○永岡光治君 つきましては、今年の四月九日と記憶いたしておりますが、本省、全逓間におきまして労使関係についての確認をいたしました事項があると思うのであります。ところが、先ほど申し上げましたようにまだこれが特に現業——第一線の段階にまでと申し上げたほうがあるいは適切かと思うのでありますが、まだ必ずしも意思が徹底しておりません。したがいまして、そういうことが四月九日のあの取りきめの確認事項に反したと思われる
○永岡光治君 御決意を承って私もそのとおりだと思うんでありますが、ついてはやはりまだ下部の浸透が必ずしも十分ではないのではないかという節がときおり見受けられるのでありますが、どうぞ下部の指導と申しますか、郵政局以下の現場の段階に至るまでの指導について熱心にひとつこの指導について万全を期していただきたいと思うのでありまして、そういう意味でどうぞ万全を期していただけるかどうか、当然のことですけれども、これをお
○永岡光治君 大臣はまだお見えでございませんけれども、これから私の質問申し上げることは、郵政事業の危機に際しまして、どうぞ郵政事業が円満に運行していただければという熱意を持つものでありますので、郵政事業を思うこと人後に落ちない政務次官と思いますので、大臣と同様なつもりでこれから質問を申し上げたいと思うんであります。 質問をいたしたい内容というのは、先般名古屋管内でトラブルが起こりまして、多くの問題
○永岡光治君 関連で質問いたしますが、郵政大臣の御答弁をいただきたいと思います。むしろ、お考えをただしたいと思うわけでありますが、ただいま経理局長のほうから、来年度概算要求の内容の説明がありました。たとえば人工衛星関係だとか、海洋開発、総合的な電気通信調査、いろいろこうあるようです。結局これは人員の増、予算の増ということが当然伴わなければ意味のないものだと私思いますし、先ほど郵便事業の増員の問題についても
○永岡光治君 そこで来年度総理府総務長官として、具体的にこういうものをやりたいというそういうものがあるだろうと思うんですが、御披露いただきたいわけです。いかがでございましょう。
○永岡光治君 それで、はしなく長官の御答弁の中にありましたように、私はやはり調整するということはかなり困難な問題であろうと思うのですが、しかしそれはやらなければならぬと思うのです。たとえば先ほどのお話を聞きましても、道路五カ年計画はどんどん進んでいる。ところが標識とか信号という保安関係についてはよそのところがやっているのであまり進んでいない。ちぐはぐで、道路は整備されているかもしれぬけれども、自動車
○永岡光治君 長官、時間が限られておるようでございますから、簡単に基本的な問題についてお尋ねしてみたいと思います。 それは先般、万博の世界の進歩と調和という演題で、ミュルダールストックホルム大学の国際経済研究所長が講演をされた中にもありましたように、このままでいけば、科学の進歩によって都市公害というものが非常に激化してくると、そして人類というものは二十一世紀に死滅するのではないか、したがっていま公害
○永岡光治君 非常に周囲を配慮しての御答弁の気持ちはわかるのです。したがって、そういう意味があれば私どもはあえて深く追及する気持ちはございませんが、もはや、もう八月も目の前に控えておるわけでありますから、そしてまた、今日の赤字の傾向というものがどの程度出るかということは、経理当局がわからぬはずは私はないと思うのですね。それで、新規事業としてどういうものをやりたいということになれば、予算が要るということは
○永岡光治君 いまも検討中のようでございますが、しかし新聞等によりますと、かなり第三種の料金については整理しなければいかぬだとか、あるいは低料金をもう少し増額しなければいかぬだとか、記事によっては、具体的な数字として七円を十円にしなければいかぬとか、あるいは十五円を二十円にしたらどうかとかいうことも、これは新聞記事でありますけれども、そのような具体的な数字まであげられて報道されておるようでありますが
○永岡光治君 大臣がお見えになりませんですけれども、衆議院の逓信委員会との関係もございまして時間に制限があるようですから、質問をさせていただきます。 政務次官を中心にいたしまして、それぞれ関係の総裁なりあるいは局長のほうから御答弁をいただければいいと思いますが、すでにもう国会も終わりまして約二カ月の期間を経過いたしているわけでありまして、かたがた来年度予算要求の概算要求が近くされる状況でもありますので
