1954-05-21 第19回国会 参議院 議院運営委員会 第65号
○政府委員(江口見登留君) 極く最近に、村田氏がこの経営委員のほうをやめまして、フイリピンのほうの交渉のための特命全権大使になつたのであります。そのなりましてから、あと約二月ほどになるのでありますが、その間四人でやつて参つたのでございますが、余り長い期間でなければ、四人で運営に支障はないものと、かように考えております。
○政府委員(江口見登留君) 極く最近に、村田氏がこの経営委員のほうをやめまして、フイリピンのほうの交渉のための特命全権大使になつたのであります。そのなりましてから、あと約二月ほどになるのでありますが、その間四人でやつて参つたのでございますが、余り長い期間でなければ、四人で運営に支障はないものと、かように考えております。
○政府委員(江口見登留君) 先般の当委員会におきまして、五人の経営委員について御承認方をお願いいたしましたところ、村田氏につきましては、現在特命全権大使をやつておりまするので、承認があつても直ちに政府としては任命できないではないか、従つて村田氏の分だけをとり下げれば、あと四人の分については相談に乗つてもいいというようなお話がございました。参議院としては、そういうふうな趣旨であるが、衆議院の議運ではどうでしようか
○江口政府委員 恩給事務の処理が非常に進捗いたさないという点につきましては、恩給局長を初めといたしましていろいろ事務的にも相談会を開いてやつておるようでございます。私直接恩給事務に携わつておりませんけれども、主管大臣といたしましても今加藤大臣並びに草葉大臣も明らかにこの点については気にしておられまして、しばしば閣議の席上でもその問題の促進方について発議がございます。その意を受けまして、恩給局においても
○江口政府委員 現在五十数名ございますが、それを二十九年度と三十年度とで三十名ばかり減らしまして、二十三名が残ることになるのでありますが、これは調査を民間に委託するに際しましても、どういう調査をすべきか、あるいはその調査の際にどういうふうな方法によつてやつてもらうかというようなことにつきまして、その根本的な企画、立案と申しますか、そういうことにつきましてやはり常に調査研究をしておくスタツフが必要だと
○江口政府委員 先ほどお答えが非常に不足でございましたが、ただいまのお尋ねのように調査費というような名前で二千万円程度は計上いたしておりまするが、これは実はそういう民間機関に委託して調査させようという気持を持つております。これを大蔵省との話合いでいわゆる調査委託費として使用するつもりでございまして、政府みずからが従前通りの調査を続けて行くというつもりでは決してございません。その点をお含みおきを願います
○江口政府委員 世論調査所の将来の予算の使い方についてどういうふうにするつもりであるかというお尋ねでありますが、予算につきましては昭和二十八年度は二千四百三十四万円ばかりでございました。二十九年度にはそれが二千八十九万円ほどになつておるのであります。三百四十五万円ほど本年度は減少する見込になつております。これは主としてただいまお話になりましたように、十五名の減員に伴う人件費の減が百四十七万円ほど、それから
○政府委員(江口見登留君) 只今、吉田総理の関係で何とかの顧問のようなことをしておつたのじやないかというお尋ねでございますが、その点私は、今事務的にははつきり存じておりませんが、(「新聞に出ているよ」と呼ぶ者あり)どういう選考事情があつたということについては局長からお答えいたしたいと思います。
○政府委員(江口見登留君) 特殊の因縁とかいうような関係で村田さんをお願いしているわけではないのであります。今まで五人で揃つて来られたメンバーを一応そのまま今度の委員会にも引継いで頂きたい。但し、今別の仕事をしておられまするから、その期間だけははずして、それがはずれた場合には、直ちにこの人が任命できるようにという趣旨からお願いしているわけでございます。その後任期が参りますれば、事情によりますれば逐次一年毎
○政府委員(江口見登留君) 昨年来いろいろ事件がございましたが、それらの事件と、これらのかたがた勤務振り或いは運営振りとの間に密接な関係があるようなお話でございまするが、それは見方かと存じまするが、我々はこれらのかたがたがこういう委員をしておられたがために、ああいう事件が起つたというようにも実は考えていないわけでありまして、その点は御了承頂きたいと存じます。
