画に従って建設に向け作業を行うとともに、一日も早い普天間飛行場の移設、返還のため、できる限りの努力を行うことが重要な課題という認識のもと、工期短縮の可能性について引き続き検討してまいる所存でございます。
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 ボーリング調査は普天間飛行場代替施設の護岸構造の検討に用いる必要なデータ収集を目的とした調査でありまして、普天間飛行場の移設、返還に向けた必要不可欠な調査でございます。 ボーリング調査のまず現状でございますけれども、気象状況や作業が安全に実施できるかなど、現地の具体的な状況を見極めた上で、昨年九月から作業を開始しております。調査箇所の位置確認、海底状況
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 ボーリング調査は、代替施設の護岸構造の検討に用いる必要なデータを収集する目的でありまして、沖縄県からの同意を得た上で昨年九月から開始しております。 スパット台船につきましては、三月十六日に設置作業を試みましたが、反対派の妨害活動により危険な状況となったため、やむを得ず中断したところであります。次回の設置作業はできるだけ早く実施したいと考えておりますが
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 ボーリング調査は、護岸の構造の検討に用いるデータ収集の目的のために行っているものでございまして、昨年十一月から足場の設置を開始しており、潜水により事前に確認した海底状況を踏まえ、サンゴが比較的少ない場所に調査箇所を選定し、波の状況や気象状況を見極めて設置作業を慎重に実施するなど、サンゴ等海底の環境にも十分配慮して実施しております。 本件調査箇所につきましては
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 ボーリング調査は普天間飛行場の移設・返還に向けた必要不可欠な調査でございます。当庁としては、より多くの方々の理解を得られるよう、ボーリング調査の具体的な内容、環境配慮方策を盛り込んだ作業計画などにつきまして、名護市議会議員や地元行政区の方々に説明する機会を開催するなど、事業者として必要な手順を踏んでいると認識しております。このような状況において差止め
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 普天間飛行場代替施設のボーリング調査における御指摘の足場作業、設置作業につきましては、以下のとおり那覇防衛施設局から報告を受けております。 今先生御指摘のように、三月十六日早朝、午前五時ごろでございますけれども、船舶で曳航されたボーリング足場、スパット台船が現場海域付近に到着しております。スパット台船の設置作業は午前七時ごろから開始したところでございます
○河野政府参考人 知事意見を検討しまして、追加する手法等につきましては、調査の開始前に県の方に報告し、公表することで考えております。
○河野政府参考人 お答えいたします。 普天間飛行場代替施設の環境影響評価につきましては、今御指摘のように、昨年十一月、沖縄県知事から那覇防衛施設局長あてに方法書についての意見書が提出されました。知事意見では、準備書への記載事項、環境影響評価項目の追加、環境影響評価の調査手法の追加に関する意見など、四十項目にわたり示されております。 今後、自然環境や生活環境についての環境現況調査を実施する予定でありまして
○河野政府参考人 お答えいたします。 まず、一点目でございますけれども、環境影響評価につきましては、昨年四月より手続を開始しまして、昨年十一月、沖縄県知事から方法書についての意見が提出されております。 知事の意見には、準備書への記載事項、環境影響評価項目への追加、環境影響評価の調査の手法の追加に関する意見など四十項目にわたっておりまして、私どもは、知事意見や一般の方々の意見を踏まえ、追加すべき手法
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 ボーリング調査につきましては、環境に配慮しつつ調査を実施できるよう、那覇防衛施設局において、ジュゴンや海草藻場、サンゴへの配慮方策を盛り込んだ作業計画を作成しているところでございます。 それで、作業計画をまとめるに際しましては、環境省からの助言を踏まえ、海洋動物学及び海洋植物学を研究されている専門の方々五名に御協力をお願いし、環境への配慮事項について
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 ボーリング調査の実施に当たりましては、昨年六月から七月にかけて、ジュゴンや海草藻場、サンゴ等の環境への配慮に遺漏なきを期すように、調査位置設定のために潜水調査を実施し、環境への配慮方策を盛り込んだ作業計画を作成しております。また、公共用財産使用協議の同意に際しまして沖縄県から示された調査実施の際の環境配慮事項については、これを真摯に検討した上で、環境配慮
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 ボーリング調査に使用する足場の設置箇所につきましては、代替施設建設場所及びその周辺にサンゴの被度、これはサンゴが海底面を覆っております投影面積の割合でございますけれども、これが五%以上の区域が周辺に多くはございますけれども、このような比較的高い密度でサンゴが存在している区域について、足場設置によるサンゴへの回避を、回避するよう選定したところでありまして
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 ボーリング調査の実施につきましては、環境に配慮しつつ調査が実施できるよう、ジュゴンや海草藻場、サンゴ等への配慮の方策を盛り込んだ作業計画を作成した上で、もう沖縄県から四月九日、同意を得て実施しているところでございまして、沖縄県からの環境配慮事項も踏まえた措置を講ずるなど、自然環境に十分配慮しながら実施しているところでございます。 沖縄県環境影響評価審査会
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 私どもとすれば、普天間飛行場を早期に移設・返還するためには、平成十一年度の閣議決定に基づき、代替施設の着実な建設に向けて全力で取り組んでいくことが重要であると考えております。 ボーリング調査につきましては、代替施設の建設工事に先立ち、代替施設の護岸構造の検討に必要なデータ等を収集する目的で調査しているものでありまして、沖縄県の同意を得て実施しているものでございます
