○沢井会計検査院説明員 お答えいたします。 御承知のように、私どもの検査対象は海外経済協方基金でございまして、貸付先といいますか、借款の相手方でありますフィリピン政府等につきましては検査の範囲外でございます。主権の問題もございまして、私どもが貸付先からその資料の請求をするといったようなことはできないことになっております。しかしながら、この問題につきましては会計検査院といたしましても重大な関心を持っております
○沢井会計検査院説明員 お答えいたします。 会計検査院といたしましても、再三各委員会等で御答弁いたしておりますように、このフィリピンに対します海外援助につきましては重大な関心を持っております。この際、過去の基金からフィリピンに対する借款につきまして全般的に見直してみよう、検査の見直しをしてみようということで、先般来特別班も組織いたしました。そして、現在会計検査院に提出されております計算証明の書類などを
○沢井会計検査院説明員 私ども、五十三年及び五十四年度に、中小企業事業団の共同設備の廃棄事業につきましての不当事項を指摘しました。それと同じような事態が数年後においても繰り返されていたということは非常に残念に思っております。その後につきましては通産省、中小企業庁、事業団の方で改善措置をとられたということでありましたので、推移を見守っておりましたから、この設廃事業につきましては検査を十分にいたしておりませんでしたが
○沢井会計検査院説明員 お答えいたします。 撚糸工連に準じだような形で、類似しました設備の共同廃棄事業というものはほかにもございます。こうしたようなものにつきまして、私どもは今後十分に検査をしてまいりたいと思っております。
○沢井会計検査院説明員 お答えいたします。 五十三年、五十四年度、ただいま御指摘のように、検査報告に中小企業事業団の貸し付けについて不当事項として掲記いたしました。その後数年たちましてこうしたような事態がまだ続いているということは、私どもとして非常に残念に思っております。したがいまして、今後の検査におきましては十分に検査をしてまいりたいと思っております。
○沢井会計検査院説明員 お答えいたします。 ただいま防衛施設庁から答弁がありましたように、キャンプ・シールズの場合には三百戸といったような大きな団地でこうしたような住宅をつくっております。ほかの場合にも計画的に行われまして、一件の工事につきましては一棟で四戸建てとかというような形でつくられておりまして、工期あるいはその発注時期等から見まして、工事が翌年度にわたるものが相当多いものと思われます。したがいまして
○説明員(沢井泰君) お答えいたします。 北海道の脱落地につきましては、八万ヘクタールあってということは私ども存じております。そして、それらの脱落地の実態につきましては、大蔵省の方では、先ほど説明がありましたように、最近では大体年間千ヘクタールといったようなぺースでもって実態を調査しまして、国有財産台帳に載せ、そして貸し付け、処分等の措置をとっているということを私ども存じております。 で、この点