○政府委員(江口見登留君) その委員のかたがたは、ほかに事業は持つておられまするが、そのためにこの資格においての仕事をなおざりにしておるというようには私ども考えていないのでありまして、やはりそれぞれの事業をもとにした知識をこの仕事の上に生かすということで非常に熱意を持つて御勤務になつておることと私は思います。
○政府委員(江口見登留君) 日本国有鉄・道経営委員会委員の任命につき両議院の同意を求める件について御説明申上げます。 阿部藤造、工藤義男、佐々木義彦、佐藤喜一郎及び村田省蔵の五君を日本国有鉄道経営委員会委員に任命いたしたく日本国有鉄道法第十二条の規定により両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 御手許の履歴書で御承知のとおり阿部君は大正七年大学卒業と同時に一旦内務省に入り新潟県に勤務しましたが
○政府委員(江口見登留君) 先ほど藤田さんがお話になりました四月一日までに公布を必要とする法律案は何件であるかという御質問に、六十件と申上げましたが、その名前を出せというお話でございましたが、私先ほど参ります際に、大急ぎで計算して参つて、大体六十件ぐらいと申上げましたが、各省に相談いたしまして、はつきりいたしませんと、正確な数字はわかりませんので、あとで書面でお届けすることにいたしたいと思います。
○政府委員(江口見登留君) お答え申上げます。 四月一日までに公布を必要とする法律は六十件ございます。そのうちすでに成立したものが十件ございますから、これらにつきましてはすでに公布の手続をとつております。それから今後成立を必要とするもの場が五十件ございます。併しその五十件のうち三十件につきましては、昨日の閣議を経まして公布がいつでもとれるように手続を準備いたしたものでございます。それから近く公布手続
○江口政府委員 お答え申し上げます。南方連絡事務局の那覇出張所を御視察くださいまして、たいへん御理解のある御質問をいただきまして、まことに感謝にたえません。定員の関係におきましては現在二十八年度におきまして四十一人ございますが、このうち四人二十九年度において整理することになつておりますが、この整理人員は南方連絡事務局の仕事にかんがみまして、一般の整理より軽減されておるのでございます。その役目が主として
○政府委員(江口見登留君) 御説明申上げます。土地調整委員会委員諸橋裏君は、一月三十日任期満了となりますので、同君を再び同委員に任命いたしたく土地調整委員会設置法第七条第一項の規定により両院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 お手許の履歴書で御承知のように、諸橋君は大学卒業後内務省に入り、新潟、奈良、北海道、広島、富山、千葉及び福島の各地方庁に勤務し、行政裁判所評定官、枢密院書記官及び高等捕獲審検所事務官
○政府委員(江口見登留君) 逐条説明を簡単に申上げます。第一項で「六百円」を「七百円」に、「千四百円」を「千五百円」に改めておりますのは、俸給のベース・アツプに伴いまして、昇給する期間についてその間差額を変更いたしたものでございます。その次の項は第五号を削ることによつて四級地までとなるわけでございます。その次の項は、期末手当につきまして、十二月に支給する分に対しまして〇・二五を附加しようとするための
○政府委員(江口見登留君) これは学識経験者の中からこの審議会の委員になつて頂くという見地から、いろいろ選衡いたしましたところ、たまたまこの二人は参議院議員であられたので、国会の議決を求めた次第であります。
○政府委員(江口見登留君) 輸出入取引審議会委員の任命について御説明いたします。 今回参議院議員田村文吉君、同高木正夫君の両君を輸出入取引審議会委員に任命したいので、国会法第三十九条但書の規定により国会の議決を求めるため本件を提出いたしました。 輸出入取引審議会は、通商産業法に基き通商産業大臣の諮問に応じ、輸出入取引並びに輸入物資の買付及び配分に関する重要事項を調査審議し、並びにこれらに関し必要
