1988-05-12 第112回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号
○池田参考人 御指摘がございましたとおり、事故を人の面から見ますと、大きく二つに分かれるのじゃないかという感じがするわけでございます。常に違反を繰り返す者あるいは軽微の事故を起こすようないわゆる常習者の占める比率が非常に高いということが統計的に出ているわけでございますが、なかなか事前にそれを知るということが難しいので、結局結果論で判断せざるを得ないということであろうかというふうに思うわけでございます
○池田参考人 御指摘がございましたとおり、事故を人の面から見ますと、大きく二つに分かれるのじゃないかという感じがするわけでございます。常に違反を繰り返す者あるいは軽微の事故を起こすようないわゆる常習者の占める比率が非常に高いということが統計的に出ているわけでございますが、なかなか事前にそれを知るということが難しいので、結局結果論で判断せざるを得ないということであろうかというふうに思うわけでございます
○池田参考人 安全施設を含みます道路整備の問題につきましてのお尋ねでございます。 基本的にはやはり道路網をつくっていただかなければいけませんが、同時に安全施設もぜひお忘れなくということです。しかし、狭い意味の安全施設だけでなくて、全体を見ての広い意味での安全施設ということになりますと、例えば街路の問題、住宅地の取りつけの問題、バイパスのつけ方の問題、いろいろあると思います。大変に御努力いただいておることも
○池田参考人 全日本交通安全協会の池田でございます。 この機会をおかりいたしまして、諸先生方には平素から交通安全に対して大変な御尽力をいただいておりますことに敬意を表しますとともに、平素の御指導を感謝申し上げたいと思います。 私の方からは、きょうは、同じような事情にございますヨーロッパの例を若干御紹介させていただきまして、御参考に供させていただきたいというふうに思うわけでございます。 まず第一
○説明員(池田速雄君) 被害を受けられます方は、場合によりましては歩行者の場合もございますし、他の車の運転者、その他道路利用者でございますし、それから場合によりましては付近の住民の方が被害を受けられる場合もあるわけでございますので、安全という面からいきますと、受益者は道路利用者並びにその周辺にお住まいになっている住民の方だと、こういうふうに理解するわけでございます。
○説明員(池田速雄君) 交通秩序を維持することによりまして、安全で円滑、かつまた場合によりましては公害のない交通社会をつくると、こういうことが目的でございます。
○説明員(池田速雄君) 交通違反の取り締まりについての御質問だとお伺いいたしましたんですけれども、御案内のとおり反則金制度ができましてから、すでに相当の時間たつわけでございますけれども、制定されますときのいきさつをもう一遍考えてみますと、道交法違反の、秩序を維持します場合に、すべてを刑事罰として処分すると、こういうことでなくて、俗な言葉で言いますと、重さは重かるべく、軽さは軽さに従ってと、こういうことでございまして
○池田政府委員 反則行為の適用を受けておりますものは、いま申し上げましたように十割以上でございますと一万円でございます。それから五割から十割までのものが八千円ということで、二千円の差しかない。それから五割未満のものが六千円ということで、それ以上のものに比べて二千円しか差がない。こういう実態でございまして、あと裁判に移りますものについてはその他の情状も関係があろうかと思いますけれども、反則金が科刑実績
○池田政府委員 過積載の罰則につきましては、道交法上、三月以下の懲役、三万円以下の罰金ということになっておるわけでございますけれども、この行為が無免許とか酒酔い、酒気帯び等、一定の場合を除きますと反則行為というふうに規定されておりますので、たとえば大型自動車の場合でございますと、十割以上の反則行為につきましては反則金が一万円、五割から十割までは八千円、五割未満が六千円、こういったようなことになっております
○池田政府委員 過積載の違反についてでございますけれども、昨年一年間で九万六百二十一件の検挙をいたしております。そのうち五割未満のものが三万五千五百五十件、全体の三九・二%でございまして、五割以上十割未満のものが三万九千八百七十四件で四四・〇%でございます。いま御指摘のような十割以上も違反をいたしておりますような悪質なものが一万五千百九十七件、一六、八%でございまして、一昨年に比べますとこういった悪質
