1992-06-18 第123回国会 参議院 厚生委員会 第14号
○沓脱タケ子君 そうすると、どうも物価スライドももう一つ確かじゃないですね。物価スライドとして、定額制にするけれどもそれはせめて物価スライドぐらいではきちんと対応していくと受けとめてよろしいか。
○沓脱タケ子君 そうすると、どうも物価スライドももう一つ確かじゃないですね。物価スライドとして、定額制にするけれどもそれはせめて物価スライドぐらいではきちんと対応していくと受けとめてよろしいか。
○沓脱タケ子君 それではお伺いをいたします。 今回の医療法の改正というのは医療機関の機能分化を進めるということで、特定機能病院、そして療養型病床群という新しい名称が出てまいりまして、そういう新しい制度、施設が出てまいったわけでございます。限られた時間でありますので、特にこの制度の中で療養型病床群についてお伺いをしていきたいと思うんです。 といいますのは、この制度化によって地域医療の中心を担ってきた
○沓脱タケ子君 ありがとうございました。 それでは、今度の法案改正の中で特に気になっておりますもう一つの問題は、病院は入院、それから外来は診療所という機能分化が、機能分担ですか、役割分担というふうなことが規定をされて、しかも役割を単に規定するというだけではなしに、それを促進させるということを背景にいたしました診療報酬のあり方がそのことを促進させようという内容になっておると思うわけでございます。
○沓脱タケ子君 日本共産党の沓脱でございます。 四人の参考人の先生方、大変御苦労さまでございます。大分たくさんの御意見を拝聴できまして、私ども大変よく勉強させていただく結果になりました。短い時間でございますので、最初に村口先生にお伺いをいたしたいと思っております。 御案内のように、今度の医療法改正の中身といいますのは、医療機関の機能分化といいまして、特定機能病院とそれから療養型病床群という新しい
○沓脱タケ子君 ぜひ鋭意検討されて、医療経営の安定化にまず努めていただくということだと思います。 これはもう皆さんよく御承知の日本医事新報にも、五月の九日号に「今回の診療報酬改定をどうみる」ということでの記事が載っておりました。これはもうほとんど不満の声ばっかりなんです。内科医にとって一番の打撃は慢性疾患指導料の廃止、マイナス改定だ、それから、見かけは増点、実質減点、事務量増大の改悪だ、点数操作で
○沓脱タケ子君 それで、今日本の医療の七割を民間医療機関が担っているわけですね。このアンケートの中にいろいろと御意見が書かれているんですが、全部言うわけにいかぬので特徴的なところを申し上げますと、今度の診療報酬について全くこれではお手上げた、これでは廃院、病院をやめるというんですね、廃院を考えるしかしょうがない、他の施設への転換を検討しなきゃならないなどがあります。それから、大病院優先の改正で中小病院
○沓脱タケ子君 それでは、前回の第一回の審議で私は、本改正案は総医療費の抑制を絶対的な目標とする臨調行革方針の一環であり、しかも医療資源の効率的活用あるいは医療の効率化など、およそ医療の分野になじまない臨調用語を法文化している点などを批判してまいりました。また、医療費の抑制を言うならば、水、大気、食べ物など人間が生きていくために必要である環境条件の確立や長時間労働の規制など、国民の健康対策の解決が先決
○沓脱タケ子君 私、どうせ環境庁の仕事だから予算も人も確保しにくいんだろうということを初めから予想していたんですけれども、そこで私、長官にぜひこの際だからもう一遍申し上げておきたいと思うことがあります。 それは、この種の法案は特にそうなんですが、学者、研究者、識者、関係者の中からたびたび言われておりますように、特にこの種の法律をつくる上で、国民参加という問題が重視されない。逆に言うたら非常に軽視されている