○政府委員(江口見登留君) その人以外の履歴につきましては、一応念のために当つてみましたが、そういう重大な事項で脱漏しておるものはないように私どもは判定いたしました。重大事項でなくて、民間におられたときにどういうことをされたかということにつきましては、非常にその調査がむずかしゆうございますので、そういう点には、多少脱落があろうかと思いますが、官庁経歴以外で重要な経歴があつたものを落しておるというものは
○政府委員(江口見登留君) もう少し追加して御説明申上げます。 この川西実三君は、只今お話がございましたように、大日本婦人会理事長をいたおりました理由も一つの理由になりまして追放になつておるのでございます。そのほか追放の理由を挙げてみますると、東京副知事時代に、これは各都道府県知事同様でございまするが、知事をしますると、その資格において当然大政翼賛会のの支部長になることになつております。その支部長
○政府委員(江口見登留君) 只今議題となりました社会保険審査会委員長の川西実三君の履歴につきまして、重大な事項が抜けていわしないかという御指摘が先般ございました。調査いたしましたところ、確かに大日本婦人会理事長をやつた経歴が脱漏しておりました。その事情を厚生省当局に質しましたところ、この川西実三君は非常に永い官歴を持つているのでありまして、その官歴を大体抽出したのが、それらの事項を脱漏する原因になりました
○政府委員(江口見登留君) その履歴書は、私実は詳細に調査していなかつたのでございますが、確かに御指摘の点を考えて見ますと、私ども記憶としてはそういうことをやられたように記憶しております。何故そういう重大な事項を履歴書に書いていないか、そのような事情はいま少し調査して見なければわかりませんが、或いはつい誤つて落したのか。或いは官歴ばかりが並べてあるものですから、或いはそれを見落したのか。その後住宅営団
○政府委員(江口見登留君) 社会保障審査会委員長及び同委員につきましては、勤務の内容は常勤でございまして、月俸は、委員長、委員いずれも七万二千円でございます。それから公正取引委員会の委員長、委員はやはり共に常勤でございまして、委員長は月八万二千円、委員は月七万二千円となつております。中央更生保護審査会委員は非常勤でございますので、定額の俸給はきめてございません。
○政府委員(江口見登留君) 商品取引所審議会会長及び同委員の任命につき両議院の案後の承認を求める件について御説明申上げます。 商品取引所審議会会長向井鹿松君並びに同審議会委員柿沼谷蔵、島剛、藤田国之助及び南正樹の四君は去る八月十三日任期満了いたしましたが、国会閉会中のため商品取引所法第百三十九条第三項の規定により八月十四日付で再任いたしましたので、両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました
○政府委員(江口見登留君) 外務省設置法に、特にその職務権限について詳細な所属とかいうものについて規定はございませんが、先ほど申しましたように、顧問とか参与とかいう制度がありまして、これらのかたがたは参与になつて頂くのでございますが、参与は、外交政策の実施に参画するということになつておりまして、それでは機構はどういうふうになるのかというような点については、設置法として含まれていないのでありまして、随時
○政府委員(江口見登留君) 特に国会議員の中から、外務省参与の仕事が適任と思われまするかたがたを委嘱しまして、只今申上げましたように外交政策の基本に参画して頂きたい。こう、この三人のかたがたを判断されたわけでございます。
○政府委員(江口見登留君) 今回、参議院議員奥むめお君を日本工業標準調査会の委員に政府において任命いたしたく国会の議決を求めるため国会法第三十九条但書の規定により、本件を提出いたしました。 日本工業標準調査会は、工業標準化法第三条により通商産業省に置かれ工業標準の案を審議して主務大臣に答申するほか、工業標準化の促進に関し、関係各大臣の諮問に応じて答申し、又は関係各大臣に対し建議する機関であります。
○政府委員(江口見登留君) 旧軍港市国有財産処理審議会委員の任命につきまして御説明申上げます。 旧軍港市国有財産処理審議会委員長崎英造君は、四月二十九日死亡いたしましたので、その後任として福島正雄君を任命いたしたく又同審議会委員荒井誠一郎、野村秀雄、堀越禎三及び山田義見の四君は、いずれも七月三十一日任期満了となりますので、これを再任せしめたく、旧軍港市転換法第六条の規定により両議院の同意を求めるため