○政府委員(池田速雄君) 総理府の方の御調査によりましても、損害賠償の場合の交渉の相手方が関係者以外の者であった、いわゆる示談屋であったという結果も出されておりますので、私どもといたしましてもこういった損害賠償の過程で違法な事態がないように関心を払っておるところでございますが、業といたしましてこういった示談活動みたいなものをやりますと、法令上は弁護士法違反ということになろうかと思いますが、五十四年には
○政府委員(池田速雄君) 免許の取得年齢につきましては、社会生活におきます自動車の利用の実態でございますとか、運転者に対します教育のあり方の問題でございますとか、あるいは個々の運転者の知力あるいは体力、そういったものと年齢の関係でございますとか、あるいは諸外国の制度といったような問題を総合的に考慮いたしまして、現行の免許の取得年齢が定められているものというふうに考えております。 国際条約等によりましても
○政府委員(池田速雄君) 児童の交通安全対策の面から、こういったバス等が停車しておる場合の措置でございますけれども、御案内のとおり、昭和四十五年に道路交通法を改正いたしました際に、通学通園バスにつきましては、バス自体に表示を設けるという規定を設けますとともに、こういったバスが児童、幼児等の乗降のために停車いたしております場合には、側方を通過いたします車両の運転者は徐行して安全を確認するといったような
○政府委員(池田速雄君) 去る四月六日から十五日までの十日間実施されました春の全国交通安全運動でございますけれども、昨年来の事故増加という厳しい情勢を控えまして、関係機関の方はもちろんでございますけれども、国民各層の方々も、大変じみではございますけれども、真摯に取り組んでいただいたというふうに考えておるわけでございます。 その結果、事故の数でございますが、発生件数は一万一千六百六十七件で、対前年比
○池田政府委員 最初に御質問のございました保険会社の調査員に対しまして警察が調書等を見せることがあるのかということでございますけれども、警察といたしましては、交通事故が起きました場合には、交通事故相談という観点から差し支えのない範囲で所要の事項を口頭でお話しすることはございますけれども、捜査機関でもございますので、刑事訴訟法その他の制約がございまして、調書等をお見せするということはどなたに対してもいたしてないわけでございます
○池田政府委員 ただいま御指摘ございましたとおり、昭和五十三年十二月に改正道路交通法が施行されまして、暴走族対策といたしましては、共同危険行為等禁止規定という新しい罰則規定を設けていただきましたものを適用いたしまして、強力な取り締まりを行ってまいったわけでございますが、その結果、五十三年には、当時悪い言葉で言いますとこれから走れなくなるからというようなことで、五十三年の秋に暴走族が大変しょうけつをきわめましたものが
○政府委員(池田速雄君) ただいま御指摘のございましたとおり、交通状況、交通環境というものは大変厳しくなっております。こういった状態の中で、交通事故の減少傾向の定着化を図りますとともに、円滑な都市交通を確保するあるいは交通公害を防止する、こういったことを目標といたしまして、私どもといたしましても第三次の交通安全施設整備の五カ年計画を立てさしていただいたわけでございます。 具体的な内容といたしましては
○政府委員(池田速雄君) 御指摘のとおり道路交通法上は十六歳で二輪車、原付等につきましては免許が取得できるようになっておるわけでございます。現に十六歳になりますと男子では約二二%、女子でも四・三%ほど、合計いたしますと一三・三%ほどの者が免許を取っておりますし、十七歳になりますと二五・七%ほどの者がすでに免許を取っておるわけでございます。現在の社会生活上の問題からまいりますと、就職しておる者もございますし
○政府委員(池田速雄君) 遊戯道路につきましては、都市部におきまして公園ですとかあるいは広場等の子供の遊び場が少ない現状におきまして、住宅街を中心に子供の日常生活の安全を確保するために交通の規制をやっておるわけでございますけれども、実情は、いま御指摘がございましたとおり現在全国で四千五百十四カ所、六百八・八キロメートルを実施しておることになっておるわけでございまして、春休み、夏休み等になりますとさらに
