○河井委員長 これより会議を開きます。 国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本件審査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官広瀬行成君、大臣官房審議官柳秀直君、大臣官房審議官山上信吾君、総合外交政策局長平松賢司君、北米局長伊原純一君、領事局長上村司君、内閣官房内閣審議官石井喜三郎君、内閣審議官種谷良二君
○河井委員長 国際情勢に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官齋木尚子君、大臣官房審議官五嶋賢二君、大臣官房審議官福島章君、大臣官房参事官金杉憲治君、総合外交政策局軍縮不拡散・科学部長北野充君、内閣府大臣官房長阪本和道君、資源エネルギー庁資源・燃料部長安藤久佳君、防衛省大臣官房審議官鈴木敦夫君、大臣官房審議官宮園司史君
○河井委員長 これより会議を開きます。 この際、外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣岸田文雄君。
○河井克行君 ただいま議題となりました法律案につきまして、外務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案の主な内容は、 第一に、ブラジル連邦共和国のベレンにある日本国総領事館を廃止すること、 第二に、在外公館に勤務する外務公務員の在勤基本手当の基準額を改定すること であります。 本案は、去る三月十四日外務委員会に付託され、翌十五日岸田外務大臣から提案理由の説明を聴取し、本日
○河井委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房長越川和彦君、大臣官房審議官柳秀直君、大臣官房参事官山田滝雄君、防衛省防衛政策局長西正典君、地方協力局長山内正和君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと
○河井委員長 国際情勢に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房国際文化交流審議官芝田政之君、大臣官房審議官福島章君、大臣官房参事官新美潤君、大臣官房参事官金杉憲治君、水産庁長官本川一善君、資源エネルギー庁資源・燃料部長安藤久佳君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と
○河井委員長 これより会議を開きます。 この際、若林外務大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣政務官若林健太君。
○河井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、理事に 岸 信夫君 鈴木 馨祐君 薗浦健太郎君 土屋 品子君 原田 義昭君 山口 壯君 及び 小熊 慎司君 を指名いたします。 ————◇—————
○河井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 ただいまの理事辞任及び委員の異動に伴い、現在理事が七名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○河井委員長 これより会議を開きます。 理事の辞任についてお諮りいたします。 理事河野太郎君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○河井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、理事に 木原 誠二君 木原 稔君 河野 太郎君 棚橋 泰文君 葉梨 康弘君 吉田 泉君 河野 正美君 及び 佐藤 茂樹君 を指名いたします。 ————◇—————
○河井委員長 これより理事の互選を行います。 理事の員数は、十二月二十六日の議院運営委員会決定の基準に従いましてその数を八名とし、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○河井委員長 これより会議を開きます。 このたび、外務委員長に就任いたしました河井克行です。光栄に存じますとともに、職責の重大さを痛感しております。 十二月十六日に施行された第四十六回衆議院議員総選挙において、国民の皆様の多くがこの国の外交、安全保障の弱体化に強い不安を覚えていることが示されました。外務委員会には、山積する諸課題に迅速かつ的確に対応することにより、日本の外交を立て直す責務が与えられています
