1958-10-17 第30回国会 衆議院 商工委員会 第5号
○河本政府委員 ただいま議題となりました公共用水域の水質の保全に関する法律案の提案理由並びにその要旨について御説明申し上げます。 近時都市人口の増大、鉱工業の急激な発展にもかかわらず、都市下水道の整備が著しく立ちおくれ、工場、事業場等においても汚水処理施設の整備に欠くるところがありましたため河川、湖沼、港湾、沿岸海域その他の公共の用に供される水域が年々汚濁され各種の問題が随所に発生するに至りました
○河本政府委員 ただいま議題となりました公共用水域の水質の保全に関する法律案の提案理由並びにその要旨について御説明申し上げます。 近時都市人口の増大、鉱工業の急激な発展にもかかわらず、都市下水道の整備が著しく立ちおくれ、工場、事業場等においても汚水処理施設の整備に欠くるところがありましたため河川、湖沼、港湾、沿岸海域その他の公共の用に供される水域が年々汚濁され各種の問題が随所に発生するに至りました
○河本政府委員 経済企画庁の河本敏夫でございますが。浅学非才でございますが、懸命に努力する所存でございます。どうか皆様の御指導のほどを切にお願い申し上げます。(拍手)
○政府委員(河本敏夫君) お説ごもっともでございます。従いまして、過去はそういうふうな慣例になっておりましたけれども、今後、政府といたしましては、参議院議員より一名ということを条件として推薦をお願いをしないというつもりでございます。
○政府委員(河本敏夫君) 昭和二十九年七月二十日、肥料審議会発足の当時は、国会閉会中のために、学識経験者委員としての国会議員五名の発令を行うに至りませんでしたので、欠員のまま発足いたし、正式に国会議員を委員として任命いたしたのは昭和三十年五月二十四日からでございます。その際、政府といたしましては、国会に対し、肥料に関する学識経験者としての適任者の推薦方をお願いいたし、その結果、国会側から自民党二名、
○政府委員(河本敏夫君) 今回、衆議院議員足立篤郎君、同重政誠之君、同じく永井勝次郎君、同じく三宅正一君及び参議院議員河野謙三君の五君を肥料審議会委員に任命いたしたく、国会法第三十九条但書の規定により両議院一致の議決を求めるため本件を提出いたしました。 肥料審議会は、経済企画庁設置法第十四条の規定により経済企画庁の付属機関として設置せられ、臨時肥料需給安定法第十六条の規定により、関係各大臣の諮問に
○政府委員(河本敏夫君) このたび、経済企画庁の政務次官に任命せられました。きわめて浅学非才でございますので、よくその職にたえ得るかどうか、非常に心配しておりまするが、今後懸命に努力いたす所存でございます。どうか皆様方の御指導のほどをお願いいたしまして簡単でございますが、ごあいさつといたします。(拍手)
○河本政府委員 私は今度政務次官になりました河本敏夫でございます。きわめて不敏の者でございますが、懸命にやりたいと思っておりますので、どうか皆さん方の御指導と御協力を切にお願い申し上げまして、簡単でございますがごあいさつにかえます。
○河本委員 ところが、そのような政府の目標というものは、最近少しも実効を現わしておらないのでございます。御承知のように、朝鮮休戦直後の物価は、これは岡野さんのところで発表せられました数字によると、英国、フランスの物価は、動乱直前に比べて約三割高くなつておる。米国、カナダは約一割高くなつておる。西独は約二割強高くなつておる。ところがわが国では、朝鮮の休戦直後におきまして約五割三分高くなつておるというのが
○河本委員 ただいまの御答弁でははつきりしないのでございますが、遠い将来の目標としては、積極的に物価を引下げて外国の水準に近づけるのだ、しかし現在の状態においてはなかなかそれが困難である、従つて当面の目標としては現在以上に物価を上げない、こういうことが精一ぱいである、このように理解してさしつかえございませんか。
○河本委員 私は、主として大蔵大臣に対しまして、今度の補正予算及び今日午前中御説明になりました来年度予算の骨格につきましてお尋ねしたいと思いますが、その前に岡野経審長官にそれらの前提となると思われる現在の経済情勢及び今後の見通しにつきまして二、三お伺いしてみたいと思います。 政府は、これまで機会あるごとに低物価政策を堅持するということをしばしば言明いたして参つたのでございますが、この低物価政策ということは
○河本委員 ただいま修正案の大体のことにつきまして御説明がございましたが、なおその詳細と、あわせて修正案をつくりましたその基調をなしておる財政、金融、産業、貿易政策に関しまして所信の一端を申し述べたいと存じます。 政府提出の二十八年度予算は、大蔵大臣の説明にも明らかなるごとく、前国会において衆議院の議決を経た後不成立となつた予算を基調とし、そのあとの情勢の推移に伴い多少の調整を加えておるが、最近の
○河本委員 大蔵大臣のお話によりまして、大体予算を組まれたその前提であるところの一応の計画というものがわかりました。しかしながら私がいろいろ検討してみますのに、それらのいろいろな計画が箇々には取上げられておるけれども、具体的に総合的にこれが取上げられておらぬのではないか、こう思われる点が多々あるのでございます。一例をあげますならば、経審で御立案になつておりますいろいろな案を見ますと、大体今後五箇年間
○河本委員 私はまず大蔵大臣に本年度の予算をどういうふうな立場から御編成になつたか、この問題につきましてお伺いしたいと思います。この予算案を審議するには、政府の長期にわたる経済再建計画が提出せられ、その計画の一環として本年度の予算を審議するのが順序であろうと思います。先般新聞紙上に、吉田総理大臣は長期経済建設計画を軽視せられておるかのごとき記事が出ておりましたが、これは何らかの間違いであろうと思います
