1953-06-29 第16回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
○永持公述人 これも先ほど申し上げましたが、私の知つております狭い範囲において、本年の一月から高齢者で恩給の顔を拝まないであの世に旅立ちました者が百名くらいおります。 それからただいま高齢者の軍人だけお話がございましたが、高齢者の未亡人がまた非常に困つておられます。私がごやつかいになりました先輩の未亡人で、今まで扶助料があつたのがとめられて、非常にお困りになつておる方がたくさんあります。またそれでなくなつて
○永持公述人 これも先ほど申し上げましたが、私の知つております狭い範囲において、本年の一月から高齢者で恩給の顔を拝まないであの世に旅立ちました者が百名くらいおります。 それからただいま高齢者の軍人だけお話がございましたが、高齢者の未亡人がまた非常に困つておられます。私がごやつかいになりました先輩の未亡人で、今まで扶助料があつたのがとめられて、非常にお困りになつておる方がたくさんあります。またそれでなくなつて
○永持公述人 御返事申し上げます。これは先ほどももうすでに申し上げたつもりだつたのでございますが、恩給の本質といたしまして、退職時の所得というものを基礎にして金額を計算するというのが建前になつておりまして、一般公務員としてもまた民間の会社においても、退職年金でも、退職一時金でもそういうふうに勘定されております。従いまして、旧軍人関係の恩給につきましても、同じシステムをとるのが公正な方法だろうと思つております
○永持公述人 本日ここに公述人といたしまして、昭和二十八年度予算案のうちで、旧軍人等の恩給に関係のある事項について、所外を述べさせていただく機会を与えていただきまして、まことにありがとうございました。 さて新聞紙の報道するところによりますと、日本政府は韓国政府に対しまして、韓国にありますところの日本人の私有財産の返還を要求しておられます。その理由として、へーグの陸戦法規で、個人の私財産には手がつけられないということとあげておられるようでございます
○永持公述人 先ほどの社会保障制度の問題でございますが、これは先般私が社会保障というのがあまりわからぬものですから、社会保障制度審議会の事務局の方とお話をしたことがございます。そしていろいろお話を伺いましたが、実は社会保障制度は貧乏人を助ける制度であるかということを伺うつもりで、社会保障ということは個人の生活の実態を考慮して支給するものか、こういう質問をしたのであります。個人の生活の実態というものは
○永持公述人 私が今申し上げたことは、再軍備というものには無関係と思つて申し上げたのであつてただ退職当時の収入そのものがこう違つておるのだ、退職当時の収入に基く恩給の基礎が、こう違つておるのだということだけを申し上げておるわけでございます。
○永持公述人 まず本日公述人として恩給法の一部を改正する法律案について所見を公述する機会をお与えいただきましたことにつきまして、厚くお礼を申し上げます。 旧軍人関係の恩給の復活という問題は、私どもといたしましては当然過ぎるほど当然と思つておるものでございます。その細部につきましてはすでに書いたもので皆様のお手元にも差上げてございます。また私が直接お目にかかつてお話申し上げた方もあります。また選挙区
○永持参考人 まず第一に、内閣委員の皆様が恩給ということについて関心を持たれまして、今日この会合を開かれ、われわれを参考人としてお呼出しになつたということについて、厚く御礼を申し上げるとともに、一層関心を深められまして、公正なお考えで早く恩給の復活をしていただきたいということをまずお願いしておきます。 恩給につきましては、申し上げればきりはございませんが、時間の関係もございます。ただいま石丸氏から