○永岡光治君 ただいまの御答弁によりますと、本件については検討の対象としておるようでございますので、地元民の要望の点はもっともと思いますので、採択をすべきだと思っております。
○永岡光治君 本件につきましては、趣旨は私ども賛成ができるわけで、採択をしていただきたい、採択すべきであるという考えを持っておりますが、その前に、郵政の電波監理当局と申しますか、そちらのほうは、この請願についてどのような見解を持っているか、あらかじめ聞いておいたほうがなおよろしいかと思いますので、所見を承っておきたいと思うのであります。
○永岡光治君 本請願の趣旨について、ただいま竹森専門員のほうから請願の趣旨の説明がございまして、それでも明らかでありますように、その趣旨は私ども了解はできるのでありますけれども、この四十三年の十二月末まで一応期限の特例を認めたという、その法律が四十一年の五十一回国会におきまして法案が通過いたしました、その際に参議院におきましては附帯決議がついておりまして、本特例については絶対に再延長することのないよう
○永岡光治君 いま、森委員が郵便料金値上げに関連していろいろ質問しております。私も、切手類売りさばきの、この前の審議にあたってその問題が出ましたが、非常に料金値上げの問題について何か避けて通ろう、避けて通ろうというような気持ちがあるわけです。これは大胆率直に、料金値上げをしないということをなぜ言えない、賛成、反対いろいろあると思いますが、今日郵政事業を立て直す方法はそれ以外にございません。私はないと
○永岡光治君 答弁がないようですが、総額幾ら売り上げがあるか、そして手数料は総額幾らになっておるか、つまり郵政省から一年間に支出する総額でありますが、それをお尋ねしているわけであります。
○永岡光治君 最高の三十七万というのは手数料ですか。売りさばき総額はどうなっておりますか。それはどういうところかということを……。
○永岡光治君 切手類の全国の売りさばき個所数、それからその売りさばきの総額は幾らになっておりますか。それが一つ。それと関連をして質問いたしますが、一カ所の売りさばき所で、全国で最高の売りさばきをしておる個所はどこか。そして、それは月額どのぐらいになっておるか。それからさらに一カ所の売りさばき所で最低のもの、これはおそらくわからないかもしれませんが、わかっておればその個所と名前。それからその月額は幾らか
○永岡光治君 いま新谷委員から質問がありまして、前田会長から答弁がありましたが、このビル陰その他の障害を受けるところについての減免規定なり、あるいはそれをよく見えるようにするための設備をする、しかしそれを設備しても聴視料については、他の一般並みで特に付加料金を取らないんだと、こういうふうに受け取れたのですが、そういう意味でしょうか。これは重要な問題ですから一応明確に御答弁いただきたいと思います。
○永岡光治君 私がそれをなぜ主張するかといいますと、現実の問題といたしまして、例の航空障害——飛行機の障害に対して減免の措置を現実に協会がこれを実施しているんですね。責任があるからこそ、そういう措置を講じていると私は解釈するわけです。であるとするならば、ビル陰においても当然こういう精神がそのとおりだとするならば、やはりその点についても責任がある。したがって、ビル陰の難視聴の解消についてもやはり責任をもってやらにゃならぬ
○永岡光治君 ただいま新谷委員のほうから質問をされまして、答弁を聞いておりますと、やはりこの前の当委員会におけるNHK側の答弁と郵政省側の答弁がどうもすっきりしないまま、今日も依然としてまだ整理されていないように思うわけです。これは将来にわたる大きな問題だと思います。特にCATVの問題が出てまいりますと、なおさらのことだと思います。私はやっぱり、いままででも、この問題はそういう早い機会に意見調整されてしかるべき
○永岡光治君 質問と答弁がかみ合わないわけで非常に残念ですけれども、いまおっしゃいました市町村の機関には普及の限度があって、個人でなければなかなか受けない地域しか残らなくなった、だからそこをやるんだ——それは初めからわかっているわけです。そういうことは、この簡易郵便局の当初から一体どういう地域にあるかわかっているはずでありますから、私は事情の変化ではないと思うのです。当初からそれはきまっているわけです
○永岡光治君 いまの郵務局長の御答弁でございますが、二十七年当時、高瀬大臣から答弁がありました方針はいまも変わっていないということであれば、簡易局という変則的な制度はやめろと、こういう廣瀬さんの質問に対して、そういうようにしますということですね。ですから方向はやはり消極的に——積極的とは反対の消極的にしか考えられないのが簡易郵便局であるはずなんですね。できるだけ特定局——いわゆる直轄機関を置かなければならない