○河本委員 質問に入るに先立ちましてまず委員長にお伺いいたします。先般委員長を通じまして政府に資料を要求いたしました。第一が、わが国経済再建計画に関する諸資料であります。第二には、本年度の国民所得の配分計画、第三には、本年度金融機関資金需給計画、第四には、財政蓄積資金の内訳、これは五月末の分でございます。第五には、三月末、五月末における昨年度予算の支出状況、第六には、保安隊の装備及び訓練の強化計画、
○河本委員 ただいまの海運局長の御説明では、日本の財政状態を考えて一応七分五厘に置いたのである。しかし国際水準から見てもそれはまだはるかに高いしするので、将来はこれを引下げるべく努力をはかりたい、こういう説明でありますが、私は昭和十四年に制定されました船舶建造融資補給及損失補償法を見ますと、今度の法案は、この法案だけを見ますと海運政策は一歩前進のようになつているけれども、一方においてこの昭和十四年の
○河本委員 日本よりも経済基盤のはるかに強いヨーロツパ諸国におきまして、やはり経済の自立がその国の独立の基礎であるという点に強い認識を払つており、そのためには先ほど申し上げましたように、貿易に対してはいろいろな国家補助をやり、さらにまた海運に対しては徹底的な補助政策をやつておることは、ただいまの海運局長の御説明でも明らかであります。それで私はかねがね思うのでありますが、現在政府は、提案理由の説明にもはつきり
○河本委員 ただいま提案理由の説明によりますと、この法案は日本経済自立達成のために、国際収支の均衡を保つことがその基礎的な要件であることを強調せられまして、その具体的な方法として、第一に貿易の伸張をはかること、第二には貿易外の収入の大宗である海運の拡充をはかることをあげておられますが、この点に関しましてはまつたく同感であります。最近世界的に貿易の規模が縮小いたしまして、各国とも共通に貿易の数量が減つておりますが
○河本委員 私は改進党を代表し、今回の運賃値上げ法案に反対をするものであります。 その反対理由の第一は、運賃の値上げが経済の再建に重大なる脅威を与えることにあります。すなわち昨年の十一月貨物三割、旅客二割五分の値上げに引続き行われる今回の運賃引上げは、約一割、すなわち年間約二百十五億の増収を計画しておりますがゆえに、実質は一割以上の値上げとなり、かつ、同時に貨物の等級制度の改正をもあわせ企図するがゆえに
○河本委員 私は現在の内閣のやろうとしておるところの基本的な物価政策と、今度の国鉄運賃の値上げは、非常に矛盾しておるように考えております。従つて、先ほどの運輸大臣の御答弁では満足し得ないのでありますが、この問題は留保いたします。 次に、個々の問題につきまして、事務当局にお伺いいたします。今度の値上げは、平均一割の増収をはかるということにあるわけでございますから、実際の値上げは、一割以上になつておるだろうと
○河本委員 先ほど運輸大臣の御答弁では、インフレ的な要素をできるだけ避けるようにするのが、現内閣の基本的な物価政策である、かような御答弁がございましたが、私は総理大臣あるいは大蔵大臣の施政方針演説並びに国会の本会議あるいは各委員会における答弁等を総合いたしますと、なるほど現在の政府は物価安定に全力をあげるということを言つておられます。しからばその物価安定の線を、現在の国内物価水準に置くか、あるいは現行
○河本委員 今度の国鉄の運賃の値上げ問題に関しまして具体的な質問に入ります前に、まずそれの根底をなす現内閣の基本的な物価政策につきまして、運輸大臣から御説明をお伺いしたいと思います。
○河本委員 本日は通産省から重工業局長が見えておりますので、この点に関連してお伺いいたしたいと思います。先般私が通産大臣に本会議で質問いたしました際に、通産大臣はなるほど鉄鋼の価格は外国に比べてわが国は非常に高い。高いが、それに対する対策として、自分は米国から綿花借款のような方法でもつて鉄鉱石とか、そういうものを入れたい、あるいはまた新しい機械を入れて企業の合理化をはかりたい、さらにまた東南アジアとの
○河本委員 運輸大臣の基本的な構想は大体わかりましたが、もう少し具体的に考えてみますと、わが国の海運が経済的に非常に弱体である。その根拠は第一に、先般来御説明がありましたように建造費が外国より二割見当高い。それから金利が外国では二分五厘ないし三分五厘であるけれども、わが国ではそれの三倍あるいは四倍にも達しておる。第三には、建造資金に問題がある。第四には一般的に所得税が高い。一般的な税制が非常に高額である
○河本委員 私は主として海運問題について運輸大臣にお伺いしたいと思います。第一には海運の基本的な問題について、第二にはタンカーの問題について、第三にはヨーロッパ航路と太平洋航路の問題について、その次は南米航路及び中共配船の問題、こういう問題につきまして簡単に順次お伺いしたいと思います。 私は海運の基本的な政策につきまして、先般来の運輸省の説明では十分ではない、どうも現在やろうとしておられる政策が中途半端
○河本敏夫君 私は、改進党を代表し、総理大臣以下の施政方針演説の具体的な質問に入るに先立ちまして、まず昨日池田通商産業大臣が本院において不信任されたことと関連し、吉田総理が独立後のわが国政治を運営せられるにあたつての、その根本の心構えについてお尋ねしておきたいのでございます。(拍手) 思うに、わが国において、昭和六、七年ごろより順次軍部の勢力が増大し、遂にはその独裁となり、わが国民を無謀な戦争にかり