1990-05-22 第118回国会 参議院 予算委員会 第11号
○参考人(河田昌東君) 先ほど申し上げましたフィリピンのレイテ島における汚染の状況といいますのは、ちょうど二十年から三十年前の日本の公害の状況とそっくりであります。例えば四日市の港湾において先ほど言いましたようなpH二とか一というような酸性の海がありました、あるいは大気汚染によって植物における被害もありました。こういうことを考えますときに、私は過去の日本の非常に大きな犠牲を払って今日まで来た経験というものを
○参考人(河田昌東君) 先ほど申し上げましたフィリピンのレイテ島における汚染の状況といいますのは、ちょうど二十年から三十年前の日本の公害の状況とそっくりであります。例えば四日市の港湾において先ほど言いましたようなpH二とか一というような酸性の海がありました、あるいは大気汚染によって植物における被害もありました。こういうことを考えますときに、私は過去の日本の非常に大きな犠牲を払って今日まで来た経験というものを
○参考人(河田昌東君) 私は、一昨年及び昨年、今問題になっておりますパザールの周辺環境の調査をいたしました。その結果を御報告いたします。お手元にお配りしてある資料に基づきまして御説明いたしたいと思います。これであります。(資料を示す) 初めにびっくりいたしましたのは海の調査をしたときであります。今堂本議員がお示しされた海が赤くなっております場所は、資料の一枚目の右上に地図が書いてございますが、そこに