○政府委員(江口見登留君) 現在兼任でおりますものは二十九人でございます。従いましてその大部分を各省に返すという恰好になるわけでございます。
○政府委員(江口見登留君) いろいろ班に分れて仕事をしておりますが、その班をふやすとかいうことはございません。その班の中におきまする仕事の充実という点を主眼といたしております。
○政府委員(江口見登留君) 調査室ができました当時、定員の成立を見ないままで発足いたしたのであります。従いまして仕事の重要性から考えましてこれに関係のありまするような各庁の兼務者を以ちまして、兼任の常勤者のみでこの調査室の事務を始めたのであります。勿論各庁それぞれの本来の事務の必要から長く職員をこの調査室に派遣しておくことは困難になつて参りましたし、各省も非常に忙がしいのでありまして、できるだけ早く
○政府委員(江口見登留君) 只今議題となりました元南西諸島官公署職員等の身分、恩給等の特別措置に関する法律案につきまして、その提案の理由及び要点を説明申上げます。 北緯二十九度以南の南西諸島につきましては、昭和二十一年一月二十九日付、連合国軍総司令部覚書「若干の外かく地域を政治上行政上日本から分離することに関する件」によりまして、同日以降わが国は、これらの地域に政治上、行政上の権力を行うことを停止
○政府委員(江口見登留君) お話の通りでございまして、地方におきましては各省から出た仕事が皆市町村単位に集るということになりまして、非常に例えば青少年の問題につきましても、各省からの指令が市町村に集つて市町村がねを上げてしまつたというようなことになつたのではこの問題もその解決の糸口もつかないかと思いますので、そういうような点からもやはり行政面に現れる部分だけでも連絡調整してみようというような趣旨が根本
○政府委員(江口見登留君) 私から先に一言御答弁申します。青少年問題協議会の創立されました経過につきましては、先ほど竹下さんからお話がございましたように、当初はやはり不良化防止、犯罪化防止という点に主眼をおいて参つたのでありまするが、併し犯罪化、不良化防止という点からのみ考えましてもいろんな方面に関係を持つて来るわけでございまして、そこにこの青少年問題の多面性と申しますか複雑性があるわけでございまして
○政府委員(江口見登留君) 只今、議題となりました昭和二十七年十月三十一日以前に給与事由の生じた恩給等の年額の改定に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申上げます。 恩給は、公務員の退職又は死亡当時の条件に応じて給される趣旨から、その金額は退職又は死亡当時の俸給年額を基礎として計算されることになつておりますのであります。ところが昨秋、在職公務員の俸給支給水準が引上げられましたため
○江口政府委員 中央青少年問題協議会の委員について申し上げますと、大体この法律の三條で予定されておりますように、「一衆議院議員のうちから衆議院が指名する者三人、二参議院議員のうちから参、議院が指名する者二人、三内閣官房長官その他関係各行政機関の職員十一人以内、四最高裁判所の職員一人、五学識経験がある者八人以内」こうなつておりまして、現在このうち一と二の分はつまり衆参両院から指名される方で委員になつている
○江口政府委員 少し説明を申し落しましたが、中央の協議会並びに都道府県青少年問題協議会及び市町村青少年問題協議会の間はまつたく同格でございまして、上下の関係とか、監督関係などは規定してないのでございます。なお地方協議会の会長は地方公共団体の長でありますので、その運営は当該地方公共団体にまかせられることになつておりまして、決してこれを全国一本に上と下との関係をつけるとか、あるいは思想とか教育とか、そういうような
○江口政府委員 この法案を御審議いただくことになりました主たる理由について説明せよということでございますが、この青少年問題協議会は、すでに都道府県におきましても中央におきましてもできておるのであります。今までは法律としての根拠がございませんでしたけれども、政令等によりましてその設置は認められておつたのでございます。しかしだんだんその仕事が発展して参りまして、地方におきましても、ぜひ法律に根拠を持つた