○政府委員(池田速雄君) 免許を取得いたします場合の要件といたしましては、現在、法律上は先生御指摘のとおりそういったものはないわけでございますけれども、やはり免許を取得します場合には、少年でございますので、親あるいは——学校に通っております場合には学校の教育方針というものもそれぞれあるわけでございますので、親あるいは先生方の指導をいただいておるわけでございますので、そういった運用につきましては警察といたしましても
○政府委員(池田速雄君) 二輪車によります事故の発生の状況でございますけれども、他の事故と同じように、四十五年をピークにいたしまして事故が減少してきておりましたのが昨年からふえたということでございますが、二輪原付の場合には、実はピークが三十九年でございまして、その後若干の変遷はございますが、ほぼ順調に減ってまいっておりましたけれども、五十三年からまた、原付二輪車の台数の増加等とも関係があると思いますけれども
○池田政府委員 交通事故に対処いたします交通警察官につきましては、昭和四十七年からほとんど毎年増員を見ておりまして、四十七年から累積いたしますと約一万一千人ほどの増加になっておりますが、ここ三年で申し上げますと、五十四年度につきましては百四十五人、五十五年度につきましては二百三十七人、五十六年度につきましては三百四十二人の増員の措置をとっていただいております。
○池田政府委員 死者数の絶対数と申しますか、そういう比較で県別で申し上げますと、昨年は、絶対数の一番多いのが北海道でございまして、五百十二人が亡くなられております。二番目が愛知で四百五十人、三番目が千葉県で四百三十二人、四番目が兵庫県で四百二十四人、五番目が大阪で三百六十四人の死者ということになっております。 私ども、いわゆるワーストといいますか、そういう言い方はしていないつもりでございますが、絶対数
○池田政府委員 最近の交通事故の状況でございますが、昨年中の交通事故につきましては、発生件数が四十七万六千六百七十七件でございまして、対前年比では一・一%の増。死者数は八千七百六十人でございまして、対前年比では三・五%の増。負傷者数は五十九万八千七百十九人でございまして、〇・四%の増。こういうことになっております。 件数と負傷者数につきましては、昭和五十三年から少しずつ横ばいないし上昇傾向にございましたけれども
○政府委員(池田速雄君) 練習用の車につきましては、主として教習を受けられますのが指定自動車の教習所等でおやりいただくもんですから、現在教習所関係につきましては、二百八十八の教習所で三百八十六台を準備いたしております。 なお、試験車といたしましては、警察は現在四十六台ほどを持っております。
○政府委員(池田速雄君) 現在身体が不自由な方に対しまして条件をつけまして免許を付与しております数が、十万八千六百三十九人ということになっております。
○政府委員(池田速雄君) 身体障害者の方が社会生活を健全に営んでいただきますためには、どうしても交通の問題ということが大きなウエートを占めるだろうというふうに考えております。したがいまして、警察の方といたしましては、一面では、身体障害者の皆さん方が安全でしかも安心して交通されますような交通の環境の整備ということが必要であろうと思いますし、一面では、また積極的に自動車を利用して社会生活を営みたいという
○政府委員(池田速雄君) 道路利用者は大人だけでなくて子供ももちろんおるわけでございまして、しかも守らるべき立場におるわけでございますので、そういった観点から私どもとしてもできる限りの努力はいたしているつもりでございます。 たとえば信号機につきましても従来は車だけの信号というのが多かったわけでございますけれども、歩行者用の灯器というものをできるだけつけたいということで、実は現在約二十二万灯ほどストック
○政府委員(池田速雄君) 学校周辺の道路につきましては、スクールゾーン設定をいたしまして、歩行者用の道路でございますとかあるいは大型自動車の通行の禁止をいたしましたり、路則帯を設けたりといったような交通規制を集中的に実施しているわけでございますが、問題は、御指摘がございましたとおり周辺部分だけでなくて相当長距離にわたる通学帯というのが出てきている場合に、そこの安全がなかなか期しがたいのじゃなかろうかと