○沓脱タケ子君 五年間に六十種類ぐらい指定をすると。 先ほどからの論議の中で大変気になっておりますのは、新しい法律をつくって新たな施策をやるのに予算がさあどのくらいなんだろうか、人員がどのくらいなんだろうかと。その点が非常にお寒い感じがしたんですよ。あげくの果てには民生委員みたいな名誉職の人にやってもらうというような話まで出てくるということになりますと、せっかくいい法律をつくるのに一体どうするんやということで
○沓脱タケ子君 それでは、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律案について質問をいたします。 今、青い地球を青いままで子供たちに手渡したい、これ以上自然を破壊したくない、そういうスローガンのような形で国民の中にはもうかなり広がってきていますし、住民の中ではかなり広範囲に運動も広がっていると思います。人間の活動によって野生動植物の種が絶滅のおそれがあるという環境、これは人類の生存基盤にとっても
○沓脱タケ子君 さらりと言っていただくとそういうことになろうかと思いますが、具体的に見てまいりますと、これは一貫して国の支出を削減するということが中心であったというのが現実の姿でございますね。 厚生省の保険局の昨年の四月十日に出ている国民医療費推計、それらの数字を見てみますと、国庫負担は最高の伸びを示しているときは一九八三年の三〇・六%であった。それが九二年、ことしの推計では二四%なんですね。マイナス
○沓脱タケ子君 直接ではないであろうと思いますが、臨調の第一次答申によりますと、「医療費の適正化」というところで、「年々急増する医療費については、総額を抑制し、医療資源の効率的利用を図るため、以下の措置をとる。」ということで、明確に総医療費を抑制するという問題を提起しているわけでございます。 しからば臨調とは一体何なのかということになるわけでございますが、これはもうちょうちょうするまでもなく、周知
○沓脱タケ子君 それでは、医療法の一部を改正する法律案についての質問を行います。本改正案の審議に当たりまして、今回の改正案の本質、また、日本の医療をどうするのか、そういった点を踏まえまして、総論的にまず最初にお伺いをしていきたいと思うのでございます。 実は、私はこの七月で任期満了で退任をする予定になっておりますので、私にとりましてはこの医療法の質問というのは最後になろうかと思うわけでございます。本来
○沓脱タケ子君 一遍やっぱりきちんとやらないと格好悪いですね。ですから、そういう立場からいって、本法案の施行で本当に二〇〇〇年には環境基準の達成が保証されるのかどうか。やっぱりこの法案を扱うに当たって一番そこが大事だと思うんですが、その点を明確にお聞かせいただきたいと思います。 〔委員長退席、理事西岡瑠璃子君着席〕
○沓脱タケ子君 そういう二千万人の健康と生活環境に影響の及ぶ非常に大事な法案という立場でお伺いをしていきたいと思います。 大都市での大気汚染の主役と見られるNO2、特に今日ではディーゼルからの排出ガスが中心になっておりますが、NO2の環境基準は御承知のように一九七八年に随分国民から強い反対があったのを押し切って実は二ないし三倍に緩和をされたんですね。そのときに、新しい環境基準は七年後の一九八五年までに
○沓脱タケ子君 それではお伺いをいたします。 WHOは去る三月四日に地球サミットに向けた健康と環境に関する報告を発表いたしました。特にその報告は、都市人口の急増が環境悪化を促進し、十億人以上の都市居住者が高い濃度の大気汚染にさらされていると述べておりました。 我が国でもそうなんですが、今回提案をされております自動車排ガスのNOx削減の特別措置法案の政令部分での特定地域、東京、大阪、神奈川等に加えて
○沓脱タケ子君 それじゃ、本題に入りますが、本法案に絡む問題ですが、産業廃棄物の事業者の責任というのは明らかに法律で明記されておりまして、排出責任者は適正な処理をみずから責任を持って行うということが大前提であるということは明らかであります。 今回の特定施設の整備では、一定の公的関与をしてモデル的な施設をつくるんだということが前回もいろいろと御開陳があったわけでございますが、一方では、どんどん激増する
