1953-07-16 第16回国会 衆議院 法務委員会 第15号
○江家公述人 早稲田大学教授江家義男でございます。 私も学者という立場から意見を述べることになるのでありますが、大体のところは団藤教授の意見に一致する面が非常に多い、ささいの点では違う点もございますが、大体において意見が一致いたしますので、あるいは私の申し上げることが団藤教授と重複するようなことになるかとも思いますが、私個人の意見という意味においてお聞取りを願いたいと思うのであります。 大体六点
○江家公述人 早稲田大学教授江家義男でございます。 私も学者という立場から意見を述べることになるのでありますが、大体のところは団藤教授の意見に一致する面が非常に多い、ささいの点では違う点もございますが、大体において意見が一致いたしますので、あるいは私の申し上げることが団藤教授と重複するようなことになるかとも思いますが、私個人の意見という意味においてお聞取りを願いたいと思うのであります。 大体六点
○公述人(江家義男君) 今度の改正案を大體見ますれば、皆さん御承知の通りに英米法の訴訟手續が相當に加味されておるということは否定できないと思うのでありますが、私が多少ながら英米の刑訴手續を調べた淺い經驗ではありますが、それに比較して見ますると、英米法の採入れについて、英米法の理解の足りない部分があるように思います。殊に英米法においては最も重要なものとされておることが今度の草案においては考慮されていない