1981-03-16 第94回国会 参議院 予算委員会 第10号
○参考人(河原一男君) いわゆる養護学校義務化といいますのは、これは本来は義務教育完全実施あるいは障害児全員就学と言うべきものでおったと思います。それがいわゆる養護学校に入りたい子供たちを全部入れるための養護学校がつくるという設置義務と同時に、障害を持つ子供の親は子供を養護学校に入れる義務があると、このように言われてきたわけでございます。私自身はこの後の方の義務というのは決してないと思っております。
○参考人(河原一男君) いわゆる養護学校義務化といいますのは、これは本来は義務教育完全実施あるいは障害児全員就学と言うべきものでおったと思います。それがいわゆる養護学校に入りたい子供たちを全部入れるための養護学校がつくるという設置義務と同時に、障害を持つ子供の親は子供を養護学校に入れる義務があると、このように言われてきたわけでございます。私自身はこの後の方の義務というのは決してないと思っております。
○参考人(河原一男君) 現在、いま最初の御質問の私の子供が統合教育としてうまくいっているということは、いまちょっと申し上げましたが、一年生のときの担任の先生が書かれたものが実はおととい発売された「教育の森」に載っておりますので、ちょっと読み上げます。 「子どもたちは、共に育つ!」、「健常児たちのためには障害児が刺激になり、障害児にとっては健常児の姿は努力のひとつの目標点になる。それは、自立するために
○参考人(河原一男君) 私の子供の一人は、暁子と申しますけれども、現在八歳です。双子の一人として生まれまして、生まれたときからかなりの障害があるということは明らかでした。一年三カ月で重度の脳性麻痺と診断をされました。そのときから直ちに、専門家の指導のもとですが、家庭でできる限りの訓練、しつけをずっと継続しました。それを通じまして、そういう障害を持っていても訓練とか教育によって知能もつき、身体機能も改善