○永岡光治君 簡易郵便局初め小局の運営について若干伺いたいと思います。 まず、簡易郵便局法が昭和二十四年の国会に提案されました当時の速記録を私拝見さしていただいたわけでありますが、当時の国務大臣でありました小澤大臣からその提案にあたっての質疑応答の中で、次のようなことが明確にされておるわけであります。すなわち、その地方公共団体なり農協その他に請け負わせるのは、結局、どこかの職員なり嘱託に事務を行なわせることになって
○永岡光治君 まあこれは小局運営についてはあらためて二十八日の委員会で質問いたしたいと思いますが、私が触れようとしたのは、どうもある——端的に申し上げまして恐縮でありますが、政党の下部の組織にこれを利用すると申しますか、そのおそれなしとしないのが過去の例であったわけでありますから、そのようなことになってはならぬぞと、そのことはやがて郵政事業全体に禍根を残し、波及してたいへんなことになるということを申
○永岡光治君 郵政郵務当局のいろんな対策について、私も以上述べられた諸般の項目について敬意を表したいと思います。ただ、私がここで問題にいたしたいのは、いま郵務局長からも御答弁の中に述べられておりましたように、異常な過密地帯になる大都市に対する通信の疎通に対する改善措置と申しますか、それがやはり抜本的にはされていないうらみが私は非常に強いと思うんです。過疎地帯における老人その他に対する福祉の関係をはかって
○永岡光治君 二十八日の逓信委員会での質問も予定がありますが、少し基本的な問題に触れて郵政大臣以下関係者の皆さんに御質問申し上げたいと思うわけでありますが、その基本的な問題というのは、いま簡易郵便局法の一部改正法案を審議されておるわけでありますけれども、国会で四年がかりの法案であるわけであります。地方の過疎地帯に対する通信のサービスについて郵政当局は熱心にこの実現に努力するということを私ども反対しているわけではございません
○永岡光治君 関連。いま新谷委員の御質問があったのですが、おそらくその御趣旨には皆さん御賛成だろうと思うのですが、国会に対する報告と申しますか、その提出のあり方だと思うのですけれども、直接国会から会社にということよりは、やはりそういう方法をとりますと、ひとり国際電電に限らず、他の民間の会社と国会あるいは政府とのつながりが強いところの報告を国会のほうで直接ということはやっぱり何か問題があるのじゃないかと
○永岡光治君 いま言った人事院の公務員試験の制度、あるいは先ほど宿舎の問題でも公務員とのつり合いの関係でなかなか思うようにいかないんだという御答弁がありましたが、そういうことを聞けば聞くほど、私は郵政のやはりいまのままの機構なり、組織法と申しますか、国家公務員法という法律のもとに、あるいは行政組織法のもとに置かれておる郵政というのがほんとうに機動的に機能を発揮できるのだろうかという心配が実はあるわけで
○永岡光治君 関連。 いずれ私も機会を得まして質問をいたしたいと思いますが、そのつど問題が出てまいりますれば関連して解決しておいたほうが後の質問の整理に好都合だと思いますので、お許しをいただきたいと思うのでありますが、いま久保委員からの質問にはきわめて重要な郵政の労務対策といいますか、労務確保といいますか、非常に示唆に富んだ質問があったわけでありまして、私どももその点を非常に前から郵政職員に希望を
○永岡光治君 関連。 人事局長のいまの答弁ですが、私の気持ちでは、やはり職員というものは一つの組合であったほうが運営しやすいと、体験をしてきているんですが、あなたは数多いほうがいいというお考えですか、どっちですか、明確にしていただきたいと思います。
○永岡光治君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となつております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に関し、これを承認することに賛成の意を表明するものであります。 日本放送協会の昭和四十五年度の収支予算等は、事業経営の長期的構想に基づく第三年度としての諸計画を積極的に推進して、国民の要望にこたえようとするものであります。 その大要は、テレビ・ラジオ放送の全国普及の早期達成