○河井委員 今、防衛副大臣が、去年の六月に米国からオスプレーの配備について通告があったという御答弁があったように思いますが、確認をさせてください。
○河井委員 先ほど外務大臣からは、安全性への懸念が広がっているという何だか人ごとみたいな御答弁もあり、結局お二人の、外務大臣、防衛副大臣の答弁では、安全なのか危険なのか、一概には言えないということなんですね。確認をいたします。
○河井委員 皆様、おはようございます。自由民主党の河井克行です。 前回の外務委員会は六月の十五日に開かれました。それ以降、日本の外交課題、これまでにも増してさらに山積みであります。オスプレー配備問題と米軍再編への影響、あるいは尖閣諸島国有化、七月に首相が方針を表明しました。また、それに対して、きょうも質疑いたしますが、中国の方からは大変厳しい反応が起こってきているということであります。 また、七月六日
○河井委員 皆様、おはようございます。自由民主党の河井克行です。 質問に入る前に、きょうは一体何月の十五日なんでしょうか。大臣所信に対する質疑という、本来ならば三月の上旬から中旬に行われるべき委員会が、通常国会会期が終わる六日前になってようやく開かれている。実に三カ月以上のおくれであります。 昨年の臨時国会、十二月九日、日本とペルーの経済連携協定、EPAの批准承認案などをめぐり、田中眞紀子委員長
○河井委員 だからこそ、きょうは大変お忙しい中、政府に設けられております法曹養成に関するフォーラム、各省庁の政務三役の皆様にお越しをいただきました。 私は、政治家にとって大事なことは、個別の議論だけでなく、制度そのものの是非を論じて、よりよく姿を変えていくために対策を決めていくことだと信じております。 私の尊敬する高村正彦先生、元法務大臣は、この法曹養成、法曹人口の自民党内の勉強会の際にいつもおっしゃっています
○河井委員 職責を果たすということでありますので、粛々と遂行していただきたいと存じます。 きょうは、裁判所法の一部を改正する法律案、また法科大学院の教育と司法試験等との連携、いわゆる連携法について含めた改正案についての質疑でありますけれども、もうこの委員会でもたびたび、法曹人口三千人の目標と法科大学院を中心とする法曹養成制度については、私自身あるいは先輩、同僚の議員も質疑に立ってきています。 実
○河井委員 皆様、おはようございます。自由民主党の河井克行です。 きょうは議員立法に対する質疑ということでありますけれども、まずは、滝実新法務大臣には御就任おめでとうございます。政権交代から二年九カ月にして、ようやくまともそうな法務大臣とめぐり会うことができたと今思っております。 実は、滝法務大臣とは、平成八年、小選挙区制導入後、初めての選挙でともに自民党から初当選をし、平成研究会、橋本先生や小渕先生
○河井委員 わからないという答弁がわからない、私は。通告していますよ、これはちゃんと。黒い雨についてきょうは質疑に立つとちゃんと言っている。 大臣、黒い雨が人体に及ぼす影響、放射能の影響と今自分でおっしゃった、それと昨年起こった福島第一原発事故、この関連について聞いているわけですよ。 住民が何を一番不安に感じているか。野党時代から取り組んでこられたのならわかると思うけれども、黒い雨を浴びたという
○河井委員 ですから、その放射能の人体に及ぼす影響について、特に、広島、長崎に六十七年前に降った黒い雨の何が最も問題かということをお尋ねしている。お答えください。
○河井委員 おはようございます。自由民主党、河井克行です。 きょうは、黒い雨について質疑を行います。 昨年の福島第一原子力発電所の事故以来、六十七年前に広島、長崎に降った黒い雨が再び注目されるようになっております。 この福島原発事故の及ぼす影響と広島、長崎黒い雨の関連は、大臣、何でしょうか。特に人体に及ぼす影響についてお答えをいただきたい。簡潔にお願いをいたします。
○河井委員 質疑持ち時間が終了いたしましたので、このあたりにさせていただきたいと存じますが、既に、自由民主党の有志議員、政権交代前、平成二十一年春ごろに、高村正彦元法務大臣を勉強会の会長として、抜本的な法曹養成、法曹人口増大についての改革案をつくっております。ぜひ、党派を超えて、ほかの党派の皆さん方にも、共有できる問題意識をお持ちでいらっしゃるのならば、これこそ政治が主導して、現実から目をそらすことはゆめゆめ
○河井委員 ありがとうございます。現場の悲鳴にきちんと耳をかさなきゃいけないなと、今、私自身感じた次第であります。 続きまして、青山参考人にお尋ねをしますが、平成二十三年新司法試験、つまり法科大学院を当然修了した人たちの、採点実感等に関する意見、これは法務省のホームページから引用してまいりました。 幾つか引用しますと、公法系科目第一問についての採点者の実感です。なぜ法科大学院修了者の答案が基本的欠陥