○沓脱タケ子君 多くを申し上げようと思っていないんですが、民間の最終処分場で起こったというのはこれは幾らもある。しかし、東京都の御指導のもとに一部事務組合で、しかも管理型形式の一廃処理場でしょう。だから、そういう点では堅牢だ、確実だというふうにお考えになっておられたところで起こっているという点では、これはよく御調査をいただいて、他のところはどうなんだろうかということを心配をいたしますから、大して何にもなかったんだと
○沓脱タケ子君 それでは、同僚委員からもう既にお話がありましたんですが、多摩の日の出の処理場における事故の問題であります。 これは私一言だけお聞きをしておきたいなと思いますのは、実はちょっと驚いたんです。というのは、ここの日の田地域というのは二十七地方団体のいわゆる組合方式ですね、一般の民間の処理施設ではなくて自治体の広域処分組合という形でやっているところであって、しかも一廃だと。地方自治体の一廃
○沓脱タケ子君 一割程度はカバーできるようにやっていく。先ほどもお話がありましたように、計画がおくれたりあるいは計画を撤退しなければならない主な原因というのが、住民の合意が得られていないというあたりが一番大きな原因になっておるようでございます。したがって、私は今後この一割程度であろうと特定施設を進めていく上でもこれは本当に考えなければならないなと思うんですね。本来企業が適正に処理すべきものであるという
○沓脱タケ子君 そういった中で今回の特定施設をつくって模範的なものをつくろうというわけでございますが、今度の法案でお考えになっておる特定施設は産業廃棄物総量のどの程度をカバーしようと考えておられますか。
○沓脱タケ子君 それでは、お伺いをしたいと思います。 地球環境に対する国民の関心というのは大変高まりまして、まさに国民は地球規模で考えて、行動は草の根からという形で大変真剣な取り組みが進んでまいっております。産業廃棄物は企業の利潤追求のための事業活動を通じて生じるものでありますから、本来的に事業者みずからの責任で対処すべきものである、これは廃掃法にも明記をされているとおりであります。 しかし、客観的
○沓脱タケ子君 参考人の先生方、どうも御苦労さまでございます。わずかな時間でございますので各参考人の先生方に一問ずつお伺いをしていきたいと思っております。 まず猿田先生にお伺いをいたしたいんですが、実は御案内のように七八年にNO2の環境基準値が緩和をされまして、そのときに八五年に達成期限の目標を決めたんですね。ところが、それがクリアできなくて八八年まで、中期展望あるいは新中期展望ということで新しい
○沓脱タケ子君 私が聞いたのは、もう繰り返してお返事は要りませんが、厚生省の関係で産廃処理施設等の問題は随分厳密にやろうということで仕事が進められているのに、同じことをまた環境庁で、さっきの話を聞いていたらちょびっと内容が変わって今度は事業団でおやりになると。結構ですよ。産廃物質は不法投棄からあるいは処分場の周辺での地下水汚染、環境破壊というのが重大な社会問題になっているのは御承知のとおりですから、
○沓脱タケ子君 それでは、公害防止事業団法に関して御質問をしたいと思います。 今回の法律改正は、公害防止事業団というものを環境事業団というふうに名前を変えるということと、新しい事業の中で産廃処理施設をつくるというふうな問題が入ってまいっております。同僚委員から随分たくさん聞かれておりますから詳しくはお聞きをいたしませんが、私どもにしたら大変変な気がするんです。というのは、産廃物質処理場関係の問題は
○沓脱タケ子君 それでは、板山参考人にお伺いをいたします。 このことは繰り返し陳述の中でも出されておりますので、お伺いをしたい点は、福祉は人なりとお二人とも、小笠原参考人もおっしゃられた。まさにそうだと思うんです。 私ども気になりますのは、御指摘になりましたゴールドプランが、ハード面での年次計画になっているけれども、いわゆるマンパワーの年次計画がきちんと確立をされないと見通しが立たないとおっしゃられましたね