○政府委員(池田速雄君) 学校におきます交通安全教育につきましては、ただいま御指摘のとおり、児童生徒の段階から交通社会の構成員としての責任を自覚するという意味でも大変重要なことであろうと考えております。したがいまして、より積極的に学校の方でもお取り組みいただきたいと思いますし、私どもも協力を惜しまないつもりでございます。 御参考までに申し上げますと、警察官等が関与いたしました、五十四年中でございますけれども
○池田政府委員 警察といたしましては、当面は、昨年増加いたしておりますので、それに歯どめをかけて抑止するということに努めますとともに、六十年には八千人以下に抑えるという目標を立てておるわけでございます。
○池田政府委員 御指摘の事故は、お話のございましたとおり、平生お通りにならない、しかも道路条件の余りよくない道路をお通りになったということにも遠因があろうかと思いますので、個々の事例に即しまして道路管理者その他に十分協議して対策を講ずるように指示してまいりたいと思います。
○池田政府委員 交通事故の統計に警察の統計が利用されておりますので、その点についての御質問だと存じますけれども、特に死亡事故につきましては、御指摘のございましたとおり、警察統計といたしましては二十四時間以内の道路上の交通事故の死者を計上いたしておるわけでございます。 経緯を調べてみますと、戦後二十三年に初めて正式の統計のとり方を決めまして以来、ずっとこういうやり方でやってきておるわけでございますけれども
○池田政府委員 整備不良車両の取り締まりにつきましては、警察は街頭検査の際にこれを行うわけでございますけれども、警察官そのものの教養にももちろん努めておりますが、でき得る限り陸運当局の方にもお願いいたしまして、一緒になって取り締まりをやってもらっておる、こういうのが実情でございます。その結果、昨年一年間に整備不良車両として取り締まりました件数が十七万二千二百九十七件ございますが、こういった点につきましては
○池田政府委員 整備不良車両によります内容を見ますと、大多数がタイヤ関係が多いようでございまして、そのほかブレーキでございますとか、ハンドルあるいは灯火器、そういうものの整備不良を内容といたしております。こういった整備不良車両の運転が少ないということは、いろいろな仕組みと申しますか、安全な車を運転するような仕組み自体の問題、それからドライバーのマナーの問題そういうものも逐次よくなってきておる、そういう
○池田政府委員 第一当事者の整備不良車両の運転によります交通事故の数でございますけれども、昨年五十五年は三百六十一件でございまして、全事故の中で占めます比率は〇・一%というふうになっております。経年で申しますと、五十年には七百九十五件でございまして、このときは構成率が〇二一%でございましたけれども、五十一年に六百八十七件〇・一%となりまして以来、ほぼ全事故の〇・一%という数字で推移してまいっております
○政府委員(池田速雄君) 全体の交通事故でございますけれども、御案内のとおり、昭和四十九年がピークでございまして、四十五年の死者が一万六千七百六十五人でございましたが、四十六年以来減少を続けてきたわけでございますけれども昨年は増加の傾向に転じまして、死者で申し上げますと八千七百六十名の死者数でございまして、一昨年に比べますと二百九十四人の増加ということになっております。
○政府委員(池田速雄君) 高速道路におきます駐停車違反に伴います事故でございますけれども、昨年中に百二十九件発生いたしております。高速道路におきます全事故の一・一%を占めております。五十四年は百六十九件でございまして、それに比べますと四十件の減少になっております。なお、昨年御指摘がございましてお答えいたしておりますパーキングエリア付近におきます交通事故の発生状況でございますが、一例を日本平パーキングエリア
○政府委員(池田速雄君) 暴走族が少年を中心に悪質な蝟集走行だけでなくて、その過程で行いますいろんな犯罪というものがきわめて悪質化しておるのが現状でございまして、昨年一年間検挙いたしました数が四万六百十八人でございますけれども、そのうち道路交通法違反は三万三千九百二十人でございまして、御指摘のございました暴行傷害、凶器準備集合あるいは公務執行妨害といったような刑法犯が五千七百六十二人、暴力行為処罰法違反
○政府委員(池田速雄君) 御指摘のございましたとおり、昭和五十三年の道路交通法の改正の際に、共同危険行為禁止違反という罰条を新設させていただきまして、そのことによりまして、広報等ともあわせ、ちょうど五十三年の夏をピークにいたしまして、暴走族減少の傾向を見ていたわけでございますが、五十四年の秋ごろから急激にまたふえてまいったわけでございます。その背景といたしましては、一つは車社会の伸展ということがございますけれども