○河井委員 おはようございます。自由民主党、河井克行です。 きょうは、この問題についてこれ以上的確な方はいない三人の参考人にお出ましをいただきました。私からも感謝をいたします。 まず、青山参考人とは、二〇〇七年、私が法務副大臣を務めておりました折に、参考人が業界団体である法科大学院協会の理事長をお務めのとき、大学にお訪ねしまして随分激しい議論をさせていただきましたが、覚えていらっしゃいますでしょうか
○河井委員 内閣官房長官がきょうの午前、記者会見を行いましたが、その情報は、大臣、当然入っているんでしょう。どうぞお答えください。
○河井委員 法務省、だめじゃないですか。 幾ら国民の代表、市民の代表、もちろん最高裁には事務局は、検審はあるけれども、直接の国家権力ではないといっても、検察審査会は国の機関であることに間違いない。きのう、その関係で強制起訴が行われた。しかも、その事案が尖閣諸島に密接なかかわりを持つ事案であった。 当時はたしか菅内閣だったと思いますけれども、この法と証拠に基づかない、当時の那覇地検を初めとする検察当局
○河井委員 自由民主党、河井克行です。 小川敏夫法務大臣には初めて質問をいたします。 政権交代から何人目の法務大臣でいらっしゃいますか。六人目だと思うんですが、早く実質な、中身のある質疑ができる法務大臣にめぐり会いたいものだなと思って、きょうはここに立たせていただいております。 先日の法務大臣所信表明を中心にきょうは質問をいたしますが、その前に、きのう入ってきたニュースについて確認をいたします
○河井委員 昔の詳細な経緯ではなくて、それでは、つい最近あなたが仲井真知事と会ったときに知事から言われたことについて触れます。 一年半前の名護市長選挙で、辺野古移設絶対反対の候補者が当選しましたね、大臣。この候補者を推薦した政党はどこですか。
○河井委員 いや、だから質問に答えなさいよ、大臣。過去の経緯をあなた自身がよく勉強していると思っているか否かと聞いているんです。答弁してください。
○河井委員 おはようございます。自由民主党の河井克行です。 先ほどから、同僚の稲田朋美議員に対する、沖縄問題、野田総理大臣並びに一川防衛大臣の答弁を聞いていて、言い逃れと責任回避ばかりだ。こんな答弁しかできないような今の内閣、政権の姿勢、沖縄県民の皆さんは、けさの皆さんの答弁を聞いて余計に怒りが増していますよ。そして、国民もまさに失望を感じている。簡潔かつ的確にこれからの答弁をしていただきたい。
○河井委員 答えになっていません。外務大臣が答えて、外務大臣。大事なことなんだから。これは国会審議の前提の話ですよ。通常の出張で行ったのか、あるいは国会審議の状況を見て外務省が派遣を判断したのか、前者か後者かどちらか、お答えをいただきたい。
○河井委員 しからば、これは、通常の外務省の職員の出張という認識で派遣をされたのか、それとも、先ほどから意見が出ておりますように、この委員会でこれまでどれだけ時間がかかってもなかなかこの審議が進まなかった、あまつさえ、与党の民主党の議員が参考人質疑の中で政府提案の条約案に対して疑義あるいは不安感を提示した、そういう中で、国会審議に資するという目的で行ったのか、前者か後者かお答えいただきたい。
○河井委員 自由民主党の河井克行です。 今、同僚の小野寺五典委員が触れておりましたヨルダン現地への調査、この外務省職員と資源エネルギー庁職員の出張はどういう目的で行ったのか、外務大臣からお答えをいただきたい。平成二十三年九月二十九日であります。
○河井委員 米軍再編というのは、国策で今内閣を挙げてお進めになっている野田内閣の最重要課題ですね。その作業を沖縄の現地でさまざまに汗をかきながら進めている多くの関係者、防衛省関係者、その関係者の中でも責任ある立場の言葉。言葉というのは、言葉だけでなく、その背後にはそれを支える認識なり思想があるわけで、つまり、そういう認識や思想をこの田中さんはお持ちであるということであります。 防衛省の最高責任者はだれですか
○河井委員 皆様、おはようございます。自由民主党の河井克行です。 大臣、異例の委員会審議ということになりました。本来でしたら政府提案の条約案の審議、質疑を行う順番なのに、そうではなくて、また一般質疑をする、繰り返すことになってしまった。きょうは玄葉外務大臣の御就任に当たっての所信表明、そのあいさつに対する一般質疑をやり直すことになったわけでありまして、なぜこのようなことになってしまったかということは
○河井委員 質問に答えてください。 それらのすべての事柄が実らなかった場合、民主党政権は強制着工をするのか。あるいは、公有水面埋め立てにかかわる知事の権限を政府に引っぱがすような特別措置法の制定をもくろんでいるのか。お答えをいただきたい。