○沓脱タケ子君 政府に対する要望あるいは国会に対する御意見、そういうことで繰り返しになるんですけれども、私、特に心配をしているのはその点なもので、ありがとうございます。 坂上参考人に簡潔にお伺いをしたいと思うんですが、もうたびたびおっしゃっておられるんで繰り返しませんが、あと三回ほど診療報酬の改定をやっていただければ二・六ぐらいのことはできるかなというふうにおっしゃられたのは率直な御意見だと私も思
○沓脱タケ子君 四人の参考人の皆さん、御苦労さまでございます。私、日本共産党の沓脱タケ子と申します。わずかな時間でございますが、貴重な御意見を拝聴した後でございますので、各参考人にお伺いをしたいと思います。 有田参考人にお伺いをいたしたいと思いますのは、私は医療人の一人として、職場で看護婦さんたちの奮闘ぶりを目の当たりによく存じております。特に、家庭を持ちお子さんを持っている看護婦さんたちが、二十四時間
○沓脱タケ子君 かなり明確に言っていただきました。 私は本会議で御質問申し上げたときに、労働大臣も非常に大事だからそれはきちんと基本指針には書くという御見解でございましたが、御協議の上きちんと、国民から見ても看護婦さんが見ても、これならやっていけるなと思えるものをぜひ、本来なら法律に盛り込むべきでありますが、私はそれが一番だと思いますが、せめて基本指針にはそのことが明確にされることが必要だと思うんです
○沓脱タケ子君 これは複数回答なんだそうですけれども、こういう調査が出ています。職業継続のために改善すべき項目というのが五つ出ているんですね。 第一は、看護職員の増員、これが七〇・八%、給与の改善五五・六%、週休二日制、労働時間短縮の実施四六・七、夜勤回数の軽減三六・四、保育所の充実二三・一ということになっておるわけでございます。ですから、こういう状況ということになれば、これはここを本気に改善すれば
○沓脱タケ子君 それでは初めに、看護婦確保法からお伺いをしたいと思います。 ナース・ウエーブ等の精力的な運動によって看護婦不足問題の深刻さが重大な社会問題になって、そして今回こういう法案が提出される運びになったわけであります。医療における看護の重要性、これはもう言うまでもありません。日本医労連が看護婦増員要求運動の中で、各界の著名人の方々から随分たくさんお言葉を集めておられます。私それを拝見してなるほどなと
○沓脱タケ子君 御自分も大気汚染の被害を受けておられるということでございますが、国民がどのような被害を受けているかということを、これはお声を聞いていただくということが私は大事だと思ってお願いをしたわけでございます。 時間がありませんから次に行きますけれども、東京都が大気汚染保健対策に係る健康影響調査というのを昨年の八月に公表いたしております。ここも随分精力的で、八七年から八九年の三年間の調査は一万二千五百人
○沓脱タケ子君 私どもも二十年来そういった大気汚染の及ぼす影響等をずっと見て知っておりますが、大体高学年になったら軽快するあるいは中学生になったらほぼよくなるというふうな方々が多かったんですね。それが新たな変化が出てきているというので、これは大変注目をいたしました。 そこで私は、この調査の小学校の一つ、これは一番厳しいところではなくて、大阪市内ではむしろ中くらいのところと思いまして城東区の聖賢小学校
○沓脱タケ子君 それでは、非常に限られた時間でございますので、端的な問題でお伺いをしていきたいと思っております。 環境庁は自動車排ガスのNOx抑制法案ですか、それをお出しになっておりますので、そのことにもかんがみまして、特に大型トラックのディーゼル自動車の排ガスに含まれる粉じんなどの人体への健康被害、これをどのように把握しているのかということを簡潔にお伺いしていきたいと思っております。 環境庁の