○河野政府参考人 お答えいたします。 沖縄県環境影響審査会は、沖縄県において普天間飛行場代替施設の環境影響評価方法書においての知事意見を提出するに当たりまして、沖縄県内部の手続として開催されているものと承知しております。 同審査会の答申案を、私どもとすれば、承知する立場にはまだございませんけれども、今後、沖縄県知事から提出される方法書についての意見などを踏まえ、最終的に環境影響評価の方法を決定するなどしまして
○河野政府参考人 お答えいたします。 ボーリング調査につきましては、普天間飛行場の護岸構造の検討等に必要なデータの収集を目的として、沖縄県の同意を得て実施しているものでございますけれども、実施に当たりましては、作業計画書の作成とか、また沖縄県の方から環境配慮事項とかいろいろな御指摘をいただきまして、私どももそれを真摯に検討した上で実施しているものでございます。
○河野政府参考人 お答えいたします。 西局長の発言も必ずしも建設工事のことだけじゃないと思いますけれども、私ども代替施設の建設に関連する建設経費につきましては平成九年度から支出しておりまして、平成十五年度までに適地調査として約六億二千万円、工法選定のための基本検討として約五億一千万円、現地技術調査として約三億八千万円、それと環境影響評価として約五千万円、これら合計約十六億円を支出しているところでございます
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 今、ただいま財務大臣の方から答えられたのと、繰り返すことになりますけれども、普天間飛行場代替施設の建設工事費につきましては、護岸、埋立て及び連絡橋等の建設に要する経費として約三千三百億円を見積もっているところでございます。 なお、いわゆる上物工事、これは建物とか滑走路等の舗装とかでございますけれども、これらについては、具体的にどのような建物をどのような
○政府参考人(河野孝義君) 今、ただいま申し上げましたように、工事につきましては護岸埋立て等で三千三百でございますけれども、このほかに、関連する建物がどのような、建物がどのようなところに造られるか、今後調整しまして見積もらなきゃ分からないところもございます。 調査等につきましては、今ただいま施設部長から、今まで使ったお金については十六億円という御説明をいたしました。
○政府参考人(河野孝義君) 代替施設の建設工事の件につきましては、護岸、埋立て、連絡橋等の建設に要する費用、経費としまして約三千三百億円を見積もっているところでございます。ただ、この中には、いわゆる上物工事であります建物や滑走路等については現在関係機関と調整しているところでありまして、見積りには入っていないところであります。
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 私どもは、今、現地技術調査、これは護岸の構造を検討するために必要な基礎データを収集するものとしてやっておりますけれども、例えば内容としましては、ボーリング調査、これと、補完するものとしまして弾性波探査といいますか、音波を使った地盤の調査もやっております。 こういったものがある程度環境に影響を及ぼすことも考えられますので、私どもは、この行為そのものが
○政府参考人(河野孝義君) 代替施設の建設につきましては、環境影響評価を実施した後、公有水面の埋立て承認に係る手続を取り、これらの手続が終わった後に工事に着手することとなります。環境影響評価には少なくとも三年程度、着工から完成までの工期については建設場所の特性を踏まえ具体的な検討を行った結果、現在約九・五年を見積もっているところでございます。 このように、建設に要する期間につきましては必要最小限度
○政府参考人(河野孝義君) 現在、環境影響評価法に基づく所要の手続、また代替施設の護岸構造の検討に必要な現地技術調査を実施するなど、代替施設の建設に向けて着実に取り組んでいるところであります。 具体的には、申し上げますと、環境影響評価につきましては本年四月から、環境影響評価法に基づき、環境影響評価の方法等を決定するため、方法書に関する手続を行ったところでございます。また、現地技術調査につきましては
○河野政府参考人 お答えいたします。 先般、縦覧を行いました方法書につきましては、関係法令、主務省令等の規定に沿って必要な事項を記載したものでございます。 事業の内容につきましては、既に決定している事項はできる限り記載しておりますけれども、方法書が、環境影響評価の一連の手続の中で、地方公共団体や住民の意見を環境影響評価の方法に柔軟に取り入れるために、事業の早い段階で作成されるものであることから、
○河野政府参考人 お答えいたします。 市街地に所在する普天間飛行場を早期に移設、返還するため、平成十一年の閣議決定に従い、沖縄県を初めとする地元地方公共団体と緊密に協議しつつ、引き続き代替施設の着実な建設に向けて全力で取り組んでいくことが重要であると考えております。 ただいま先生がおっしゃいました現地技術調査の一環であるボーリング調査につきましては、代替施設の護岸構造の検討のために必要なものでありまして
○政府参考人(河野孝義君) はい。 調査を実施するためには、自然環境に十分配慮しながら、関係機関とも緊密に連携しつつ、本調査を円滑、整々に実施していきたいと考えております。
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 御指摘のアンケート調査につきましては承知をしておりますが、普天間飛行場の移設・返還につきましては、平成十一年の稲嶺沖縄県知事による移設候補地の表明、岸本名護市長による受入れ表明があり、これを踏まえて、同年末、普天間飛行場の移設に係る政府方針を閣議決定されております。この閣議決定に従って設置された代替施設協議会において、政府、沖縄県及び地元公共団体の間
○政府参考人(河野孝義君) 私どもとすれば、市街地にあります普天間の早期移設・返還のために必要なことでございますので、調査は必要だということでございます。
○政府参考人(河野孝義君) ボーリング調査は、工事の実施に先立ちまして、必要となる設計に必要なデータを集めるためのものでございまして、必要不可欠のものと、事業を進めるに当たりましては必要不可欠のものと考えております。
○政府参考人(河野孝義君) お答えいたします。 普天間飛行場代替施設に係る現地技術調査につきましては、地元関係者の方々に対しては、現地技術調査の内容等につきまして、昨年一月に開催された第一回代替施設建設協議会の後に名護市議会議員や地元行政区等の方々に説明したところでありまして、また昨年十一月から十二月ごろにかけて、地質及び海象調査に係る作業計画についても、名護市議会議員や地元行政区の方々等へ説明するなど