○河井委員 私が質問したのは、そういったことではありません。沖縄の地理的な特性と今大臣はおっしゃったけれども、二年前のときと今と、沖縄は地理的に移動なんかしていませんよ。昔からずっと沖縄は今の場所にある。地理的特性なんということは、これは変わらない事実であります。 私が聞きたかったのは、これから政府が評価書を提出しますね。そうしたら、九十日以内に知事は意見書を返送して、政府が評価書の補正を行って、
○河井委員 おはようございます。自由民主党の河井克行です。 このたび、外務委員会、野党側の筆頭理事に選任をいただきました。国益に資する当委員会の審議ができるため、田中眞紀子委員長を初め、理事、委員の皆様からの御指導をよろしくお願い申し上げます。 さて、野田内閣が発足して最初の臨時国会は九月十三日に召集されましたが、結局、各委員会における大臣の所信及びそれに対する質疑は行われませんでした。日本の外交
○河井委員 ところが、あなたが任命した閣僚の中に、大臣に就任した後、岩国の米軍再編には反対だ、反対の気持ちは変わらないと公言をした人がいることを御存じですか。
○河井委員 それでは、総理、あなたが日米首脳会談で推進を約束した在日米軍の再編は、全体のパッケージとして、沖縄だけでなく、当然、岩国基地関連のものも含まれますね。
○河井委員 自由民主党の河井克行です。 衆議院自民党のしんがりとして、私は、野田内閣の閣僚の資質と総理の任命責任について質問をいたします。 新内閣成立後、恐らく、国会で松下政経塾出身の国会議員が総理に質問するのは私が初めてではないかと思います。きょうは、後ろから、自民党所属の塾出身の議員が私の質問の応援に来てくれているんですけれども、頑張りなさいということを言ってくれということですから、総理、頑張
○河井委員 委員長、ありがとうございます。 実は、米軍は、事故直後、既に三月十七日から十九日にAMSを使って測定をして、飯舘村方面への高い放射線量の流出を知っていた。大臣、今委員長の御配慮でお渡しをさせていただいたのがそれです。それが、三月の三十一日のネイチャーにもう掲載されている。二十九日のオンライン版には早くもネットで流れている。日本国政府の持っているものじゃなくて、米軍の器材によって世界じゅうの
○河井委員 大事なことは、とにかく一日も早く全体の調査を航空機を使って特別な測定器で終えていただきたい。今、早くやるつもりだとおっしゃったけれども、これまでも、私は震災後さまざまな委員会で、住民の健康調査にしても土壌調査にしても、早くやってください、そのたびに閣僚や副大臣の皆さんからは、やりますやりますと言って余り進んでいない実態があるんです。 さっき、米国は既に調査を始めたということをおっしゃった
○河井委員 自由民主党の河井克行です。 きょうは、八月九日、長崎の平和祈念の日であります。三日前、八月六日、私のふるさとでもあります広島は、六十六回目の原子爆弾投下の日を迎えました。 細野大臣、昭和二十年の八月六日に広島で起こった惨劇は、決して遠い過去の出来事ではありません。今、福島を初めとする東日本の各地で起こりつつある事柄はすべて六十六年前の広島のあの日に重なる、そのように感じられて仕方がありません
○河井委員 刑事局長、今の御答弁では問題意識を感じることができないんです。 なぜかといいますと、さっき申し上げたとおり、これは日本の歴史上、今まで例を見ない巨額の金額が特定の地域に集中して投下をされる。今、あなたの答弁では、これまでの通常の案件、言うなれば日々の事柄の対応とさほど大きな違いはないように感じられました。もっとしっかりとした問題意識を持っていただきたい。 東京地検特捜部は今一体何をやっているんですか
○河井委員 今の事例紹介の中で、岩手県、それから義援金の事柄は宮城県でしょうか、そういった被災地の事件だけでなくて、遠く離れた本州の西端の山口県ですらこういった事案がもう既に発生をしてきている、大変憂慮すべき状況だと考えております。 そういった警察の動きに加えまして、検察庁は、この件につきどのような問題意識を持って、具体的にどのような体制をしいてきたのか。本当でしたら笠間治雄検事総長に直接お尋ねしたいところですが
○河井委員 皆様、おはようございます。自由民主党の河井克行です。 まずは、震災後の復興復旧事業に対する反社会的勢力の介入の排除についてお尋ねをいたします。 七月の二十九日、政府の東日本大震災復興対策本部が策定をいたしました復興の基本方針には、今後五年間で国と地方の公費分だけで十九兆円、十年間で少なくとも二十三兆円の事業規模が明示をされております。なお、この金額には、原子力発電所の事故を補償するための