○沓脱タケ子君 それは医療法の先取りとは言えるはずがないので言わないでしょう。時間の都合がありますから進みますが、そういうふうに言われているという第一は、これは病院と診療所の機械的な機能分担というのが非常に鮮明に行われて、一律的に機械的な役割分担というのが経済的な手法で強制的に実施をされてきているという問題。それから二つ目には病院自身の機能分化が一層進められているという問題です。 看護基準に基づく
○沓脱タケ子君 医療問題が集中して問題になっておりますが、私も国民医療をよくする立場で、むしろ国民医療を左右する重要な要素であります診療報酬についてお伺いをしたいと思います。 今、看護婦問題が重要な社会問題になり、また国民の側は、いつでも安心してよい医療が受けられる医療体制というものを切に求めているという状況でございます。 今日、この十年間見てみますと、病院、診療所の経営を左右する診療報酬というのは
○沓脱タケ子君 これは御理解が間違っていると思うんです。私明確に言うたでしょう。政府の認定基準に入らなかった、狭いから。あなたのところの定説だと言われている認定基準に入らなくて切り捨てられた被害者の方々が訴訟に立ち上がって司法救済を求めた。司法救済の結果、これは水俣病だというふうに裁判で認められたんですよ。だから損害賠償を払いなさいと言っているんだから、そういうことが明確に裁判の判決で出たんだから、
○沓脱タケ子君 部長、それはけしからぬですよ。だって、かつて八五年八月十六日の熊本の水俣第二次訴訟の判決で原告が勝訴をしたときに、環境庁長官がチッソに働きかけて上告を断念させた。被害者を救済するという立場をとった例があるじゃありませんか。現にそういうことが過去にやられているにもかかわらず、する気はありませんとは一体何ですか。長官、ちょっとはっきりしてください。
○沓脱タケ子君 私は、従来からたびたび申し上げてまいりましたように、サミットの成功と地球環境の保全のためには、何よりもまず日本国内の足元の公害の根絶と被害者の完全救済が急がれるということを申し上げてまいりました。 そこで、限られた時間でありますので、去る三月三十一日に判決がありました新潟水俣病第二次訴訟地裁判決についてお伺いをしたいと思います。 御承知のように判決の要点というのは非常に簡潔でありまして
○沓脱タケ子君 私は、日本共産党を代表して、看護婦、社会福祉施設職員等の人材確保に関する両法案について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 看護婦さんが一番うれしいときは、患者さんが元気になって退院するとき、お世話になりましたとあいさつされるときだと聞きます。心から看護のしがいがあったと誇りに思うそうです。老人ホームでは、ふさぎ込んでいたお年寄りが心を開いてくれて、にっこりと笑ってくれたときほど
○沓脱タケ子君 そない丁寧に説明をしてもらわぬでもいいんですけれども、それは診療報酬の財源をひねり出すための手品みたいな妙手だとは言われへんですよ。しかしこれはだれが見てもそんなふうにしか見えない。 なぜかと言いますと、今までのやり方があるわけですよ。だって、政府の財政不足という状況の中でマイナスシーリングというのがずっとやられてきた。そういう中で、健康保険、厚生年金への国庫負担の繰り延べをどんどんやって
○沓脱タケ子君 いや、厚生省が考えだというのは大したものだと思って、お褒めの言葉だけではないので、ようここまで悪知恵も働かしたもんだなと、率直に言うたらそんなふうにも思うわけです。そんなことはともかくとして、実に巧妙に考えられたものだということを感心させられております。 もう既に各委員から言われておりますように、本法案の本質というのは診療報酬改定の実質二・五%の国庫負担の必要額、つまり千三百四十億円
○沓脱タケ子君 それでは本法案の質疑に入る前に、私は、同僚委員からも午前中に御意見が出ておりましたが、本法案というのは国民医療にとりましても、また国民の医療保険にとりましても、もっと言いますならば国家財政のあり方につきましても、大変重要な課題を含む内容を持っていると思うわけでございます。したがって、本来慎重審議を要すべき法案であるという認識を持っておるわけでございます。ところが、年度内というか、日切