○永岡光治君 そこで野上委員から質問のあった料金の徴収の場合、私は払わないという場合は、これはなかなか問題が起きてくるのではないか、高い建物を建てまして、その付近に対して難視の状況を起こした。だからお前はそれを負担しろ、その大きな建物の持主に対して、あなたは難視に対する責任があるから負担しろと言っても、それは私の占有権だから払う必要はないとがんばった場合の処置というものは、非常にむずかしくなってくるのじゃないですか
○永岡光治君 関連で。さっきの難視聴の問題で、高層建築の問題が論議されている過程ですからその意味で関連するわけですが、私の乏しい知識からいえば、占有権というのは無限に空まで続くわけでしょう、地下も。おれはおれの占有権でこれだけビルをつくったのだ。何で悪いのだ。そこへ電波を送るのはまた電波を送る占有権か何かあって、それをしも排除するというのであれば問題だが、そうでない場合は、これは競合する場合どういうふうに
○永岡光治君 ちょっとその前に関連で、いいですか。 いま野上委員がきょう午前中から未来像といいますか、だいぶ長い展望に立っていろいろ郵政事業にこういう問題があるのじゃないか、こういうことはどう考えるかという、いろいろな示唆に富んだ質問も出ておるようでありますが、確かに傾聴に値すべき問題でありまして、やはり後手後手となってはならぬという感じがいたしておりますが、しかも当面は、また郵便の遅配等を中心にいたしまして
○永岡光治君 姿勢を正すことは当然でありまするが、かりにも、こういう行動を起こすということになって、これが事実とすれば、断固たる処断を私はお願いしたいと思うのであります。よろしゅうございますか。
○永岡光治君 事務当局から御答弁をいただく前に、大臣に重ねてお尋ねを申し上げる次第でございますが、もし、このようなことが事実とすればいかなる態度で臨むのか、大臣の決意のほどをこの際明確にしていただきたいと思います。
○永岡光治君 これから緊急質問といたしまして、郵政大臣にお伺いしたいわけでありますが、実は、参議院の逓信委員長あてに、福井郵便局の一職員から匿名をもって、いまから読み上げますような手紙が参りました。本来ならば委員長から大臣に質問すべきなのでありましょうけれども、本委員会運営の都合上、理事としての私からかわりまして手紙を読み上げます。一体どういう実情なのかをただしてみたい、このように考えているわけでございます
○委員長(永岡光治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(永岡光治君) 調査承認要求に関する件を議題といたします。 本委員会といたしましては、今期国会開会中、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(永岡光治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。 委員の異動について報告いたします。 本日、浅井亨君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が選任されました。 —————————————
○委員長(永岡光治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(永岡光治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。 調査承認要求に関する件を議題といたします。 本委員会といたしましては、今期国会開会中、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(永岡光治君) 有線放送業務の運用の規正に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第一〇六号)(衆議院送付)を議題といたします。 本法律案に対し、質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(永岡光治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。 委員の移動について報告いたします。 昨十六日、平井太郎君が委員を辞任され、その補欠として近藤英一郎君が選任されました。また本日、近藤英一郎君、山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として前田佳都男君、北條浩君が選任されました。 —————————————