○政府委員(池田速雄君) 暴走族の実情でございますけれども、昨年十一月末の調査によりますと、全国で七百五十四グループ、三万八千九百五十二人の構成員を把握いたしておるわけでございまして、過去の最高の人員でございます。そのうち少年が全体の八〇・六%を占めておりまして、少年の中でも十七歳以下が五一%を占めるなど、低年齢化の傾向が見られるわけでございます。昨年一年間で約二十四万人の蝟集走行が見られるわけでございまして
○池田政府委員 私どもの方からお答えするのはあるいはいかがかと思いますけれども、私どもが聞いております範囲では、これは昨年の秋の数字でございますけれども、全国約五千四百校のうち、免許の取得につきましてほぼ全面的に禁止していると申しますか、そういう措置をおとりになっておるところが約一千校程度、それから通学あるいはアルバイト等目的を限りましてそういうものについて認めよう、こういうような措置をおとりになっておるところが
○池田政府委員 五十四年の資料になりますけれども、年齢別の交通事故発生の件数を免許保有者一万人当たりの件数で申し上げますと、十六歳から十九歳までの者が二百六十一・三ということになっておりますのに対しまして、二十から二十四歳までが百六十九・〇、二十五歳から二十九歳までが百十一・二、これが三十歳から三十四歳になりますと八十八・〇、三十五歳から三十九歳になりますと八十四・四、こういったような数字になっております
○池田政府委員 昭和五十五年中に十六歳から十九歳までの少年が、原動機つき自転車以上の車両を運転いたしまして第一当事者となりました交通事故の件数は五万三千百九十九件でございまして、全部の交通事故の一一・二%を占めております。また、二輪車の乗用中に死亡した者は六百三十四人でございまして、全交通事故死者の七・二%を占めておりまして、しかも対前年比では一一・四%、六十五人増加いたしております。 二輪車を運転
○池田政府委員 正確な数字を持ち合わせておりませんので恐縮でございますが、先ほど申しましたようにほとんど大部分の方が目の関係でございまして、更新の際に全然運転ができないということで排除された例は聞いておりません。運転能力の点につきましても、たとえば四肢等を廃された方につきましては義肢等を用いられる等の方法によりまして、何らかの形で免許を更新されておりますので、その際に完全に排除されたという例は聞いておりません
○池田政府委員 御指摘のとおり、私どものサンプル調査によりましても、昨年でほぼ四十万人の方がそういう判定を受けられたというふうに考えておりますけれども、大部分が視力の変更によるものでございまして、こういう方に対しましては、たとえばめがねを着用される、そういったような条件をつけまして免許証を更新いたしておるわけでございます。
○池田政府委員 免許の更新は、直接的には免許を受けられました方が引き続き運転者としての適性をお持ちかどうか、こういうことを確認するための制度でございます。具体的には、適性と申しましても運動能力それから視力、聴力等の検査をいたすわけでございますけれども、なお付随いたしまして最近では、更新の機会に安全運転に関する講習を行おうという制度になっておりますために、毎年変化してまいります交通情勢あるいは法令の改廃等
○政府委員(池田速雄君) 昭和五十五年中の交通事故及び暴走族の概況と昭和五十六年中における交通警察の重点施策等について御説明いたします。 まず交通事故の概要でありますが、資料「昭和五十五年中の交通事故発生状況と暴走族の動向について」の一ページにありますように、昭和五十五年中の交通事故は発生件数四十七万六千五百八十一件、前年比五千八件、一・一%増。死者数八千七百六十人、前年比二百九十四人、三・五%増
○池田政府委員 昨年中に発生いたしました交通事故は、発生件数で四十七万六千五百八十一件でございまして、五十四年に比べますと五千八件、一・一%の増でございます。死者数は八千七百六十人でございまして、五十四年に比べますと二百九十四人、三・五%の増、負傷者数は五十九万八千百九十人でございまして、千九百八人、〇・三%の増という傾向になっております。死者数で申し上げますと、過去九年間連続いたしまして減少を見たわけでございますけれども