○沓脱タケ子君 そういう児童福祉全体をカバーするわけに時間的にいきませんので、きょうはその中の保育所行政、その部分について改めて見直していきたいし、御見解も伺っていきたいと思っております。 こういう私が申し上げた社会的扶養あるいは児童には最善の権利が与えられるものだと、そういう基本的理念というものを口で言うか言わないかにかかわらず、そういったことが必要とされる社会的な情勢というのが、全国的に見ましても
○沓脱タケ子君 私、後で大臣にもお伺いをしなきゃならぬと思いますが、問題はそういう社会的な問題化している人口のひずみの状態、そして二十一世紀を担うべき子供たちの健やかな成長を保障していく立場という点では、関係省庁連絡会議の「はじめに」という理念のところを拝見して、何という頼りないことを言っているんかなという感じを率直に受ける。だって、これは次の時代を担う子供たちの健やかな成長のために子供をどう見ていくのかという
○沓脱タケ子君 それでは、限られた時間ですが、大臣所信についてお尋ねしたいと思います。 大臣所信をせんだって伺いましたけれども、この所信を拝見いたしますと、「子供たちが健やかに生まれ育つための環境づくりを進めることは、高齢者対策とあわせて車の両輪とも言うべき内政上の重要な施策であると考えております。児童環境づくり対策について国民一人一人の関心を高めながら取り組んでいくため、児童環境づくり推進協議会
○沓脱タケ子君 それじゃ、私、資料を持っておりますが、大阪で二名です、東京で四名亡くなって、計六名でございます。 そういう実態の中で、まず、製薬企業の責任と姿勢について最初にお聞きしたいんですが、薬事法は言うまでもなく医薬品等の有効性や安全性の確保を目的といたしております。したがって、当然のことに製造業者や販売業者にもこの目的達成を義務づけておるわけです。 私は昭和六十三年十二月の百十三国会でいわゆる
○沓脱タケ子君 私は、政管健保に対して国庫補助率を引き下げるというのは許されないなと思うんですね。というのは、現行の一六・四%の決定の経緯から見ましてもこれはおかしいというふうに思うんです。というのは、五十五年改正のときには保険料率は上限を千分の九十一までにすることができるという、範囲にするということで、その際国庫補助率については、政管健保の財政状況に応じてということを前提ですけれども、一六・回ないし
○沓脱タケ子君 初めに新大臣にお願いをしておきたいと思いますが、バブル経済が破綻して税収が減って、予算編成が大分難しくなってきたなどと言われております。高齢化社会を迎えまして、大臣もおっしゃいましたように、社会福祉やあるいは社会保障や医療の充実というのは大変国民から切望されております。バブル経済が終わったとして国民的な要望を安易な圧縮の方法で、そういう方向をとらないように厳に大臣にはお願いを申し上げ
○沓脱タケ子君 それでは、短時間でございますので一、二お伺いをしたいと思っております。 既にお話が出ておりますように、長良川の河口ぜきという大問題を選択的に長良川の中の魚の生態、魚についてということを中心にしての論議に限られてきておるわけでございます。 そこで、きょうは先生方から大変うんちくを傾けたお話を勉強させていただきました。私が一つ中村先生が御開陳になりました御意見の中でちょっと気になるなと
○沓脱タケ子君 両先生、大変御苦労さまでございます。 私も全く素人でございますので、素人の質問をさせていただきたいと思っております。 きょうは、実は塩水遡上の問題、それから午後は自然の植生、動物が河口ぜきによってどうなるかというふうな問題、こういうことを選択的に問題を限って論議することになっておるわけでございます。 考えてみますと、大変無理があるということを私素人の立場で感じるわけでございます